探墓巡礼顕彰会-墓碑調査・研究プロジェクト-

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講演、無事終了

2019-12-02 23:42:21 | イベント
会員のカトケンです。

カネコさんがtwitterでも触れてくださいましたが、一昨日11月晦日「青山霊園に眠る近代土佐人群像」と題してお話させていただきました。

土佐史談関東支部の打上げでいつも使っていた酒菜浪漫亭さんにて、今回は例会から利用させていただき、お陰様を持ちまして25名の出席者を得ました。

大勢来ていただき、話したいことの半分も話せなかった忸怩たる思いもありますが、ともあれ今ご紹介できるすべてを尽くして主として次の三者を取り上げました。

一、板垣退助の娘から山地土佐太郎まで

二、千島列島に名前を残した片岡利和こと那須盛馬

三、姫路城・名古屋城を残した功労者中村重遠

青山霊園の地図と墓所番号を用意し、その位置と知りうる限りの土佐人の墓所を明記。また一、二は系図を用いて説明し、土佐人と青山に眠る一族や同胞を系統だてました。

講演のあと、聞き手の方から「引っ張っちゅう」という言葉を教わり、狭いところでいろんな人と親戚になっているという意味の土佐弁だそうで、知る人ぞ知る関係性をお示しした甲斐がありました。

カネコさんも応援に駆けつけてくれ、大変心強かったです。

また、高知県大懇親会で初めてお目にかかり来てくださった方と楽しく歓談ができ、他の方も混じって高知市の有名な飲み屋の話や昭和時代のある郷土力士が「わしの後輩で本名は〇〇じゃ」などと参加者から話が飛び出していろんな話題で盛り上がりました。

後半の今井本部副会長の野村茂久馬の話で昔の動画などが披露されたことも相まって、土佐の懐かしい話に拍車をかけたことは言うまでもないでしょう。

今回の講演の下調べにいちばん使った『高知県人名事典』新版の編集者がよく市役所にご子孫を連れて見えたとの話を思い出し、改めてその事典の正確性に感服。親兄弟、従兄弟、先祖子孫の情報量に助けられ、『土佐史談』がそうした情報を補ったり人物を紹介するのに格好の逸話が載っていたりしたことが大変役に立ったこともつけ加えておきましょう。

資料をまとめるのに協力を仰いだ方々と何より最後まで拙い話に耳を傾けてくださった方々にお礼申し上げます。



参考資料の1つで片岡利和の甥、廣井勇の伝記
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