会員のカトケンです。
静岡での調査報告です。お恥ずかしい話ですが、この街で生まれ、歴史に興味を持ってから既に20年近くなるにもかかわらず、こんなに身近に有名な墓があることを最近まで知りませんでした。
関東大震災で処刑された無政府主義者といわれる大杉栄の墓(=写真)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/11/41711c3ee43061dc9aac15e19ab6a2be.jpg)
なんとコンクリート製です。場所は静岡市沓谷霊園にあり、園内西側の入口を入り緩やかな坂を昇り切った左手に山側を向いて立っています。傍らには荒畑寒村による黒く大きな説明碑がありました。
大杉は牢屋に入れられる度に新しい外国語を取得してくる人物として描かれていたのは、深作欣二監督の映画「華の乱」でした。1988年の邦画で、主役ではありませんが…
同所には一橋家用人で徳川慶喜の最側近 梅澤孫太郎の墓が園内ほぼ中央の位置にあります。150cmほどの高さの自然石で、山岡鉄舟書。
梅澤は静岡移住後も慶喜近くに仕えました。水戸藩国友尚之の三男で、会沢、藤田に学んだ典型的な水戸藩士でありながら天狗党を鎮静に行くなど苦しい立場を経験しました。
原市之進や平岡円四郎ら慶喜側近が相次いで殺害される中、幸にして命を全うできた人物です。文化14年1月1日(1817.2.16)生まれですから、年齢も高く、一目置かれていたのかもしれません。
余り知名度は高くありませんが、大河ドラマ「徳川慶喜」に出てきたことは既に12年も前とはいえ自分としては深く印象に残っています。明治14年(1881)5月20日没、享年65歳。
映像化される人物は、深く人口に膾炙するところとなるように思いますが、今回はそんなまとめ方をしてみました。
(葵区沓谷1-174)
静岡での調査報告です。お恥ずかしい話ですが、この街で生まれ、歴史に興味を持ってから既に20年近くなるにもかかわらず、こんなに身近に有名な墓があることを最近まで知りませんでした。
関東大震災で処刑された無政府主義者といわれる大杉栄の墓(=写真)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/11/41711c3ee43061dc9aac15e19ab6a2be.jpg)
なんとコンクリート製です。場所は静岡市沓谷霊園にあり、園内西側の入口を入り緩やかな坂を昇り切った左手に山側を向いて立っています。傍らには荒畑寒村による黒く大きな説明碑がありました。
大杉は牢屋に入れられる度に新しい外国語を取得してくる人物として描かれていたのは、深作欣二監督の映画「華の乱」でした。1988年の邦画で、主役ではありませんが…
同所には一橋家用人で徳川慶喜の最側近 梅澤孫太郎の墓が園内ほぼ中央の位置にあります。150cmほどの高さの自然石で、山岡鉄舟書。
梅澤は静岡移住後も慶喜近くに仕えました。水戸藩国友尚之の三男で、会沢、藤田に学んだ典型的な水戸藩士でありながら天狗党を鎮静に行くなど苦しい立場を経験しました。
原市之進や平岡円四郎ら慶喜側近が相次いで殺害される中、幸にして命を全うできた人物です。文化14年1月1日(1817.2.16)生まれですから、年齢も高く、一目置かれていたのかもしれません。
余り知名度は高くありませんが、大河ドラマ「徳川慶喜」に出てきたことは既に12年も前とはいえ自分としては深く印象に残っています。明治14年(1881)5月20日没、享年65歳。
映像化される人物は、深く人口に膾炙するところとなるように思いますが、今回はそんなまとめ方をしてみました。
(葵区沓谷1-174)