タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~3月16日

2008年03月16日 | タカの渡り観察
春の空 ひねもすノスリ ノスリかな

 どこかで聞いたような句の、カメ吉おじさんの盗作(?)です。

 本当に今日も飛びました。二日続けて三桁のノスリを記録したことはありません。今が最盛期なのでしょうか?これから一週間か十日間が楽しみです。

3月16日  晴

 観察者  タカ長 カメ吉 カンヌシ キョージュ
 観察時間  8:15-15:45

   ノスリ        122
   ハイタカ    西  2
   ハイタカSP  東  2

 昨日の結果を見て、今日は朝早くから準備を済ませましたが10時まではまったく飛びませんでした。カメ吉おじさんが朝早くから来たので、悪いことを考えましたが、、、、、、、。これでカメ吉おじさんのジンクスも帳消しになったようです。

 11時から飛び始めて二日続きの三桁になりました。12時台、13時台に11羽の群れが出るなどこの2時間に81羽を記録しました。

ハチクマが飛びました

 昨日のことです。タカ長は観察に来られませんでしたが、その留守にハチクマの渡りを記録しました。ノスリと一緒に頭上低いところを流れて行ったそうです。観察したのはこの観察地のベストメンバーですから間違いありません。

 この時期に何処まで渡っていくのでしょうか?

ツバメも飛びました

 この観察地の今期初認です。

今日の観察~3月14日

2008年03月14日 | タカの渡り観察
今日も観察しました

 朝からの雨、タカ長は骨休めのつもりで野暮用をしていました。

 午後には晴れてきましたが、そのまま家で用事をしていたら「雨が上がったので来てみたらノスリが1羽渡ったよ」とカメ吉おじさんから電話が入りました。

 カメ吉おじさんの動きも読めないのです。今日は渡り日和(?)だから来るだろうと思えば現れないし、何でこんな日に?と思われる日に来てみたり、、、、

 今日も「何でこんな日に?」の例ですかね。このようにわが観察地には色々な人材がいるのです。色々な人がいて楽しいのです。

3月14日  曇のち晴

  観察者  カメ吉
  観察時間 14:15~15:30

    ノスリ    1

  ゼロでなくて良かったです。これで明日に期待がもてそうですが、タカ長もトビ吉も観察に行けません。誰かが行って観察していただけると有難いのですが、、、、。

今日の観察~3月13日

2008年03月13日 | タカの渡り観察
オオミサゴ(?)が飛んだ

 昨日は時間ななくて更新でしませんでした。この話題は昨日のことです。

 タカ長が法事で観察を休んだ3月9日のことです。
 短時間ですが観察地を訪れたタカ長に「怪鳥が飛んだ」とトビ吉おじさんが興奮して話しかけてきました。カメ吉おじさんが写真も撮った、と言うので詳細な識別はその写真が出来てからにして観察地を後にしました。

 その写真を見た結果は「ミサゴ」と言うことに話が落ち着いたようですが、それにしてもそのミサゴは大きかったのです。翼開長はどうみても2m以上あったと言うのです。手元の図鑑では大きくても170cm程度ですから、2m以上ということはひと周りもふた周りも大きいことになります。

 昨日その話をしていたら観察地の常連のKさんが
 「それはオオミサゴでは?」
 「????」
 「オオノスリがいるのだからオオミサゴがいてもおかしくなかろう」
 「そう、そうあのオオミサゴはロシア育ちで、、、」
 「ロシアで栄養豊かな鮭や鱒を食べて育ったから、瀬戸内海でボラを食べて育ったミサゴより大きいわけ」
 「オオミサゴがいるとは誰も言っていないので、早い者勝ちで最初に言ったら?」

 と話が弾んだわけです。もちろんどの図鑑にも「オオミサゴ」は載っていませんが、だからと言っていないとは断言できません。分かっていないことだらけの野鳥の世界のことですから。
 せめて羽の一本でも落としてくれたらDNA鑑定が出来たかもわからないのに、、、、

3月13日   曇一時晴

 観察者   タカ長
 観察時間  8:30-14:00

   ノスリ      4
   ハイタカ   西 3
   ハイタカSP  西 2

 ノスリは一度に4羽出ただけ。渡り不明のノスリもハイタカも出なくて、静かで退屈な観察でした。

今日の観察~番外編

2008年03月11日 | タカの渡り観察
お姫様の帰省です

 快晴無風の3月11日、東京で生活しているタカ長のお姫様(?)が帰省。その前に大峰山に上って空を見上げました。



 1000mの頂上ですが、光いっぱいの頂上はご覧の服装で長時間過ごせるほど暖かでした。その中でタカ長は空を2時間半空を見上げていました。

 ハイタカ   西  7
 
ノスリ        1

 以上が観察の結果です。
 山仲間とおしゃべりしながら、しかし、その人たちの目にも助けられた結果なので正式な記録とはしませんが、それなりに楽しかった観察です。

 ハイタカのなかの1羽は帆翔しながら頭上で高度を上げていきましたが、この個体はサシバと見間違えるほど似ていました。KI先輩からある条件の下ではサシバに酷似している、と教えられたことを思い出しました。いまだに初心者の段階を卒業できないタカ長の識別能力ですから、KI先輩とはまったくレベルの違う話ですが、ハイタカやオオタカとサシバの識別が難しい条件があることがあることは確かです。

 1000mの頂上で見ていると目の下200mくらいの高度で現れ、頂上近くで帆翔して目線より200m以上の高度を上げて西に流れて行くのがほとんどでしたが、その200mくらい高度を上げたハイタカを双眼鏡で追っていたら、そのはるか上を一気に流れていく固体が1羽いました。色々な高度を渡っていくことがよく分かりました。

 今日の数が多いのか少ないのか、時間を限られた初めての観察なのでよく分かりませんが、いつもとは違う観察が出来て満足しています。

今日の観察~3月10日

2008年03月10日 | タカの渡り観察
期待はずれでした、、、、、、

 雨も上がって、観察しやすい雲もあって、昨日もそこそこ出ていたので、今日も10羽以上のノスリを期待したのですが、、、、、
 完全に期待はずれでした。

 昼前からは快晴、見つけにくいこともありますが、それにしても午後はカラス1羽飛びませんでしたから、やはり今日は飛ばない日だったのでしょう。

3月10日   晴のち快晴

  観察者   トビ吉 タカ長
  観察時間  9:00-15:00

    ハイタカ     西 1
    ハイタカSP   西 1

  以上がすべてです。本当に本当にお疲れ様、です。





 今日は暖かくなりましたが、観察地のサクラの芽はご覧のようにまだまだ固く、動き始める気配もありません。3月31日の開花予想が出されていますが、その頃タカ長はベトナムに行くので、今年は観察地のサクラは見ることが出来ないでしょう。

 サクラの芽の動きはお知らせすることが出来るでしょうが、、、、、

今日の観察~3月8日

2008年03月08日 | タカの渡り観察
今季最高が出ましたよ

 はっきりしなかった昨日の天気で渡るのをためらっていたノスリがいたのでしょうか。今日は出ました。今季最高です。

3月8日  晴のち快晴

  観察者   タカ長 トビ吉 スワロ キョージュ
  観察時間  8:30-16:00

    ノスリ       54
    ハイタカ   西  14
           東   3
    ハイタカSP  西   5

  ノスリは昨年71の記録がありますが、この観察地で50以上を記録することは多くありません。その意味では今日は特別の日になったようです。

  春の渡りは始まったばかりです。これから何がどのような出方をするかは誰もわかりません。だから面白いのです。時間を見つけて観察に出かけましょう。

ハチクマがやって来る日

2008年03月07日 | タカの渡り観察
 3月7日タカ長はトビ吉おじさんらと山口県の皇座山に行きました。トビ吉おじさんは初めてのところなので、タカ長が案内したわけです。

 5月に渡ってくるハチクマを見たい。そのための現場チェック、と言うわけです。



 この海の上をハチクマが渡ってくるのはいつでしょうか?一般的に言うと春の渡りは一発集中型が多いのですが、誰がいつその山をあてることになるのでしょうか?いまから気になります。

 

今日の観察~3月6日

2008年03月06日 | タカの渡り観察
やっぱり寒いです

 昨日は都合でアップできませんでしたが、午後には一時激しく雪が降りました。今朝の観察地は3℃くらい。午後には12~3℃まで上がりましたが、2時頃には10℃まで下がってきたので早めに店じまいしました。

 まだ寒いです。この時期に観察している人は日本中探しても何人もいませんから、タカ長もトビ吉おじさんも「き」の字がつく変わり者なのでしょう。

3月6日  晴のち曇り

  観察者   タカ長 トビ吉
  観察時間  8:30-14:30

    ノスリ      5

  昼前まで渡りなし。渡りと記録できないノスリとハイタカが数回でましたが、  それにしても何となく寒々とした一日でした。

  マヒワの群れ、シロハラやジョウビタキは観察地の周りを活発に動き回ってい  ます。しかし、それだけでは寒さしのぎにはなりませんでした。

今日の観察~3月3日

2008年03月03日 | タカの渡り観察
<物好き?それとも半病人?

 今日は朝から雨。8時頃にはあがったようなのでトビ吉おじさんに電話したら「いま車の中」と言う返事。それではとタカ長はパジャマを脱いで支度をして、インスタントラーメンを1個持って観察地に急ぎました。



 観察地に着くとトビ吉おじさんは傘を持ってうろうろしています。こうなると物好きと言うよりむしろ半病人。それに付き合っているタカ長も同病?
 宝の山とも言えるAピークも深い霧の中でした。しかし、、、、、

 ミサゴは2羽飛びました。
 ハイタカも2羽飛びました。
 トビも出ました。

マヒワの群れは何度も飛び、近くのヤシャブシにも止まりました。
 ミヤマホオジロもカシラダカも飛び回り
 シロハラはうろうろ

 でも、主役は登場しませんでした。

3月3日 曇り一時雨

 観察者   トビ吉 タカ長
 観察時間  9:00-14:00

   タカの渡りを認めず

 昼食時に雨が降りました。この雨を「車汚しの雨」と言います。俳句の季語には今のところないでしょうが、そのうちに歳時記に載る予定です(???)

 黄砂のひどい3月3日です。そのうち「春一番」と同じように「黄砂一番」と言う言葉も出来るのでしょうか。

今日の観察~3月2日

2008年03月02日 | タカの渡り観察
観察者は揃いました

 好天に恵まれた今日の日曜日、タカ長の観察地には常連がほとんど揃いました。全国何処を探してもこの時期にこれだけの人数をそろえた観察地はないはずです。いよいよシーズン開幕ですね。



3月2日  晴

  観察者  タカ長・トビ吉・カメ吉・キョージュ・あさぎ姫・スワロ・
         二位の方・他2名
  観察時間 8:30-16:00

     ノスリ       14
     ハイタカ   西  4
     ハイタカ SP 西 2

   この時期にこれだけ出ると満足です。渡り観察は目の数、人数の力には勝て   ませんね。この他にも渡らないノスリが何度も出ました。やはり昨日とはま   ったく違った雰囲気がありました。いくら眼の数があっても渡らないものは   見えませんから、渡りシーズンも実質的に開幕した、と言うことでしょう    か?

   ホークウォッチャーにとって楽しいシーズンが始まりました。観察地に急ぎ   ましょう。