探墓巡礼顕彰会-墓碑調査・研究プロジェクト-

「探墓巡礼顕彰会」の公式ブログです。巡墓会企画の告知など活動報告をしています。

集大成、そして新たな展開へーー流星忌開催のお礼

2018-11-22 18:41:59 | イベント
会員のカトケンです。

ご挨拶が遅くなりまして申し訳ございません。17日は大勢の方にお越しいただき、巡墓会のご案内に至らない点が多々あったかと思いますが、本当にありがとうございました。

日ごろお付き合いのある方から初めてお目にかかる方まで、わずかな時間でしたがお話ができ、私自身も終始楽しい時間を過ごすことができました。お話しできなかった方も多く、できればどのような形でこのイベントを知ったのか教えていただき、次の機会に生かしたかったのが心残りでしたが、ご参加いただいた一人一人に改めてこの場を借りまして感謝申し上げます。

岩橋教章のご説明をいただいた野田雅子先生をはじめ、お手伝くださった皆様には、懇親会でできうる限り慰労させていただきましたが、感謝してもし切れません。巡墓会常連の方々には心強いご声援・激励をいただき、無事最後までやり遂げることができました。また、参加の呼びかけや本の製作にご協力いただいた数多くの方々のお力がなくては、とてもここまでたどり着けませんでした。本当にありがとうございました。

我々も10年近く年2度のペースでコツコツ都内の霊園や寺院で案内を繰り返してきたことが本として形になり、1度きりの大きな行事に発展したことに喜びと感激を禁じえませんが、これを機会にもう一度皆様に分かりやすい説明や文章になっていたかなど気を引き締めて点検の上、より利用しやすく且つ独創的なものを手掛けていきたいと思っております。

ぜひどこかの機会でまたお目にかかれますこと、お話しできますことを楽しみにしております。引き続きご指導ご助言よろしくお願いいたします。カトケンこと加藤健太郎



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流星忌「箱館戦争関係者慰霊祭in谷中」終了しました

2018-11-17 23:24:55 | イベント
会員のカネコです。
本日、流星忌「箱館戦争関係者慰霊祭in谷中」が無事に終了しました。
心配された天候もすっかり好転し、穏やかな晴天の中での開催となりました。
13:00からの巡墓会の部には86名という大勢の方にお越し頂きました。
当会の巡墓会では最大でも30~40名程の規模でしたので、今回の86名はまったく経験したことのない規模でしたが、参加者の皆さまのマナーが非常に良かったこともあり、無事に終えることができました。
皆さまのご協力あっての会だったと思います。
厚く御礼申し上げます。

受付時に記念品の『探墓巡礼 谷中編~箱館戦争関係人物を歩く~』が不足してしまうなど、運営に不手際な部分もありましたことはお詫び申し上げます。
今後、今回のような大人数での巡墓会の運営に関しては今回の状況を踏まえ改善していく所存です。

2時間以内という限られた時間の中での巡墓会となったため、巡墓人数は最小限にしました。今回の巡墓人物は以下となります。

永井尚志(寺境内で解説のみ)→佐藤泰然→吉井台子→岩橋教章→高松凌雲→小杉雅之進→松岡磐吉

岩橋教章の所では岩橋教章の研究家である野田雅子様にゲスト講師をして頂きました。大変興味深いお話しを聞く事ができました。



15:00からの法要・慰霊祭、16:00からの榎本隆充様の講演も盛況で、巡墓会参加からの方を含め100名以上の人数となりました。

榎本隆充様の講演は私は途中でお墓の案内のため抜けていたこともあり、全て聞くことができませんでしたが、官軍賊軍という呼び方は良くないというお話や、戦死者の遺体の埋葬についての話しなど、とても胸に残るお話しを聞くことができました。
また最後にご挨拶された一乗寺の御住職様のご理解ご協力には大変感謝申し上げます。御住職様のご協力なくしてはこの企画はあり得ませんでした。





普段、このブログやTwitterをご覧頂いている方もお越しになったと思いますが、なかなか個人個人とお話しする時間もできませんでしたが、またネット上にてご交流ができますと大変嬉しく思います。

今回ご参加をお考えで、残念ながら参加できなかった方には記念品でお配りしたガイドブック『探墓巡礼 谷中編~箱館戦争関係人物を歩く~』はインターネット通販にて購入できます。本年12月31日申込み分までは定価1,200円(税・送料別)の所を特別限定頒布価格1,000円(税・送料含む)にて販売しております。
この機会にご購入頂けますと幸いに存じます。
尚、本書に一部訂正などが出てきておりますので、近日当ブログにて掲載したいと思っております。

流星忌に関しては発起人の森重和雄さんのお話しにあった通り、今年のみの開催を前提としております。ただ、若干の含みも残しておりましたので、またこのような機会がありましたら何卒よろしくお願い申しげます。
探墓巡礼顕彰会の今後の活動につきましては未定となります。

最後に発起人の森重和雄さんはじめ運営スタッフの皆さま、ご参加頂いた皆さまに改めて御礼申し上げます。

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流星忌「箱館戦争関係者慰霊祭in谷中」明後日開催です

2018-11-15 19:26:50 | イベント
会員のカネコです。

流星忌「箱館戦争関係者慰霊祭in谷中」の開催が明後日17日(土)に迫りました。
今朝の天気予報では17日(土)東京の天気に傘マークが付いていましたが、先ほど再度確認した所、傘マークは消え、晴のち曇、降水確率30%となっており、天気が好転してきました。
ただ、まだ変化があることが予想されます。

巡墓会の部は雨天でも決行いたします。もし雨天の際は巡墓会の部は自由参加となりますので、くれぐれもご無理がないようお願いいたします。天候の様子をみてご参加頂ければと思います。
また、ご参加の際には雨具等、十分な雨対策をお願いいたします。

法要と講演に関しては一乗寺の屋内での開催となり、一部、松岡磐吉の墓参の際に屋外に出ることなります。雨天の場合、足元が悪く大変恐縮ですが、ご無理がない程度で足をお運び頂ければと思います。

ご参加に際しては事前に下記のお知らせの方をよくご覧下さい。

流星忌「箱館戦争関係者慰霊祭in谷中」のお知らせ

それでは皆様のお越しを一同お待ちしております。

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★流星忌「箱館戦争関係者慰霊祭in谷中」の詳細を掲載しています。

流星忌「箱館戦争関係者慰霊祭in谷中」のお知らせ

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『探墓巡礼 谷中編~箱館戦争関係人物を歩く~』発売開始しました

2018-11-08 19:30:16 | 日記
会員のカネコです。
長らくお待たせしております。当会幹事3名による共著『探墓巡礼 谷中編~箱館戦争関係人物を歩く~』が本日発売となりました。

先日もこの本への想いなどを書きましたが(『探墓巡礼 谷中編~箱館戦争関係人物を歩く~』校了しました)、昨年末の構想から1年近くを経てようやく発売に辿り着き、感慨深いものを感じております。
多くの皆様にご協力や激励を頂きましたことを、この場を借りて御礼申し上げます。

既にFAXでの予約注文はお受けしていましたが、本日よりネットでの販売も開始します。下記「ご注文の流れ」をご確認の上、申込みフォームよりご注文ください。

-ご注文の流れ-
1.フォーム入力後、「自動配信メール」が届きます。その後、発行者である㈱レクテック出版部門[出版舎風狂童子]より「注文確認メール」をお送りします。

2.当商品は11月8日(木)発売となりますので、発売日以降順次発送をいたします。発送の際には「発送通知メール」をお送りいたします。㈱レクテックの郵便振替用紙を同梱いたします。

3.商品到着後に同梱されている郵便振替用紙に必要事項を記入し、郵便局窓口にて記入済みの振替用紙とともに代金をお支払いください。

『探墓巡礼 谷中編~箱館戦争関係人物を歩く~』
定価:1,200円(税別)※送料無料

ご注文は↓こちらの申込みフォームからお願いいたします。
『探墓巡礼 谷中編~箱館戦争関係人物を歩く~』購入申込みフォーム

尚、11月17日(土)の「流星忌」にご参加の方は参加費2,000円でこの本が記念品として付いてきますので、ご購入をお考えの方で、ご興味がある方は下記「流星忌」の詳細もご覧ください。

流星忌「箱館戦争関係者慰霊祭in谷中」のお知らせ

読後の感想、誤りのご指摘、新たな情報等がございましたら、お知らせ頂けますと幸いに存じます。







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★流星忌「箱館戦争関係者慰霊祭in谷中」の詳細を掲載しています。

流星忌「箱館戦争関係者慰霊祭in谷中」のお知らせ

★流星忌・ガイドブック『探墓巡礼 谷中編~箱館戦争関係人物を歩く~』の告知チラシを公開しています。

流星忌・ガイドブック『探墓巡礼 谷中編~箱館戦争関係人物を歩く~』の告知チラシが出来ました


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「愛新覚羅浩展」と「明治維新-そのとき品川は-」を見る

2018-11-08 00:41:27 | 日記
会員のカネコです。
今年は全国各地で明治維新・戊辰戦争150年の行事や博物館や資料館の特別展・企画展などが開催されています。
私もいろいろと行きたい所があったのですが、今年上半期は本の執筆と仕事が多忙であったため全く行けず、7月以降少しずつ行けるようになりました。

先日も3日(土)に二本松市民会館で開催された「二本松戊辰戦争戦没者慰霊祭」に参列しました。二本松へは7月に少年隊顕彰祭・城フェス・少年隊墓前祭、10月に「二本松戊辰戦争歴史シンポジウム」と二本松市歴史資料館特別企画展「二本松藩と戊辰戦争」にも行くことができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。

4日(日)は昼過ぎまで仕事で都内を巡った後、夕方から見たかった特別展を見に行きました。

まず、明治維新・戊辰戦争は関係ありませんが、杉並区立郷土博物館で開催されている特別展「愛新覚羅浩展」を見に行きました。
この杉並区立郷土博物館の敷地は愛新覚羅浩の実家である嵯峨侯爵家の邸宅跡地であり、その縁でこの博物館では以前も浩の特別展を開いています。
私は満州国には以前より興味があり、それこそ小学生の時に見た映画『ラストエンペラー』に始まり、浩の自伝『流転の王妃』などを読んでいたこともあり、今回の特別展も楽しみにしていました。
今回は浩が結婚前に友人に宛てた手紙など初出の資料もあり、愛新覚羅溥傑の立派な書など見ごたえのある内容でした。



その後、大井町へ急いで移動し、品川区立品川歴史館へ行き、特別展「明治維新-そのとき品川は-」を見てきました。
自分が現在住んでいる品川の特別展はやはり見ておくべきだと思い、閉館時間が迫っていましたが、なんとか間に合いました。
今回の目玉は静岡市埋蔵文化財センター所蔵の「御楯組血盟書」だったと思います。
この「御楯組血盟書」については以前、当ブログでもカトケンさんが以下の記事を書かれています。


御楯組血盟書


高杉晋作、久坂玄瑞など長州の錚々たる顔ぶれが揃って署名をしていますが、署名部分は8名分しか見られず、カトケンさんが書かれている赤根武人の部分は今回も見られませんでした。
その他に今度の流星忌に大いに関係しますが、小杉雅之進が描いた「麦叢録附図」の品川沖を出帆する軍艦8隻の絵も展示されており、これは非常にタイムリーでした。これは本当に見事な絵です。

今回の展示で特に私が興味を持ったのは勤王僧南園が残した日記です。
私の自宅の近くにある正徳寺の住職で、このお寺の前を毎日通り出勤しているのですが、南園の存在は今回の展示で初めて知りました。
京都で尊王攘夷派の人々と交わった南園は正徳寺の住職になると、江戸城内の諜報活動を担い、尊王攘夷派の僧侶や医師たちを集め情報交換をしたといいます。また、
鮫洲の土佐藩下屋敷にいた山内容堂の許にも訪れるなど、大名との接触もありました。
今回、南園が書き残した日記が展示されており、南園が収集した情報や活動の一端を知ることができます。
品川のことは引越した頃にいろいろと調べたつもりでしたが、こんな近くのお寺にこのような人物がいたことに驚きましたし、無名に近い人物を知る愉しみを改めて感じることが出来ました。





尚、「愛新覚羅浩展」「明治維新-そのとき品川は-」共に12月2日(日)までの開催となっています。

各地で開催されている明治維新・戊辰戦争150年の関連行事・展示では様々な趣向を凝らし、来る人を魅了しているかと思いますが、当会でも来る11月17日(土)開催の流星忌「箱館戦争関係者慰霊祭in谷中」が一人でも多くの人の心に残るような会になるよう、尽力したいと思っています。
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流星忌「箱館戦争関係者慰霊祭in谷中」のお知らせ

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