和尚の大和路

和尚が撮った大和路写真を中心に、
旅で見つけた写真なども・・・

葛城古道

2009-12-01 07:12:19 | カメラ
葛城古道
 金剛・葛城山麓を南北に走る山裾の道で、街道として最も古いと言われる竹内街道から、北葛城郡新庄町大字寺口・笛吹を経由して、御所市大字小林・櫛羅・楢原・森脇・名柄・極楽寺・朝妻・高天・伏見・鴨神に至る古道で、沿道には笛吹神社(ふえふきじんじゃ)、九品寺(くほんじ)、一言主神社(ひとことぬしじんじゃ)、名柄神社(ながらじんじゃ)、高天彦神社(たかまひこじんじゃ)、高鴨神社(たかがもじんじゃ)などの名神大社や由緒ある寺院が存在します。また、この道は、鴨族、葛城族などの古代豪族が、当時の主要道として往来していた道でもあります。{関西自然に親しむ風景100選より}

前回は竹内街道から南へ櫛羅まで歩きましたが、
今回は櫛羅から南郷辺りまでをぶらぶら歩きです。
九品寺で時間をとられましたので、
目的地高鴨神社まで辿りつけませんでした。
(暗くなってしまった)
痛くなり始めた足を引きずって、
雨ぱらつく中、近鉄御所駅にやっとです。
九品寺は昨日のブログで紹介しましたから、
ここでは省きます。

近鉄御所駅から山手に行ったところで見つけた風景

紅葉していなかったら、見過ごすようです。

真すぐ西に登り、六地蔵で葛城古道に入ります。
六地蔵は道の真ん中にある大きな石に彫られた石仏です。


少し南に行くと、大和盆地が開け、
大和三山がよく見えるところに来ます。
今は殺風景なのですが、田植の頃になると、
いい感じで写真が撮れそうです。

九品寺の裏手に駒形大重神社があります。
本殿の裏の一本の楓だけが秋そのものでした。
バードウオッチングの人が池の前で三脚を立てていましたが、
カワセミかなんかを観察していたのでしょう。

九品寺は昨日のブログを見てください。
思ったより人が少なく、写真が撮れました。

九品寺から南に下った休憩所のあろ所からもいい眺めです。

一言さんの手前の古道


一言さん

人が多かったので、
かすめて東に一の鳥居に向かいました。

一の鳥居から南進です。

葛城山全体がよく見えるところ

黄色のイチョウは一言さんです。

中腹の紅葉が輝いていました。


この辺り字名長柄は街道の面影が残っています。


重文、中村邸です。


こんな神社の横を通りました。



和尚の神社みたいなので休憩しました。
イチョウの落ち葉がきれいでしたので、
記念に一枚。
祭神が高御産巣日神(タカミムスビノカミ)かと思いきや、
全く分からないそうです。
旧地名から来ているのかな、と思うだけです。

ちょっと横道にそれて、
廃屋の秋


旧道



これも長柄での写真ですが、
二本の杉の右に縦に影みたいのも、分かりますか。
画像をPCで見ていて気付いたのですが、
前後のカットにも写っていました。
レンズを調べてみると、
前玉と後玉の間に髪の毛が入っていました。
まさかと思いましたが、
ズーミング時に空気が入り込むので、
それに引き込まれたのでしょう。
影というのはレンズに入った髪の毛でした。
自分でとれないので修理ですね。

南郷のJAまで来たところで、
日が暮れましたので、
近鉄御所駅に引き返すことにしました。
次は南郷から高鴨神社を通って風の森までです。