探墓巡礼顕彰会-墓碑調査・研究プロジェクト-

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第21回戊辰役東軍殉難者慰霊祭(静岡市)

2013-09-17 22:41:35 | イベント
会員のカトケンです。このブログでも「探墓巡礼、子孫を訪ぬ」と題してお知らせしてきましたが、来たる9月28日(土)、静岡市にて第21回戊辰役東軍殉難者慰霊祭が催されます。

元新人物往来社社長、大出俊幸氏が毎年場所を変え、主に戊辰戦争の激戦地において戦没者の追悼を行うものです。

歴史上の人物の子孫による祭文奉読や読経のほか、詩吟の奉納、記念講演が行われます。

場所は静岡葵区沓谷の蓮永寺で、度々このブログで私が紹介してきた寺院です。家康の側室お万の方が再興し、家康の供養を行ったお寺で、家康とお万の位牌のほか、幕末三舟の書が所蔵されています。

祭文は箱館戦争で親子三人戦死した中島三郎助子孫中島恒英氏が奉読、読経は蓮永寺松村日尭貫首がつとめ、詩吟は不肖、私が山岡鉄舟「壮士の墓」を吟じます。

講演は国立歴史民俗博物館・総合研究大学院大学の樋口雄彦教授が「戊辰戦争生き残りたちの静岡」と題して1時間半お話をしてくださいます。

時間は14~17時。夜は場所を変えて懇親会があります。静岡駅前のホテルアソシア(4Fカトレアの間)にて、18時から、6,000円(要予約)。慰霊祭は当日参加可で3,000円。詳しくは「新選組友の会」ホームページをご覧ください。

歴史人物のご子孫は中島様のほか、佐々倉桐太郎、小杉雅之進、木村摂津守喜毅など咸臨丸の関係者、彰義隊伴門五郎のほか、万延元年遣米使節で人気を博したトミーこと米田桂次郎の一族の方も見えます。

その米田桂次郎が務めた歩兵頭並と同じ役職を務めたわが先祖加藤筑後守忠恕ら、静岡に移住した徳川家臣団についても、いま一度考えるきっかけにしたいと思います。

今月発刊される『歴史研究』のリレー連載・掃苔行脚にもこの催しについて載せています。たくさんの参加をお待ちしております。
(開催場所:蓮永寺、貞松山、日蓮宗。静岡市葵区沓谷2-7-1)

◇最寄駅はJR静岡駅。
・バスの場合
JR静岡駅北口、バスターミナル6番のりばから10分。60系統「瀬名新田」行に乗り、7つ目の停留所「三松(みまつ)」下車。徒歩2~3分。(60番代はすべて「三松」を通ります。)180円、後払い。

・タクシーの場合
JR静岡駅北口タクシーのりばから所要10分。運転手に「三松のお寺」と言えば通じます。

第21回戊辰役東軍殉難者慰霊祭
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