日本と総督府はほとんど教育制度はなかった朝鮮半島に、莫大な資金と人的投資を行い、教育システムを完成させました。
ところが、韓国は大変な勘違いをしています。
加耶大学客員教授の崔基鎬氏は『歴史再検証 日韓併合』の中に、韓国の高等学校国史教師用の指導書の文章を紹介しています。
そこにはこう書かれています。
「1905年、乙巳条約(日韓保護条約)を締結することによって、日本は総督府を通じ、学制を改訂した。高等学校を増設し、中学校を高等普通学校に改称しながら、わが国の最高教育機関とした。これは大学をなくそうという、愚民化の教育政策であった」
この文章はまったく意味がわかりません。
1905年当時、朝鮮半島には小学校でさえ四十校しかなかったのです。
中学校も高等学校もありません。
もちろん大学などもありません。
1922年に発令された「第二次朝鮮教育令」によって初めて、朝鮮でも法的に大学設立が可能になったのです。
どうも韓国人は自国の教育の歴史に関して、何かとんでもない勘違いがあるようです。
現在の日本政府は、韓国のように他国の教科書や教育に口を出すということはしませんから、韓国の高等学校の国史教師はずっと誤った歴史を教えていくということになります。
これもまた日本の悪いとこではないかと思います。
併合していた時は、一所懸命にいろんなものを教えたにも関わらず、韓国が独立した途端に、教師たちが子供たちに全然間違ったことを教えているのに、それを知らん顔して訂正もしないのですから。
いずれ、韓国が過ちに気付いた時、「どうしてもっと早く日本は教えてくれなかったのだ」と非難されるようなきがしてなりません。