TAKAのつれづれ帳

生かされている人生なら、今を楽しみましょう。音楽ネタや映画鑑賞記など気ままに書いています。

曼珠沙華(まんじゅしゃげ)と石仏

2010年10月02日 | 街と暮らし
今年は残暑が続いていて、彼岸花(ヒガンバナ)の咲くのは
例年よりも遅かったです。最近朝晩の空気に涼しさを感じるようになったので
彼岸花がやっと見頃になりました。



彼岸という言葉からは、あの世である浄土を連想させることもあって
「お墓に咲く花」というイメージがあるのです。

三上寛さんの「カラス」という歌に

 浴びた返り血 おふくろの
 墓のすぐそばの 彼岸花

という歌詞があるので、余計にそう思ってしまうのです。
(これはかなり古いし、放送禁止だった曲・・・誰も知らないかも)

さらに赤く咲く花は毒々しくも見えますし、実際に球根には毒があります。
毒が墓を守るという意味もあるようで、やはり彼岸花とお墓との相性は良いのでは・・・
などと思ったりもしたのです。

新しく整備されたような墓地では彼岸花を見かけなくなりました。
それでも彼岸花が咲いているお墓が近くにあるので、写真を撮りに行きました。
お墓に眠る方々のご迷惑にならないように注意してシャッターを切ってきました。



直接に墓石を写し込むのは抵抗がありますので、石仏さんと一緒にしました。
ちょっとは日本の秋の風情が感じられるでしょうか。

暑い暑いと言いながらも、季節は着実に進んでいます。
本当に秋になったのだなぁと彼岸花を見て思ったのでした。



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