和尚の大和路

和尚が撮った大和路写真を中心に、
旅で見つけた写真なども・・・

三輪山 2009.7.31

2009-07-31 07:29:12 | カメラ
薬師寺か三輪山か迷いましたが、
てつまんさんが来るのではないか、と
三輪山にしました。
丁度5時頃
三輪山と二上山を結ぶ線が、
天気の分かれ目になっていました。
弱った停滞前線があったのでしょう。
朝焼はありませんでした。
一人で撮っていると、
もう一人カメラマンが。
話をしていて、分かったのですが、
明日香村のプロ写真家Uさん。
以前、
てつまんさんのブログにありましたUさんでした。
名刺を交換して別れたのですが、
今日も知り合いが一人増えました。

時間順に並べます。










石光寺のサルスベリが咲き始めたのですが、
手前の田んぼは黄色の雑草が多く、まだらです。

フォトライブラリー写真

2009-07-27 05:52:04 | カメラ
和尚の回顧記事も最後になりました。

今までフィルム撮影の場合、
必ず同じカットを2枚撮ることにしておりました。
一枚は手元に置いておく分、
もう一枚はフォトライブラリーに預ける分です。
写真家が撮ったフィルムをクライアント(顧客)に貸し出す会社を
フォトライブラリーまたはフォトエイジェンシーといいます。
今でこそ、
フォトライブラリーは受難の時期を迎えていますが、
デジタル以前はフィルムがすべてでした。
フォトライブラリーシステムは写真家がフォトライブラリーと契約して、
フィルムを預けて、その使用料の50%~60%を
写真家が受け取るというものです。
フィルムの使用料は用途によってまちまちですが、
写真家はフォトライブラリーに対して、
使用方法について口出し出来ないような契約になっています。
ただ写真を使用した顧客名は報告がありました。

和尚はテイキングというフォトライブラリーに
預けていました。
バブル崩壊前はいい収入になりました。
バブル崩壊後は全く売り上げが減りました。
それに追い打ちをかけたのがデジカメの発展です。
という訳でプロの写真家は受難の時期を迎えています。
プロの写真家はデジタルへの移行を余儀なくされていますが、
デジタル写真のコスト減に伴い、使用料も低価格になっています。

フォトライブラリー用の写真はと言えば、
画面にユトリがあって、ヒント、露出も完璧で美しいものが条件です。
写真単独で使用されることは少なく、
文字が入ったりしますので、
余裕のある写真が売れていました。
和尚は今はフォトライブラリーをやめております。

一番売れた写真をアップします。

赤目四十八滝の荷担滝です。

和尚の写真活動の回顧を一旦終りにします。
近年のことはブログに書いておりますので、
重複は避けます。
パソコン環境、使用カメラも既に書きました。
新しい変化があれば、その都度ブログに書きます。

少しゆっくりさせてもらいます。

写真展(個展)

2009-07-26 06:55:29 | カメラ
カメラマンにとって作品発表の場は大切なことです。
写真クラブに所属すれば、
1年か2年に一度はグループ展がありますので、
作品発表の機会があります。
和尚は先生なし、クラブなしでやって来たので、
作品発表の機会はなかなかありません。
今のようにネットが発達すれば、
ホームページを持つか、ブログを立ち上げれば無制限に発表出来ます。

その頃は、
コンテストに入選して、
雑誌に載せてもらうしかなかったのです。
その結果がここ数回の回顧記事に書いてきたことです。
今回は自前の写真展(個展)のことです。
アマチュアであれば、生涯一度は個展を開きたいものです。

和尚は写真展(個展)を2回開きました。
一回目は1992年2月6日~11日「四季上高地」大学堂ギャラリー 大阪心斎橋 
二回目は2001年8月10日~16日「四季上高地2」富士フォトサロン大阪 梅田マルビル 

個展は全紙サイズで40点くらいです。
つまり、40点の作品があれば個展は出来ます。
一回目はお金があれば出来た個展です。
二回目は会場費は無料でしたが、作品審査があったのです。
三回目はただいま作品撮影中です。

二回目の個展が終わった時に、
次は大和路をやろうと、
奈良県の撮影に入りました。
その為に奈良県に引っ越しました。
「万葉の風景」 「大和路逍遥」をテーマにあげ、現在に至っております。

しかし
個展が発表手段として最適なのか、
疑問に思うようになって来ました。
生プリントの良さは失われますが・・・
ホームページで充分ではないのか?と。
悪魔のささやきがあるのです。

迷い中です。


この写真をアップするのは3回目ですが、
奈良に引っ越して、
マンションの近くの池で撮ったものです。
万葉集「うつそみの人なる我や明日よりは 二上山を弟と我が見む」
にぴったりの写真でした。
ここが有名な撮影地だとは知りませんでした。
この写真は和尚の思い出深い作品です。
ここで知り合った人に上田安彦さんがいます。
それまで奈良では大久保昇三さん、森本信幸さんしか知りませんでした。
それ以後は皆さんと知り合いになり、
情報を得ながら落ち着いて撮影出来ています。
これも感謝です。

和尚は西山さんのホームページに感謝しています。
プロ作家を越える写真を撮る人ですが、
西山さんのホームページに影響を受けた一人です。
薬師寺通いも西山さんのおかげです。
特に構図の完璧さは皆さんに紹介したいです。
西山さんのホームページ奈良大和の四季です。
奈良大和の四季をクリックして下さい。

カレンダー写真

2009-07-25 07:43:38 | カメラ
回顧は続きます。
30代後半の山に入り浸りの頃でした。

最初のカレンダーは
新日本カレンダーの「素晴しい自然」でした。
雑誌のコンテスト作品なので、
手元にフィルムはありません。
残念ながらアップ出来ません。
その後、アルパインカレンダーに応募しまして、
4年の間、10数点使って頂きました。

その中から

新雪横岳(八ヶ岳)

リンホフMT アポジンマー150ミリ 1/30秒 f22 ベルビア

ダケカンバと横岳(八ヶ岳)

リンホフMT シロナー210ミリ 1/15秒 f22 ベルビア

甲信越地区の写真が多い中、数少ない関西です。
屏風岩と山桜(曽爾村)

リンホフMT アポジンマー150ミリ 1/15秒 f32 コダックVS

輝くススキガ原(曽爾高原)

ミヤ7 マミヤN65ミリ 1/8秒 f22 ベルビア

イタヤカエデ新緑(大台ケ原)

マミヤ7 マミヤN43ミリ 1/4秒 f22 ベルビア

霧氷(高見山)

マミヤ7 マミヤN43ミリ 1/15秒 f22 ベルビア

口絵写真

2009-07-24 00:51:12 | カメラ
山岳雑誌「山と溪谷」誌の口絵写真を
2回担当しました。
最初は平成元年11月号です。
その頃は北アルプス中心に
取材していましたから、
上高地や穂高岳が多いのです。

山と溪谷社依頼の特集でした。

秋の涸沢
涸沢カールと紅葉

マミヤRB67プロS セコール65ミリ 1/30秒 f22 RDP

ナナカマド朱色

マミヤRB67プロS セコール65ミリ 1/30秒 f16 RDP

2回目は2年後の10月号でした。
この時は出版社の編集部に売り込みに行って、
採用されました。


投稿写真

2009-07-23 06:40:50 | カメラ
学習研究社の「四季の写真」がありました。
その創刊から多数投稿しました。
10数点採用された中から

夏の上高地
雨後の大正池

リンホフMT フジノンC300ミリ 1/15秒 f16 ベルビア

霧幻

マミヤRB67 セコール250ミリ 1/15秒 f22 EPR

この写真がこの雑誌の最後の投稿でした。

コンテスト

2009-07-22 06:23:39 | カメラ
今日は皆既日食です。
前回の記憶はあります。
中学生だったか?
すすガラスで見ました。

雑誌デビューの後(昭和63年)、
「山と溪谷」の月例を3年間しました。
その中で入選が6点ありましたが、
代表的な作品がこれでした。

夕照

穂高の大キレットを南岳から俯瞰したものです。
運のいいことに、この作品が年度代表作に選ばれました。
この作品1点で賞金1万円、フジカ645W、ジッツォミニ三脚、ニコンF501の景品がありました。

その1年後
富士フォトコンテストのネイチャーの部入選
滝雲


還暦を過ぎて、過去を振り返っていますが
こういうことをすると先が短いといいます。
体力の衰えを感じますね。