とにかく古い映画ですがDVD化されていたので、レンタルしてきました。
母親と二人暮らしをしていたのですが、ある日母親が男を連れてきたのを目撃し
その事もあって、家を飛び出した十六歳の少女の物語。
舞台は四国。田園風景や海がスクリーンに広がります。
少女はお遍路さんの白装束で旅に出るのです。
そして旅の中で、旅芸人の一座に加わったり、さまざまな人と出会い
成長していく姿を描いた映画。
少女役は高橋洋子さん。この作品がデビュー作です。
その体当たり的な演技はとてもみずみずしく、また、今の若手女優さんからは
感じられないような芯の強さもうかがえます。
でもとても可憐であり、風景に溶け込んでいくような感覚があります。
母親役は岸田今日子さん。落ち着いた演技で安心感があります。
そして、文学少女役でちょっとだけ出てきた秋吉久美子さんが
とっても可愛くて(^○^)とてもよろしいです。
音楽担当は吉田拓郎さん。映画のスタッフロールでは
「よしだたくろう」とひらがな表記になっていました。
そう言えばこの時代はエレックレコードの頃でしたね。
映画の冒頭で流れる「今日までそして明日から」はなんとも切なく聞こえるのです。
少女の歩く姿と拓郎さんの歌って、合うのですね。
70年代を回顧するような映画が話題ですが
この「旅の重さ」はリアルに70年代の映画です。
景色も人情も作られたものではなく、あの当時そのままなので
家の造りや家具など、見ていていろいろと思い出します。
一人で旅に出たいな
そんな気分にさせる映画でありました。
旅の重さ(1972) - goo 映画
母親と二人暮らしをしていたのですが、ある日母親が男を連れてきたのを目撃し
その事もあって、家を飛び出した十六歳の少女の物語。
舞台は四国。田園風景や海がスクリーンに広がります。
少女はお遍路さんの白装束で旅に出るのです。
そして旅の中で、旅芸人の一座に加わったり、さまざまな人と出会い
成長していく姿を描いた映画。
少女役は高橋洋子さん。この作品がデビュー作です。
その体当たり的な演技はとてもみずみずしく、また、今の若手女優さんからは
感じられないような芯の強さもうかがえます。
でもとても可憐であり、風景に溶け込んでいくような感覚があります。
母親役は岸田今日子さん。落ち着いた演技で安心感があります。
そして、文学少女役でちょっとだけ出てきた秋吉久美子さんが
とっても可愛くて(^○^)とてもよろしいです。
音楽担当は吉田拓郎さん。映画のスタッフロールでは
「よしだたくろう」とひらがな表記になっていました。
そう言えばこの時代はエレックレコードの頃でしたね。
映画の冒頭で流れる「今日までそして明日から」はなんとも切なく聞こえるのです。
少女の歩く姿と拓郎さんの歌って、合うのですね。
70年代を回顧するような映画が話題ですが
この「旅の重さ」はリアルに70年代の映画です。
景色も人情も作られたものではなく、あの当時そのままなので
家の造りや家具など、見ていていろいろと思い出します。
一人で旅に出たいな
そんな気分にさせる映画でありました。
旅の重さ(1972) - goo 映画