ツバメの恩返し、金の指輪持ち帰る

　慶尚南道泗川市でツバメが巣づくりの途中にどこからか金の指輪を持ち帰り、話題になっている。


　食堂を経営する男性（61）は先月17日、庭掃除をしていて、銅のかけらのようなものを発見した。男性宅の軒下にはツバメが巣をつくっていたが、そこから落ちた木の枝やわらを片付けているところだった。


　男性は最初、気にも留めなかったが、表面に「24K」と書かれており、近所の人が「金みたいだ」というので詳しく観察すると、一部が折れてつぶれた状態の金の指輪だった。指輪は巣づくりをしていたツバメがわらなどと一緒に加えて運んできたものが、庭に落ちたらしい。


　男性が町内の貴金属店に指輪を持ち込むと、8万5000ウォン（約6600円）の値が付いたとか。男性は「ツバメが巣をつくってもそっとしておいたので、その恩返しじゃないか」と笑いながら話していた。


　男性宅の軒下には12個のツバメの巣があり、うち4個の巣ではひなが育っている。

ウズベク大統領、格別の“韓国愛”

　カリモフ・ウズベキスタン大統領が李明博(イ・ミョンバク)大統領の国賓訪問期間(10～12日)、韓国に対する格別の愛情を表わして目を引いている。

　カリモフ大統領は李大統領のウズベク訪問初日である10日、空港で行われた“破格な儀式”で出迎えたのに続き、2泊3日の間、すべての日程に同行しながら、行く所ごとに韓国との縁を紹介して、韓国に対する尊敬心を表わした。

　一部随行員らの間では“行き過ぎた”歓待ではないかとの話が出るほどであった。

　カリモフ大統領は11日、タシケント世界経済外交大学で開かれた李大統領とウズベクの若者との対話に参加し、具体的な経済数値などに言及しつつ、韓国を絶賛した。

　彼は「韓国は世界で認められ尊敬される国で、人類歴史を決める国になった」として、「こういう話をするのはそれほど好きでないが、韓国は現在、世界歴史を確定する国に浮上している」と話した。

　また「小国ながらも強国として国際舞台で位置づけを固めていっている」とも述べた。

　カリモフ大統領は「韓国は世界半導体市場の41％を占有しており、造船産業占有率は39％で世界1位だ。どれくらい大きい潜在力を持っているのか想像してみなさい」とし、「これから皆さんは必ず韓国製の携帯電話だけを使うように推奨したい」という賛辞も付け加えた。

　彼は引き続き、李大統領がソウル市長在職時の2006年、名誉ソウル市民証を受けたこと、昨年2月、李大統領就任式の時「首席貴賓」の資格で参加したことなどを取り上げ、「とても光栄で誇らしいと思う」と語った。

　カリモフ大統領はこれに先立って開かれた「韓・ウズベク同伴成長フォーラム」では、「過去、韓国を訪問した時『韓国の人々を愛する』と話したが、今日もう一度言いたい」として、「点数を取ろうとする言葉ではなく、感謝のための言葉で、真心だ」と強調した。

新世界百貨店、ギネス申請へ

新世界百貨店は11日、「売り場面積を基準に世界の主なデパートの規模を調査した結果、新世界百貨店センタムシティー店が世界最大という結果が出たため、韓国記録院（KRI）を通じて『ギネス・ワールドレコード』への登載を進めている」と発表した。KRIは同日、新世界百貨店センタムシティー店に記録検証サービスチームを派遣し、実際の売り場面積を測定した。

KRIはこの測定結果を基に、12日午前10時30分に新世界百貨店センタムシティー店に対し大韓民国最大記録公式認証書を渡す予定だ。この店のアン・ヨンジュン広報チーム長は「当店の延べ面積は29万3905平方メートル。これは現在、ギネス世界記録に登載されている米ニューヨーク・マンハッタンのメイシーズデパートより9万5405平方メートル大きい」と説明した。


この店の世界記録は、KRI側が実測した記録を今月中旬にイギリスのギネスブック本社に伝え、6月中に審査団が新世界百貨店センタムシティー店を訪問し、売り場面積を測定した後に登載される予定だ。同店のチョン・ビョンウォン・マーケティング課長は「ギネスに登載されたら、『世界最大のデパート』という横断幕を掲げ、日本や中国など北東アジア商業圏に対し、大々的なグローバールマーケティングを進める予定」と話した。

仁川ペンタポート・ロックフェス、7月24日に開幕

　4回目を迎える国内最大のロックミュージックイベント、仁川ペンタポート・ロックフェスティバルが、ことしは7月24日から3日間にわたり仁川の松島市民公園で開催される。

　主催側が11日に公開した1次ラインナップによると、今回は米カリフォルニア州出身のオルタナティブ・メタルバンド、デフトーンズや豪州のオルタナティブ・バンド、エスキモー・ジョーなどが初めて韓国のステージに立つ。また米エレクトロニカバンドのザ・クリスタル・メソッド、米新人ミュージシャンのレンカらも来韓する。国内からはノーブレインやギャラクシーエクスプレス、グックカステン、小規模アカシアバンドなどが出演する。

　仁川ペンタポート・ロックフェスティバルは2006年の初開催以来、過去3回で15万人の観客を動員し、国内を代表するロックの祭典となっている