goo blog サービス終了のお知らせ 

タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

ジャワ島の旅から~16

2015年08月24日 | 旅行のことなど
バルラン国立公園~6

台風の動きが心配ですが今朝の拙宅は涼しくて、、、、、タカカノにたたき起こされるまで寝ていました。

8月の下旬、朝夕だけでも涼しくなったようです。しかし、心配なのは台風の動き、何ごともなく無事通りすぎてほしいのですが、、、

今回はどこかに大きな被害が出そうな台風ですね。心配なことです。

バルラン国立公園のセンターでのんびりした私たち、次の目的地マランに向けて出発しました。

    

先日紹介した写真ですが、車の中はこのような状態なのです。このことを忘れないで下さい。

車で出発したと言っても公園入り口まではかなりの距離があります。時間は午後の3時をまわっていて、、、そろそろ野鳥たちの動きが出てくる時間???

ガタガタ道をそろそろと走っていると、、、、、、

    

道のど真ん中をマクジャクが、、、、、、

何じゃ、これは、、、、という光景ですが、、、、、

写真に撮ろうとしても車の中はいっぱい、下りることさえできないのです。

そこで仕方なく車のフロントガラスごしに撮ることに、、、、、、

    

    

そのときは数まで考えなかったのですが写真には8羽が写っていました。この中にオスがいたのかどうか???

    

別の車で後続していた仲間が車を下りたので、彼にカメラを渡して撮ってもらいました。

外から撮ると色などもそれなりに写っていていました。

鳥を見たり、鳥に邪魔されたりですから、入り口に帰り着くまでにはかなりの時間を要することになります。

    

しばらく行くと仲間が鳥を見つけ、、、、同じような状態で撮り、、、、これはナンヨウショウビン?

同じ個体ですが似たような写真を紹介します。

    

    

    

道路に近いところにいてくれるのは有難いのですが、、、、、皆がガヤガヤと車から出てゆくと逃げられるので、多少は距離がるほうが良いのかも分かりませんね。

何しろタカ長は例の50倍を持っているのですから、、、、、といってもぶっつけ本番の急ぎ旅ではカメラアングルがどうだとか、そのようなことまで気をまわすことは出来ませんから、背景がどうだとかいうようなことは考えないで見てください。

    

しばらく行くと誰かがチェンジャブル、、、、とかいって車を止めました。チェンジャブルとは「Changeable Hawk Eagle」カワリクマタカのことです。

もっとスッキリした木の上に止まっていてくれると有難いのですが、そのようなことは言っておれません。

鳥との距離も適当で、この鳥だけは車の外からゆっくりと撮ることができました。

    

    

    

    

このように鳥を見ながら移動したので、公園の入り口に帰り着くまでにはかなりの時間を要しました。

車の中からですが、ゆっくり見るとその近くには簡単な宿泊設備みたいなものがあるようでしたが、、、、、

何しろここはインドネシア、言葉がまったく分からないので、、、、そして、、、、日本にあるようなネイチャーセンターのようなものがあるのか無いのか、とにかくそのようなところには行かなかったので資料はゼロ、、、、

ということで気の効いた、バルラン国立公園の案内にはなりませんでしたが、、、、、、

向こうにいっての感じですが、インドネシアと言ってもバリ島に行く日本人はたくさんいても、そのバリ島から海峡ひとつへだてたジャワ島に行く人は少ないようですから、資料性のまったくない旅行記でも、無いよりはあったほうが良いのかも分かりません。

後日紹介しますが、これから私たちは日本人がほとんど行かないところを旅し、ついには、ここに来た日本人はあなたたちが初めて、、、というところに行くことになります。

そのようなこともあって、今回の旅行記は回数だけは多くしようと考え初めているのです。


ジャワ島の旅から~15

2015年08月23日 | 旅行のことなど
バルラン国立公園~5

「Birdwatching Trail」での探鳥を終わってビーチに着いたのは13時過ぎ、そこで昼食かと思いきや、、、、、

ここでは猿がいるので食事はできないということでセンターに帰って昼食をとることになりました。が、、、、

13時過ぎということは日本時間では15時過ぎ、、、、空腹に耐えかねた(?)タカ長はセンターに着く前にせまい車の中で、、、、正直言って粗末な昼食を食べ始めました。

そして、、、、、センターについてゆっくりとした時間を過ごすことに、、、、、、、

    

    

これはビーチに行く前の休憩、この前に3kmか4kmか歩いていたのでちょうど良い休憩になりました。そして、、、、

    

昼食時間、、、、、ここで昼食をとられた人もいましたが、その頃タカ長の弁当は腹の中で、、、、

    

隊長さんたちがこの屋台に頼んでくれたラーメンが全員に配られましたが、残念ながらタカ長は半分しか食べることが出来ませんでした。

ここではジュースみたいなものを売っていましたが、、、、水が気になってパス、、、

このような時タカ長は世界共通の味であるコカコーラで水分を取るのですが、、、、、温まったコカコーラは嫌ですし、、、氷を入れて冷やしてもらうと、その氷のことが気になって、、、、

結局ミネラルウォーターで水分を取っただけです。当たり前のことですが、旅に出るとこと水に関してはいくら注意をしてもしすぎということは無いのです。

    

若者のなかにはラーメンを2杯食べた人もいたようですが、、、、、

とにかくここでゆっくり過ぎるくらいゆっくりし、この旅では唯一といっても良いくらいくつろいだ時間を過ごしました。

さて、、、、、ここの鳥ですが、、、、、、

    

このカンムリワシですね。ビーチのほうへ行く前に展望台から撮ったのですが、、、、、

相手の鳥が何であれ、猛禽類を見下ろしながら撮る機会などまったくといって良いくらい無いタカ長ですから、、、

今日の最後を飾るのはこのカンムリワシしか考えられませんね。




ジャワ島の旅から~14

2015年08月22日 | 旅行のことなど
バルラン国立公園~4

ジャワ島から帰宅して間もなく2週間になります。

そろそろ旅の疲れが取れても良いはずですが、、、、、これがなかなか取れなくて、、、、、

秋風が吹くようにならないと回復しないのでしょうか?それともハチクマの渡りが始まらないとダメなのでしょうか?

その頃まで話題にこと欠くのでジャワ島のことを書きながらつなぐことにしましょうか。

    

バルラン国立公園の中心部、ビジターセンターやゲストハウスもあったので、このあたりがセンターのはずですが、、、

何しろ言葉が分からないので自分の現在地を確認するのも難しいのです。

とにかく、センターにあるゲストハウスの裏にある小高い丘(タカ長としては山といいたいのですが、チョッと無理がありそうでした)の展望台から見下ろすサバンナ状の一角、その中をのびる一本道を海のほうに行き、、、、、

写真を見るとこの道は快適なドライブができそうですが、本当はタイヤがパンクしないかと心配になるほどの凸凹道です。

その道を行き、、、、、、

    

「Birdwatching Trail」という小さな案内板が見えるところに下ろされました。

    

ここから徒歩で探鳥ということになるようです。ここでの目玉はサイチョウですが、、、、

    

    

そのサイチョウにはすぐに会うことができました。

と言っても森の中、飛んでいるところは撮ることができないし、とまったときは森の木が邪魔をして全身を撮るのは難しかったです。

そのサイチョウですが、、、、、、サイチョウのなかでは小型のキタカササギサイチョウだと思うのですが、、、、

そのようなことを現地で聞いたのかどうか、、、、、これはタカカノの記憶です。

    

森の奥に入ってゆくと海が見えました。自分たちがどこで車を下りたのか、それが分かっていないので、マングローブ森との遭遇は唐突に感じました。

    

その近くに座ってしばらく探鳥。

    

    

ここではたくさんの小鳥類を見たのですが、写真にゲットできたのはごく一部でした。ここの小鳥類は動きすぎ、急がしすぎでした。

    

ゆっくりしていれば野鳥以外にも見るべきものがあったようですが、、、、

いずれにしても忙しい旅なのです。短い時間でしたがここでのんびり鳥を待ったのが今回の旅の探鳥らしい時間になりました。

    

このトレイルでの探鳥のとき、ジョグジャカルタから来たという学生と一緒に歩くことになりました。

サイ君というこの学生、その姿がタカ長の目には中学生、それも低学年に見えて、、、、、そのことと直接関係があるのかどうか分からないのですが、なかなか話の糸口が見つからなくて、、、、、

お互い相手のことをこころにかけながら、だからといって十分な話もできないまま歩いていました。そのサイ君に、、、、、

記念撮影を請われて、、、、Vサインではなく、例の、、、、世界共通の「I love you」のサインでカメラに収まろうとしたら、、、、

    

「I love you」ですね、といってくれたのです。タカ長はあのサインのことを北海道で教わったのですが、、、、、

インドネシアに来て、何気なくした指のサインを見て「I love you」ですね、といわれてうれしかったですね。

あの指のサイン(手話)のことを言ってくれたのは後にも先にもサイ君が初めてなのです。

余談ですが7枚目の写真の、、、白いトレーナーを着たヘル君の帽子の後ろに見えるのがサイ君です。顔の表情と話の内容がアンバランスで何となく話しづらかったのです。

    

もとの車道に戻ってみると、そのすぐ先がビーチになっていました。

このバルラン国立公園はすごいですね。サバンナ地形からビーチまで、その環境も変化に富んでいます。

    

本当はこのビーチの風に吹かれながら弁当を食べたいところですが、、、、、

ここの猿は人の食べ物などをねらって危険なので昼食はセンターに帰ってからということになりました。

センターにも見たところ同じ種類の猿がいるのですが、ここの猿は問題ないのです。


ジャワ島の旅から~13

2015年08月21日 | 旅行のことなど
バルラン国立公園~3

    

このようなものがある広大なサバンナ地形の一角に出た私たちは、ここで、、、、、

    

記念撮影をして、、、、

ということですから、このあたりがバルラン国立公園の中心部のようです。

    

そこから徒歩でしばらく、あの小高い山(?)の上にある展望台に登りました。

その前後に撮った写真を並べます。これを見たら、、、、、ここはアフリカ???、、、と思ってもらうと嬉しいのですが、、、、、、。

    

    

    

    

    

    

    

このようにいろいろな野生動物を見ることが出来るのもバルラン国立公園の魅力なのです。

ここにトラかライオンがいてくれたらまさにアフリカの風景になるのでしょうが、そのような動物はいないようです。

    

しかし、このような広い風景、、、、、あの雲の中にキリマンジャロがある、、、、、と想像したら、、、、

この風景はアフリカ的になるとタカ長は思うのですが、、、、、皆さまはいかがですか?


ジャワ島の旅から~12

2015年08月20日 | 旅行のことなど
バルラン国立公園~2

バルラン国立公園での探鳥、タカ長は事前学習していないので、いま自分が国立公園のどの辺りにいるのかまったく分からないのです。

   

キマユシマヤイロチョウを見た私たちはまた歩き始めました。車は先行しているので歩かないといけないのですが、、、、

あとどれくらい歩くのか、、、、、、そもそも歩いてどこに行くのか、、、、そのようなことがまったく分からないのです。

    

このような広い道、、、、、一本道ですから不安はないので、、、、、

    

花の写真を撮ったり、、、、

    

猿の写真を撮ったり、、、、

あちらを見たりこちらを見たり、キョロキョロしながら皆さんの後をついて行きました。

    

歩き続けていくうちに道のまわりの環境が少しずつ変わってきて、バルラン山がだんだんよく見えるようになってきました。

    

まわりの様子はだんだん明るくなってゆくのですが、、、、、

    

ここに来るまでにあった看板はまったく読めないので、、、、この先どのような景色が待っているのか想像できませんでした。

舟の絵が描かれた看板があったので、この先には湖みたいなものがあるのかと想像しながら行くと、、、



広い広、、、サバンナのようなところに行き着きました。

    

先行した仲間の様子からして、このあたりが目的地らしいことが想像できました。

この前で記念撮影もしました。しかし、タカ長はとつぜん現れたこの広い風景をつかみかねていました。

    

仲間が整理してくれた「旅レコ」の軌跡ですが、、、、

国立公園の入り口から車でしばらく走り、、、、途中で車を下ろされて、、、、、おそらく3kmか4kmくらい歩いて来たのですが、、、、

この画像で見ると左端にやっと姿を見せたくらいです。

ということはバルランでの探鳥などはまだまだ続くということですね。


ジャワ島の旅から~11

2015年08月19日 | 旅行のことなど
バルラン国立公園~1

8月5日、実質的なジャワ島旅行の初日です。

その前に軌跡の復習です。

    

右の島がバリ島。青い線が8月4日の軌跡で、赤い線が8月5日の軌跡です。

この赤い線はまだまだ続くのですが、その線が右に飛び出ているところ全体がバルラン国立公園です。

旅行のガイドブックによると、、、

250平方キロメートルとか、、、、ジャワ牛、シカ、サル、サイチョウなど155種の動物や野鳥

というような文字が目につきます。その国立公園に向けて早朝に(6時半)出発する予定でしたが、実際の出発は7時を少し超えていました。

国立公園に着いて、開園前に朝食をとりながら鳥を見るということですが、、、、、

    

やって来たのは昨日より未だ小さい車でした。昨日の車が小さかったので、もう少し大きな車を期待していたのですがダメでした。

この様子を見れば車の大きさは想像していただけますね。

    

30分くらいでバルラン国立公園に着き、公園に入ったところで朝食、、、、

    

ニワトリではありませんよ。これも立派な野鳥、小さな鳥も何種類か飛びまわっていたようですが、いい写真は撮ることができませんでした。

そのあと、、、、、開園時間より少し早めに入れて頂き、車でガタガタ道を進んで行きます。 

車でゆられて、腰や肩がほぐれた頃(?)車を下りて徒歩で探鳥、、、、、

    

このような道をゆっくりと進んで行くと、、、誰かが珍鳥を見つけたようで、、、、、

    

繁りに繁った木の下を見つめています。

皆さんかなり苦戦しているようでしたが、タカ長は案外簡単にその鳥を見つけることが出来ました。地面を少しずつ移動していました。

双眼鏡ではバッチリ見ることが出来るのですが、写真に撮ろうとすると、、、、、

    

鳥のまわりの木が邪魔をしてどうしてもピントを合わせることが出来ませんでした。

このような場合はマニアル設定にすべきでしょうが、、、、そのようにしても目がおかしいタカ長にはピントを合わせる自信もなくて、、、

暗いところを見え隠れする鳥を見ていました。

            画像はネットより借用

自分で撮ることができなかったのネットから画像を借用しましたが、皆が見ていたのはこの鳥、キマユシマヤイロチョウ(Banded Pitta)です。

ヤイロチョウという名前がついていても、日本で見るヤイロチョウが生活している環境とはイメージがまったく違いました。

このような場合、皆さんは見ていて自分だけ見ていないとあせるのですが、、、、

今回はタカカノよりは早く見つめたようで、チョッとだけ嬉しく思いました。

ともあれ、バルラン国立公園での探鳥は順調にすべり出したようです。


          

ジャワ島の旅から~10

2015年08月18日 | 旅行のことなど
風に吹かれて、、、

「ジャワ島の旅から」と題して始めた今回の土産話、話の舞台がやっとジャワ島に移ります。

8月4日バリ海峡をフェリーで渡った私たちは、フェリー乗り場からほど近いリゾートホテルに着きました。

    

これは夕食のときにとったのですが、到着は早い時間でした。このエントランスでチェックインをして中に入ると、、、、

    

プールを中心に何棟かの、離れ形式の建物が並んでおり、タカ長たちはこのプールに近い109号室に案内されました。

この建物の中はツインの部屋とシャワーとトイレ、そして洗濯物を干すスペースがありました。このような部屋が一棟で二室ありましたが、その日は混んでいなかったのか隣の108号室は空室になっていました。

他の人たちも一棟の中の一室を使っただけで、隣は空室だったようです。

    

部屋に入ったのが4時前で、夕食までの時間はそれぞれの自由時間でした。

私たちは海辺の東屋に座り、風に吹かれながら「鳥合わせ」などしながらくつろいだ時間を過ごしました。

若者組みの中にはあのプールで泳いだ人もいたようです。

    

しかし、タカ長は海が暮れて、バリ島の灯が見えるようになるまでくつろいでいました。

そうして座っていると半袖では寒いくらいで長袖のシャツを着て過ごしました。

    

夜になるとライトアップされたプールがきれいだったのですが、、、、、

この時間になると誰も泳ぐ気にはなれなかったようです。インドネシアのジャワ島といっても、この時間に風に吹かれると寒いくらいですから、誰も泳ぐ気にはなれません。

    

早めに就寝して早めの起床。朝食までの時間をホテル内のミニミニ散歩。

    

今回の旅行でくつろいだ時間を過ごすことができたのはこのときだけでした。

このあといよいよジャワ島の旅の始まり、そして殺老的ハードスケジュールが始まることになります。

そのおはなしはこれからのお楽しみですが、、、、そのことを的に書いても面白くないので適当に、、、、、ということになりそうです。


ジャワ島の旅から~9

2015年08月17日 | 旅行のことなど
俺たち荷物なみかよぉ

8月4日バリ西部国立公園でカンムリシロムクやヨタカを見たあと、チョッとあやしげな(?)、、、、ローカルな食堂で昼食をとりジャワ島へ向かいました。

バリ島からジャワ島へはフェリーで渡りますが、その食堂あたりからはフェリー乗り場のある町の雰囲気はまったく感じられませんでした。

しかし、そこから少し走ると、、、、思ったより大きなフェリー乗り場が現れました。

そこへ車で乗りつけましたが、、、、日本のように車から下ろされることもなく、、、、、、車はそのままフェリーの中へ、、、、

その間どこかでフェリー代を払ったのでしょうが、車に乗っている人員を数えたようには見えませんでした。

車一杯、ひと山なんぼう、、、、、というイメージです。

おいおい、俺たち荷物なみかよぉ、、、、、。

    

車ごとフェリーに乗り込んだあと車から下りて上に上がりました。

接岸できる埠頭が何本かある感じで、、、、、

    

隣の埠頭にはジャワ島からの便が着き、大型バスや歩いて下船する人を見ることが出来ました。もちろんバスには乗客が乗っていました。

    

フェリーに乗り込んで海面を見つめましたがこれといった鳥も見られず、、、、

    

前を見ると思い思いの方向を向いた船が何隻もいました。

このときはその意味が分からなかったのですが、、、、時間が経過するに連れてだんだんその意味が分かってきました。

    

そのときの航跡です。左がジャワ側ですが、そのあたりで鉱石が乱れているように見えます。実際に乗っているとこれ以上に乱れた感じで、時にはへさきがバリ側に向いたこともありました。

船内放送など何もありませんでしたが、状況からして接岸する順番を待っているのだと推察したのですが、それで間違いなかったようです。

ジャワ側のほうが接岸できる埠頭の数が少なかったようです。

    

天気が良ければこの方向に問題のラウン山が見えるはずですが、、、、、その山はとうとう見ることができました。

    

今回のツアーを世話してくれたアダムさんはこの海峡を船で渡るのは初めてだということで感慨深そうに海を見ていました。

そのような状況で船はのろのろ運転、その上ジャワ側に近づいたら接岸待ちで漂流状態、、、、、

そのため船の中をぶらぶらしていると、、、、、

    

このようなものを見つけました。これだけ見ると何の不思議もないのですが、、、、、

考えるまでもなくここはインドネシア、、、、、ということはこの船は日本で作られてこちらにやって来たの?

写真には撮りませんでしたが別のところに「松浦鉄工造船所」とかすかに読める板片がありました。

その「松浦鉄工造船所」をネット検索すると、広島県豊田郡にそのような会社があることが分かりました。

ということはこの船はわが広島県で建造されたもの?

そのときは分かりませんでしたが、私たちは思わぬところで広島県で建造された船のお世話になっていたことになりますね。


ジャワ島の旅から~8

2015年08月15日 | 旅行のことなど
珍鳥を見たのだ

昨日はタカカノの実家のほうに行き墓参りを済ませました。これでタカ長の盆は終わりました。

盆が過ぎると朝晩だけでも涼しくなると言われていましたが、近年の猛暑はそのようなものを吹き飛ばしているようです。

しかし、今年は昨日も今朝も寒さを感じる朝になりました。このまま涼しくなってほしいのですが、、、、

そうなると稲の生長に影響がでて、、、、、、ということもあるようです。

    

さて、バリ西部国立公園での探鳥です。

カンムリシロムクを見たあと私たちは「ヨタカ」と描かれたところに案内されました。

    

目の前には内海の向こうに山も見え、景色としてはよいところでした。

ここで海鳥でも見るのかと思ったのですが、、、、、



そこの地形はサバンナらしいところで、、、、、

日本の夏より過ごしやすいバリ島とはいっても、ここはやはり日陰が恋しくなりました。

    

ここでの目玉はそのサバンナのような、日当たりの良いところにあるらしく、海のほうを背にして鳥を探していました。

そうして見つけたのが、、、、、、、、、

    

この鳥です。ヨタカです。正式ななまえはSavanna Nightjar(シロアゴヨタカ)だということですが、、、

図鑑によると「インドからオーストラリアまで広範囲に分布している」というようなことも書かれており、このヨタカがバリでは珍鳥なのか普通種なのか、タカ長には分からないのですが、、、、、、

そのようなことはタカ長にはどうでも良いことなのです。

   

ヨタカには何種類ものヨタカがいますが、実はタカ長にとってヨタカと名がつく鳥をこれまで見たことがないのです。

厳密にいうと、、、、、数年前ベトナムでマーさんたちとナイトサファリをしているとき、、、、

「あれはヨタカだ」と飛んでいる鳥を見てマーさんが言ったのですが、飛んでいる鳥をチラッと見てもとても見た気がしなくて、、、

今回ゆっくり見ることが出来たこのヨタカがタカ長にとっては初めてのヨタカなのです。

    

バードウォッチングを永く続けていても不思議に縁のない鳥があるものです。

そのことを知ったのは鳥を始めて数年建ったとき、大先輩から「まだアカショウビンを見たことがない」と聞いたときのことです。

エッあの先輩が、、、、、自分でもアカショウビンは見たことがあるのに、、、、、

と不思議に思ったのですが、その後いろいろな人と話をするにつけ、誰にも縁がない鳥がいるようなことが分かってきたのです。

タカ長やタカカノにとってはヨタカがその鳥です。一時マジメに捜し歩いたこともありますがどうしても見ることが出来なくて、今日までヨタカと名がつく鳥は見たことがなかったのです。

だから、バリで見たヨタカが普通種でも珍重でも、そのようなことはどちらでも良いのです。

タカ長にとってはヨタカというだけでド・珍鳥なのですから、、、、、、、。

そのヨタカはブッシュの中にいてカメラアングルを見つけるのに苦労しましたが、たくさん撮った中に何とかピントの合ったものがいました。

    

そのヨタカはしばらくして飛びたちましたが、遠くに行かなかったので再度撮ることができました。

こんどは日影、、、、、そして、、、、

    

これは別個体です。

一度の2羽のヨタカを見ることが出来てバリ西部国立公園での探鳥は最高のものになりました。


ジャワ島の旅から~7

2015年08月14日 | 旅行のことなど
バリ西部国立公園での探鳥

これは予約投稿です。

この記事がアップされる頃には県北のタカカノの実家のほうにいっているはずです。

    

さて、今日の話題ですが、カンムリシロムクを紹介しましたので、バリ西部国立公園での探鳥の話題をつづけることにします。


バリ西部国立公園は文字どおりバリ島の最西端にある国立公園で、、、、

旅行ガイドブックによると「面積は76,312ヘクタールあり、200種の野鳥やさまざまな野生動物の宝庫」と紹介されています。

76,312ヘクタールといわれてもその広さを実感できないタカ長ですが、私たちが見たのはその1%にも満たないせまい範囲であったことは想像できます。

    

その環境は熱帯雨林とかジャングルとかいうことばを連想させるものではなくて、気温のことだけ別にすれば、日本で冬鳥を見ているようにも思えるくらいで、、、、、



どこを見ても大木が密生している風景ではありませんでした。そのなかで鳥を見て、撮影にトライしたのですが、、、、

    

このように小鳥類の撮影に適さない環境とも思えないのに、それらしい写真がなかなか撮れなくて、、、、、

    

よく見ればピントの甘いこのチャガシラハチクイなど成績の良いほうで、ほとんどピンボケになっていました。

たまに目の光った鳥が撮れたと思ったら、、、、、、、、

    

このように遠いもので、例の50倍でもギリギリの距離でした。

ということで、ここではそれらしいものが撮れていないので、、、、、

タカ長らしく(?)ピンボケはピンボケのまま、ノートリ画像をならべてみます。

    

    

    

最後のKingfisherなどひどいものですが、何故かしら20枚以上撮った写真が全滅で、それらしいものは1枚も撮れていませんでした。

そのようなことがあって写真の整理にも集中できないでいるのです。

それにしても何で???

このようなことは初めての経験でした。