たまびと日記

『何でも載せちゃうガラクタブログ』

片倉城の野草

2008-08-18 | 八王子市 日野市
片倉城は小さな山城で、こんもりとした木立に覆われています。
湧き水もあり、ガマ が花穂をつけていました。


春先にカタクリが咲くことは知られていますが、この時期は 奥の沢 という谷に 
キツネノカミソリ がたくさん咲いています。
薄暗い木立の下に咲く鮮やかな キツネノカミソリ を見て、
古(いにしえ)の武士(もののふ)もこの花を見たのであろうかと想いを馳せました。




触れれば落ちそうな楚々とした花は カラマツソウ(唐松草) でしょう。


チョコレート色の花は シュロソウ(棕櫚草) です。
薄暗い森の中で、地味な色の花はまったく目立たないのですが、スラリと背の高い草です。



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3 コメント

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 (ミカエル)
2008-08-19 12:51:32
たまびとさん、こんにちは!
江戸周辺の城塞はたくさんあるのに、知らない面が多々あり面食らってしまいます。
紹介されて、なるほどと思います。

徳川家は、江戸周辺に城を築くのを嫌ったのでしょうから、以降のの築城はなかったと思われます。
ミカエル

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訂正 (ミカエル)
2008-08-19 16:31:05
築城の時代が違いましたかも?
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ミカエルさんへ (たまびと)
2008-08-19 21:03:47
ミカエルさん、こんばんは。
多摩地域には古い時代の山城の跡がたくさんありますが、ほとんどが土塁、空堀、屋敷跡の小さな平地などを残すのみの姿です。
いずれも発掘される板碑や通貨などから江戸時代よりずっと古い時代の館と認められています。
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