梅之芝居日記

歌舞伎俳優の修行をはじめてから15年がたちました。
日々の舞台の記録、お芝居ばなし等、お楽しみ下さい。

夏にむけて

2005年05月11日 | 芝居
今日からは踊りの稽古もございませんので、いったん自宅に帰りました。今晩は、国立劇場にて、今夏に行われます「勉強会」の打ち合わせがあり、遅くまでかかりそうなので、今のうちに更新いたします。
勉強会、正式には『稚魚の会・歌舞伎会合同公演』の第十一回公演。「稚魚の会」は研修所出身の名題、名題下俳優の集まり、「歌舞伎会」は研修所出身ではない名題、名題下俳優の集まりで、もともとは別個に勉強会を催していたのが、ここ数年は合同で行っております。
日頃は傍役を勤めております我々が、短い期間でも、大役を勉強させて頂き、日頃の研鑽の成果を発表する大事な舞台です。指導も幹部俳優さん、舞踊家さんにして頂きます。
すでに演目と主なる配役は決定しておりまして、今日は細かい配役と、公演準備の打ち合わせをいたします。
皆様にも、この場をお借りして公演案内をさせて頂きたいと存じますが、明日改めて紹介させてくださいませ。
私も、念願のお役を勉強させて頂きます。