北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

チクチク

2019-05-20 22:06:10 | 日記
ルンバを病院へ送り、待っている時間つぶしに床屋へ行くことにした。
それも珍しく馴染みの床屋ではなくて、今流行の1000円余でチョチョッと刈ってくれる店だ。

空いていると思って行った1軒目は、2つの椅子しかない小さな店だが待っている人が2人いたので諦めた。



次に入った店では15位ある椅子がほぼ埋まっていたのだが、入店と同時に椅子に案内され、そこで数分待たされた。
ここは1500円なのだが爺さん割引で1200円になるようだ。

待っている間に周りを見回してみると座っている半分程はサザエさんのお父さんみたいに、どの毛をカットするのだろうと思うような薄毛ばかり。
だから私は少しだけ偉そうにできた。

散髪が始まるとまるで工場の中に入れられた車の気分。
流れ作業で髪が刈られ椅子が倒されたと思ったら顔をシュッと一撫で。何かを塗っているのかと思っていたらカミソリでヒゲを剃っていたらしい。
丁寧に剃り落としが無いか指で確認しながらの細かい仕事では無くて本当に一撫で。1分後には椅子を起こされて洗髪。

有名なチャップリンのモダンタイムスを思い出した。



ホホイのホイで終了。
料金を払って車に戻り、剃り残しが無いか確認してみたら数か所にザラザラとした感触。
これじゃ抱き合って頬をスリスリした時に「チクチクして痛いわ」なんて言われるだろう。

少し腹が立ったが、でも考えてみたら哀しいことに、この先 頬をスリスリするようなことは無いに違いない。

だから「チクチクして痛いわ」なんて言われる確率は、ほぼゼロだ。
そう思うと安い床屋も悪くは無いのだけれど。

でも・・・・・もう一度で良いから死ぬまでに「チクチクして痛いわ」と誰かに云われたいなぁ・・・・・。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。