タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

吾妻山花登山

2011年06月07日 | 山歩きから
余の辞書に雨と言う字は、、、、

 今朝の広島は雨模様。こんな日に山に行くの???

 今日の予報は北のほうが天気がよいのです。伯耆大山は晴れ予報でした。ですから迷うことなく、予定通り吾妻山へ行きました。

 途中までは雨が降っていました。しかし、吾妻山が近づくにつれて空は明るくなり、そして現地に着いたときは日焼け止めの心配をするほど天気は良くなっていました。本当のところここまで良いとは思っていませんでした。吾妻山に入り、休暇村へ上る道では「霧の中の運転」を覚悟していたのです。

 やはりタカ長たちは晴れ男、晴れ女なのだ。あのナポレオンの言葉風に言えば「世の辞書に雨と言う言葉はないのだ」

 と言うようなことを公言していたらいつかしっぺ返しを食うかも分かりませんね。

       

 お陰で(?)山は貸切状態でした。吾妻山の休暇村を訪れる人はおそらく広島や福山など沿岸部の人が多いはずです。その沿岸部が雨だったので予定変更された人もあったはずです。そのためかどうか本当のところは分かりかねますが、とにかく山では私たち以外に人影なし、本当に本当に貸切状態でした。

       

 私たちのグループはマツムシソウを見るために秋に吾妻山に来ていました。それだけでは面白くないので今回は季節を変えて吾妻山に登ったわけです。

 結果は正解でした。いたるところにアカモノが咲き、、、、

       

 イワカガミも多く見られました。これはその中の白花です。

 いろいろな花を撮りながら登るので山頂までの所要時間は通常の倍以上、、、、何倍かかったものか分かりません。昼食時に参加者が山頂のそろえば良い、と言うフリー登山です。

 私たちのグループは必要なときはリーダーの鶴の一声で統一された行動を取ることができるのです。だから、許されるときは「放牧状態」で山を楽しむことにしています。

 今日もたくさんの花を撮ったので画像の整理は出来ていません。パソコンに取り込んで、、、、適当にパッと選び、、、、それを並べながら今日の記事にしているのです。

       

 これはマイズルソウ。葉の模様がツルが羽根を広げているように見えるからそのように命名された、とメンバーのものが言っていました。それならそのように写真を撮ろうとしましたが、、、、、、花と葉の模様をそれらしく撮ることは出来なかったようですね。

 この写真は如何ですか???

       

 くどいようですが、今日吾妻山を歩いたのは私たちだけです。仲間のうち3名は大膳原まで足を伸ばしましたが、、、、、そこにも他に人影はありませんでした。

 大膳原の山小屋の裏で昼食を採っている彼らを双眼鏡で確認しながら、私たちは吾妻山の山頂で昼食を撮りました。

 何かの間違いのようにイヌワシが飛んでこないかなぁ、と願いつつカメラをセットしていましたが、、、、、残念ですがそのような奇跡に近いことは起こりませんでした。


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