和尚の大和路

和尚が撮った大和路写真を中心に、
旅で見つけた写真なども・・・

タニタ社員食堂

2011-09-11 02:26:27 | カメラ
タニタは健康測定機器を作る会社です。

その社内にタニタ社員食堂があります。
タニタ社員食堂のメニューが一食500kカロリー前後で作られています。
“食べて痩せられる”というので、レシピ本まで出ています。
和尚は2年前、運動と食事量で14kg痩せましたが、
いつの間にか元に戻ってしまいました。
そこで、と言う訳ではありませんが、
物好きな和尚のこと、“食べて痩せられる”に挑戦しています。
男の料理は大体で作ってしまいますが、
このタニタのレシピでは綿密なカロリー計算に基づいていますので、
食材、調味料の量はいい加減では出来ません。
計量カップとはかりで3人分の夕食を作っています。
10日程になりますが、大体の傾向が分かって来ました。

その傾向とは
基本は一汁三菜か一汁二菜です。
ご飯100gは茶碗3分の2くらい。
焼き物、煮物、和え物、汁物です。
野菜中心で肉、魚は脂肪分の少ないもの一人100gの量。
歯ごたえのあるように根菜類は大きめに切っています。
塩分、油分は極力少なめです。
揚げ物などの替わりはオーブンで焼きます。
キノコ類は多いです。カロリーが少ないので使い易いのでしょう。

はじめは量が少ないので腹が減ります。
味が薄いので、もの足りませんが、すぐに慣れます。
作ったものは全て完食です。
残り物は全く出ませんので、朝飯にまわすことが出来ません。

当分続けてみようと思っています。


大池に行かなくなって一ヶ月程になります。

このところ葛城の道です。

昨日の櫛羅

そのまま撮っています。


例によって部分露光変更です。


アップライトで走ってみました。





次回の課題が見つかりました。
うまく写ればいいでのですが・・・。


普通に焼けました

2011-09-09 01:34:59 | カメラ
昨日、今日(本当は一昨日、昨日)でいつも撮影に行くルートを走ってみました。
山麓線周辺は台風の被害は普通の目には見えませんでした。
ただ
午前6時を過ぎると十津川方面に救援に行く緊急車両が続きます。

大淀、高取、明日香、桜井は変わりはなかったようです。
宇陀市については榛原、大宇陀は山間部の稲の倒れが目立ったぐらいですが
室生ではかなりの土砂崩れがありました。
東吉野、川上へはいつも使うルートでは入れませんでした。
川上村の道の駅手前で大きな土砂崩れがあり、迂回路になっています。
室生の林道では風で飛ばされた杉の葉が多く見られました。
この台風は同じ奈良県でも降水量と風速の差がかなりあったようです。
このまま少し雨の降らない天気が続いてほしいです。

今日、御所で撮影しようとしていたら、
田の畦に入っていたカメラマンが地主に怒鳴られていました。
こちらは道路から撮っていたとはいえ、
気分がいいはずはありません。
こういったトラブルは多く見聞きします。
気をつけましょう。

オリオン座

冬の大三角形が分かります。ベテルギュース、プロキオン、シリウス

撮影場所のすぐ後


焼ける気配です




焼けて来ました






前焼けです





本焼けです


焼けは圧倒的に前焼けが好きです。

この撮影後、場所を移動して先ほどの地主とのトラブルにあいました。

高取から明日香に回り、本薬師寺跡で
宮奥から下りて来たL,Pさんに会いました。
しばらくお話をして帰りました.

甘樫橋でこんな事がありました。
ブログには書かなかったのですが、
一週間程前に入江さんの昭和の大和路の足跡探しをしている時に、
車のキーを落としました。
メルセデスのではありません。
大和路号のです。
落としてから2回探しまわったのですが、見つかりませんでした。
そして、今日。
ひょっとしてと思い、ゆっくりバイクで渡りました。
何と!

ここに置いてくれた親切な方、ありがとうございました。

御所 森脇

2011-09-08 10:20:48 | カメラ
厚手の長袖シャツに雨具を着ても寒かった昨日の朝です。
5時前に御所市森脇の撮影場所に着きました。
運転中は手袋もいるくらいでした。
富士山や北アルプスや北海道旭岳などは雪かもしれないと思ったくらいです。

実験です。
空に露出を合わせました。


ハーフNDフィルターをかけました。

空の色がオレンジかぶりしています。

遮光紙を当てて露光調節しました。


この撮影場所は立ち木が一本だけです。
地元の人に聞いたら木の名前は“”ちゃんの木”と言うそうな。
画面のどの位置に木を持って来るかを考えながらの
いたって簡単な画面構成です。


















県道から


こんなことをして遊んだりします。




本当に寒かったです。

追記 今日は焼けました。


災害は再び・・・

2011-09-07 00:59:24 | カメラ
十津川の災害の大きさが明らかになるにつれて
明治22年の大水害のことが頭をよぎりました。
十津川を撮っている写真家早津さんとの付き合いの中から
明治22年の大水害のことを調べたことがあります。
災害住民が生活の場を奪われて、北海道に開拓移住することになります。
残留住民との涙の別れをしてから、2組に分かれて故郷を離れます。
当時は車なんてありませんから徒歩で山を越えて大阪に出ます。
大阪から神戸に行き、北海道に向かう訳ですが、
入植地は北海道の中央部、空知地方です。
苦労の連続だったようですが、
今は新十津川町として血は繋がっています。
新十津川町は母村としての十津川村に救援の手を差し伸べています。

7年前にも大崩落がありました。
偶然にもカメラに収められ今でも見ることが出来ます。
それだけでも凄まじいのですが、
災害は再び起こりました。
今回、その何倍もの規模で数カ所で起こっていますから、
復旧は出来るのか、村の存続すら危ぶまれています。

個人的に感じたことで確信はないのですが、
大峰山脈の西側に十津川(新宮川)、東側に北山川が流れていますが、
雨が降ると雨量の多い北山川よりも
十津川が早く濁るのはどうしてかな、と思うことがあります。
今回も上北山村の雨量の方が多かったのに被害が少なかったので
不思議に思うのです。

国土と災害、今こそ根本から考え直さなければならないところに来ていると思います。
地震と原発事故、そして今度の災害は
まさに弱り目に祟り目です。
どうなっているんでしょうか。
自然の神様は人間の傲慢さに警鐘を鳴らしているんでしょうか。

今年の日本での出来事は
怒らない国民に怒れよ、といっている気がしてなりません。
70年安保以来、怒っていませんね。


フィルムから 40

6×6(ハッセル503CW) 120フィルム フジプロビア

富士山に飛んでみました。



三ツ峠山方面です。






トウモロコシ干しは村の商工会がカメラマンのために作っています。




富士山が見えないので霧氷を撮っています。





画像の拡大してみました。






白い山  富士山ではありません。


無料ブログなので画像を大きくすることぐらいですか。

台風の爪あと

2011-09-06 15:51:56 | カメラ
久しぶりの撮影と言いたいところですが、
ほとんど報道されることのなかった宇陀市内も
大変なことになっていました。

朝の冷え込みで、雲海の発生に期待して安田に行きました。
4時過ぎに着いたのですが、雲海のかけらもありません。
星空を撮るにも黒い雲が流れています。
どうしたものかと考えていたら、車が一台到着です。
『和尚さんですか』と声をかけられびっくり。
ブログを見てくださる方でした。
以前、古宮土壇で一緒だったらしいのです。
三脚を立て2、3枚撮ったところで車がもう一台。
3人でした。
それ以上撮ることもなく他の場所に移動です。

明るくなるにつれ、稲の状況が明らかになって来ます。
早植えの稲穂が重い田は軒並み倒れています。
遅植えの田は立っています。
倒れ稲は後始末が大変です。
4、5株づつ穂の下を紐で結び地面から離してやる作業が増えます。
おそらく通常の2、3倍の労力がいります。

宇陀市内も室生方面に行くと
土石流が頻繁に現れます。
国道など幹線道路は重機が入って片側通行になっていますが、
集落を結ぶ市道などは通行止めの表示だけです。
和尚がよく行く経路で4ヶ所ありました。
室生から東吉野に抜ける県道も通行止めです。

これだけ被害が出ているのに
撮影はないだろうと帰ることにしました。
桜井浄水場前で棚田を見ていたら、
『和尚さんですか』と声をかけられました。
“大和路号”が決め手だったということです。
しばらくお話して別れました。

安田








伊那佐






室生

この場所に来るには3ルートありますが、
通れるのは1ルートだけでした。

桜井


フィルムシリーズはお休みです。



写真展三昧

2011-09-05 02:30:33 | カメラ
台風一過で晴天とならず。
バイク“大和路号”は今日こそどこかへ連れて行けと肘を引っ張るので、
今行われている写真展に向けて出発しました。
多少雨がしぶつくものの雨具はいりませんでした。
最初は奈良市美術館の風景写真協会奈良第二支部展。
ここの写真展はいつもレベルが高いので楽しみにしています。
人気投票の紙を配布されたので、次の4点から選びました。
炭焼きの日、氷の中のスイレン、孤高、新緑の峡。

次に向かったのは文化会館です。
フォト春日写真展と平城山写真倶楽部展です。
平城山写真倶楽部展はここへ来て初めて知りました。
フォト春日写真展は講師の高橋さんと撮影場所で知り合ったのがきっかけで
この写真展を知りました。
中場さんに声をかけていただきありがとうございました。
3分の2がデジタルになったそうです。

次は市写真美術館です。
先ほど出版された昭和の大和路のモノクロ写真展と
京の庭“美とこころ”でした。
出版物を見ているのでさほどの感動はありません。
京の庭も桂と修学院の離宮が大部分を占めていました。
京都と入江さんが合わなくて困りましたね。
館内にいたのは私を含めて4人でした。
ゆっくり見れたのはよかったです。

山の辺の道に沿って南下です。
長柄の駅から西へ。
唐古が近づいて来たので
“てつまんさんは元気ですか”と挨拶して通り過ぎました。
目指すは近鉄新ノ口駅です。
カフェレストラン&ギャラリーDORAMU YAKATAこそが今日の目的です。
オーナーの松尾さんが今年の前田真三賞を受賞されました。
全作品30点が2階のギャラリーで展示されています。
和尚がここで感想を言うよりも皆様に見ていただきたいのです。
詳細は上のカフェレストラン&ギャラリーをクリックして下さい。
2時間近くいましたかなー。
久しぶりに美味しいコーヒーをいただきました。
いい作品を見ると嬉しくなります。
松尾さんありがとうございました。

和尚は『男は黙って、静かに写真を撮る』を肝に命じて帰路の途につくのであった。


フィルムから 39

6×7 120フィルム プロビア
マミヤRB67プロS 127m、65m

上高地新緑




















この中に一枚だけ近畿の写真混じってしまいました。
場所を当てればかなりのものです。


フィルムから 38

2011-09-04 00:46:06 | カメラ
フィルムから 38

6×7 120フィルム 100D
マミヤRB67プロS 127m、65m、250m

上高地が続きます

明神岳


定番 大正池から穂高岳


清水屋ホテル前から


水鏡


西穂高初雪


焼岳


初雪来る


横尾より明神


大正池


化粧ヤナギ


田代湿原

恨めしい足跡よ

足跡をカットすると

やはりインパクトに欠けます。

フィルムから 37

2011-09-03 04:16:15 | カメラ
フィルムから 37

6×7 120フィルム 100D
マミヤRB67プロS 127m、65m、250m

上高地が続いていますが、
ここで中央アルプス千畳敷を挟みます。

中央アルプス千畳敷は真冬でも居ながらにして
3000m級の山岳風景が撮れる数少ない場所です。
この中の何枚かはホテルの通路からまたは玄関から撮っています。
また何枚かは稜線に出て撮りました。
北アルプスと違って天気が安定しているので、
撮れる確率は高いです。
稜線へは冬山装備で。

宝剣岳


千畳敷


駒ヶ根の光と富士


三の沢岳


南アルプス夕照


雪の斜面 乗越浄土から


富士と塩見岳


駒ヶ岳より御岳


駒ヶ岳山頂の祠


宝剣岳


千畳敷


伊那前岳


千畳敷


厳冬期の宝剣岳へは単独で試みましたが、
最後10mを残すところで、急斜面と強い風で引き返しました。
夏は登っています。

フィルムから 36

2011-09-02 02:57:55 | カメラ
この台風で撮影は2、3日お休みになりそうです。
その間、奈良市美術館と文化会館で写真展があります(日曜まで)。
行くことになると思います。

話は変わりますが、

携帯電話が壊れてから2ヶ月になります。
ちょうど、カメラザックを大池に忘れた日からです。
どうしたものかS社の営業所に行ったのですが、
対応が悪く(社としての)そのままにしています。
もともと電話が嫌いで、その日から携帯を持たなくなって
非常にいい日々を過ごしています。
携帯を持つことでストレスがたまり、頭痛までしたくらいです。
撮影途中で電話がかかって来ないのは最高です。
バイクを運転しているので、かかったかどうかも分かりません。
娘から携帯を持つように言われてはいますが、断固拒否しています。
ですから私への連絡は
このブログのコメントか
メールアドレス takagi1218@mail.goo.ne.jp でお願いしたいのです。




フィルムから 36

6×7 120フィルム プロビア EPR
マミヤRB67プロS 127m、65m

この頃(2、30年前)は時間があれば上高地や穂高に入っていました。
特に年末年始は上高地の霧氷を撮りに歩いたものです。
当時、冬は沢渡までしか乗用車が入れなかったので、
そこから一日かけて上高地まで歩くのです。
年末年始だけは大正ホテルが山小屋スタイルで営業していましたから
テントなしで入れました。
年末年始以外はテントを持つか、
木村小屋に頼み込んで泊めてもらったものです。
また前日に中の湯で泊まって、朝一に大正池まで歩いたりもしました。

大体一週間程いましたが、霧氷が出る日は非常に少なかったです。
その後、坂巻温泉まで車で入れるようになり、
3時間ぐらいのアルバイトで大正池に着きました。
(山道を歩くことをアルバイトと言います。)
そして、安房トンネルの開通によって釜トンネルまでバスが通じるようになりました。

その頃の思い出は昨年亡くなられた高田誠三さんです。
私が山を下りる日に高田さんは登って来られました。
それが何年も続きますから、顔は憶えてもらえます。
最初の個展の時に高田さんが来られ、
写真教室の生徒さんに見に行くようにと宣伝していただいてから、
冬の美ヶ原に誘われました。
高田さんは上高地の撮影が終わってから、
美ヶ原に行かれたので、日にちが合いません。
結局、誘われながら実現しませんでした。
(その後、美ヶ原に何回か行きましたが、高田さんの足跡が色濃く残っていました)


上高地の霧氷




陽が当たる前


陽が当たった直後 陽が当たるのは10時前です。

この写真を撮るために上高地に入っていたようなものです。


フィルム プロビア






フィルム プロビア


フィルム プロビア

富士のフィルムは雪を撮ると少しマゼンタがかかります。