田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

不良爺さん達と高知の柏島旅行(2013/5/19~20)

2013-05-21 01:01:46 | 忘れがたい釣りや山
田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。
昨日、今日と四国高知の西部にある柏島に一泊旅行でした。
年2回、不良爺さん8名程で一泊旅行しており、今回は柏島となったもの。
ラーメン屋のI氏が大将で、工務店のS氏、大工のM氏、世話好きのMT氏等7名で。
常連のM画伯は、南アフリカに旅行中とか。

(柏島)
私が柏島を知ったのは、正岡子規の病床6尺を読んでから。
島の素朴な水産学校の紹介があり、そんなに素晴らしい学校があった島に行ってみたいと思ったもの。
ラーメン屋のI氏に話すと、よし行こうとなったもの。
 調べると土佐藩の初期の名家老の野中兼山が、この島に、防波堤を築き、それでこの島が豊かな漁港になったとも知り、これは行ってみなくてはとなったもの。
 行きはあいにくの雨で、佐伯から宿毛までのフェリーも結構揺れる。(冒頭の写真)
宿毛から一時間ほどして着いた柏島の民宿(はまゆう)に荷物をおろし、観光パンフレットにあった野中神社への道を宿の女将さんに聞いて、爺さんたちとブラブラ。
 漁港の近くには、野中兼山が築いた石垣の上に、顕彰の碑。

 廃校になった中学校に隣接して野中神社はあり、神社の横は、野中兼山が中心になって築いた、島と四国の間の防波堤は今も残っており、西からの高波を防いでいる。



 さあこれから宴会と宿に戻ると、なんと、宿の隣に、正岡子規が褒めた水産学校跡地との石碑。

来たかいがあったというところ。

(柏島の釣り)
翌日は、晴れたものの、風が結構あり、計画していた民宿のご主人に案内していただいた釣りは、苦戦。
せっかく遠くから来たのでと、風を避けながら、船を船長操ってくれる。
工務店のS氏とラーメン屋のI氏、薩摩隼人のO氏と私の釣り自慢4人、北九州ではやっているセブンスライドを持ち込んでビシヨマテンヤで釣り。
大鯛が何枚も上がっていると聞いていたので、もっと大きいクーラーボックスをもってくるべきかと、思ったり。
結果は、アラカブやカワハギが皆さん3、4匹といったところで、苦戦。

柏島では、フロロカーボン100%の重い糸に針と餌だけ錘なしのシンプルな仕掛けで、大鯛を釣るとのこと。撒き餌もたくさん。
ふかせ釣りと言うそうで、アンカーを打って。
ポイントは港のすぐ近く。水深は50メートルもある。
私たちの仕掛けに合わせて、船を流してくれるも、4人とも天狗の鼻を折られて、「釣りは奥が深い、修行が足りん」と言い合ったことでした。
 港のすぐ近くでは、ハマチ、鯛、マグロの養殖。

マグロの生簀は、フェンス状囲んでいるとか。土佐は豪快です。
見るもの聞くもの全て珍しい。
昨日の野中兼山が指導して築いた防波堤のおかげで、島の東側がいい港になっているのが海から眺めるとよく分かる。

 軽いクーラーボックスを気の毒に思って、船長さんから60センチ程の立派な鯛を2匹プレゼント。

(不良爺さん)
遠路はるばる、北九州から宿毛のさらに南の柏島まで、喜々として旅行に出てくる不良爺さん達皆さん遊び心があるーと感心しました。
食欲も旺盛、ビールもしこたま、いびきもすごい。
親切にもてなしてくれた民宿の大将(スキューバーダイビングと釣りの船長)と爺さん達でパチリ。


 帰りのフェリー、海はすっかり波静かになり、夕陽に見とれました。

楽しい旅行でした。
コメント (2)
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