職場の話をもう一つ。
7、8メートル先をけんちゃんが歩いて行きます。
けんちゃんは30歳くらい、職場で1、2を争うイケメンです。
「ここで、ひと言でもいいから言葉を交わしたい
」
思いを込めて彼の背中に視線を送りました。
けんちゃんは、すぐに振り向きました。
けんちゃん 「ヤア!」
たまびと 「やった!」
いそいそと近付いて聞いてみました。
たまびと 「今、どうして振り向いたの? 私の視線を感じたの?」
けんちゃん 「いや、視線は感じなったけど、何だか黒いものが
背中から覆いかぶさってくるような気がしたんだ」
会話はこれで終わりました。
「黒いもの」が「覆いかぶさってくる」だなんて、たまびとさんは妖術を使ったに違いない!(笑)
たまびとさん、いい職場ですね
比べて、私の仕事のお相手は子供と女性だけだもの
それを受け止めたけんちゃんの能力に驚いています。
けんちゃんて、たまびと以上に不思議な人です。
やめたくないって言った理由は、こんなところにあるんです。
やめたら『たまびとの花』が、しぼんでしまいそう。