梅之芝居日記

歌舞伎俳優の修行をはじめてから15年がたちました。
日々の舞台の記録、お芝居ばなし等、お楽しみ下さい。

梅之京都日記・19『大盛り上がりのダーツ大会!』

2005年12月16日 | 芝居
昨日は更新ができず失礼をいたしました。
タイトルにも書きましたが、昨日は河原町のダーツバー『BEE』でのダーツ大会がございまして、そのため終日外出しておりました。
今名題下若手を中心に、ダーツがはやっております。今月も南座出演中のメンバーに愛好家が揃っておりまして、ひとつ大勢で大会をひらいて盛り上がろうということになり参加者を募ったところ、名題下俳優はもちろんのこと、衣裳さんや付き人さんも多数集まり、総勢二十六名での大、大、大会となった次第。
メンバーを五チームにわけての対抗戦。数あるゲームの種目の中から、一番簡単な<カウントアップ>(刺さった場所の点数を加算してゆき、八ラウンド、計二十四投の総得点を競う)で勝負です。熟達の腕前の持ち主もいれば、今日初めてダーツを投げる人もいる混成部隊ですが、鮮やかな投げぶりに歓声があがったり、思わず笑ってしまうような珍プレーも続出。もとよりサービス精神あふれる人ばかり、しかもお酒も入るものですから、約二時間のゲーム時間は、本当に楽しく、和気あいあいのうちに進みました。
かくいう私は、ダーツは好きでも、熱心に通うほどではないので、たいして腕はありません。それでも、一ラウンド三投での合計点数がちょうど百になる<LOW TON>を出した時は、周りからも歓声がおこり、ちょっと興奮してしまいました!
最終的には、我がチームは優勝できずに終わってしまいましたが、賞品も出た表彰式(というほど大げさではないのですが)も大盛り上がりでした。
最後に私のカメラで集合写真を撮りましたので、掲載いたします。ご覧になればおわかりでしょうが、だいぶハジけた人もいます。一夜限りの宴ということで、大目に見てください。
最後に、この大会の実行委員的な働きをしてくれた尾上音之助さん、尾上音一郎さん、中村京珠さん、本当にお疲れさまでした!

…ゲームは十時から始まったので、終了は午前0時。そのあと打ち上げで飲みに行き、実はマンションに帰ったのが午前四時。今日一日、だいぶ眠たかったですが、舞台は無事に終えることができましたのでご安心を。
食費を節約するためにマンションで自炊をしておりますし、また体調を崩したこともあり、今月前半は、あまり出歩いたり催しを企画することなく終わってしまいましたが、後半戦では、京都の夜を満喫するつもりです。今日までの記事もずいぶんとかたい内容が続いてしまいましたので、年忘れの楽しい話題をご提供できればと思います。
とりあえず、今日は早寝をいたしましょう。