たまびと日記

『何でも載せちゃうガラクタブログ』

長命寺桜もち

2010-11-05 | 都内
『向島百花園』 から隅田川沿いを下ったところにある 『山本や』 さんに桜もちを食べに行きました。
ここからもスカイツリーが見えます。


長命寺の桜もち として有名なこのお店、桜もちしか置いてません。


「店内でいただきたい」 と言ったら 「緋毛氈(ひもうせん)におかけください」 と言われました。
いい風情です。


渋~~~いお茶がついて250円。  桜もちは一人1個です。
桜もちを運んできたお店のおじさんが 「桜の葉っぱは食べないで、香りだけを楽しんでください」 と言いました。
葉っぱを一緒に食べるのが通と聞いていたので 「えっ? どうして?」 と食い下がりました。
「この葉っぱは硬いし、餡の風味が損なわれるから」 とおじさんが言うから 「1枚も食べちゃ駄目なの?」 とまたまた食い下がりました。
おじさんもおじさんで 「1枚ならいいけど、3枚食べると死にます」 だって。
「食べなかったらどうなるの?」
「5年は長生きしますね。 あと5年は生きられるってことです」 と、もうメチャクチャ。

でも桜もちをいただいたら、おじさんが言っていた意味がよくわかりました。
餡にアクがまったくなく、すっきりとした都会風の味。
こんな上品な餡を最近いただいたことがない。
これでは桜の葉の強さに負けるだろうと思います。
と言いながら、葉っぱ1枚食べました。


さて 長命寺の桜もち というからには、お隣にある 長命寺 を見に行かなければ・・・
と行ってみたら、門の中にりっぱな幼稚園がありました。


奥に見える今風の建築物が本堂でしょう。
期待に反していたので、ちょっとがっかり。


そのお隣の 弘福寺 は、期待通りの禅寺らしい山門が迎えてくれました。


長命寺の近くにある 隅田公園少年野球場 は、王貞治さんが少年時代を過ごした野球場だそうですが、小さな野球場です。


この一本足打法は、王さんのイメージでしょうか。