タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~10月5日

2010年10月05日 | タカの渡り観察
水入り後の一番は、、、、

 タカ長は裏山歩き。今日は新人さんもいたのでその人たちと山歩きの方法など話しながら歩いてきました。

 そのため、そして渡りもピークを過ぎているので空に注目していなかったのですが、下山してから聞くと、私たちが出発してすぐにサシバが近くを飛んだようです。

 それから観察地はてんてこ舞いの大騒ぎになったようです。2時間足らずで100羽を超えるタカが現れると、この時期なら忙しいはずです。いくら出ても現われるタカがハチクマだけの状態でしたら単純に数えれば良いのでそれほど忙しくはないでしょうが、この時期は種数が増えています。ハイタカ属は渡り方向を確認する必要があります。それらを識別し方向を確認するとなるとこの数字でも忙しくなるのです。

 そのようなことで観察地は大忙しだったようですが、山の中ではそれらしい雰囲気はまったくありませんでした。

 下山してハチクマを89記録していると聞いても信じられない気分でした。

 忙しかったのは通り雨が降る前の10:30頃まで。それからはほとんど飛ばなくなりました。水入り後はゼロの状態でした。

 タカ長が観察に加わってもゼロの状態でしたが、、、、、

               

 突然目の前からサシバが現われタカ長のすぐ上を飛んで行きました。カメラはコンデジ(デジイチではありません)ですからその動きについてゆけなくて、頭の上に来たときやっと一枚撮れたのがこの画像です。コンデジのノートリ画像です。

               

 2枚目に撮れたのがこれです。トリミングしています。

 水入り後の一番はサシバのピンボケ写真と言うわけです。タカ長のウデではデジイチを持っていても対応できなかったでしょう。

 近くを飛んでくれることは嬉しいのですが、動きがものすごく早いので対応できません。遠くを飛ぶとタカ長カメラでも対応する時間はありますが、画像が小さくて使い物になりません。タカ長は写真には深入りしないほうが良さそうです。

今日の観察結果

10月5日      晴一時弱雨

   観察者     ジューヤク トビ吉 ひげじい カメ吉 タカ長 コリ吉
   観察時間    8:00~16:30

     サシバ            39
     ハチクマ            89
     ノスリ             3
     ツミ       西向き    5
     ハイタカSP   西向き  13
     チゴハヤブサ         3

  今日の渡りは8時過ぎから10時半までと言っても良いようです。




  観察がヒマなので手先の器用なひげじいはカッターナイフひとつでこのようなものを作って遊んでいます。ノスリをイメージして作ったようですが出来は如何ですか?



  タカ長は裏山でアケボノソウを見てきました。今年も無事に咲きました。

  アケボノソウは例年のように咲きましたが、コウヤボウキの花は極端に少ないように感じています。これから咲くのか、、、、猛暑の影響なのか、、、、タカ長には分かりません。

関門地区の情報

観察地     下関市火の山

  観察者     アル長  ほか会員外の協力あり
  観察時間    8:00~14:30

     ハチクマ          141
     ノスリ            20
     オオタカ            1
     ハイタカSP          16
           東向きハイタカ属  2

  ハチクマは午前中に120出ました。こちらも午前型だったようです。

観察地     北九州市皿倉山

  観察者     ウニ  ほか会員外の協力あり
  観察時間     7:30~16:00

     ハチクマ           31
     ツミ      西向き     2
     ハイタカ    西向き     4
             東向き     3
     ハイタカSP   西向き     6
             東向き     1
     チゴハヤブサ          1

  ノスリが出ていませんね。下関は出ても皿倉山は出ない。出ても少ない。福岡の油山で観察されるノスリもすくないです。

  風師山で見ていると別府方向に渡るタカと福岡方向へ渡るタカに分かれます。ノスリは風師山交差点を左折する個体が圧倒的に多い、と言うことになるのでしょうか?




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