鳥取県の境港と韓国・東海(トンヘ)、ロシア・ウラジオストクを結ぶ貨客船の就航計画で、運航する韓国・DBSクルーズフェリーの金昌允(キムチャンユン)専務理事ら幹部3人が20日、知事公邸に平井・鳥取県知事を訪ね、旅客と貨物の運賃を正式に明らかにした。境港―東海間の片道旅客運賃は、最も安い2等船室の大部屋が1人7900円、最も高いロイヤルスイートは16万6600円(1室料金)で、幅広いニーズに応えるという。就航時期は「6月下旬」としか示されなかったが、平井知事は「料金決定で航路セールスをより具体的に進められる」と評価した。
金専務理事らによると、船名は「イースタンドリーム」。約1万3000トンで、旅客定員は約500人。境港から東海まで8200円の2等船室(ベッド付き8人)、1万1600円の1等(ベッド付き4人)などもあり、レストランやサウナ、プールも備える。境港―ウラジオストクの最安運賃は2万1600円。
貨物は通常のコンテナ(長さ約6メートル)が東海まで550ドル、ウラジオストクまで1100ドル。冷蔵コンテナや乗用車、大型バスなども運べるという。
就航日については「船の改修に時間がかかっている。6月末までの就航には間に合う」とし、同月上旬に伝えるとした。
平井知事は「低予算の旅行も、豪華な船旅も楽しめる。北東アジアの経済発展の原動力になる航路だ」と笑顔を見せていた。
運賃について、韓国への日本酒輸出を検討している中井酒造(鳥取県倉吉市)の中井秀雄常務(59)は「他港に荷を運ぶ時間が省け、一晩で届くようなので値頃感がある。あとは就航日など具体的なことを早く決めてほしい」と話していた。
金専務理事らによると、船名は「イースタンドリーム」。約1万3000トンで、旅客定員は約500人。境港から東海まで8200円の2等船室(ベッド付き8人)、1万1600円の1等(ベッド付き4人)などもあり、レストランやサウナ、プールも備える。境港―ウラジオストクの最安運賃は2万1600円。
貨物は通常のコンテナ(長さ約6メートル)が東海まで550ドル、ウラジオストクまで1100ドル。冷蔵コンテナや乗用車、大型バスなども運べるという。
就航日については「船の改修に時間がかかっている。6月末までの就航には間に合う」とし、同月上旬に伝えるとした。
平井知事は「低予算の旅行も、豪華な船旅も楽しめる。北東アジアの経済発展の原動力になる航路だ」と笑顔を見せていた。
運賃について、韓国への日本酒輸出を検討している中井酒造(鳥取県倉吉市)の中井秀雄常務(59)は「他港に荷を運ぶ時間が省け、一晩で届くようなので値頃感がある。あとは就航日など具体的なことを早く決めてほしい」と話していた。