和尚の大和路

和尚が撮った大和路写真を中心に、
旅で見つけた写真なども・・・

写真コンテストその3

2009-12-25 09:32:26 | カメラ
今日2回目の更新です。

写真コンテストその2で終えるつもりでしたが、
今までの経験をふまえて、
あと一回書くことにします。
和尚がコンテストに参加していたのは30代後半です。
登山趣味の延長として山岳写真を撮るようになりました。
以前にも書いたことですが、
山岳雑誌「山と溪谷」の年4回のコンテストを3年続けたのが最初です。
そのきっかけになったのが、
「山と溪谷」の姉妹誌「ヤマケイグラフィック」の撮影会に参加して、
その時の作品が見開きで掲載されたのが刺激になって、
本誌「山と溪谷」の月例(季節例)に進んだのです。
最初は自信を持って応募した作品が音沙汰なし。
全人格が否定された錯覚に陥り、
選者の節穴を罵倒したくらいです。
ここが分かれ目です。
止めるか、踏んばるか。
踏んばりましたね。
全入選の選評を読んで、傾向と対策をたてて、応募し直しです。
2年目にやっと日の目を見るようになりました。
2年目で年度賞を頂きましたが、
フロックかどうか3年目も続けました。
3年目は毎回入選したことで実力の見きわめが出来て、
卒業しました。

年度賞の作品「夕照」、まさに夕照で優勝した訳です。

マミヤRB67プロS、セコールC127ミリ f11 1/60秒 RDP

ほぼ同時期の富士ネイチャーコンテスト入選作品
「滝雲」

マミヤRB67プロS、セコールC250ミリ f16 1/15秒 RDP

「夕照」は「滝雲」を撮った翌日に撮っています。
実力というよりもラッキーとしか考えられません。
トップは実力よりもラッキーな要素が多いので、
本当の実力は2位の方だろうと確信しています。

このコンテストで覚えたのは広角レンズの使い方です。
広角は画角が広いというよりも、
被写界深度が大きいのを利用して、
被写体に近づけることがインパクトのある作品作りに役立ちます。
来年からコンテストに応募すると言いましたが、
今、一カ所だけ決めています。
どこ?
言えませんね。
競争率が高くなるから。
入選しても落選してもブログに書きますよ。