韓国の「反日外交」が貫く内容は、「日本の植民地支配(実は併合でしたが)は違法だった」に帰結されます。
併合時代の朝鮮人労働者について、日本側は「あれは戦時徴用だった」としています。
「併合」だから、当たり前です。
戦時徴用は、国際法違法ではありません。
だから、韓国は「あれは戦時徴用ではなかった。言わばドイツのアウシュビッツ強制収容所みたいなものだった」と主張しています。
韓国の嘘の設定では併合時代など存在せず、「違法占拠」だったからです。
少なくとも1992年までは韓国でも普通に使われていた「慰安婦」という用語より、「性奴隷」という表現に執着しているのも、すべてそういうイメージ作りのためなのです。
マスコミが何を書こうが、民間団体など彼らが何を言おうが、それには法的拘束力がありません。
しかし、国際法で「違法か合法なのか」という判断の影響力は、ケタが違います。
明らかに「これはいけないことだ」と、国際社会の基準で線を引くことになります。
それは、韓国にとっては、「日本が悪い」という主観的な嘘が、国際法の下で客観的な事実になる、「狂喜の日」となるでしょう。
そして韓国が進めてきた「基本条約の無力化」、すなわち日本の戦後処理の無効化が現実のものとなる日でもありましょう。
これが、韓国の言う「進展」です。
韓国の進展は、日本の後退。
あまりにも狭い世界観。
それが韓国人の「日本観」なようです。