先週の雪から一転、今日は暖かったですね。
この暖かさと、数件がインドネシア以外のWILDを入荷したことで、やっと虫シーズン到来って感じでしょうか?
虫が活発になるのは良いけど、ケースをガリガリ、かりかりしてうるさいのが難点ですが・・・
そんな中、♂の蛹たちがやっと羽化してきたので、これからは少しずつ♂の写真が載せられると思います。
とりあえず今日の一つ目は、秘かにギネスを狙って飼育していた種なんですが、たぶん目標には程遠いサイズにしかならなかった♂です。
チャララ・チャッ・チャラ~
カミジョウオオ~
Dorcus kamijoi (カミジョウオオ) 産地;ベトナム ダラット近郊
まだ、赤くてお尻が出ているから取り出せないので計っていませんが、70mm位ですかね。
不思議と65~72mm位で止まってしまいます。
目標は75mmだったんですが、この♂は駄目でしたね。残りの♂に期待しましょう
次は私自身待ちに待った虫です。
この種は親♀が疑問?だったので、次世代の♂が羽化するまでハッキリ出来なかった種なんです。
その待ちに待った種はコレです。
チャララ・チャッ・チャラ~
サワイコクワ~
Dorcus sawaii ? (サワイコクワ?) 産地;ベトナムのとある所(その内公表します)
やっと羽化しました
種が確定するまで長かったです。と言っても、今まではサワイコクワは中国の虫となっていた(なっている)ので、実際sawaiiで良いのかも良く解らないですが
この辺は「ベトナム産サワイコクワ」という表示が良いんでしょうかね。
この♂の体が固まって黒くなったら、いろんな角度で写真を撮って見ます。そして詳しそうな方に見てもらって意見を聞いてみましょう
ちなみに余談ですが、昨年やたらベトナムのツノボソが入荷したのは、ある標本家(運び屋)がサワイがほしくて現地のキャッチャーに優先して集めるよう頼んだかららしく、そうしたらツノボソが集まっちゃったらしいです。
確かに、ベトナムのツノボソとこのサワイの♀は似ているので間違い易いと思います。
でも実際見てみると、一目で違う点が在りましたけどね
昨年羽化した♀がいるので、今年WILD♂が入荷してくれないかな。
カミジョウオオクワは幼虫体重はそれなりになるんですが、意外と成虫サイズに反映されませんね。ウチでは68mmくらいにしかなりませんでした(汗)
おおっ、ついにサワイの♂羽化ですか!
基準産地は浙江省で、そこから南下して広東省までは確実にいるようですが、中国とベトナムのムシは共通のものが多いので、普通にベトナム産サワイで良いのではないでしょうか?間には「何でもアリ地帯」の広西壮族自治区を挟んでいることですし(笑)
一目で分かる♀の違い?サワイはドルクスコブがないとか、中・後脛節のトゲが多いとか、そんなカンジでしょうか?
ブリードが楽しみですね!
カミジョウオオは以前カワラで飼育した時は約20gで69mmで羽化し、今回はオオヒラタケで29gで約70~72mm位(まだ未計測ですが)と言った状態でしたね。
ツノボソ飼育時も思ったんですが、マット飼育やヒラタケ飼育は水分量が多いから、幼虫体重と羽化サイズの開きが大きいように感じますね。(ツノボソのカワラは13gで56mmでした。)
結果、カワラの方が効率が良いのかも?と感じている今日この頃です^^
中国とベトナムは共通(似た)な虫が多いですよね(隣だから当たり前ですかね^^;)
でも、タナカコクワのように、何処か違いがあるのかなぁと思っているんですが、中国のサワイが無いから比較できないんですよね^^;
違いに関しては、また今度と言う事で(ニヤッ)
わざわざ出張先からコメント入れてくれてありがとうございます^^(という事は、今度はどこのラーメンのレポートするんですか^^;)
個人的にはツノボソの方が好きだったりするんですけどね^^;
ちなみにオスはいません。
それにしても前回といい今回といい、こんな事になるとは、それにしても、ひどすぎます。
もうやめます。(笑
ベトナム産のサワイは珍しいですね。
でも陸続きだから生息していても不思議ではないのかもしれません。
そういえばツノボソは沢山入ってきましたね。
そんな裏事情があったとは。。。><
いや~、やっと会えたと思ったら0♂70♀とは・・・(泣)
1円は安いですが、流石に70♀は多すぎ・・・
飼育部屋の屋根裏に、お札を貼ると良いかも^^;
では、またお店で^^
サワイ自体、結構珍しいですね^^
ツノボソはそのお蔭で大分入荷したけど、皆さん順調に増えているのかな?
私は「目指せ60mm!」と思って累代してるんですが、未だに爆産させられません・・・(泣)
因みにサワイも、一気には増えなさそうなので、結構面白いかもしれませんよ^^