盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領の弔問の列は死去から4日目の26日も続き、30万人を超えた。弔問は夜通し行われ、食事も供される。多くの客を迎えるが、整然と進んでいる印象だ。それを支えるのは「われらの大統領」の思いを胸に会場を走り回るボランティアだった。
ソウル大人類学科の全京秀(チョン・ギョンス)教授によると、韓国では儒教の影響から、死亡から出棺までの日数により主に「3日葬」「5日葬」「7日葬」に分かれる。
最近は3日葬が主流だが今回、29日に「国民葬」が実施されれば「7日葬」となる。通夜が1週間続くイメージだ。
最近は病院が葬儀場を併設しており、そこで済ます場合が多いが、盧氏の遺体は自宅近くの公民館に安置された。敷地内には多数のテントが並び、食事を取る人であふれている。「飲み食いして、みなが一緒になるという意味がある」(全教授)。初日の23日夜は「深酒に注意」との放送が繰り返し流れた。
食事の準備をするのは地元農協の女性ボランティア約200人。25日はクッパ(韓国風雑炊)など5万食を用意した。金順姫(キム・スンヒ)さんは「なんといっても地元が生んだ大統領だから」といって、てきぱき指示を出していた。
また、弔問客の案内をしていた男性は「昨日から仕事を休んでボランティアに参加した。自分が支持した大統領のためだ」と言って玉の汗をぬぐった。
ソウル大人類学科の全京秀(チョン・ギョンス)教授によると、韓国では儒教の影響から、死亡から出棺までの日数により主に「3日葬」「5日葬」「7日葬」に分かれる。
最近は3日葬が主流だが今回、29日に「国民葬」が実施されれば「7日葬」となる。通夜が1週間続くイメージだ。
最近は病院が葬儀場を併設しており、そこで済ます場合が多いが、盧氏の遺体は自宅近くの公民館に安置された。敷地内には多数のテントが並び、食事を取る人であふれている。「飲み食いして、みなが一緒になるという意味がある」(全教授)。初日の23日夜は「深酒に注意」との放送が繰り返し流れた。
食事の準備をするのは地元農協の女性ボランティア約200人。25日はクッパ(韓国風雑炊)など5万食を用意した。金順姫(キム・スンヒ)さんは「なんといっても地元が生んだ大統領だから」といって、てきぱき指示を出していた。
また、弔問客の案内をしていた男性は「昨日から仕事を休んでボランティアに参加した。自分が支持した大統領のためだ」と言って玉の汗をぬぐった。