たまびと日記

『何でも載せちゃうガラクタブログ』

あけび

2010-11-11 | 
多摩も青梅あたりまで西の方に行けば、あけび の蔓にしばしば出会うのですが、私が住んでいるところはちょっと都会なので(?)しばしば出会うというわけには行きません。

ご近所に、垣根にあけびの蔓を這わせているお宅があります。
最近そこの奥様とゴルフ友達になりました。
前回のゴルフの後、「あけびの実が生りすぎて困っているの。 好きなだけ持って行って」 と言われました。

もうあけびの時期も終わってしまうので、少しいただいてきました。


真ん中の白いフワフワとしたものの中に種が入っています。
この白いフワフワの部分を口の中にいれ、種を吐き出します。
はっきり言って、食べる部分が非常に少ない。


見てください・・・ほとんどが硬い種です。


種の部分を食べて残った皮は、何度も茹でこぼしてアクを抜き、1センチくらいの細切りにして、油味噌にしました。
皮はすごく苦いのですが、何度も茹でこぼしたので、苦味はほとんど抜け、おいしく調理できました。
でも“いえびと”は、「もう作らなくていい」 だって。

後日、その奥様に 「あけび、ありがとうございました。 ほんのり甘くて上品なお味でした」 とお礼を言ったら 「上品だったでしょう? まるで私達のように 」 とおっしゃるではありませんか。
「まあ、そのお言葉、大うけ」 と二人で大笑いしました。