「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【日 光】荒沢

2013-09-17 23:07:27 | 

                            慈観滝

【日 程】2013年9月17日(火)日帰り
【山 域】日光
【沢 名】大谷川荒沢
【メンバ】単独
【天 候】快晴
【参 考】日光四十八滝を歩く(随想舎)
【コース】裏見の滝入口バス停(8:50)→裏見滝(9:30)→慈観滝(14:00)→裏見の滝入口バス停(16:20)

台風が関東を直撃した翌日、快晴で爽やかな一日でした。日光は良く訪れるのに日光三名瀑のひとつ裏見滝は見たことが無いので、見物と沢歩きを兼ねました。

裏見滝は遊歩道の手前に駐車場があって、この日も観光客が訪れていました。裏見滝は左に相生滝、右に白糸滝を配してなかなか見事です。この日は虹も掛かっていました。観瀑台を降りて、滝の裏にも行そうですが、足元が悪く飛沫で濡れる覚悟がいります。この時点では沢支度ではなかったし他の人の目もあるので、観瀑台で見るだけにして遊歩道を戻りました。駐車場まで戻って、女峰山への登山道を行くと、いったん林道に出ます。少し林道を歩いて、適当な所から荒沢に下りました。

荒沢の滝は水量も多くて豪快です。台風の翌日なので普段より水量は多いようでした。また、増水の跡など台風の影響も見られました。初音滝手前で左岸の枝沢から合流する滝は落差もあり途中までは登って行けそうで、もう少し水量が少ないか暑い日ならば楽しめそうでした。滝が無い部分は単調で、滝の形状は裏見滝のようにハングというか中間部が抜けている滝が多く、大高巻きを3回も強いられてちょっとうんざりしました。やがて堰堤工事で巨岩が堆積し、大きく開けた場所で荒沢が分岐します。右俣は開けて堰堤が連続する上に慈観滝が見えます。左俣を行くとすぐに岩が堆積した先で水流が消えて水の無い崖が見えます。ガイドブックによれば、これが歴史のある旧慈観滝の跡とのことです。戻って右俣の堰堤を越え、現在の慈観滝の横にある工事用の階段を登ります。横から見ると滝下は洞窟のようになっています。(写真)

慈観滝の上はナメ状になっており、林道の橋が出てきた所で遡行を打ち切りました。この先には大きな堰堤が3連続で作られています。林道を左に歩いて旧慈観滝の上に下ってみました。旧慈観滝の上も長いナメが続いています。荒沢の滝は中間が抜けた滝の上がナメになっているのが特徴的です。下りは荒沢の右岸沿いに不明瞭な踏み跡を辿り、途中で林道に出て、あとは林道を下りました。

 

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