和尚の大和路

和尚が撮った大和路写真を中心に、
旅で見つけた写真なども・・・

山岳写真展

2014-03-10 19:40:40 | 山岳写真
日本山岳写真協会京都展に行ってきました。

この春から孫が小学生になるので、
一緒に出かけられるのが最後になるかもしれません。
小学生環境が幼稚園とは違い、
じいじと一緒に出かけるのをいやがるのでしょうね。
最後のつもりで一緒に行きました。

京都市美術館本館


京都市美術館本館前で


走る姿


走る姿を最初に撮ったのは明日香の栢森でした。

まだ小さかったな。この写真は気に入っています。

写真展は見応えがありました。
6部屋に分かれて約280点。最低2時間はかかります。
デジタルが増えたとはいえ、7割がフィルムです。


殿下の作品は35mmフィルムで全倍プリントです。

広くゆったり観賞できます。




一生に一度出会えるかどうかの作品もあります。


見たい作品をサムネイルでピックアップして行ったのですが、
サムネイルはサムネイルだけのことで実物とは比較出来ません。

前羽さんの「めざめる槍ヶ岳」、
佐々木さんの「6重ブロッケン」、
濱田さんの「神々の座」は良かったです。

公募展の入選作品も展示してありましたが、
レベル的に低調でした。(と思います)。

登山帰りの人も目立ちました。


企画展として「六甲山の魅力」が目を引きました。
山岳写真になりにくい六甲山を撮られた上本さん、山本さんに敬意を表します。



六甲高山植物園のコーナーもあり
くつろげる“お部屋”として意味深いものがありました。

初日に行ってもっと宣伝すれば良かったと思いますが、
日程の都合上無理でした。

七夕の逢瀬みたいで、この日は年に一度の昔の仲間に会える楽しい日でした。



孫と京都へ

2013-03-12 18:05:15 | 山岳写真
日曜日は夕刊がお休みなので、
孫と二人で京都市美術館へ行ってきました。
日本山岳写真協会展です。
最終日だったので
“皆さん行きましょう”記事は書きませんが、
旧知の写友があたたかく迎えてくれました。
本部の理事諸氏にも会えて、滞在の3時間が足りませんでした。
500点近い作品を前に全部見れ切れる訳でもなく、
あらかじめピックアップしていた作品を中心に見るだけで時間が過ぎて行きました。

やっぱ山岳写真はええなーが感想です。










以下は家族写真なので飛ばして下さい。

近鉄特急の5人座席で











行者還り林道

2012-07-15 03:59:01 | 山岳写真
国道なんですが行者還り林道という方がふさわしいです。

フィルムより




蜻蛉の滝


笹の滝



スーパーでお刺身の節取りした残りを格安で売っています。
午後4時過ぎになると、それが半額になります。
これです。この日は298円が149円に。


サイコロ状に切り、酒1、醤油1、砂糖適当、千切り土ショウガを入れて煮汁がなくなるまで煮る。


日持ちします。

高見山 奈良県・三重県

2006-11-15 04:58:00 | 山岳写真
高見山1248mの霧氷

和尚のブログによく登場する高見山。
この山は登りやすく、(大峠から40分)
ブナ林も残っており、
風の通り道で冬には霧氷がよく付きます。
頂上には高角神社の奥社があり、
展望に恵まれています。
ここの霧氷は有名で、
臨時霧氷バスが運行されています。
霧氷をゆっくり観賞していただきましょう。

霧氷1

霧氷2

霧氷2と同じ場所の新緑 新緑のブナが貧相に見えます。

中腹ブナ林1 立派なブナは中腹に多いようです。

中腹のブナ2

陽が当たってきました

国道から室生へ抜ける道を5分ほど入るとたかすみ温泉があります。
国道の木津(こず)トンネルを東に抜けると右側に韃靼蕎麦の会津屋があります。

霧氷のおまけ

大台ケ原 奈良県・三重県

2006-11-11 07:05:05 | 山岳写真
大台ケ原(日出ヶ岳) 1695m

大台ケ原は日出ヶ岳を中心とする
なだらかな高原状の台地の総称です。
東大台と西大台に分かれ、
圧倒的に東大台の方が人が多いです。
西大台は原生林の覆われていますが、
近年かなりの人が訪れるようになり、
入山規制も検討されています。

大台ケ原が秘境と言われていた頃、
和尚は立ち枯れに目を奪われました。
イメージとしてこんな写真です。
次が苔むした原生林です。
大台の苔は有名でありましたが、
森の乾燥化でなくなってしまいました。
苔の植生が後退して、
ミヤコ笹などがはびこるようになりました。

原因は色々考えられますが、
森の乾燥化が大きいと思います。
鹿の増えすぎによる立ち枯れ(冬、鹿は幹の皮を食べる)や
ツガ、トウヒなどの世代交代(老木が枯れる)、
登山者の増えすぎによる環境破壊、
そして異常気象など、など。
明るくなってしまった大台ケ原です。

人が明るくなるのは歓迎ですが、
大台ケ原は明るくなってはいけないのです。

大蛇ぐらの紅葉もいいモンです。

倒木の根のオブジェです。

オブジェと朝日

イタヤカエデの新緑

何やかんや言っても、
和尚の大台詣では続きます。

同じ場所で(以前)

同じ場所で(今日)

最後はオンツツジです。

撮影?のため明日はお休みです。

倶留尊山 奈良県・三重県

2006-11-10 05:32:32 | 山岳写真
倶留尊山(くろそやま) 1037.6m
三重県側から見ました。

明日から行く曽爾高原です。
全て昨年までの写真です。

曽爾高原が知られていますが、
倶留尊山が最高峰です。
この山は個人のもので、
登るには入山料が要ります。(500円)
ススキの亀山から見ると、北側に聳えています。

今の季節、ススキの穂が美しく、
夕日との組み合わせで
写真屋さんには人気スポットです。

和尚は今週の土日に行きます。
毎年2から3回行きますが今年は初めてです。

今まで撮った写真をどうぞ。

亀山から倶留尊山を見ました。 右の低く写っているのが倶留尊山です。

ススキの原から屏風岩方面を見ました。 屏風岩は住塚山の東斜面です。

古光山(952.7m)です。南の山です。 古光山の麓には御杖牧場が広がっています。

夕日との組み合わせです。

もう一枚 人がいっぱい写っています。

近くには鎧岳(920m)があります。 隣に兜岩もあります。

金剛山 大阪府・奈良県

2006-10-26 05:07:35 | 山岳写真
金剛山1125m

霧氷の山として知られる金剛山は
地元の小、中学生の耐寒登山として登られているようです。
寒い時期に無理やり登らされているので、
登山が嫌いになったとよく聞きます。
山好きの和尚としては、はなはだ残念でなりません。
楽しんで登らないとね。
葛城山と同じように、
千早赤阪村からロープウエイがあります。
冬に人気がありますが、
風によるロープウエイ運行休止がありますので、
歩いて登る覚悟も必要です。
色々なルートがありますので、
自分に合ったルートが選べます。
多少の雪があると、圧雪で道がつるつるになっていますので、
滑り止めも必要です。
軽アイゼンか藁縄でも良いでしょう。
金剛錬成会というのがありまして、
100回毎の登山の表彰者が張り出されています。
また二上山から槇尾山までのダイヤモンドトレイルが
設定されていまして、一日では無理としても、
回数を分けて、全山踏破というのも人気があります。

国民宿舎辺りからの金剛山

頂上付近の遊歩道

霧氷

葛城山から見た金剛山



大和葛城山 奈良県・大阪府

2006-10-25 05:50:35 | 山岳写真
大和葛城山959m 奈良県側から

二上山の南隣が葛城山です。
和歌山と大阪府の間にも葛城山がありますが、
区別するために、和泉葛城山と呼んでいます。
この葛城山は役の行者(役の小角)の故郷です。
なら県側に役の行者が修業したと言われる行場が残されています。
都会周辺の山なので、四方から登れます。
奈良県御所からは、ロープウエイが架けられており、
楽に行くことが出来ます。
歩いて行くには、竹之内峠と水越峠、
またはロープウエイの下を登るコースが一般的ですが、
和尚は水越ルートが登りやすいように思います。
急ですが早く登れます。
ただ、交通機関がないので、
峠に車を置いて登ることになります。
頂上の南斜面はツツジが保護されており、
5月連休明けには全山真っ赤に染まります。

葛城山の頂上です。

ツツジの咲く頃

木枯らし一号

葛城山から金剛山を見ました

今週から通勤経路を変えました。
近鉄の駅から難波経由で地下鉄新大阪駅まで

近鉄の駅から鶴橋駅経由環状線で大阪駅乗換え新大阪駅まで。
定期代が少し安くなりました。

昨日、新しいデジカメが届きました。
ニコンD80です。




二上山 奈良県・大阪府

2006-10-24 05:12:35 | 山岳写真
二上山517m

大和盆地から西を見ると、
山が北から南へ、生駒山、信貴山、二上山、葛城山、金剛山へと
繋がっています。
その中で一番低いのが、二上山です。
奈良市内あたりから見ると、
遠くに小さく見えますが、
南の橿原まで来ると、
小さいながらも、恰好良く見えます。
雄岳と雌岳(474m)からなり、
二つの頂上がある、いわゆる双耳峰です。
二つの頂上のある山→ふたかみ山→二上山。
香芝市では“ふたかみ”の名前が使われています。
また、万葉のゆかりのある越中高岡では
ふたかみ山があります。

和尚は奈良へ引っ越して4年になりますが、
ある場所へ行って二上山の写真を撮っています。
なかなか良いのが撮れなくて、参っています。
でも撮影場所が家から目と鼻の先ですから、
走りながら、撮れる時もあります。
この頃、撮影者が多くなりました。

二上山を有名にしたのは、
万葉集の大来皇女の歌でしょう。
「うつそみの人にあるわれや明日よりは二上山を弟背とわがみむ」
(生きている私は明日から二上山を貴方として仰ぎ見よう)直訳。
謀反の罪で死罪となった大津皇子を詠った姉の歌です。
大津皇子の墓が二上山にあります。

普通、夕日の美しい所は海辺に決まっていましたが、
大和盆地では西の山に沈む夕日は
ありがたく受け止められています。
同じ古都の京都にはないところです。
宗教学者の山折哲雄は日本人の
夕焼け小焼け信仰の談話の中で、
太陽の沈む西の空を、とりわけ大和盆地の夕日を
西方浄土信仰と結びつけています。

二上山の麓には日本最古の官街道の
竹之内街道が通じています。
難波津から近つ飛鳥を経て(本)飛鳥へと
古代を想う歴史街道になっています。

二上山に日が沈む

二上山に日が沈む

二上山に雪が降る

二上山に夏が来る

二上山に日が沈んだ

一方、東には三輪山があります。
日出ずる処の山です。
箸墓古墳(卑弥呼の墓の説あり)から見るのが好きです。
写真は撮りつつあります。







五龍岳 長野県・富山県

2006-10-23 06:22:36 | 山岳写真
みそらの別荘地から見た五龍岳2814m

白馬岳や鹿島槍ヶ岳のある山塊を
後立山連峰(うしろたてやま)といいます。
山仲間では後立(ごたて)で通用します。
富山から見た場合、
立山の後ろに見えるから、そういうのでしょう。
この五龍岳も鹿島槍ヶ岳同様人気があります。
スキーでおなじみの五龍遠見の、
遠見尾根を登っていくと五龍岳に着きます。
遠見尾根は鹿島槍ヶ岳の絶好の展望台です。
ここからは数々の山岳写真の傑作が生まれています。
八方尾根からは鹿島槍ヶ岳の右側に聳えています。
和尚は八方尾根を登って
唐松岳で後立山の稜線に出て、
五龍岳、鹿島槍岳、針の木岳へと縦走しました。

八方尾根からの五龍岳

明日は悲劇の山・二上山です。
写真が多いですが、遊びに来てください。