タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

広島高等師範学校「山男の歌」

2018年06月27日 | 日々雑感
本日の画像は久住山を歩いた時のものです。仲間が撮ったものも含まれています。

今日も曇り、梅雨らしいと言えば梅雨らしい天気です。気温が上がらないのでタカ長には助かります。

    

山を登る人なら誰でもご存じの歌、、、「坊がつる讃歌」のルーツは広島にある、、、、と言うことをご承知でしょうか?

と言っても、、タカ長も詳しいことは何も知りません。

「坊がつる讃歌」は広島高等師範学校山岳部の部歌「山男の歌」にあると聞いたことがある程度です。

その歌詞を持っているので紹介します。

    

1:同じ山へのあこがれを 胸に抱いて行く道は       
  
  教えの道ぞ 山男  広島高師の 山男

2:人皆花に酔うときも 残雪恋いて 山に入り
 
  涙を流す 山男  雪解の水に 春を知る

  
3:広島の山は 低くとも  夏は故郷の山が待つ  
  
  岩をよぎれば 山男  無我を悟るは このときぞ
  

4:深山紅葉に 肩時雨  テント濡らして 暮れてゆく
  
  心なき身ぞ 山男  ものの哀れを 知るころぞ

5:街の乙女ら 想いつつ  尾根の処女雪 蹴立てては

  シュテムボーゲン 山男  浩然の気は 止み難し

6:同じ教えの 道を行く  まぶたに浮かぶ 山の道
  
  道は一つぞ 山男  広島高師範の山男     (神尾明正 作詞  武山信治作曲)


    

タカ長は若いころこの歌を歌った記憶はありません。タカ長が歌っていたのは、、、、

同じ広島高等師範学校山岳部の部歌を言われていた「雲に消えゆく山男」です。

     雲に消えゆく山男

1. 白い雲に憧れて  霧まく尾根をく夢は

   星空仰ぎ 山男  カンテラふって 山男
  

2. 赤い石楠花ひらく径 ケルンを積んで行く径は

   足音つよく 山男  クレバスこえて山男

3. 夕日の落ちた岩蔭を  重いアイゼン 踏みしめて

   雲に消えゆく山男  心に深き 山男


この歌は当時はやった歌声喫茶でも歌われていたようです。

タカ長がが好きなのは3番で、、、、「心に深き 山男」にあこがれながら歌ったものです。

    

当時は山で歌を歌うのは普通のことだったと思いますが、、、、今は山で歌うことはありません。

いま山を歩いているのは高齢者が大半で、、、、、高齢者には歌が似合わないと言うことなのでしょうか?

あの頃歌った歌を思い出すにつけ、この頃の登山界に何かしら不満を感じているタカ長です。

広島高等師範学校山岳部の部歌「山男の歌」をお聞きしたい人はここをクリックして下さい。





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2 コメント

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Unknown (三面相)
2018-06-28 06:24:46
友人に広大の男がいまして発祥のことも知っています。
坊がつる賛歌としてよく歌いました。今も唄わされています。
山男の唄ではダークダックスの娘さんよく聞けよ・・・もよく歌いましたよ。
三面相さんへ (タカ長)
2018-06-28 16:08:01
そうですね。昔はよく歌いました。
最近になって、忘年会の席などで歌おうとしてもカラオケがなくてアカペラで歌うこともあります。
ダークダックスの歌も歌いますが「いつかある日」が好きで講釈をたれながら歌うことも、、、、。
「新人哀歌」は長くて、仲間から顰蹙をかっています。
仲間のほとんどがひと歳ひろってからの登山者ですから、青春のころの哀歓は理解できないようですね。

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