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韓国のこと いろいろ あれこれ いまむかし

1970年代から現在の韓国なんでも情報いろいろ目と足で集めました。

誰もがこぞって아파트(アパート)に住みたがる韓国

2020-01-31 03:17:35 | 韓国旅行

 
誰もがこぞって아파트(アパート)に住みたがる韓国。


 
もっとも実は80年代まで、住宅の主流といえば一戸建て=単独住宅だった。
1985年の場合で、単独住宅が全ての住宅に占める割合は81.9%に上る。
ところがその後ずっと減少を続け、2010年には36.6%にまで下がった。
 
これと入れ替わるように、急増したのがアパートだ。
アパートが急増した理由は、大都市の深刻な住宅不足だ。
特にソウルは経済発展にともなって人口が集中し、政府は住宅の供給に追われてきた。
 
最初に団地形式のアパートが作られたのは、1959年、その後60年代に建設が進み、70年代後半には民間業者によるアパートブームが訪れる。
80年代末からは、ソウル近郊に「新都市」と呼ばれるベッドタウンの開発も相次いだ。


 
ただし韓国のアパート熱は、再開発にともなう不動産バブルという側面もある。
韓国ではいたるところでさなざまな再開発が絶え間なく行なわれ、不動産の価格を上げ続けてきた。
そのため資本家が政治家を動かし再開発を誘致する、といったことも日常茶飯事だ。
「選挙区のアパート価格で政治家の能力が分かる」などと囁かれたりする。
 

日本の場合、マンションの値段は築年数とともに下がるのがあたり前。
だが韓国は都市の拡大に加えて高いインフレ率もあり、上がり続けるのがあたりまえだった。
特にソウルでは古いオンボロアパートも、地下鉄の新駅建設や隣接する商業エリアの拡大などで価格が高騰したりする。
 
アパート市場には当然ながら投機マネーも殺到し、価格をさらにつり上げる。
ソウルでも特に地価の高い江南区では、アパート平均価格が高騰しているようだ。

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一戸建てより「아파트(アパート)」が人気?

2020-01-30 03:18:30 | 韓国旅行

 
一戸建てより「아파트(アパート)」が人気?
 
韓国では、一戸建てはあまり人気がなく、人々がマイホームの夢を描くのはもっぱら大規模なマンションのようです。
日本でいうマンションは、韓国では아파트(アパート)と呼ばれる。


 
ただし日本でのイメージとは大きく異なり、韓国のアパートは大型の高層共同住宅だ。
たいてい15~25階ほどの巨大で細長い建物が、何棟も寄り集まった団地の形で作られている。
各部屋は、複数の個室を持つ家族向け物件が一般的。
面積は60~100㎡ほど、部屋数は4つが平均となっている。


アパートは厳冬に備えた暖房設備などが整っている上、都市部では不足が深刻な駐車場も充実。
さらに警備員が常駐しているのでセキュリティ面でも安心、団地内や周辺に商業施設が充実していて暮らしやすい、といったメリットがある。


 
そもそも再開発などで新しい住宅が作られる場合、その形態は決まってアパートだ。
したがって築年数が浅く最新設備の整った住宅を探すなら、アパート以外の選択肢は少ない。


 
韓国には賃貸マンションにあたる物件がない、というのも日本との大きな違いだ。
新しいアパートは、基本的に全て分譲で売り出される。
といっても実際には、賃貸で入居している世帯も非常に多い。
要するに投資目的で買ったオーナーと、個別に賃貸契約を結ぶわけだ。


 
新婚夫婦はまず賃貸で20㎡ほどの部屋に入居した後、お金を貯めて購入を目指す。
住宅資金は新郎側が用意する、というのが韓国伝来のしきたりのようです。

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朝鮮半島にトウガラシが根づいたわけ

2020-01-28 03:08:36 | 韓国旅行

トウガラシを好まなかった日本人と、世界トップレベルで消費する韓国人。


例によって対照的な両国だが、その歴史は密接に関わり合っている。
というのも朝鮮半島のトウガラシは、日本から伝わったというのが定説だからだ。
 
日本へは16世紀に中頃にポルトガル人が持ち込んだのではないか、といわれている。
ただし日本人は食用にせず、観賞用、あるいは催涙ガスのように用いる毒草として利用していた。


それが朝鮮半島に伝わったのは16世紀末。
2度にわたる豊臣秀吉の朝鮮出兵がきっかけといわれる。
それ以前に九州から伝わったという説もあるらしいが、いずれにせよ日本経由というのは定説だ。
 
トウガラシはやがて朝鮮半島に浸透し、18世紀頃までに広く食べられるようになる。
キムチもそれまであっさりした塩漬けだったが、18世紀にようやくトウガラシを多用していまのような赤い色に変わった。
 
日本と違ってトウガラシが朝鮮半島で普及した背景には、次のような理由が考えられる。
まずは日本と事情が大きく異なるのは、肉食。
朝鮮半島は13~14世紀にかけて元(モンゴル)の支配下に置かれ、その間に大陸の肉食文化が根づいた。
 
そしてヨーロッパでコショウが珍重されたように、トウガラシが肉の保存や調理用に栽培されるようになったわけだ。
ほかにもキムとの発酵を促進するとともにビタミンを補充する、体温を上げる働きが厳しい冬の防寒に役立つ、赤い色が鬼神を祓うとする民間信仰から支持された、などの説があるようだ。

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1970~80年代と今とでは、韓国の音楽業界も状況が大きく異なります

2020-01-25 03:13:28 | 韓国旅行

 
1970~80年代と今とでは、音楽業界も状況が大きく異なります。


一つは韓国の音楽業界の変化だ。
日本は60年代に大手芸能プロダクションが次々に登場し、企業によるタレントのマネジメントが早くから根づいた。
 
いっぽう韓国は個人経営のマネージャー兼社長のような人物が、自分で歌手を見つけてきては放送局やレコード会社に売り込んでいた時代が長い。
オーディオやテレビの普及が遅かったので、企業経営するほどの市場がなかったからだ。
 
80年代に入るとチョ・ヨンピルらのメガヒットで音楽業界に資金が集まり、企業形態によるマネジメントが目立ち始める。
ただし当時の音楽業界の主流は、演歌に代表される大人向けの音楽。
いまのように中高年が熱狂する市場は、80年代から90年代にかけて急速に拡大していった。
 
その背景はまず、ひと足遅れで伝わったMTVの影響。
それともう一つ、10代の消費が活発になったこと。
つまり社会が豊かになって、中高生におこづかい消費が音楽などさまざまな産業を活気づけたからではないだろうか。

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韓国人は占いが大好きなようです・・・

2020-01-23 03:14:48 | 韓国旅行

 

韓国人は占いが大好きなようです。


ブロードバンドやスマートフォン普及率は世界トップクラス、最先端のITライフが国民の平均水準。

そんな韓国で、いまも根強く支持されているのが占いです。

じっさい街を歩けば占いの店をよく見かけます。

とりわけ将来への不透明感が高まるいま、就活生から政治家まで幅広い層が占い師のアドバイスを求めて列を作っている。


韓国で一番ポピュラーな占いは、日本の四柱推命にあたる「四柱」

こらは中国の陰陽五行思想に由来する占いだ。

朝鮮半島の伝統文化は食べ物から名前づけまで、幅広い分野にわたって陰陽五行思想の影響を受けている。


ソウルでも学生が集まる繁華街を歩けば「四柱カフェ」という看板がやたらと目につく。

喫茶店のようなスペースで運勢を見てくれる占いの館だ。


また、タロット占いも人気。

四柱とタロットと両方やっている占い館、タロットだけの占い館などが、若い女性などで賑わっています。

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イベント好きな韓国のカップル・・・記念日ももりだくさんです

2020-01-22 03:13:24 | 韓国旅行

 

イベント好きな韓国のカップル・・・記念日ももりだくさんです


相手が見つかって交際が始まってからも、日本にない韓国らしさが随所で発揮されます。

例えば韓国のカップルは何かとイベントが大好きです。

つきあって一年目を記念してプレゼントを・・・・・・というのは日本でもあるが、韓国のカップルは気が早い。

100日目記念のプレゼントを贈り合うのが、ごく当たり前の習慣のようです。

彼氏がうっかり忘れてしまうと大変なので、自動で残り日数をカウントしてくれる携帯電話のサービスもある。


バレンタインデー、ホワイトデーの習慣は、実は日本と同じです。

それぞれ80~90年代にかけて、日本の記念日商法を採り入れて根づいたとのこと。


韓国ではホワイトデーに続いて4月14日「ブラックデー」というのもあります。

これは恋人にいない若者が集まって黒いソースの麺料理「チャジャン麺」を食べる日。

90年代半ばに若者らの間で自然発生した記念日だが、いまもあちこちでイベントなどが行なわれているようです。

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韓国ドラマの欠かせないのが嫁いびり

2020-01-20 03:21:48 | 韓国旅行

韓国ドラマの欠かせないのが嫁いびり


外ではお上品にとりすました姑が、家のなかではこれでもかと嫁に嫌がらせをする。

視聴者にはストレスが溜まる展開だが、ラストで姑がとっちめられることはまずない。


なにかとオーバーな表現が多い韓国ドラマだけに、嫁いびりも誇張されているのだろう・・・・・・と思ったら、実はそうでもない。

朝鮮半島では昔から、嫁が辛い目に遭わされるのがあたりまえだった。


近代まで約500年続いた朝鮮王朝は、儒教を人の倫理の根本とした。

儒教では身分や年齢の上下、また祖先と子孫という序列を重んじる。

性別も、もちろん男性が上で女性が下だ。

こうした価値観から根付いたのが、父系社会。

つまり父親から息子へと、家系を継いでいく仕組みだ。


一族で最も序列が高いのは祖先。

その血を絶やすことは、儒教の倫理に反する。

これは単なるしきたりの枠を超えて、伝統的な倫理観と結びついた。


息子を作れずに祖先の血を絶やすことは、人の道に外れた許しがたい悪行のように感じられるわけだ。

現代でもまだ高齢なお年寄りには、こうした価値観を持っている人が少なくないようだ。

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姑の執拗な嫁いびりは、韓流ドラマでもおなじみだ

2020-01-19 03:13:38 | 韓国旅行

 

日本でも「ママコノシリヌグイ」、つまり「継子の尻拭い」と呼ばれる野草がある。

ピンク色の小さく可憐な花を咲かせるが、茎は鋭く尖ったトゲだらけ。

血のつながらない子をいじめるために、その茎で尻を拭かせる、というのが名前の由来とされている。


これの韓国名は「ミョヌリミッシッケ」

「ミョヌリ」は嫁、「ミッシッケ」は便所紙。

つまりいじめる相手が、韓国では嫁に変わっているわけだ。

昔からそう呼ばれていたのではなく、日本の統治下で和名を翻訳したときにこうなっといわれているようだ。


儒教による倫理観や家族制度の下、朝鮮半島の女性は嫁ぎ先で低い地位に置かれていた。

日本も歴史的に男尊女卑の国だが、韓国はいっそう厳しい。

姑の執拗な嫁いびりは、韓流ドラマでもおなじみだ


いっぽう男性はというと、日本にない徴兵制度がある。

これは納税と同じく、すべての韓国の男性が負わなくてはいけない国民の義務だ。

しかし、特権階級の兵役逃れは日常茶飯事。

若者が「良心的兵役拒否」で懲役判決を受ける例も多いようだ。


歴史や国際関係が生み出す、日本とは異なる社会の仕組み。

男性も女性も苦労が多い社会生活のようです・・・。

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韓国はドタキャン天国

2020-01-17 03:18:50 | 韓国旅行

 

韓国はドタキャン天国。


「ごめん、行けなくなった」は日常茶飯事で、とくに携帯電話が普及してからはさらにひどくなったようです。

たとえ一週間前にアポをとっておいても、当日の朝、確認の電話をしておかないとあまり意味がありません。

「え、忘れてた」ということになりかねません。

忘れていなくても、電話がこないから今日の約束はなしね、と勝手にキャンセルされてしまいます。


韓国のことわざに「しじゃぎ ぱにだ」というのがあります。

始めてしまえば、もう半分できたも同然だ、という意味です。

何も時間をかけて周到な準備を重ねることはない。

すべては初めて見ることが大切で、後はやりながらその場で考えていけばいいのだ。

これがこの国の人々がたずさえている、基本的な行動方針です。


日本人は逆です。

何回もリハーサルにリハーサルを重ね、すっかり疲れ切ったところに本番が回ってきます。

ほとんど飽きていることを安心して繰り返すだけで、無事に本番は務まります。

確実といえば確実な方法ですが、ひとつだけ欠点があります。

突然に予期しない事態が生じてしまったときに、日本人はうまく対応できません。

もとより即興こそ大事と見なし、その場その場で方針を考えてゆく韓国人は、そういうときに強みを発揮します。


どちらの方法がいいともいえません。

それは場合場合によります。

ただ両者がうまい形でミックスできれば、それこそ最強のコンビができるかもしれませんが・・・・・・

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韓国料理では何を注文する場合にも、最初に、まさにあっという間に、何種類ものキムチやら前菜がずらりと並んでしまいます

2020-01-16 03:18:17 | 韓国旅行

 

日本でいうバイキング料理、つまり食べ放題というのは、韓国では「ぶっぺ」といいます。

けれども別に「ぶっぺ」でなくとも、韓国ではけっこう「好きなだけ」食べられる機会があります。


韓国料理では何を注文する場合にも、最初に、まさにあっという間に、何種類ものキムチやら前菜がずらりと並んでしまいます。

慣れない日本人は、頼んでもいないものがドンドン来てしまうので、心配になったりするのですが、それは大丈夫。

注文した本皿が到着する前の、どこまでも前座にすぎません。


ここでもし白菜のキムチの皿をみんな食べてしまったとしましょう。

お店の人は平然ともう一人分、お代わりをもってくるでしょう。


でも、それを食べてしまったとしたら。

お店の人は、そうかい、そんなにうちの店のキムとがうまいのかといわんばかりに、もう一皿持って来るでしょう。

つまり客は永遠にキムチを食べ続けることができるわけです。

日本の韓国料理店ではたいがい、一皿いくらでお金をとるわけですから、これは大きな違いです。


韓国では、人々は平然と食べ物を残して、席を立ちます。

日本人のように、出されたものを残すことは礼儀に反するとは、いささかも考えていません。

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