探墓巡礼顕彰会-墓碑調査・研究プロジェクト-

「探墓巡礼顕彰会」の公式ブログです。巡墓会企画の告知など活動報告をしています。

謹賀新年

2022-01-08 02:05:35 | 日記
会員のカトケンです。

新年あけましておめでとうございます。

昨年は緊急事態宣言が解除されるまでなかなか外出ができなかったが、静岡に戻った時に松平恒雄駐英大使の息女秩父宮勢津子妃ゆかりの秩父宮記念公園を母と訪れた(御殿場市東田中1507-7)。

紅葉の前であったが、様々な植物や樹木に囲まれた素敵な場所を堪能。春ならしだれ桜が楽しめそうだ。

記念館には会津松平家の葵紋が付いた品々や期間限定で土佐出身(高岡郡佐川町)の日本画家広瀬東畝の絵が展示されていた。

茅葺屋根の母屋(=写真)には英国風のリビングとともに囲炉裏もあり、和洋が共存していた。



勢津子妃が会津松平家から皇室に嫁ぐことにより、昭和3年(1928)に朝敵の汚名が雪がれたことに思いを馳せたーー

その帰途、癩病(いわゆるハンセン病)患者の看護に一生を捧げた井深八重の墓をようやく訪ねることができた(=写真)。会津藩士で大陸浪人となった井深彦三郎の娘である。



神山平石共同墓地(御殿場市神山平2丁目)にある神山復生病院の墓域にあった。御殿場高原時之栖にほど近い場所である。

昨年の大河ドラマで旧幕側の人々が明治の代に随分貢献したことに光が当たり、またこのような場所を訪れることにより、陰になっている敗者の部分を通じて、わが国の歴史を見直すきっかけになってくれればと願うばかりである。

その今後の道のりは決して平坦ではないだろうが、微力ながらそのお手伝いができればと考えている。
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