狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

人権無視?オスプレイで怪我人運送!

2013-06-16 07:01:33 | ★原稿

■那覇市立中央図書館の言論封殺に、断乎抗議する (抗議文例はこちらで)

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 ■本日開催予定のイベントです。

チラシのダウンロードはこちらから http://goo.gl/53jtV

<普天間の固定化を許さない、一日も早い辺野古移設を進める宜野湾市民パレード>
◎開催日時:平成25年6月16日
◎集合場所:琉球学院前
◎集合時間:10:30
◎出発時間:11:00
◎コース:琉球学院>石平交差点>普天間交差点>宜野湾市役所

◎問合せ:普天間の固定を認めない宜野湾市民の会
     電話:070-5401-6751

<FaceBookイベントページ> ※参加表明はこちらからお願いします。
https://www.facebook.com/events/525506757486046

 

■緊急の御知らせ

上記パレードの後、引き続き宜野湾市役所向かいのJAジュビランス4階で、下記の集会を催します。

パレードには参加できなかった方も是非、ご参加くださいますようご案内申しあげます。

「辺野古移設署名推進委員会(略称)発会式」

日時 日曜日 13時30分~
会場 JAジュビランス4階 第一研修室

 

継続して沖縄タイムスを購読している読者なら、今朝の同紙のオスプレイ関連記事をみて思考が混乱して当然だが、沖縄紙の異常さを承知で読んでいるため「ふーん」という程度なのだろう。

その見出しがこれ。

米軍オスプレイ

災害救援に活用

防衛相が検討表明

いつ墜落するかわからない「危険な欠陥機オスプレイ」を、あろうことか災害救援時の怪我人等の運送に使用すると言うのである。

沖縄タイムスに言わせると、「小野寺大臣は気でも狂ったのか」と言うことになる。

わざわざ欠陥機に緊急時の怪我人を運送させるなど人権無視も甚だしいことになるからだ。

 沖縄タイムスは事実として共同配信を報道しても、危険な欠陥機を災害時の怪我人輸送にオスプレイを使用する小野田大臣の「狂気」を厳しく糾弾するのが、これまでの論調のはず。

だが、小野田氏批判の文言が一行も掲載されていないのが不可思議である。

防衛相、災害時にオスプレイ活用 日米連携で検討

 小野寺五典防衛相は15日、都内で講演し、巨大地震などの大規模災害時の日米連携の一環として、けが人搬送などでの米軍新型輸送機オスプレイ活用を検討する考えを表明した。「災害時にオスプレイがけが人を輸送する。日米協力というのはさまざまなことが可能だ」と述べた。

 防衛省は昨年12月、災害対策基本法などに基づき、災害発生時に自衛隊が取るべき措置を定めた「防災業務計画」を改定し、在日米軍との連携を初めて明記した。今後、日米防衛協力指針(ガイドライン)改定作業の中で、防災分野の役割分担も協議する。

2013/06/15 17:20   【共同通信】

                ☆

緊急時の怪我人輸送に負けず重要な使命の国防に「欠陥機オスプレイ」を使用するのも、沖縄タイムスのこれまでの論調で言えば「狂気の沙汰」であるはず。

ところが今朝の沖縄タイムスには、ベタ記事ながらこんな見出しも。

オスプレイ海自着艦

米で離島奪還訓練

これも共同配信のアリバイ記事だが、欠陥機を国防訓練に使用する愚かさを批判する文言が一行も見当たらないのが不思議である。

 

【動画】米海兵隊訓練に自衛隊が初参加 日本の護衛艦にオスプレイ着艦

アメリカ海兵隊の訓練に、初めて日本の自衛隊が参加し、サンディエゴ沖で14日、日本の護衛艦に、海兵隊の輸送機「MV-22オスプレイ」が着艦した。
オスプレイが、日本の護衛艦「ひゅうが」に、初めて降り立った。
今回の日米共同統合訓練は、沖縄県の尖閣諸島をめぐって日中が対立している中、「離島の奪還・防衛」というシナリオで、陸海空の3つの自衛隊員、あわせておよそ1,000人が、初めてそろって参加して行われているもの。
14日は、機動力のあるオスプレイが、日本の護衛艦と連携しながら、災害救助にあたる想定で、日本の護衛艦への着艦テストなどを行った。
アメリカ海兵隊のブロードメドー准将は「オスプレイは広範囲で運用でき、特に軍事運用では活躍するはずだ」と述べた。
週明けは、実際に島に上陸する訓練が始まり、26日まで続く予定となっている。

(06/15 12:25)

 

 ■ オスプレイ、海自護衛艦に初の着艦 日米共同訓練

 

       

 アメリカで行われている離島の防衛を想定した日米共同の訓練で、アメリカ軍の新型輸送機オスプレイが初めて日本の護衛艦に着艦する訓練を行いました。

 海上自衛隊の護衛艦「ひゅうが」に飛来したオスプレイは、安全を確認するかのようにゆっくりと甲板に着艦しました。この後、オスプレイは甲板から格納庫に移動され、日米の隊員は1つ1つ作業の流れを確認していました。

 今回の着艦訓練について日本側は「災害支援などが目的」としていますが、アメリカ軍は「歴史的な着艦」と声明を出していて、防衛省のある関係者は日本の自衛隊とアメリカ軍の歴史において「これまでにない新たな一歩を踏み出した」と語っています。

 今回の日米の共同訓練をめぐっては中国側がアメリカ側に中止を要請しましたが、日米両政府は自衛隊とアメリカ軍の連携を強化したい、としています。(15日11:17

                    ☆

この離島奪還の日米共同訓練が尖閣侵略を目論む中国を意識したものであることは自明のことだが、中国側がアメリカ側に訓練中止を要請したが、日米両政府は自衛隊とアメリカ軍の連携を強化したい、として拒否している。

日米首脳会談で、会談の時間が中国側のほうが長かったことを理由に、「日本の存在感が薄れてきた」だとか「日本は蚊帳の外におかれた」などと、沖縄紙は印象操作記事を書きまくった。 ⇒日本は蚊帳の外?米中首脳会議で

琉球新報は、会談直後の6月10日の社説でこう述べている。

2月に訪米した安倍晋三首相とオバマ大統領との会談は2時間余だったが、米国は今回、習主席を破格の厚遇で迎え、会談は約8時間に及んだ。
 米軍基地問題をめぐり、日本政府は沖縄の民意などお構いなしに米国の施策を受け入れてきた。主権国家の影が薄い日本は、軽く扱われているのではないか。>(2013年6月10日  琉球新報・社説

思惑が外れて残念無念の琉球新報だが、やはり今後もオスプレイは欠陥機と主張し続けるのだろうか。

 

                ☆

 【おまけ】

ネットから拾ったオスプレイ関連のコメント。

 http://www.flickr.com/photos/3mefpao/sets/72157633437121906/
今年の4月5日に第1海兵ヘリコプター飛行隊にMV-22Bオスプレイが配備され、近いうちにVH-1マリーンワン(シーキングの大統領移動用バージョン)と一緒に飛行する。安全でなければワシントンDCの中心部、ホワイトハウスやキャピトル・ヒル(アメリカの国会議事堂)やペンタゴン(アメリカ国防省)の上空を飛びますか?
反対派は沖縄を差別しているからオスプレイを配備するというが、これではアメリカの大統領ら高官まで沖縄県民と同じく”差別”していることにならないか

 

               ★

チーム沖縄のブログ

■■第三回「島守・防人に感謝する集い」■■

6月23日(日)の慰霊の日に、沖縄県護国神社にて、「殉国沖縄学徒慰霊祭」という慰霊祭を斎行いたします。

沖縄戦で亡くなられた学徒隊は郷土を守るため自らの意志で戦ったのであります。 しかし現在の平和教育ではこれら学徒隊の方々を犬死などと貶める教育がなされているの残念なことです。

来る6月23日、私たち沖縄の大学生が主催し、沖縄戦で郷土防衛のため散華された学徒隊の御霊に、「感謝する」お祭りを、私共沖縄の大学生の義務だと考えます。

当日はお誘い併せの上ご参加くださいますようご案内申しあげます・

以下、詳細でございます。



第三回「島守・防人に感謝する集い」

6月23日(日) 13:30開会 沖縄県護国神社・大ホール

「殉国沖縄学徒顕彰祭」
   同日    14:30開始 沖縄県護国神社・本殿

主催:サークル「 沖縄から日本を考える学生の会 」

代表: 琉球大学法文部 三年次 外間 完信
お問い合わせ:tj.from.okinawa@gmail.com

お気軽にメール下さい

 

『正論』7月号は、沖縄特集第2弾です

筆者も寄稿しました。

沖縄での発売は6日頃とのことです。

月刊正論2013年7月号6月1日発売 定価740円

 

沖縄異常事態 第二弾

重大資料発掘!

地元メディア反日偏向報道の淵源

ジャーナリスト 井上和彦

緊急報告!

尖閣領海で中国公船に包囲された緊迫の6時間

八重山日報編集長 仲新城誠

【新連載】対中最前線 国境の島からの報告①

中国領海侵犯と教科書採択事件の深い関係

仲新城誠


ついに牙を剥き出した中国-沖縄併呑計画の先兵は誰だ

琉球独立論の空虚

ジャーナリスト 大高未貴

「天皇メッセージ」の悪用に反駁せよ

ライター・ブログ「狼魔人日記」管理人 江崎孝


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『沖縄に内なる民主主義はあるか』定価:1735円(税・送料込み)

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「かみつくⅡ 」の目次
「かみつく」の内容紹介
「沖縄に内なる民主主義はあるか」の内容紹介

 

コメント (2)

色褪せる「欠陥機オスプレイ」の記事

2013-06-15 07:01:03 | ★原稿

 

■那覇市立中央図書館の言論封殺に、断乎抗議する (抗議文例はこちらで)

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先日ニコニコテレビに出演したとき、仲井真県知事のコメントが分かりにくいという話しをした。

県知事自身が慎重に言葉を選ぶ上に、新聞がこれを意識的に歪曲報道するとしたらこれを新聞を通してしか受取るしか術のない県民としては、自ずと県知事のコメントがわかりにくくもなるし、場合によっては知事の真意とは逆の意味に取り違えることさえ起こりうる。

事実、県知事は2009年、新聞が県知事のコメントを正しく伝えていない、と新聞に抗議をした事実もある。

新聞の歪曲報道を恐れるのか、仲井真県知事のオスプレイに関する発言は、判で押したように決まっている。

 
「県民の不安が払拭(ふっしょく)されない限り反対である」
 
決して単純に「オスプレイ反対」ではない。 
 
ましてや反日サヨクの常套句である「危険な欠陥機オスプレイに反対」などと発言したことは一度もない。
 
では、「県民の不安が払拭(ふっしょく)されない限り」とは一体どういう意味なのか。
 
たとえオスプレイが安全な航空機であったとしても、県民が不安に思っている間は、県知事としては反対せざるを得ない、ということだ。
 
県の最高責任者である県知事が、沖縄2紙の垂れ流す「オスプレイは欠陥機」というガセネタを鵜呑みにするはずはない。 独自の情報で、オスプレイが欠陥機ではないということは認識していても、新聞報道にはあえて逆らわず県民の不安を煽っているガセネタ報道が続く限り、オスプレイには反対するという意味だ。
 
ロンドンの世界的観光スポットビッグベンや英国国会議事堂の上空をオスプレイが自由に飛行する現状では、流石の沖縄タイムスもこれまでのように「欠陥機」や「未亡人製造機」などの扇動記事を書くわけにも行かず、今朝の沖縄タイムスでも、「運用違反」や「騒音が激しい」など[
「欠陥機」本来の意味とはかけ離れた記事だけである。
 
「危険な欠陥機オスプレイ反対」という勇ましい掛け声は紙面からすっかり影を潜めてしまった今日この頃である。
 
オスプレイのガセネタをバラ撒いた最大の功労者平安名純代女史のオスプレイ関連記事も最近ではすっかり色褪せて、「歪曲・捏造」の消えた平凡な記事になっているのは寂しい限りである。
 
嘘が消え、平凡ながら珍しくまともな平安名女史のオスプレイ関連記事がこれ。
 

オスプレイ、8月中旬までに12機追加

 沖縄タイムス 2013年6月14日 09時45分

 【平安名純代・米国特約記者米軍普天間飛行場に追加配備が予定されている米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ12機が7月下旬から8月上旬に米軍岩国基地(山口県)に陸揚げされ、8月上旬から中旬までの間に普天間飛行場に飛来することが12日、分かった。10月から普天間飛行場で本格運用される。米海兵隊総司令部のアルシュ大佐(広報担当)が沖縄タイムスの取材に対して明らかにした。(28面に関連)

 普天間飛行場の第262海兵中型ヘリコプター飛行隊(HMM-262)は、退役するCH46E中型輸送ヘリからMV22への機種交代を受けて任務を終了し、人員はカリフォルニア州サンディエゴのミラマー基地に帰還。オスプレイ受領と人員交代を受け、第262海兵中型ティルトローター飛行隊(VMM-262)として新たに発足する。

 これを受け、普天間飛行場所属のオスプレイ飛行隊は、昨秋に発足したVMM-265と合わせて2個、24機態勢となる。

 日本政府に計画を正式に通告する接受国通報について、米国防総省高官は本紙に対し、6月下旬ごろになるとの見通しを明らかにした。オスプレイ12機を積んだ輸送船は、通報後に米本土から岩国基地に向けて出港し、7月下旬までに同基地周辺に到着し、試験飛行などを実施する予定となっている。

 退役するCH46Eは、浦添市の米軍牧港補給地区(キャンプ・キンザー)で解体処分される予定

             ☆

平安名女史と沖縄タイムスは歯軋りをして悔しがる、オスプレイ関連記事続出しているが、沖縄タイムス(琉球新報も)はどの時点で、振り上げた拳を下ろすつもりなのか。

いまでも沖縄タイムスのガセネタを妄信し野嵩ゲートで奇声を上げている情弱の老害活動家のジジ・ババたちをいつまで野放しにするつもりなのだろう。

そうそう、もう1人「危険な欠陥機オスプレイ反対」で県民を惑わし東京行動の先頭を切った人物がいた。

翁長那覇市長のことだ。

この男もまだ上げた拳を下ろすというコメントは発していない。 

一体どのように決着をつけるつもりなのだろう。

 

ボーイング、99機のV-22オスプレイ・ティルトローター航空機の納入契約を結ぶ

2013年6月14日(金) 08時45分
V-22オスプレイの画像
 

ボーイングは6月13日、ベル・ヘリコプター・テクストロン社との戦略的同盟関係であるベル・ボーイングV-22プログラムが、アメリカ海軍航空システム司令部と99機のV-22オスプレイ・ティルトローター航空機購入に関する5年契約を結んだことを発表した。

この99機は、アメリカ海兵隊の為の92機のMV-22モデルとアメリカ空軍特殊作戦コマンドの為の7機のCV-22モデルを含むもので、約65億ドルの価値を持ち、単数年の契約に比べておよそ10億ドルの節約を米国政府にもたらすものである。そしてこの契約はまた、アメリカ海軍航空システム司令部(NAVAIR)が、23機の航空機の追加注文をする条件許可を含むものである。

この契約にサインすることは、V-22オスプレイを持つ我々のサービスに対する自信を強調するものだ。2007年以来、V-22は戦闘や人道主義的活動、特別作戦などの役割の範囲で、常に先行して派遣されて来た。オスプレイは通常の航空機では不可能な作戦を可能にし、他の航空機が救うことのできない命を救うことで、我々の海兵隊空陸機動部隊と空軍特殊作戦を変化させる」とアメリカ海兵隊のグレッグ・マシエロ大佐は語った。

V-22オスプレイはティルトローター技術によって、スピードと固定翼航空機の航続距離、ヘリコプターと同様の垂直パフォーマンスを合体させた多目的な役割を果たす戦闘航空機である。ナセルとローターが垂直のポジションを取ることにより、それはヘリコプターのように離陸、着陸、ホバリングをすることができる。そして一旦空中に浮くと、ナセルが回転して航空機を高速かつ高高度の飛行が可能なターボプロップ飛行機へと変身させる。

現在、200機以上のV-22オスプレイが運用されており、世界に広がる編隊は18万5000時間以上(この内の半分は過去3年間に記録された)の飛行時間を蓄積している。
《河村兵衛》

 

V-22オスプレイの画像
V-22オスプレイの画像
MV-22オスプレイの画像
MV-22オスプレイの画像
 
 

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◎出発時間:11:00
◎コース:琉球学院>石平交差点>普天間交差点>宜野湾市役所

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上記パレードの後、引き続き宜野湾市役所向かいのJAジュビランス4階で、下記の集会を催します。

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日時 日曜日 13時30分~
会場 JAジュビランス4階 第一研修室

 

正式名称「普天間基地の危険性を除去し辺野古の米軍基地に統合縮小を実現する署名推進委員会」が発会します。

午前中の「普天間の固定化を許さない、一日も早い辺野古移設を進める宜野湾市民パレード」と連動しています。
https://www.facebook.com/events/525506757486046/

「県外移設」を声高らかに宣言する人は多くても、県外移設の候補地を探す人は一人も居ないという不思議な状況になっています。

何故かーーーー「県外移設」は不可能だと誰もがわかっているからです。つまりパフォーマンスのための「県外移設」です。
しかし、そのパフォーマンスによって普天間基地は「危険性の除去」が叫ばれながらも事実上固定化されてきました。

私達は「日米安保の維持」と「普天間基地の危険性の除去」を両立させたい。そのために良識ある県民の声を集めたいと思っています。
手段としては、署名活動を行いたいと思います。
名護市長選挙がある1月までに、県内移設を肯定する県民の署名を集めて、総理と県知事に提出したいと思っています。
今までに無い活動ですが、まず発会式にご参加いただいて、ご協力いただければと思います。

               ★

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■■第三回「島守・防人に感謝する集い」■■

6月23日(日)の慰霊の日に、沖縄県護国神社にて、「殉国沖縄学徒慰霊祭」という慰霊祭を斎行いたします。

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来る6月23日、私たち沖縄の大学生が主催し、沖縄戦で郷土防衛のため散華された学徒隊の御霊に、「感謝する」お祭りを、私共沖縄の大学生の義務だと考えます。

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第三回「島守・防人に感謝する集い」

6月23日(日) 13:30開会 沖縄県護国神社・大ホール

「殉国沖縄学徒顕彰祭」
   同日    14:30開始 沖縄県護国神社・本殿

主催:サークル「 沖縄から日本を考える学生の会 」

代表: 琉球大学法文部 三年次 外間 完信
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沖縄異常事態 第二弾

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尖閣領海で中国公船に包囲された緊迫の6時間

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中国領海侵犯と教科書採択事件の深い関係

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ついに牙を剥き出した中国-沖縄併呑計画の先兵は誰だ

琉球独立論の空虚

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「沖縄に内なる民主主義はあるか」の内容紹介

 

コメント (2)

琉球独立!松島教授を中国テレビがインタビュー!

2013-06-14 07:35:45 | 県知事選

  ■那覇市立中央図書館の言論封殺に、断乎抗議する (抗議文例はこちらで)

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一昨日は地元発のニコニコテレビの生放送に出演した。

何時ものことだが資料の整理不足で、話がまとまらないまま時間切れとなったのは残念である。

放送終了後、責任者のNさんに「これではそのうちブーイングが来るかもしれないので、出演は今回限りで遠慮したい」と話したら、「本当にブーイングが来るまで続けましょう」のひと言には驚いた。(狼魔人は破壊魔か!)

番組の本題は7月の参院選について、実現不可能な「普天間基地の県外移設」を主張する自民党沖縄県連の批判であったが、冒頭『うらそえ文藝』」最新刊の内部事情も少し紹介した。

新聞を中心にした沖縄の出版界がサヨク一辺倒である中、星雅彦氏が編集長を務める『うらそえ文藝』は、左右両陣営の論客に言論の場を提供する沖縄では最後の開かれた言論空間であると看做されていた。

最新号でも沖縄サヨクのリーダーである福地廣昭氏と沖縄保守のリーダー星雅彦氏の対談があったり、サヨク学者来間泰男沖国大名誉教授の論文と、前号で櫻井よしこ氏の絶賛を受けた保守系評論家津嘉山武史の論文が呉越同舟で名を連ねる有様である。

ところが、同誌の「編集後記」を読めば気がつくことだが、最近「うらそえ文藝」の編集委員の中にも定年になったサヨク大学教授らが発言権を増してきて、星編集長の追い出し工作が始まったとのこと。 一時は今号限りで星氏も辞任と決まっていたが、本人の欠席した編集会議で、とりあえず次号までの編集長は星氏が続投することになったという。

「うらそえ文藝」が、沖縄の他の出版物と同様にサヨクの巣窟に成り下がるとしたら実に残念なことである。

その「うらそえ文藝」に掲載の津嘉山氏の論文が指摘する憂慮すべき事態が今目の前に起きつつある。

同論文の該当部分を再度引用する。

人類の歴史は戦争の歴史だとも言われる。 古今東西、領土紛争は戦争の主な要因であり続けた。 クラウゼヴィッツの『戦争論』によると「戦争は外交の延長」であるという。 外交といっても外交官がテーブルを挟んで行う外交交渉だけが外交ではない。 政府当局がいろんな機会をとらえ相手国に発するメッセージも外交の一手段であり、地域住民の発するメッセージも相手国にとっては外交の手段(口実)になり得る。現在尖閣近海でわが国の海保巡視船と中国公船の間で飛び交っているメッセージの応酬は外交の一種であり、その延長線上に戦争があるというなら日中戦争は既に始まっていると考えることも出来る。

外交関係が中断している日中の間で、最近、尖閣の領有権に関するメッセージが飛び交い火花を散らしている。

県出身の大学教授が「沖縄独立学会」を設立した事実や、それをあたかも県民の総意であるかのように大々的に報道する沖縄2紙の存在は、尖閣をめぐってわが国と対峙している中国にとって歓迎すべきメッセージとなる。

さらに県選出の現役国会議員である照屋寛徳氏が「沖縄独立」に賛同するとなると、これは単なる沖縄発のメッセージに止まらず、中国に対するラブコールと取られても仕方がない。

独立=中国の自治区、は今時子どもでもわかる理屈だから。

これら沖縄側の動向を中国が見逃すはずはない。

早速中国のテレビが松島教授のインタビューを行った。

それがこれ。

【動画】琉球独立领袖:看到中国人主张夺回冲绳 很害怕

 照屋寛徳氏の写真や「沖縄独立」を主張するブログも紹介されており、照屋氏も今度中国を訪問したら最重要人物の待遇を受けることになるだろう。⇒売国奴・照屋寛徳、沖縄独立宣言!

関連エントリー;「棚上げ論」に平伏す沖縄売国紙!

            ☆

沖縄タイムスが連日中国に対してラブコールとも取れる記事を掲載していることは夙に知られたことだが、次に紹介するコラムは、沖縄タイムスの中国に対する思慕の念を象徴的に表しているので、古くからの読者はしつこさに辟易するだろうが、過去記事の抜粋をあえてここに引用する。

■「琉球処分」のトラウマ・・・中国軍は侵略軍ではなく援軍だ

 沖縄タイムスの一連の報道を見ると、明治期の廃藩置県の際、琉球王国の一部の中国出身者が清の「黄色い軍艦」が救援に来るのを期待した故事を髣髴させる。去る4月、黄色い旗をシンボルに「米軍出て行け」を合言葉に「県民大会」が開かれたが、一般の無邪気な参加者はともかく、少なくとも扇動者の沖縄タイムスが黄色が中国軍艦のシンボルカラーであることを知らなかったはずはない。
 沖縄タイムスが「中国は攻めてくるものではなく救援にくるもの」というトラウマに取り憑かれたのは、昨年一年にわたって特集を組んだ「琉球処分」の影響だと考える。 次に沖縄タイムスのトラウマが垣間見れるコラムを引用する。

 <黄色軍艦がやってくる…。船体に黄色の龍の文様を描き、黄龍旗を掲げる清国の南洋艦隊は黄色軍艦と呼ばれたという。知人とこの話をしていたら、黄色軍艦が沖縄を侵略すると、勘違いして話がややこしくなった▼実際は逆で、明治の琉球人にとって清国軍艦は援軍だった。武力で琉球国を併合した明治政府に対し、琉球の首脳らは清へ使者を送って救援を求めている。そして、沖縄側はその黄色軍艦を待ちわびたのだった(略)▼日清戦争時にも清国の援軍は話題になった。それから百余年が経過し、あれほど待ちわびた援軍をも敵と間違うところに今の位置があるのか。(略)>(2005年5月16日 沖縄タイムス[大弦小弦])

■新聞報道と民意の乖離

「沖縄の新聞で沖縄を知ろうとすると、大きな誤解の落とし穴に陥る」とは、ネットが普及した最近よく言われること。
 沖縄タイムスなどは、一握りの左翼活動家の声をあたかも民意であるかのように報道するが、県知事や那覇市長も保守系だし、普天間基地の辺野古移設で全国的に注目を浴びた名護市長だって今年の1月までは辺野古移設に賛成の保守系市長が三代も続いていた。     鳩山前首相が「最低でも県外」と迷走発言したため、寝た子を起こされた名護市民は「県外撤去」の稲嶺市長を選択したが、その差は約1500余票の僅かなものだった。何よりも一番の当事者である辺野古区民は「辺野古容認」の議決をしているではないか。

 これまで沖縄紙が報じるデモ行進や抗議集会といえば、赤旗に赤鉢巻の左翼勢力の専売特許と相場は決まっていた。 ところが10月3日、保守系団体による「尖閣諸島を守れ!緊急デモ集会」が開催され、沖縄県庁前広場に約1,500名の県民が結集し、口々に中国に対して抗議の声を上げた。 左翼集会の場合沖縄二紙や各労働団体が事前に動員のための告知運動を行うが、保守系集会の場合沖縄紙が告知等で協力することは皆無である。そのため3日のデモ行進も、県内の有志が街宣活動やビラ配布、看板設置等を続け、危機感を持った多くの県民が駆けつけた。沖縄では珍しい保守系県民によるデモ行進が日の丸を掲げ那覇市の中心街で大々的に行われた。 ところが翌4日の沖縄タイムスには、完全黙殺を貫きこのデモ行進を伝える記事は一行も掲載されなかった。 米軍基地に反対する抗議集会なら、たった20名でも大きく報道する歪曲報道とは大違いであった。

 沖縄タイムスは、中国が沖縄をも併呑しかねない昨今の事態に及んでも、中国に抗議することは偏狭なナショナリズムだと批判し、沖縄の防衛力が高まるのを懸念するという論調を貫いている。
 一方、日の丸を掲げた一般県民の中国へ抗議集会や、各市議会や県議会が中国への抗議決議を採択している事実を見ても、マスコミの論調と、県民の意思はかなり食い違ってきていることが鮮明になってきた。続・(『WILL』2010年11月臨時増刊号掲載記事)

 

【追記】 09:33

平和安全保障研究所理事長・西原正 沖縄独立運動は中国の思う壺だ

 

 【おまけ】 08;15

ニコニコテレビでは脱線して米中首脳会談にまで話が及んだ。

日本は蚊帳の外?米中首脳会議で

筆者の指摘通り蚊帳の外に置かれたのは中国だったようだ。

米大統領、中国の対日姿勢非難 尖閣めぐり習主席に

 オバマ米大統領が7、8両日に行われた習近平中国国家主席との米中首脳会談で、沖縄県・尖閣諸島の領有権主張を強める中国の対日姿勢を非難し「米国の同盟国である日本が中国から脅迫されることをわれわれは絶対に受け入れない」と述べていたことが判明した。複数の日米関係筋が13日明らかにした。オバマ氏は13日の安倍晋三首相との電話会談でも、こうした経緯を伝えたとみられる。

 尖閣情勢で表面的に中立的立場を見せる米国が中国の動向を強くけん制していたことが明らかになったことを受け、安倍政権は「日本側の立場を十分に踏まえた対応で、強固な日米関係が確認できた」(政府筋)との見方を強めている。

 

米上院、尖閣で対中非難決議案沖縄タイムス

上院の決議案は、尖閣周辺で中国海軍の艦艇が海上自衛隊の護衛艦に射撃管制レーダーを照射した事件など、東シナ海や南シナ海で中国が最近起こした「危険な」行動を列挙。 「尖閣諸島は日本の施政権下であるという米国の認識が、第三 ...
 
 
【追記】
 
昨日のエントリーで、毒おにぎりのことを書いたら、詳しく知りたいとのメールが多数入ったので、過去エントリーをリンクしておく。
 
他にも「おじや強奪」「メチル禍」など全て悪いのは日本兵のせいにする印象操作には呆れてしまう。
 
 
同エントリーで、毒おにぎりを報じた琉球新報は何故かリンク切れにしてあるが、デタラメを垂れ流したことが恥ずかしかったのだろうか。
 
 

             ★

チラシのダウンロードはこちらから http://goo.gl/53jtV

<普天間の固定化を許さない、一日も早い辺野古移設を進める宜野湾市民パレード>
◎開催日時:平成25年6月16日
◎集合場所:琉球学院前
◎集合時間:10:30
◎出発時間:11:00
◎コース:琉球学院>石平交差点>普天間交差点>宜野湾市役所

◎問合せ:普天間の固定を認めない宜野湾市民の会
     電話:070-5401-6751

<FaceBookイベントページ> ※参加表明はこちらからお願いします。
https://www.facebook.com/events/525506757486046

 

■緊急の御知らせ

上記パレードの後、引き続き宜野湾市役所向かいのJAジュビランス4階で、下記の集会を催します。

パレードには参加できなかった方も是非、ご参加くださいますようご案内申しあげます。

「辺野古移設署名推進委員会(略称)発会式」

日時 日曜日 13時30分~
会場 JAジュビランス4階 第一研修室

 

正式名称「普天間基地の危険性を除去し辺野古の米軍基地に統合縮小を実現する署名推進委員会」が発会します。

午前中の「普天間の固定化を許さない、一日も早い辺野古移設を進める宜野湾市民パレード」と連動しています。
https://www.facebook.com/events/525506757486046/

「県外移設」を声高らかに宣言する人は多くても、県外移設の候補地を探す人は一人も居ないという不思議な状況になっています。

何故かーーーー「県外移設」は不可能だと誰もがわかっているからです。つまりパフォーマンスのための「県外移設」です。
しかし、そのパフォーマンスによって普天間基地は「危険性の除去」が叫ばれながらも事実上固定化されてきました。

私達は「日米安保の維持」と「普天間基地の危険性の除去」を両立させたい。そのために良識ある県民の声を集めたいと思っています。
手段としては、署名活動を行いたいと思います。
名護市長選挙がある1月までに、県内移設を肯定する県民の署名を集めて、総理と県知事に提出したいと思っています。
今までに無い活動ですが、まず発会式にご参加いただいて、ご協力いただければと思います。

               ★

チーム沖縄のブログ

■■第三回「島守・防人に感謝する集い」■■

6月23日(日)の慰霊の日に、沖縄県護国神社にて、「殉国沖縄学徒慰霊祭」という慰霊祭を斎行いたします。

沖縄戦で亡くなられた学徒隊は郷土を守るため自らの意志で戦ったのであります。 しかし現在の平和教育ではこれら学徒隊の方々を犬死などと貶める教育がなされているの残念なことです。

来る6月23日、私たち沖縄の大学生が主催し、沖縄戦で郷土防衛のため散華された学徒隊の御霊に、「感謝する」お祭りを、私共沖縄の大学生の義務だと考えます。

当日はお誘い併せの上ご参加くださいますようご案内申しあげます・

以下、詳細でございます。



第三回「島守・防人に感謝する集い」

6月23日(日) 13:30開会 沖縄県護国神社・大ホール

「殉国沖縄学徒顕彰祭」
   同日    14:30開始 沖縄県護国神社・本殿

主催:サークル「 沖縄から日本を考える学生の会 」

代表: 琉球大学法文部 三年次 外間 完信
お問い合わせ:tj.from.okinawa@gmail.com

お気軽にメール下さい

 

『正論』7月号は、沖縄特集第2弾です

筆者も寄稿しました。

沖縄での発売は6日頃とのことです。

月刊正論2013年7月号6月1日発売 定価740円

 

沖縄異常事態 第二弾

重大資料発掘!

地元メディア反日偏向報道の淵源

ジャーナリスト 井上和彦

緊急報告!

尖閣領海で中国公船に包囲された緊迫の6時間

八重山日報編集長 仲新城誠

【新連載】対中最前線 国境の島からの報告①

中国領海侵犯と教科書採択事件の深い関係

仲新城誠


ついに牙を剥き出した中国-沖縄併呑計画の先兵は誰だ

琉球独立論の空虚

ジャーナリスト 大高未貴

「天皇メッセージ」の悪用に反駁せよ

ライター・ブログ「狼魔人日記」管理人 江崎孝


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『沖縄に内なる民主主義はあるか』定価:1735円(税・送料込み)

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「かみつくⅡ 」の目次
「かみつく」の内容紹介
「沖縄に内なる民主主義はあるか」の内容紹介

 

コメント (3)

日本は蚊帳の外?米中首脳会議で

2013-06-12 06:57:51 | ★原稿

  ■那覇市立中央図書館の言論封殺に、断乎抗議する (抗議文例はこちらで)

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 米国カリフォルニアで行われた米中首脳会談を受けて、10日の沖縄タイムスの一面トップは、米中2大国が太平洋を分割統治する相談でもしているかのような印象の大見出し。

超大国に成長した中国は尖閣侵略のみならずTPPにも色気を見せ、日本はまるで蚊帳の外に置かれたような印象操作。

一昨日の「たけしのTVタックル」は、テレ朝としては信じられないほど率直に、中国の対外的には覇権主義、国内では独裁強権支配を批判していた。

会談の中で、習近平主席のこんな発言もあったという。

「広い太平洋は米中の両国を充分受け入れる余裕がある」

超大国による沖縄の領有権はおろか、太平洋分割の提案ではないか。

2013-06.10 TVTackle 15

そういえば5年前の2007年、米軍の総司令官が訪中した際に、人民解放軍の当局者から太平洋を東西分割して管理する事を提案され米国が拒否したというニュースが産経新聞で報じられ話題になった。

TVタックルでは、米中首脳会談に関連しても、中国軍首脳のシンガポールにおける「棚上げ発言」など一連の中国の動きの背景を明快に解説していた。

 
「棚上げ」は野中広務氏などがゾンビのように発言しているが、全く問題外である。 
 
一片のメモさえない、伝聞の棚上げ論など何の論拠もないというのだ。
 
そもそも中国は1992年に国内法で一方的に「尖閣は中国領土」と言っているではないか。
 
百田尚樹氏のパネルを使って、南シナ海における米国の影響力が弱くなると中国が近隣諸国を侵略する、とい説明は明快だった。
 
中国は絶えずアメリカの動向を窺い、アメリカが出て行くとすぐに侵略を開始することがよくわかる。
2013-06.10 TVTackle 21
銀色の侍魂さんから写真と文字起こしを借用)

 

百田尚樹氏
「・・中国にとって一番目の上のたんこぶはアメリカなんですよ。
これ・・見ていただくとわかりやすいんですが
え・・1973年に、アメリカ軍がベトナムから撤退します・・
で、その翌年、中国軍がベトナムのパラセル諸島を・・・

(阿川さん「アメリカがいなくなると・・中国が出てくる」)
・・そうです。
で、さらに1991年にフィリピンからアメリカがいなくなる・・

(勝谷誠彦氏「スービックから引いた」)
すぐ、その翌年に、翌年、スプラトリー諸島を中国が武力で一部を奪いました。
(阿川さん「早っ!」)
・・早い。
でさらに、え・・2009年に鳩山総理が最低でも沖縄から米軍を県外だと・・言いました
そのわずか数ヵ月後に、え・・尖閣の漁船衝突問題、領海侵犯。
だから非常にこれ見るとね、これほど分かりやすい国はないですよ。
アメリカ軍の影響力が少しでも去ったらすぐ来るんです。

 
 
又この番組では、現在の中国が抱える深刻な諸問題・・・貧富の格差、腐敗、経済低迷、更には共産党独裁の実態、都市戸籍と農村戸籍の存在、急速な高齢化、戸籍を持たない膨大な“国民”の存在、大学は出たけれど地下の蚕棚で暮らす“ネズミ族”の姿、一部の共産党幹部の特権を利用した巨額の蓄財、彼らが政変を恐れて海外にお金を送ったり、不動産を買い漁っていることなど、が述べられた。
 
 
冒頭に紹介した10日の沖縄タイムスの「米中2大国による太平洋の分割統治」といった印象操作記事に戻る。
 
第一面の派手な米中会談の記事が掲載された同じ日の同紙22面の最下部に、ほとんどの読者が見逃す(のを期待したかのような)超ベタ記事が掲載されている。
 
それがこれ。
 

生産、投資ともに鈍化 中国5月、経済減速続く 沖縄タイムス 6月10日

  【北京共同】中国国家統計局が9日発表した5月の景気指標は、工業生産や固定資産投資、不動産開発がいずれも4月より鈍化し、経済減速が続いていることを示す内容となった。公表済みの輸出も大幅に減速し、世界経済をけん引してきた中国の先行きに不透明感が強まっている。
 内外の需要の低迷を反映して、5月の工業生産は前年同月比9・2%増と、4月より0・1ポイント鈍化した。金属や化学品、繊維などの伸びが鈍った。財政問題を抱える地方政府のインフラ整備が遅れていることなどから、1~5月の固定資産投資は前年同期比20・4%増と、1~4月より増加幅が縮小した。
 不動産開発投資も1~5月は20・6%増と1~4月より0・5ポイント低下。個人消費の指標となる小売売上高は5月に前年同月比12・9%増と、4月より0・1ポイント上昇したが、政府が設定した通年の目標(14・5%増)には届かなかった。

              ★

中国が超大国とは名ばかりで、実は時限爆弾を抱え内部分裂に驀進する「滅び行く大国」(瀕死のドラゴン)あることを示す同記事は沖縄タイムスにとって「不都合な真実」だったのだろう。(タイムス記事では最後の2行(茶文字部分)は省略されている)
 
今回の米中会談の印象は、常日頃面子を重んじる中国側が体内に抱えた時限爆弾が爆発する前に、米国と太平洋を支配する超大国としての地位を日本を始め世界に知らしめるため緊急に会談を持つ必要があったといわれている。

時限爆弾とは経済危機である。

以下は軍事ジャーナリスト鍛冶俊樹氏の「メルマガの引用である。

<もはやバブル崩壊は目前であり中共幹部が金を持ち逃げしている。今、日米欧が投資を引き揚げれば核兵器を使わずとも環境汚染された大地の上に10億人の死体が積み上げられる事になろう。
 中国の言い分は「経済支援をよこせ」ということであり、何一つ自由を認めない独裁国家・中国が経済的自由圏の構築を目指す「TPPに関心を示す」などという珍妙な言い方をするのは、経済支援要求の婉曲表現に他ならない。

 「挑発行為をやめろ」と「経済支援をよこせ」という米中の言い分がどう調整されどんな合意に至ったかは(発表された合意事項ではなく両者が本音の部分でどう合意したかは)、今後数週間の中国の南シナ海と東シナ海の動きを見れば分かるだろう。
 尖閣を含め両海域において中国が挑発行為をやめたなら、次は米国が経済支援を実施する番となるが、米国は請求書を当然日本に回すだろう。尖閣諸島の保険料ということになろうか。

 だがこれは日本にとって悪い話とは限らない。支援の仕方は日本の裁量であり、「反日宣伝料を日本が負担する訳にはいかない」と主張して反日プロパガンダの停止を条件にすることも可能だろう。これは韓国に対しても同様であり、この戦略的転換点をうまく生かせば反日宣伝包囲網を突破できるかもしれない。>

■関連記事
 ⇒中国経済“大失速”反日暴動で外資系脱出! 巨額債務の「時限爆弾」も

 さらに沖縄タイムスに取っては「不都合な真実」が・・・

「水増し」・・・集会の水増し報道は沖縄タイムスの得意技だったはず。

 中国GDPに粉飾疑惑 「減速」どころか実態深刻か 水増し報告当たり前…

2013.04.16


習近平国家主席【拡大】

 中国統計局が発表した今年1~3月期の実質国内総生産(GDP)は前年同期比7・7%増となり、予想外の減速となった。だが、中国経済の実態はもっと深刻かもしれない。GDPの算出についてデタラメぶりが暴露されたほか、貿易統計では輸出額の大幅な水増し疑惑も浮上、世界の投資家の不信感は募るばかりだ。

 8%台を回復するとの市場予想を下回った要因について、中国国家統計局の盛来運報道官は15日の記者会見で、先進国の金融緩和が人民元の対ドル相場上昇を招き、輸出に悪影響を与えたことなどを挙げた。日中関係の悪化で両国間の貿易や投資が低迷していることも影響したとみられる。

 鳥インフルエンザ拡大も「世界第2の経済大国」の指標を下押しすると懸念されているが、問題の根はもっと深い。疑われているのは中国の経済指標そのものなのだ。

 今年2月にこんな報道があった。中国紙・新京報によると、中国の省や直轄市など地方政府が発表した昨年のGDPを合計したところ、中国政府発表の名目GDPを5兆7600億元(約91兆4700億円)も上回った。その差額は広東省のGDPに相当する規模だという。

 中国に詳しいジャーナリストの宮崎正弘氏は「地方政府は成績を良く見せようと、2倍、3倍に水増しした報告は当たり前。国家統計局は地方政府から上がってきた数字を減らして発表するのが仕事ともいえるが、本当の数字は誰も知らない」と指摘する。

 そうした問題点が指摘されながらも、1~3月期のGDPが期末からわずか15日後に公表されるという不可解な状況も続いている。米国の1~3月GDPが今月26日、日本が5月16日という公表予定と比較しても極端に早い。

 中国のGDPの存在意義について「市場を操作したり安心感を与えるなどの一定の役割はある」と宮崎氏。7・7%という数字についても「中国政府が掲げる7・5%成長を達成するというメッセージとして受け取れる」(国内系シンクタンクエコノミスト)。

 ただ、中国経済の実態に近いとされる鉄道貨物輸送量は、このところ前年割れや横ばいが続いていることから、「本当はゼロ成長に近いのではないか」(同)との観測もある。

 異常な経済統計はこれだけではない。中国税関総署が今月10日に発表した3月の貿易統計で、香港向けの輸出額が、前年同月比92・9%増と「仰天する」(外資系調査会社)ような伸び率を示した。

 本来なら、香港側の中国からの輸入額も同様な伸び率になるはずだが、今後発表される香港政府側の貿易統計は中国側の発表を大きく下回るのは確実とみられている。

 というのも、中国本土側の統計では、今年1月の香港への輸出額は88・3%増、2月は35・6%増だったのに対し、香港政府側の統計では、中国本土からの輸入額は1月が34・2%増、2月は18%減とかけ離れた数字が続いているのだ。

 3月の中国本土から台湾向け輸出も44・9%増だったのに対し、台湾側発表の中国からの輸入は1・2%減と、もはや統計の体をなしておらず、中国税関総署は水増しの疑いがあることを暗に認めざるを得なかった。

 輸出の水増しが横行する背景について、中国本土の業者が架空の輸出により、輸出税の還付金を受け取るため、または香港から本土に資金を移し、株式や不動産などに投資している、などの推測もある。

 前出の宮崎氏はこう語った。

 「中国では共産党の独裁が続く限り、数字のごまかしは永遠に続く

           ☆

>先進国の金融緩和が人民元の対ドル相場上昇を招き、輸出に悪影響を与えたことなどを挙げた

アベノミクスによる元高、円安の直撃を受けているとは言いたくないのだろう。


水増ししても水増ししても、体内の時限爆弾が爆発する時期は刻々と迫っている。

米中超大国が世界を制覇すると言うのは真夏の世の夢に過ぎない。

安倍首相は着々と中国包囲網を築いていけばよい。
 

 【おまけ】

米中会談で、中国は土下座せんばかりに「尖閣への上陸を黙認」するよう米国に懇願したが断られたという裏話がでるほど焦っている模様。

一旦挙げた拳の下ろしところを模索しているらしい。

ところが「日本は米中の蚊帳の外」という印象操作にも関わらず、日米の防衛現場は、米中首脳会議が終了するのを見計らったように、オスプレイも導入した離島奪回作戦を実行している。

以下に引用するのは2件とも共同配信によるが、沖縄タイムスは何故かオスプレイ参加の記事は報道していない。

これもやはり「不都合な・・・」ですか、やれやれ。

 

3自衛隊、米軍と離島奪還訓練

 【サンディエゴ共同】陸海空の3自衛隊は10日、米カリフォルニア州サンディエゴで、米軍と合同の離島奪還訓練を開始した。米本土で3自衛隊統合の離島奪還訓練が行われるのは初めてで、海自のヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが」や、イージス艦「あたご」などが参加。26日まで。

 

 沖縄県・尖閣諸島をめぐり日中両国が対立していることを念頭に、自衛隊の離島防衛能力を向上させる狙いだが、中国は訓練中止を求めており、反発を招く可能性がある。

 

 合同訓練は、米海軍と海兵隊が11~28日、カナダやニュージーランドと共に実施する訓練「ドーン・ブリッツ(夜明けの電撃戦)」に参加する形で実施。自衛隊からは約千人が参加。

 

                             ☆

 

米軍と自衛隊が離島奪還訓練 自衛艦にオスプレイ着艦も

 


米軍との合同離島奪還訓練のため、米海軍基地の港に停泊する海自の護衛艦「ひゅうが」=10日、米カリフォルニア州サンディエゴ(共同)

  【サンディエゴ共同】陸海空の3自衛隊は10日、米カリフォルニア州サンディエゴで、米軍と合同の離島奪還訓練を開始した。米本土で3自衛隊統合の離島奪還訓練が行われるのは初めてで、海自のヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが」やイージス艦「あたご」などが参加。26日まで。

 訓練では、米海兵隊の新型輸送機MV22オスプレイが初めて自衛隊の艦船に着艦する。

 

 米軍との合同訓練は、沖縄県・尖閣諸島をめぐり日中両国が対立していることを念頭に、自衛隊の離島防衛能力を向上させる狙い。中国は訓練中止を求めており、反発を招く可能性がある。

2013/06/11 10:55   【共同通信】

                ★

 今年の2月に行われた日米奪還訓練に参加したオスプレイ

 

離島奪還を想定した日米共同訓練で、米海兵隊のオスプレイから降り立った陸自隊員=13日、米カリフォルニア州のキャンプ・ペンデルトン(共同)

 

 

              ★

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     電話:070-5401-6751

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■■第三回「島守・防人に感謝する集い」■■

6月23日(日)の慰霊の日に、沖縄県護国神社にて、「殉国沖縄学徒慰霊祭」という慰霊祭を斎行いたします。

沖縄戦で亡くなられた学徒隊は郷土を守るため自らの意志で戦ったのであります。 しかし現在の平和教育ではこれら学徒隊の方々を犬死などと貶める教育がなされているの残念なことです。

来る6月23日、私たち沖縄の大学生が主催し、沖縄戦で郷土防衛のため散華された学徒隊の御霊に、「感謝する」お祭りを、私共沖縄の大学生の義務だと考えます。

当日はお誘い併せの上ご参加くださいますようご案内申しあげます・

以下、詳細でございます。



第三回「島守・防人に感謝する集い」

6月23日(日) 13:30開会 沖縄県護国神社・大ホール

「殉国沖縄学徒顕彰祭」
   同日    14:30開始 沖縄県護国神社・本殿

主催:サークル「 沖縄から日本を考える学生の会 」

代表: 琉球大学法文部 三年次 外間 完信
お問い合わせ:tj.from.okinawa@gmail.com

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沖縄異常事態 第二弾

重大資料発掘!

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ジャーナリスト 井上和彦

緊急報告!

尖閣領海で中国公船に包囲された緊迫の6時間

八重山日報編集長 仲新城誠

【新連載】対中最前線 国境の島からの報告①

中国領海侵犯と教科書採択事件の深い関係

仲新城誠


ついに牙を剥き出した中国-沖縄併呑計画の先兵は誰だ

琉球独立論の空虚

ジャーナリスト 大高未貴

「天皇メッセージ」の悪用に反駁せよ

ライター・ブログ「狼魔人日記」管理人 江崎孝


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何を目指すか、沖縄タイムス

2013-06-11 15:57:56 | 資料保管庫

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沖縄に来て初めて地元紙を読んだ本土の人が、朝日新聞が中立に見えると驚いたほど、偏向が激しい沖縄2紙。

偏向なら可愛いもので、白を黒と書く大嘘つきの記事を見て「発狂新聞」と噂されるのも当然である。

少し古い記事だが内容は少しも色褪せていない。

現在でも充分通用するどころか、むしろ現在のほうが発狂指数は高まっている。

沖縄タイムスの性格を見事に炙り出した秀逸な記事なので、以下に紹介する。

        ★

 

■■ Japan On the Globe(537)■ 国際派日本人養成講座 ■■■■

         Media Watch: 何を目指すか、沖縄タイムス
   
                     反日意識を煽り、米軍の撤退を要求する、
                    その先にあるものは?
■転送歓迎■ H20.03.02 ■ 37,171 Copies ■ 2,782,801 Views■


■1.「アサヒる」■

    「アサヒる」という言葉が流行っている。「歴史事実やニュー
    スを捏(ねつ)造し、あとでそれが間違いであることが明らか
    になってもきちんと謝罪することなく、論点をすり替えたり、
    居直ったり、知らんふりをしたりする」ことを総称した言い回
    しである。[1,p86]

     弊紙でも、今まで歴史教科書検定[a]、従軍慰安婦[b]、百人
    斬り競争[c]、沖縄戦住民自決[d]などで、朝日新聞がいかに
    「アサヒった」かを紹介してきた。

     最近の好例は、沖縄戦での住民自決事件の記述に関する教科
    書検定に対して、昨年9月29日に沖縄県宣野湾市で開かれた
    抗議集会に「11万人」もの人が参加した、という報道だろう。
    翌30日の朝日朝刊では、トップニュースで「『集団自決強制』
    削除、沖縄11万人抗議」との大見出しを掲げた。「11万人」
    と言えば、沖縄の総人口137万人の約12分の1である。

     このニュースに、福田首相は「随分たくさん集まったね。沖
    縄県民の気持ちは私も分かりますよ」と発言。これを受けて、
    文科省も「(訂正申請が)出てきたら、真摯に対応したい」と
    教科書各社に訂正申請を促すような発言までした。

■2.「11万人」の実態は「2万人程度」■

     しかし、この記事では、朝日新聞は二つの点で「アサヒっ」
    ている。

     第一は「11万人」という参加者数である。沖縄県警は「4
    万人強」という推定数字を示している。地元紙に掲載された集
    会の航空写真を東京の警備会社テイケイ(株)が拡大して丹念
    に数えたところ、視認できたのは「1万8179人」だった。
    建物や木陰に隠れている人を加えても、せいぜい「2万人程度」
    という結果が出ている。

     この疑問に対して、朝日は例によって沈黙しているが、朝日
    新聞の子会社、テレビ朝日の報道ステーションで古舘伊知郎キャ
    スターは「仮に2万人だとしても何か問題があるのでしょうか」
    と居直った。「論点をすり替えたり、居直ったり、知らんふり
    をしたりする」のが「アサヒる」の定義だが、「居直り」は初
    心者のやることである。親会社のように「知らんふり」をする
    方が、より高度なテクニックだ。

     嘘でも「11万人」とセンセーショナルに煽っておけば、そ
    れで狙いは達成できるのであって、「本当は2万人じゃないか」
    などと批判されても、「地元紙がそう報道した」などと適当に
    受け流しておけば、そのうち世論は忘れてくれるからだ。

     第二のアサヒった点は、「『集団自決強制』削除」という見
    出しである。これでは読者はこの事件が教科書からまったく削
    除されたように思ってしまう。実際はどう変わったのか、『実
    教出版 日本史B』の例で見てみよう。

        【修正前】(日本軍は、県民を壕から追い出し、スパイ容
        疑で殺害し、日本軍のくばった手榴弾で集団自決と殺しあ
        いをさせ、八百人以上の犠牲者を出した。

        【修正後】(日本軍は、県民を壕から追い出したり、スパ
        イ容疑で殺害したりした。また日本軍のくばった手榴弾で
        集団自決と殺し合いがおこった。犠牲者はあわせて800
        人以上にのぼった。

     まるで間違い探しのようだが、違いは「集団自決と殺しあい
    をさせ」が「集団自決と殺し合いがおこった」に変わっただけ
    なのだ。これが「『集団自決強制』削除」の実態である。

■3.「無辜の民を次々と殺害」■
   
     地元の沖縄でこの運動を煽ってきたのが、沖縄タイムスであ
    る。同紙のホームページで「沖縄戦『集団自決』問題」という
    一覧[2]があり、昨年の関連記事のリストが掲載されている。
    平成19年の1年間だけでも、単発記事103本、連載記事
    16本というから、読者は「沖縄戦『集団自決』問題」だけで、
    毎日のように記事を読まされることになる。

     連載記事の一つ、『神軍の足跡』(5月20~24日)では、
    以下のような説明文がついている。集団自決を慰安婦、南京大
    虐殺、マレー虐殺などと関連して捉える同紙の史観が窺える。

        「集団自決」訴訟は、日本軍「慰安婦」問題や、南京大虐
        殺など、日本の加害責任を否定し、軍の名誉を回復しよう
        とする動きと連なる。アジア太平洋戦争下、華人虐殺が起
        きたマレー半島と「集団自決」の起きた慶良間諸島。二つ
        の地点を結び、「神軍」の姿を追った。

     個々の記事タイトルを見ても、いかにもおどろおどろしい。

        (1)マレーシアの地獄絵図/惨殺 命ごい無視
        (2)華人虐殺と「集団自決」/差別・不信感が根底に
        (3)マレー事件から「集団自決」へ/海外の虐殺 恐怖の連鎖
        (4)無辜の民を次々と殺害/軍の論理を住民に強制
        (5)問い掛ける虐殺の被害者ら/目立つ軍加害の矮小化

■4.「過激派、新左翼の機関誌まがい」■

     8月24日から9月29日まで連載された『教科書改ざん―
    ただす』には以下の説明文があり、「県民大会」に向けて、同
    紙が運動の盛り上げを図っていた様子が窺われる。

         九月二十九日の「教科書検定意見撤回を求める」県民大
        会を前に、沖縄戦の体験者や体験を伝える活動を続けてい
        る人、参加する団体の関係者に、大会への思いや教科書検
        定の問題について聞いた。

     ついに実現した県民大会では、号外速報まで出している。翌
    日の朝刊では、1面と最終面の見開き2ページぶち抜きという
    豪快なスタイルで「11万人結集抗議 島ぐるみ史実守る」と
    報じた。さらに識者のコメントなど関連記事が、総合2面、3
    面、特集12面、13面、写真特集14-15面、社会面、第
    2社会面と続く。まるで阪神大震災なみの扱いだ。

     こうした報道ぶりを見れば、沖縄タイムスは客観的に不偏不
    党の立場から、この抗議集会を報道しているのではない事は明
    らかである。赤旗が日本共産党の大会を盛り上げるのと同様に、
    この抗議集会に主体的な推進者として関与していたのである。
   
     同紙が「過激派、新左翼の機関誌まがい」[1,p200]と言われ
    るのも無理はない。というより、「過激派、新左翼の機関誌」
    が「一般紙まがい」の擬態をとっている、と言うべきだろう。
   
■5.反戦一坪地主の中に編集幹部たち■

     沖縄タイムスは米軍基地への反対活動にも執念を燃やしてい
    る。

     沖縄での米軍への基地提供を妨害するために、「反戦一坪地
    主」たちがおり、2千平米ほどの土地に2968人が登記して、
    抵抗運動を行った。一人あたりでは0.6平米、一坪どころか
    ちょうど座り込みをする程度のスペースである。

     この反戦地主一坪たちのなかに、革マルや中核に混じって、
    沖縄タイムス、琉球新報の編集幹部らの名前がぞろぞろ出てき
    たのは有名な話である。

     編集幹部が、過激派、新左翼に混じって反基地活動をしてい
    るのだから、その新聞はまさに「過激派、新左翼の機関誌」な
    のである。こうした新聞が、米軍基地に関して公正な報道がで
    きるはずもない。
   
■6.普天間飛行場の移設■

     たとえば平成18年4月、日米両政府が合意した在日米軍再
    編をめぐる報道が良い例だ。この合意には在沖縄米海兵隊の約
    8千人のグアム移転や、普天間飛行場の移設などが盛り込まれ
    ている。

     普天間飛行場は市街地の中心部を占めており、そこに軍用機
    が頻繁に離着陸するので、きわめて危険である。実際に平成
    16年8月には、同基地所属の大型輸送ヘリコプターが訓練中
    にコントロールを失い墜落、沖縄国際大学1号館に接触・炎上
    する、という事故が起きている。この飛行場の移設と8千人の
    グアム移転は、沖縄県民の負担と危険を軽減する上での重要な
    施策である。

     政府間の合意に先立って防衛庁の額田長官と名護市の島袋吉
    和市長は、普天間の移転先について名護市の米軍キャンプ・シュ
    ワブ沿岸部とすることで合意した。協議は難航したが、「(米
    軍機が)住民の上空を飛行しない」(島袋市長)ようにするた
    めに離陸専用、着陸専用と2本の滑走路を作ることでようやく
    決着にこぎつけたものだった。

     島袋市長はこの平成18年1月の市長選挙で当選したばかり
    だったが、立候補期間中から「地元の納得が得られる形であれ
    ば、政府との協議には応ずる」との姿勢を見せていた。そして
    移設反対を全面に掲げた基地反対派候補2人の合計票よりも多
    くの票を得ていた。だから、名護市民の多数は、基地受け入れ
    に賛成していたと言える。

     それを沖縄タイムスは、県民の7割は移転に反対として、徹
    底的に攻撃した。
   
■7.「中国は日米両国にとって脅威ではないはずだ」■

     沖縄タイムスは、4月9日付け社説で「まやかしの修正案だ
     基地機能強化の恐れも」と題して、1)滑走路を2本にした
    のはかえって基地の危険性を増大させた、2)米軍の基地機能
    強化につながる恐れがある、3)絶滅危惧種のジュゴンの藻場
    にも影響する、などとして「県民の願いを無視して『県内移設
    ありき』で強行する政府に島袋市長が屈したのは残念というし
    かない」と決めつけた。

    「ジュゴンの藻場」よりも、普天間飛行場周辺住民の安全確保
    の方が大事だろう。また「県民の願いを無視して」というが、
    島袋市長が市長選に当選した事自体が、市民多数派の支持を受
    けている点を無視している。

     そして次の一文が、沖縄タイムスの社説の核心部分である。

         辺野古周辺地域や県が求めているのは新たな基地を北部
        に造り、基地機能を強化することではなく、県外そして海
        外への移設である。

     沖縄に米軍基地がある限り、沖縄タイムスは決して、満足し
    ないのである。

     また同年2月に防衛庁が那覇基地所属のF4ファントム戦闘
    機を平成20年度中にF15イーグル戦闘機に更新する方針を
    明らかにした際にも、沖縄タイムスは2月18日付社説「アジ
    アへの逆脅威だ」と題して、次のように主張した。

         今のところ中国は日米両国にとって脅威ではないはずだ。
        中国脅威論を政治的プロパガンダに利用することで、米軍
        と自衛隊の軍事一体化を促進しようとする日米両政府の思
        惑が見え隠れする。・・・配備は紛れもなく中国を始め周
        辺諸国を刺激する。

     日本の各都市に核ミサイルの照準を合わせ、20年近くも軍
    事費2桁増を続ける中国が、日本にとって脅威でないはずがな
    い。その中国の軍拡を「脅威ではないはずだ」と強弁して、自
    衛隊の戦闘機更新に反対し、なおかつ米軍の「海外への移設」
    を沖縄タイムスは求めているのである。その狙いはどこにある
    のか。
   
■8.沖縄を「東シナ海の孤島」に■

     米軍が「県外そして海外」に移設すれば、沖縄に軍事的真空
    地帯が生まれる。中国は、1973年に米軍がベトナムを去った翌
    年にパラセル(西沙)諸島を軍事占領した。1992年に米軍がフィ
    リピンから撤退した翌年には、南シナ海の中ほどに浮かぶスプ
    ラトリー(南沙)諸島に軍事基地を建設した。ベトナムもフィ
    リピンもこれに抗議したが、米軍が去った後では負け犬の遠吠
    えに過ぎなかった。[e]

     同じ事が、かねてより中国が所有権を主張している尖閣列島
    で起こるであろう。そして台湾と沖縄の中間地点である尖閣列
    島を軍事要塞化すれば、そこから中国の原子力潜水艦は米軍不
    在の沖縄近海を通って、自由に西太平洋に出られるようになる。

     実際に2006年には中国の原潜が沖縄本島と宮古島の間の海域
    を通って太平洋に出た後、グアム近海を一周して戻る際に石垣
    島近辺の日本の領海を侵犯している[f]。 この原潜は米軍の
    対潜哨戒機が発見し、海上自衛隊が追尾したが、米軍がいなく
    なれば、こうした行動が自由にとれるようになるのである。

     その結果、中国の制海権は沖縄をすっぽりと覆って、太平洋
    の西側に広がる。そこはもはや西太平洋というより「東シナ海」
    と呼ぶべき海となり、沖縄はその中の孤島になる。
   
■9.中国の長期戦略の尖兵として■

     沖縄の近海に中国の原潜が自由に徘徊するような状況になっ
    たら、どうなるのか。中国側はいつでも食料や医薬品、石油な
    どを運ぶ沖縄のライフラインをストップできるわけで、その無
    言の圧力に、日本政府も沖縄県も従わざるをえなくなる。

     たとえば沖縄を経済特区にして、中国人がビザなしで入れる
    ようにしたり、あるいは中国企業が自由に進出できるようにす
    る。沖縄と中国との定期航空便を増やす。中国人滞在者と中国
    企業が増え、沖縄と中国との経済的一体化が急速に進む。

     その先に見えてくるのが沖縄独立論である。それが中国の属
    国への道であることは、言うまでもない。

     沖縄が中国の属国になれば、ライフラインを分断された日本
    も台湾も、熟した柿のように中国の勢力圏に落ちてしまう。日
    本と台湾の巨大な富と先進技術を手に入れれば、中国はアメリ
    カを凌ぐ超大国になりうるのである。

     中国がこうした遠大な国家戦略を数十年というスパンで実行
    する国であることは、30年以上にわたって核兵器を独自開発
    してきたことを見ても分かる。[g]

     日本軍の残虐ぶりを声高に罵って住民の反日意識を煽り、米
    軍の撤退を断固要求し、自衛隊の軍備増強にも反対する沖縄タ
    イムスは、中国の長期戦略の尖兵として、まことに得難い存在
    なのである。この事を沖縄タイムスがどのように自覚している
    のかは定かではないが。
                                         (文責:伊勢雅臣)

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コメント (2)

普天間フライトフェスタ、「沖縄の不都合な真実」

2013-06-11 06:41:22 | ★原稿

  ■那覇市立中央図書館の言論封殺に、断乎抗議する (抗議文例はこちらで)

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去る日曜日、沖縄二紙にこのような全紙面を使った広告が掲載された。

左翼陣営の活動資金の潤沢さにいまさらながら驚いた。

 
(琉球新報6/9、沖縄タイムス6/9)

 その同じ日曜日、普天間基地の中は、年中行事の普天間フライトフェスタを楽しむ多くの老若男女の県民で溢れていた。

本土の人々には決して知ることの出来ない光景である。

今年も土・日と二日にわたって自宅近くの普天間飛行場で行われた普天間フライトフェスタ。 

残念ながら筆者は今回は野暮用が重なって行くことができなったが、過去にかみさんと二人で参加し、楽しんだことをエントリーしたこともある。

それがこれ。

普天間飛行場でドライブ?普天間フェスタ

【追記】基地外と基地内、ホットドッグ早食い競争が人気-普天間基地フェア

 

先日チャンネル桜の水島社長が来県、懇談する機会に恵まれたが、その時普天間フライトフェスタの話しをしたら、沖縄事情には詳しいはず水島社長でさえ驚いておられた。

連日沖縄マスコミから垂れ流す報道は、「普天間基地」の入り口に座り込んで「米軍は出て行け!」などの暴言を吐く、反戦活動家の報道だけなので、まさか普天間基地の中のフェスタに大勢の県民が参加し、米兵らと親善交流のフェスタが毎年行われているとは、夢にも考えられなかったというのだ。

そりゃそうだろう。 

沖縄2紙が「不都合な真実」として徹底的に黙殺するからだ。

今回参加された方の報告を紹介する。

先ず読者の宜野湾よりさん。

        ★

普天間フライトライン・フェアにて

オスプレイはプロップローターを折り畳んだものと合わせて2機が展示されていました。
私の近くにおられたウチナーンチュ家族のお母さんが「思ったより大きくないね~」と。
オスプレイの中に乗ってシートに座ってみると軍仕様とはいえシーナイトよりも格段に座り心地が良いので、海兵隊のにぃにぃにそう話し掛けると、彼らも「新しいってやっぱりいいですよね」とニッコリ。
コックピットの携帯カメラ撮影もOKでした。

AH-1Wスーパーコブラのところにいたにぃにぃたちに「ヴァイパーは来ないの?」と聞いてみたら、「僕らは聞いていないのでわかりません。でもスーパーコブラだって今もすごく良いヘリなんですよ」。
ヴァイパーが来るのは来年らしいですが、ウェブで発表済みでも自分から簡単にいろいろ口にしない人でした。
オスプレイもスーパーコブラも、装備や性能の質問にはちゃんと答えてくれて満足満足。

私は昼間に行きましたが、今年は横断幕やポスターの告知がほぼなかった割には、けっこう沢山の日本人が楽しんでいました。
夜の花火の頃はもっと沢山の人手だったかも。

            ★

次は野嵩ゲートのフェンスクリーンプロジェクトにも参加された宜野湾市議の呉屋等議員のブログよりの引用。

ご家族で参加された様子。

2013年06月09日

普天間基地フライトライン・フェスティバル

ご訪問頂き、ありがとうございます。

晴れの日曜日でした、みなさんいかがお過ごしでしたか?

私は、甥っ子夫婦が子どもを連れて帰って来たので食事へ行きました。その後、両親を誘って「普天間基地フライトライン・フェスティバル」へ出かけました。

正直、議員になってからは普天間基地のフェスティバルには消極的で殆ど行っていませんでしたが、今年は久しぶりに出かけました。理由は、MV-22オスプレイを近くで見てみたい。乗ってみたい(飛行はしません)そして、飛行場返還後の跡地利用を考える時、普天間飛行場内に入ってみたいと思いました。

午後3時頃、大山のパイプラインはゲートへ向かう車で渋滞でしたが、ゲートに着くと運転免許書OK


基地内にはいると、日の丸、米国旗、そして国連旗が迎えてくれました。

滑走路から駐機場へ向かうように車で行きました。会場の入口も私の運転免許書のみで全員OK。かばんの中身のチェックはありました。その後、金属探知機で検査し会場内へ(正直簡単な検査だと思いました)

入口にはKC130大型輸送機や空軍の早期警戒管制機AWACS、KC135空中給油機の中やコクピットにも入ることが出来ました。

そして、MV-22オスプレイが2機ありました。最初見た印象はプロペラやローターは大きいが、全体的には想像したより大きくないと思いました。

機内にも入りましたが、やはり広くはありませんでした。両サイドにイス、そして担架。


また、後部ゲートのハッチは短く半分くらいは空いたままの状態かも。CH53-Eの方が全体的に大きかったです。

基地の中に久しぶりに入ると、やはり480ヘクタールは広いと思いました。そして、宜野湾市内が360度見渡せる。宜野湾市の真中に位置することを改めて実感します。また、跡地利用をイメージする時、どうしても基地内入ることは必要だと思います。できたら管制塔から見学できると更にいいと思いました。


フエすティバルには多くの県民が来ています。そして、出店も県民で参加されたみなさんは、飛行機やヘリの見学から機内に入ったり、思い思いに楽しんでいるようでした。


帰る時にある格納庫の横には、今月C5ギャラクシーによって輸送された、CH53E1機、AH1-J4機がありました。
滑走路を横切ると航空機のタイヤ跡がいくつもありました。何処までも延びるような滑走路その先は市街地になります。

子どもの写真も何枚か撮りました。20年後、普天間飛行場が返還され文化財調査も終わり跡地開発がなされ、同じ場所に来た時に昔はここに飛行場があり、写真を撮ったと思いだす時が来ると思います。 
 
                ★
 

次はブログぼくが見た「沖縄」よりの引用です。

2013年06月09日

米軍基地を見た!!in普天間飛行場


いつも御覧下さり有難うございます。
平和主義者の「もう琉大生」です。
先週はキャンプ・フォスターでのコンサートを見て参りましたが、今回は、普天間飛行場にて開催されている普天間フライトライン・フェスティバル2013に行って参りました。

昨年も来ましたが、あんまり気に入ったので、また来ようと思っておりました。
昨年と同じく大山ゲートより入場、そこはやっぱり非日常的な世界。
基地司令部には日章旗、星条旗、国連旗が揚がっています。
 それにしても広い、広い、広い!!!
軍事基地、それも飛行場なので当然かもしれませんが、気持ちも大きくなります。



滑走路を横切り、格納庫群横の「フライト・ライン」につきます。「フライト・ライン」…「滑走路」のことかなと思いますが、念の為に、辞書を引く…

flight line
【名詞】
1
飛行機を停めておく場所およびメンテナンス格納庫(しかし滑走路あるいは誘導路ではない)
Weblio英和和英より                                   

ということらしいです。滑走路ではないようです。その名の通り、格納庫近くのスペースで航空機を展示しておりました。

AH-1W/Z、UH-1N、CH-46E、CH-53D/E、KC- 130J、MV-22BのほかF/A-18C/D、AV-8B、UC- 12W、UC-36Dなどが見られます。









詳しい方はこれだけでわかるかと思いますが、スーパーハーキュリーズやスーパーホーネットなどの映画やマンガにも登場するような機体を見ることができます。そして、何と言っても主役は「オスプレイ」!!!



右からも左からもチヤホヤされて人気真っ盛りのオスプレイです。
核爆弾搭載可能な大型ボマー(爆撃機)ではありません。
ステルス戦闘機でもありません。
確かに画期的で島嶼防衛の切り札ですが、あくまで輸送機です。
考えてみると、ほんと不思議なくらい騒がれました。

そんなオスプレイです。二機展示されています。

生でオスプレイを見るのは初めてでしたが、初めて会った気がしませんでした。(何でだろう??)
新鋭の機種ですから、すぐ隣に展示されている他の輸送ヘリよりも新しいです。
以前、大学の反対派の人に、「オスプレイはプロペラが小さいから不安定だ」と言われましたが、全然そんなことはない!!!



かなり大きいですし、ペランと垂れ下がっていなくてゴツい感じです。
しかもツインドライブ!!左右で2個ついていると何となく頼もしいです。



しかし、左翼や反対派の目には、これも悪魔か鬼に見えるんでしょうな。


航空機を一通りは見て、ベタベタ触りまくりました。触れるのはこの普天間フライトライン・フェスタの特徴らしく、他のところではロープが張られて近づけても触れられはしないそうです。
確かに、横田基地での展示では触れない飛行機もありました。心ゆくまでベタベタ触りまくりました。センサーや燃料タンク、先っぽ、材質等々。

飛行機は花型ですが、海兵隊は飛行機だけではありません。重機もあります。陸軍のものかな??と思うようなカラーリングですが、USMC(United States Marine Corps)と書いてあります。
一台、一台見て、触って。
ちゃんと、操縦士も控えていて、人が見に来ると、「Hey!」と仲間同士呼びかけあったかと思うと、一斉に駆動して動きを披露してくれます。
味があります。
その海兵隊員たちなのですが、とても愛想が良く、白い歯を見せて笑ったり、頷いて挨拶してきたりします。
純朴な印象も受けました。



パトリオット・ミサイルや野外テントなども見たあとは、Foodです。
こういうところに来たら、アメリカアメリカしたものを頼むべし。
ハンバーガーやスペアリブです。
スペアリブ&チキン(2000円)を注文。



豪快に焼いてます。ソースにドバっと付け、さらに香辛料が振られて出てきます。



高いのか安いのかわからないのですが、3時、4時ごろに食べても夕飯が我慢できるくらいの量でした。
USA! USA! USA! 何とか完食。



大学生のエイサーやライブなんかもやってました。
参加者を何となく見たのですが、休日の米軍将兵やその家族らしき人、わざわざ本土から来たようなマニア風のグループと様々ですが、沖縄の人もかなりいました。
「ここも返還されて、新都心みたいになるのかねえ。」と会話してる友達連れもいました。
もしかしたら、「辺野古移設が一番確実である」ということを理解している方なのか???



「県民の総意」、「オール沖縄」という虚構は崩れつつあります。
否、崩さなければなりません。
僕も、海を埋め立てて巨大な基地を造るのは嫌だなぁと思っておりましたが、ヒジャイさんの本なんかを読んだら、納得できるようになります。

(以下は引用者;ネットから御注文を受け付けています。
ezaki0222@ybb.ne.jp
※↑↑こちらまで住所氏名と電話番号を御連絡いただければ、受注当日か翌日までに発送いたします
<送金方法等詳細はここ>



沖縄のマスメディアは、「米軍」、「米軍基地」をとてつもなく恐ろしい魔物の如く報じますが、これを鵜呑みにせず、フェスタ等の機会があれば、まず見聞するべきでしょう。

アフガンではテロとの戦いが行われているのですから、この基地を有するアメリカ合衆国は戦時下にあるということになるのでしょうか。

僕が政治や安全保障に関心を持つようになったのは、変かもしれませんが「アメリカ嫌い」からでした。

デカい基地を他所の国に置いている。誤爆、めちゃくちゃ強い、枯葉剤、原爆、人種差別、原住民の殲滅…

などの理由により、米軍やアメリカ合衆国が好きではありませんでした。

しかし、違う面にも気づきました。
(完全にアメリカ目線だけで見てみますと)多くの若者の命をかけてまで世界の秩序を作ろうとしているのです。
自国の国益にそぐうものであれば、民族紛争を止めに言ったり、被災地で大規模救援作戦を展開したり。
何十万人の規模で海外に軍隊を展開できるのはアメリカだけでしょう。
自分の国さえ守ることもできない我が国にはこんなことできるでしょうか?
嫌いだとしか考えていなかった頃は、このような視点は持てませんでした。
凝り固まることが一番いけないのだと思います。

しかし、勘違いしないでください。
僕はいつまでもアメリカの核の傘の下にいれば良いとは思っていません。
対等な関係を築くために核武装でさえもアリだと思っています。

日本が自主防衛を目指す時、一番嫌がるのはアメリカでしょう。
大東亜戦争であんなに苦戦をさせた日本を、ようやくアメリカの世界秩序の中に組み込んだと思ったら、また自力で立ち上がろうとしているわけですからね。



ぼくが尊敬するウチナーンチュの大先輩・大濱信泉先生の言葉を紹介したいと思います。
「祖国復帰運動は与えられた歴史に対する挑戦である。
沖縄の現状は自ら選んだ道ではなく押し付けられたものであり、この意味においては宿命とでも言うほかはない。
しかし、人間には自らの運命を開拓する英知と、どの道を選ぶべきか選択の自由がある。
また民族には民族としての自覚と魂があり、そして政治的な独立と自由への憧れは民族の本能的な欲求である。
このことを考えると異民族の支配には自ずから限界があり、いつまでも続けられるものでない。
そこに祖国復帰運動の必然性とそれを肯定する論理がある」




いつまでもアメリカに護られてばかりでは、日本人の心のなかにも矛盾が生じるはずです。
この沖縄戦で散った方々の思いを受け継ぎ、日本は強くならねばなりません。
それはお隣・中国の異常な独裁国家等の現実を無視して、アメリカをすぐに追い出すとは違うと思います。
三国干渉の時の「臥薪嘗胆」のように、悔しさを胸に秘めつつ、西洋文明を取り入れ、世界に確固たる国へと成長を遂げた先人のようにありたいと思います。
それには、まずアメリカの良いところを知らねばなりません。

ということで今回は、基地に普通に遊びに来る沖縄の人たちに、県民の感覚を見たのと、そして、兵士の姿や、装備に「世界の警察」というアメリカのあり方を見出しました。

文章中で、とんでもない暴論を言ってるかもしれませんが、あれこれ見て、読んで、「自分の考え」を造る途上にありますので、お許し下さい。

               ★

チラシのダウンロードはこちらから http://goo.gl/53jtV

<普天間の固定化を許さない、一日も早い辺野古移設を進める宜野湾市民パレード>
◎開催日時:平成25年6月16日
◎集合場所:琉球学院前
◎集合時間:10:30
◎出発時間:11:00
◎コース:琉球学院>石平交差点>普天間交差点>宜野湾市役所

◎問合せ:普天間の固定を認めない宜野湾市民の会
     電話:070-5401-6751

<FaceBookイベントページ> ※参加表明はこちらからお願いします。
https://www.facebook.com/events/525506757486046

 

チーム沖縄のブログ

■■第三回「島守・防人に感謝する集い」■■

6月23日(日)の慰霊の日に、沖縄県護国神社にて、「殉国沖縄学徒慰霊祭」という慰霊祭を斎行いたします。

沖縄戦で亡くなられた学徒隊は郷土を守るため自らの意志で戦ったのであります。 しかし現在の平和教育ではこれら学徒隊の方々を犬死などと貶める教育がなされているの残念なことです。

来る6月23日、私たち沖縄の大学生が主催し、沖縄戦で郷土防衛のため散華された学徒隊の御霊に、「感謝する」お祭りを、私共沖縄の大学生の義務だと考えます。

当日はお誘い併せの上ご参加くださいますようご案内申しあげます・

以下、詳細でございます。



第三回「島守・防人に感謝する集い」

6月23日(日) 13:30開会 沖縄県護国神社・大ホール

「殉国沖縄学徒顕彰祭」
   同日    14:30開始 沖縄県護国神社・本殿

主催:サークル「 沖縄から日本を考える学生の会 」

代表: 琉球大学法文部 三年次 外間 完信
お問い合わせ:tj.from.okinawa@gmail.com

お気軽にメール下さい

 

『正論』7月号は、沖縄特集第2弾です

筆者も寄稿しました。

沖縄での発売は6日頃とのことです。

月刊正論2013年7月号6月1日発売 定価740円

 

沖縄異常事態 第二弾

重大資料発掘!

地元メディア反日偏向報道の淵源

ジャーナリスト 井上和彦

緊急報告!

尖閣領海で中国公船に包囲された緊迫の6時間

八重山日報編集長 仲新城誠

【新連載】対中最前線 国境の島からの報告①

中国領海侵犯と教科書採択事件の深い関係

仲新城誠


ついに牙を剥き出した中国-沖縄併呑計画の先兵は誰だ

琉球独立論の空虚

ジャーナリスト 大高未貴

「天皇メッセージ」の悪用に反駁せよ

ライター・ブログ「狼魔人日記」管理人 江崎孝


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『沖縄に内なる民主主義はあるか』定価:1735円(税・送料込み)

季刊誌「かみつく」創刊号紹介HP
価格 1420円(税・送料込み)

「かみつくⅡ」定価:1735円(税・送料込み)

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「かみつくⅡ 」の目次
「かみつく」の内容紹介
「沖縄に内なる民主主義はあるか」の内容紹介

 

コメント (3)

ビッグベン上空を舞うオスプレイ

2013-06-10 05:37:56 | ★原稿
 ■那覇市立中央図書館の言論封殺に、断乎抗議する (抗議文例はこちらで)

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 「危険な欠陥機オスプレイ」反対の記事が沖縄タイムス紙面から消えて久しい。
 
オスプレイ反対は野嵩ゲートで連日奇声を上げている情弱の老害活動家たちだけに任せるつもりなのだろうか。
 
発狂新聞や識者の面々は自分で焚きつけておいて、後は知らぬ顔の半兵衛を決め込むつもりなのか。
 
無責任な話である。
 
オスプレイ反対では「オール沖縄」の先頭にたった糸数慶子参院議員が、昨日参院選立候補の政策発表をしたとのことで、今朝の沖縄タイムス政治面トップはその模様を大きく報じている。
 
ところがその詳細に羅列された政策の何処を見ても、オスプレイの文言は発見できない。
 
いつ墜落してもおかしくない欠陥機で「未亡人製造機」と命名された危険なオスプレイが、現在12機も沖縄上空を飛行しており、夏までにはさらに12機追加配備されると言うのに、である。
 
糸数氏自身も「東京行動」に参加し「オスプレイ反対」を訴えたにも関わらず、である。
 
糸数候補は、「オスプレイは危険な欠陥機」と現在でも認識しているのか。
 
そうなら、県民の生命に直接関わる最重要案件を政策に入れない理由を、はっきり説明する責任があるのではないか。
 
 
突然話題が変わるが、次に紹介するのはロンドンを象徴するビッグベンの写真。
 
Big Ben
 
絵葉書でおなじみのあまりにも有名な風景。右端がビッグベンの名で知られる時計塔、その左が国会議事堂、左端がヴィクトリアタワー。そして手前をテムズ川が流れている。橋は、ウェストミンスター・ブリッジ。旧ロンドン市庁舎前からの撮影とのこと。

さて先日英国軍が「いつ墜落してもおかしくない欠陥機オスプレイ」を配備する予定とのニュースを紹介した。 
 
ところがオスプレイは既にロンドンのテムズ川界隈、あのビッグベンのある国会議事堂の上空を飛行しているのである。
 
 
 次に紹介するのが「ビッグベンの上空を飛行するオスプレイ」とタイトルを付した写真である。
 
ビッグベン界隈は世界の観光客が集まる有名な観光スポットでもある。
 
しかし、不思議なことにロンドンからは「欠陥機オスプレイ反対」のニュースは聞こえてこない。

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V22 Osprey Flies Over Big Ben

July 16, 2006 Bell Beoing V22 Osprey Flies over the River Thames London, UK. during their arrival to the Farnborough International Air Show. The aircraft are from Marine Squadron VMX 22 based in New River, North Carolina.

July 16, 2006 Bell Beoing V22 Osprey Flies over the River Thames London, UK. during their arrival to the Farnborough International Air Show. The aircraft are from Marine Squadron VMX 22 based in New River, North Carolina.
コメント (7)

外間与那国町長の汚名を晴らす!

2013-06-09 08:48:42 | 県知事選

■那覇市立中央図書館の言論封殺に、断乎抗議する (抗議文例はこちらで)

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■「普天間基地フライトライン・フェスティバル」
の御知らせ

「普天間基地フライトライン・フェスティバル」は2013年6月8日(土)、6月9日(日)の2日間、アメリカ海兵隊の沖縄県の普天間基地で開催されます。基地の一般公開で、14時から22時まで。

 第36海兵航空群(MAG-36)の AH-1W/Z、UH-1N、CH-46E、CH-53D/E、KC- 130J、MV-22BのほかF/A-18C/D、AV-8B、UC- 12W、UC-36Dなどが見学できるイベントですが、航空機の展示の詳細は不明です。

 また、催しで花火が行われるようです。

 日米両国民でしたら誰でも入場可能ですが、身分証明書の確認があります。ただし、とくに警備が厳重で、過去には一眼レフカメラの持ち込みが拒否されたり、メディアの消去を求められる事例がありました。

 見学を予定される方はご注意ください。

 
 八重山日報 2013年6月7日

陸自配備計画 進展なく 政務官与那国視察見送り

 
石垣市を訪れ、沖縄地方協力本部石垣出張所の職員らと記念撮影する左藤政務官(前列中央)=6日午前、石垣地方合同庁舎前
石垣市を訪れ、沖縄地方協力本部石垣出張所の職員らと記念撮影する左藤政務官(前列中央)=6日午前、石垣地方合同庁舎前

 防衛省が進める与那国町への陸上自衛隊沿岸監視部隊配備計画は、外間守吉町長が10億円要求を取り下げる方針を示したあとも、具体的な進展がない状況が続いている。6日には左藤章防衛政務官が石垣市を視察しながら、与那国町への訪問は見送るなど、防衛省と町の関係冷却化も目立ってきた。8月の町長選では自衛隊配備計画の是非が最大の争点になるため、同省としては町長選の結果も見極めたい考えのようだ。

 左藤章防衛政務官は6日、視察のため訪れた石垣市で、10億円要求の取り下げについて「(外間守吉)町長から正式な話は聞いていない。どうなるかははっきり分からない」と述べた。
 また、与那国町への配備計画が中断した状況が続いた場合「与那国以外にも(別の配備候補地を)検討せざるを得なくなる」と指摘。配備先を石垣市に変更することを意味するのかという報道陣の問いには「まだ、そういう話にはなっていない」と明言を避けた。
 外間町長が当初、10億円を「迷惑料」の名目で要求したこともあり、町と防衛省の信頼関係は大きく傷ついたままになっている。
 関係修復に向け、5月28日には町議会の前西原武三議長が上京し、衆院第二議員会館で防衛省の事務担当者と面会。町長が10億円要求を取り下げる意向を説明した。
 しかし同省は、町が10億円要求を正式に取り下げない限り、自衛隊配備に向けた一切の交渉に応じない方針を堅持。町内に設置していた連絡所も先月で撤収した。


 左藤氏は6日、就任後初めて石垣市を視察したが、自衛隊配備問題が暗礁に乗り上げていることを受け、与那国町への訪問は「あえて見送った」(防衛省関係者)。

 この日、石垣市でコンサートを開いた自衛隊音楽隊も当初、与那国町への訪問を検討していたが、同じ理由で取りやめになったという。町長選は2カ月後に迫っており、同省関係者からは「選挙結果を見極めるほかないだろう」という冷めた声も出ている。


 左藤氏はこの日、沖縄地方協力本部石垣出張所を視察し、隊員を激励。バンナ岳、旧空港跡地も視察した。このあと宮古島へ向かい、航空自衛隊宮古島分屯基地を視察した。

                        ☆

自衛隊の与那国誘致に関し、現在の状況はこうだ。

外間町長は13日に町議会の与党議員と面談し、(1)自衛隊用地の年間借地料1200~1400万円(2)特別交付税枠の傾斜配分的な増額-を求める方針を確認した。

上記記事を見て二つの疑問点が湧いてきた。 これは以前から感じていたことだが、自衛隊誘致とゴミ処理場や原発の誘致とを混同していると言う点だ。

自衛隊もゴミ処理場、いずれも必要なことだが地域住民の反対が予想される点では同じ。 だがゴミ処理場や原発の場合、地域住民の同意さえあれば概ね「迷惑料」の額の多寡により問題は解決する。 

だが自衛隊の誘致の場合、いくら地域住民の同意があっても、また「迷惑料」の合意があっても、国防上必要な場所でなければ国費を費やして配備するのは血税の浪費になる。 この際、地域の首長が地域の利益代表になって国などと交渉するが、原発の場合では首長は国のエネルギー政策に貢献するというよりも、地域の利益代表になって地域の産業育成に貢献するのを第一義的に考える。 地域代表としても当然のことである。 同じような理屈で、ゴミ処理場誘致の場合も首長が第一義的に考えるのは国の環境政策への貢献ではない。 やはり首町は地域の利益の代表としての立場が優先する。

その伝で言えば最近、突然オスプレイの訓練の話が舞い込んだ八尾市長が、市民の利益を代表して反対したのは八尾市長としては当然のことである。

さて冒頭に述べた二つの疑問だが、先ず第一は国境の島与那国への自衛隊配備という国防上の問題を、地域側との合意が難航したからと言って「別の地域に持っていく」などと防衛省側が安易に発言していることである。

与那国は日本最西端に位置し台湾や中国の利害が入り乱れる国境の島である。 

その国境の島への自衛隊配備は必要不可欠の案件であり、一度や二度の交渉が不調だったからと言って安易に「他の地域にもっていく」ようでは、肝心の防衛省が自衛隊とゴミ処理場とを同じ認識しかしていないことになる。

これが第一の疑問である。

次の疑問は、これは後で知った事実だが、今回の与那国町との用地取得の交渉に携わった防衛省側の担当者は、「制服組」だったということである。 金銭の絡まる用地取得の交渉に「制服組」が直接関わったのは前代未聞のこと。

その話しを聞いた瞬間筆者の脳裏を過ったのは「君側の奸」の成敗、という大儀名分を掲げ若手将校の集団が時の政府要人を殺害した2・26事件のことだ。

2・26事件と与那国自衛隊配備を同列に扱うのは的外れとの意見も予測されるが、制服組が大義名分を掲げ(与那国の場合は国防のため)制服組が暴走したと言う点では同種同根である。

>左藤氏は6日、就任後初めて石垣市を視察したが、自衛隊配備問題が暗礁に乗り上げていることを受け、与那国町への訪問は「あえて見送った」(防衛省関係者)。

直接の交渉は制服組に任せ、問題が起きると表敬訪問さえしない防衛政務官に果たして存在価値はあるのだろうか。

問題があるからこそ責任者が与那国を訪問すべきではないのか。

不動産取得の交渉は民間の専門業者でも難しいとされている。 それを交渉事の不慣れな制服組に委ねた所に今回の「迷惑料」などという不用意な外間町長の発言がでてくるの原因となったものと考える。

人口の過疎化を憂える町民の期待を一身に受けた外間町長が、制服組が提示した一年間の借地料500万円と予定していた1500万円の格差に動揺し、ついもらした「迷惑料10億円」のひと言がリークされ、新聞に大きく報道された。

外間町長はすっかり「欲ボケ町長」の汚名を一身に受けることになった。

さらに大手紙の産経が外間町長は「迷惑料」発言で、責任を問われ、次回の町長選挙には立候補しない、という飛ばし記事を掲載したため、外間市長はいよいよ政治生命を絶たれたかの印象に追い込まれた。

これは裏取を怠った八重山日報の誤報を業務提携にある産経新聞が誤報の重ね射ちをしたためだ。

現在のところ外間町長は立候補の断念はしていない。

さて常日頃新聞報道を鵜呑みにする危うさを叫んでいる当日記も外間町長については、このように書いてしまった。(汗)

とりあえずお詫びして「欲ボケ町長」については撤回させていただきます。(外間町長は首長として地域住民の期待を口にしただけであり、私服を肥やす欲ボケとは趣を異にする。)

・・・その前に与那国の「欲ボケ町長」についてひと言。

欲をかくとは、辞書によれば「一定の成果があるのにさらに欲を出す」とある。 通常欲をかいていい結果が出ることはなく、例文にも「欲をかいた あまりすべてを失う」とある。

「欲をかく」の用例にあまりにもピッタリなのが、外間与那国町長。

自衛隊を自ら誘致し、防衛省の提示額の3倍の借地料を要求しておきながら、さらに上乗せの10億円の「迷惑料」を要求し野党のみならず味方のはずの与党からも「(迷惑料など)聞いていないよ。お前のほうが迷惑だ」などと批判の集中攻撃を受けていると言う。

与那国町議にも笑いのセンスのある人物がいるようで「迷惑料なんて、お前のほうが迷惑だ」にも笑えるが、「聞いていないよ」などとダチョウクラブの古いギャグを持ち出すあたたりは只者ではない。(笑)

(注:実際の発言は「我々も迷惑だ」)

与野党の反発を喰らった「欲ボケ町長」、これで政治生命も失ったようだ。

「欲をかいたあまり全てを失なった

■八重山日報 2013年3月26

「迷惑料」与野党追求へ 用地交渉、町長選に影響 自衛隊配備

         ☆

新聞報道を鵜呑みにしてずい分失礼な発言をしたことは重ねてお詫びしたい。

さて、ここで両者の提示に格差のあった借地料について述べると、防衛省制服組が提示した500万円とは、農地の通常相場だとのこと。 農地は農業以外に使用できないため借地料が格安なのは周知のこと。 だが自衛隊が使用する場合は兵舎その他農業以外の目的に使用するのは明らかである。

それを承知の上で農地の相場を提示した制服組の本心が何であったか知る術はないが、いきなり農地の相場を提示され外間町長はあまりの金額の格差に動揺し、つい「迷惑料」などと余計なことを口走ったのだろう。

その「迷惑料10億円」についても外間町長が「欲ボケ」で口走ったのではなく、根拠があるという。

そもそも与那国への自衛隊配備の話が持ち上がって以来、防衛省の背広組みでは、与那国に建造する防衛関連建造物の積算をしており、総額で約8~9億円の資金投下が見込まれているという。 外間市長はこの積算のことを思い浮かべつい「10億円」などと突飛とも思える数字を口走ったことに関しては、軽率の謗りを受けても仕方がない。

そらにここで問題を複雑にしているのが与那国防衛協会の存在である。

各地域にある防衛協会のHPからその目的を抜粋すると「本会は沖縄県民の自衛隊に対する理解を深め、防衛思想の普及啓蒙、自衛隊との親睦を図るなどして、新生沖縄の発展と県民福祉の増進に寄与することを目的とする」と謳われれているので国士の集まりのような印象を受ける。

だが、役員や顧問の名簿を見ると建設・土建会社の名前が多いのが目に付く。 
 
防衛協会は「本会の目的達成に必要な事業」を行うことができる、明記されているのを見ると、防衛利権の匂いさえ漂ってくる。

そして与那国防衛協会は、町長選挙に別個に候補者を擁立すると言う。

これでは完全に外間町長の追い落としではないか。

 つづく

 

【おまけ】

外間町長を追い落とすメディアは発狂3紙だけでなく保守系新聞もこの有様。

「国防のため」という大義名分を掲げれば「愛国無罪」が通用するのか。

「国防のため」なら制服組の政治交渉が許されるのか。

2・26事件のとき「君側の奸」の成敗を大義名分に掲げた青年将校の暴走に対し、後に「マレーの虎」として有名を馳せた山下奉文大将でさえ厳しく対処するのに躊躇したが、昭和天皇ただお1人が厳正なる態度を示された。

与那国防衛協会、外間氏を不支持 与那国町長選

2013年5月14日

独自の候補者を擁立自衛隊誘致で考え合わず

 与那国防衛協会(金城信浩会長、会員82人)は12日、2013年度定期総会を開き、「与那国島への陸上自衛隊沿岸監視部隊の早期配置」について、今年8月の与那国町長選挙で現職の外間守吉氏を支持せず、独自に候補者を擁立することを全会一致で採択したことが13日までに分かった。

 防衛協会は、与那国への自衛隊誘致に向け誘致賛成を掲げていた外間氏を支持してきたが、今年3月に沖縄防衛局と防衛省の職員が陸上自衛隊沿岸監視部隊配備の土地賃貸料について説明に訪れた際、「迷惑料」として10億円を要求し、応じられなければ自衛隊配備を拒否する考えを示したことで、防衛協会の会員から「われわれに対する裏切り行為だ」「これまで頑張ってきたことが水の泡になってしまう」「憤りを感じる」と反発の声が上がっていた。
 防衛省でも「迷惑料を条件とする交渉が続くなら、配備計画の白紙化も視野に入れて検討せざるを得ない」としている。
 しかし、外間氏は「町民に対しても自衛隊誘致による過疎化の歯止めや経済効果を説明してきた」と述べ、条件について「一歩も譲る気はない」と、10億円要求を変えない姿勢を示している。

 金城会長は「今後、外間町長と行動をともにすることはできなくなったものと認識し、次期町長選には陸上自衛隊沿岸監視部隊の配置を推進する候補者を擁立し、引き続き早期配備に向けた活動を進めていく」と話した。
 野党側の与那国改革会議の崎原正吉会長は「これで三つどもえになる可能性が高くなった。現職の外間氏の動きもまだ分からないことから改革会議の方でも慎重に候補者を選びたい。どんな対抗馬でも対応できるよう準備を進めていく」と述べた。

                  ☆

自衛隊を悩ますトンデモ交渉 ほくそ笑む中国軍2013.5.12 18:00

 


 ■八重山日報 2013年4月16日

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●●● 沖縄県ことだま研究会定例会 ●●●

             記                 
演題: 「滲(にじみ)外交の功罪とことだま」

講師: 松本道弘・国際ディベート学会会長

   (プロフィール) 1940年大阪生まれ。関西学院大学卒業。日商岩井に勤務する間に、海外渡航の経験なしに独力で英語を磨く。その後、西山千氏(アポロ月面着陸時に、日本で初めて英日同時通訳)に師事し、その推挙でアメリカ大使館の同時通訳者となり、後にNHKテレビ上級英語講座の講師を勤める。日本にディベートを広めたことでも知られる。(ディベート教育暦 約40年)現在、紘道館館長、国際ディベート学会会長。インターネットテレビNONES CHANNELで有名英語雑誌「TIME」の解説番組「TIMEを読む」
に毎週出演。提唱する英語道に基づいたICEEコミュニケーション検定試験を年1回主催。日本文化に関して140冊を越える著作がある。

  期日: 平成25年6月9日(日) 午後1時半開場、2時開会

場所: 沖縄県護国神社・大会議室

会費: 1000円

主催: 沖縄県ことだま研究会

連絡先: (電)090-3797-1520 新崎まで

                  ★

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沖縄の出版界が出版拒否した問題の書!

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オスプレイ、英国に配備、地域の歓迎受ける!

2013-06-08 07:34:14 | ★原稿

 

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■「普天間基地フライトライン・フェスティバル」
の御知らせ

「普天間基地フライトライン・フェスティバル」は2013年6月8日(土)、6月9日(日)の2日間、アメリカ海兵隊の沖縄県の普天間基地で開催されます。基地の一般公開で、14時から22時まで。

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 見学を予定される方はご注意ください。

■「未亡人製造機」は、お断り!

今朝の沖縄タイムス第2面トップはこれ。

八尾市長、重ねて反対

オスプレイ訓練 維新幹事長と平行線

八尾市長がオスプレイに反対するのは極めて真っ当な対応。

マスコミが、いつ墜落するかわからない「危険な欠陥機オスプレイ」とマスコミが喧伝するオスプレイを引き受けるとしたら、バカ市長の謗りを受け、八尾市民の糾弾を受けることになるだろう。

 

重力に逆らって空中を飛行する飛行機は、民間機、軍用機を問わず絶対安全という保証はありえない。

 

にもかかわらず「オスプレイは欠陥機である」と報道するのは沖縄2紙の大嘘である。

 

オスプレイを含む普天間基地を県外に移設するなら、オスプレイは「未亡人製造機」などの報道が大嘘であることを認めなければならない。

太陽が西から上がることはあっても、沖縄2紙がそんな殊勝なことは考えられない。

結局、普天間基地を県外に移設することは困難だと言うことになる。

さて、そのオスプレイだが、今月後半にイギリスの基地に配備されることが判明しているが、沖縄のようのキチ外じみた反対運動は起きていないと言う。

それどころか、基地機能拡大による新たな経済効果が町にもたらされるので地元の地区も歓迎を表明しているとのこと。

以下は「週刊オブイェクト」の引用です。

2013年06月07日
6月の後半にイギリスのミルデンホール空軍基地にオスプレイが新たに配備されます。この基地はアメリカ欧州軍(USEUCOM)隷下のアメリカ空軍特殊作戦軍団(AFSOC)第352特殊作戦群(352nd SOG)が駐留しており、新たにCV-22オスプレイ×10機とMC-130JコマンドゥⅡ×2機の合計12機が配備される予定です。この機材は入れ替えではなく追加で配備される新規展開扱いで、新たに兵員380人とその家族の合計900人が基地周辺に住む事になります。

RAF Mildenhall: US Air Force plans expansion - BBC News (6 June 2013)

New aircraft to bring economic boost to Mildenhall - Eastern Daily Press (6 June 2013)

現地イギリスの報道ではBBCを含めて簡素な扱いで、基地周辺住民の反対運動は起きていないのか伝えられておらず、むしろ基地機能拡大による新たな経済効果が町にもたらされるという論調です。地元の地区協議会も歓迎を表明しています。イギリスではオスプレイ配備に関して日本のような異常な過熱報道は全く行われていません。

CV-22
※訓練で水中工作班をホイスト回収するCV-22オスプレイの様子
 

    ★ 

■公然と嘘をつく研究者

「橋下発言」に対する内外識者の総攻撃も一段ついたようだが、嘘も交えたこれらの攻撃に一々反撃するのは、熊蜂の攻撃に吹き矢で応戦するにも等しいので無視してきた。

参考;地元紙で識るオキナワ

ところが識者の中でも朝日とタッグを組んで「従軍慰安婦」の大嘘を捏造したA級戦犯が沖縄紙の紙面を大きく飾るとなると、「従軍慰安婦」に関しては10年ほど前から百回以上もエントリーしてきた当日記としては、これをスルーするわけにはいかない。

そのA級戦犯とは吉見義明元中大教授のことだ。


(沖縄タイムス6/5、配信元の共同通信)

「日本の慰安婦制度は特異」 歴史学者が橋下氏批判


 旧日本軍の従軍慰安婦をめぐる橋下大阪市長の発言に絡み記者会見する中央大の吉見義明教授=4日午後、大阪市役所

 

 旧日本軍の従軍慰安婦をめぐる日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長の発言に絡み、慰安婦問題に詳しい中央大の吉見義明教授(日本史)が4日、大阪市役所で記者会見した。橋下氏が「他国も同じようなことをしていた」と繰り返し主張したことに対し「軍の施設として組織的に慰安所を作った国はほかにない。日本の慰安婦制度は特異だった」と否定した。

 吉見氏は「慰安婦は居住、外出の自由、拒否する自由がない性奴隷だ」と指摘。「慰安所を軍の施設として設置し、内務省や総督府も深く関与していた。橋下氏には国が慰安所を組織的に作ったという認識がない」と批判した。

2013/06/04 17:03 【共同通信】

                   ★

古いエントリーをひっくり返して吉見氏批判を目論んでいたら、経済評論家池田信夫氏が簡潔にして明確に吉見氏の「大嘘を暴いているのをミッケ。

しめしめ、これで手が省けるとばかり、池田氏のブログをそっくりそのまま紹介する。

2013年06月04日 22:19

吉見義明氏の偽造する歴史

細かい話で恐縮だが、研究者が公然と嘘をついているのは放置できない。吉見義明氏が大阪市役所で記者会見して橋下市長を批判し、「軍の施設として組織的に慰安所を作った国はほかにない。日本の慰安婦制度は特異だった」と述べたのは嘘である。

ナチスの設置した大規模な国営売春施設は、ドイツ連邦大学教授のFranz Seidlerが1977年に書いた著書に詳細に記録され、Wikipediaにも掲載されている。『慰安婦と戦場の性』から、その一部を引用しておこう。
国防軍慰安所と親衛隊(SS)用の慰安所が占領地に開設され、地区司令官の監督下で、前線の中隊長が軍医と協力して運営に当った。前線領地における慰安所は500ヶ所以上(1942年)。[…]慰安婦はしばしば強制徴用された。ドイツ本国での強制労働を拒否した若い女性は、代わりに慰安所で働かされた。(pp.150-1)
秦氏によれば、この他にもソ連や英連邦軍に同様の軍用売春施設があった。ナチスのやった国営売春は、日本の慰安婦とは違って強制連行をともなう国家犯罪で、ドイツでも問題になっているという。まさか吉見氏が秦氏の著書を読んでいないとは考えられないので、彼は歴史を偽造している。

この他にも、戦後の日本でRAAと呼ばれる米軍用の売春施設が設置されたことは、メア氏も認めている。そもそも公式の施設があったかどうかなんて大した問題ではなく、戦争に強姦や売春はつきもので、どこの国もやっていた。この点で橋下氏の話は、歴史的事実として正しい

                 ☆

さらに吉見氏の大嘘については憂国のシャングリラ2さんの6年前のエントリーもついでに紹介しておく。

こうしてみると、吉見氏は忘れた頃に甦って「従軍慰安婦」問題に初心な読者を誑かす嘘つきゾンビのような存在なのだろう。

【朝日の居直り】吉見義明との凶悪コンビ復活

2007/03/29 20:52

名指しで非難された『読売新聞』の慰安婦特集記事に逆上したのか、それとも『WiLL』5月号の「大反撃」に慌てたのか…

『朝日新聞』が連日の“従軍慰安婦あるある”キャンペーンを開始した。27・28日夕刊特集『ニッポン人脈記』、27日夕刊2面の「アジア女性基金」が行った河野洋平のインタビュー転載、更に28日には再び社説でお粗末なご託を並べた。

一貫しているのは、目新しい材料が一片もないことだ。恥の上塗りである。海外メディアの論評をなぞって持説を補完する手口は、これまで同様の反日キャッチボールだ。

夕刊の特集『ニッポン人脈記』には、捏造スクープ以来、距離を置いていた自称歴史家・吉見義明を登場させている。この吉見こそ、92年1月11日付の悪名高い捏造スクープの共同正犯だ。

真性売国奴・吉見義明(時事=AFP)
業者による人攫い紛いの慰安婦斡旋を諌めた文書を「軍の組織的な犯罪加担」と歪曲し『募集含め統制・関与』との見出しを掲げて、読者を欺いた張本人。

『朝日新聞』は、広報レベルで記事の曲解を認め、事実上の訂正をしていたとも言われるが、今回の吉見支援記事でそれも誤りだったことがハッキリした。27日夕刊では、こう表記している。

92年1月、中央大教授の吉見義明(60)が、日本軍が軍慰安所設置を指示した文書を発見し、政府も知らんぷりはできなくなる。

捏造スクープ問題に頬かむりし、「知らんぷり」を決め込んでいたのが当の『朝日新聞』だ。

その公文書が“従軍慰安婦”を示す資料でないことは、朝日側が最も良く知っている。それが“決定的な証拠”であれば、今回も援用するのが筋だ。

朝日が知らんぷりする“伝説の歪曲スクープ
そして『朝日新聞』の吉見との連携復活は、この記事だけでは終わらなかった…

【吉見義明の驚愕すべき拉致相殺論】

今回のキーセン従業員騒ぎを悪用して拉致事件を相殺する黒い思惑がが反日メディアに見られることは以前、指摘した。

それが如何に愚かであるかは、黄長ヨプ氏や萩原遼氏の卓越した見解でも明らかだ。
参照:3/25エントリ【WP紙の暴論】甦る「拉致相殺論」を粉砕するganesh.iza.ne.jp/blog/entry/139944/

3月10日付の社説でも『朝日新聞』は、拉致相殺論を軽く提示していたが、28日付『ニッポン人脈記』で吉見義明が語った「相殺論」は驚愕すべきものだった。

同日の特集記事は『少女に甘言「拉致と同じ」』という見出しを3段抜きで大きく掲げている。
同紙1面記事
従軍慰安婦と拉致被害者には共通項がある…との吉見の見解を援用し、朝日新聞記者・早野透は、こう語る。

拉致被害者も、「いい仕事がある」などと「甘言」にだまされ、連れ去られた例がある。朝鮮人の少女が業者から「赤いワンピースと革靴」を見せられ、「いい暮らしができるよ」と戦地の軍慰安所に送られたのもまた、「甘言」による「拉致」ではないか。

更に吉見自身も、こう主張する。

今風にいえば、軍が業者にやらせる方が効率的だとアウトソーシングしていたのです。

このような醜悪な理屈に頷く読者は少ないだろうが、吉見義明や早野透にとっては、ご自慢の“理論”らしい。

「甘言」による拉致被害者とは具体的に有本恵子さん、石岡亨さんら「よど号」グループによるマドリード作戦の対象者。そして、久米裕さん田中実さんら日本国内から連れ去られた者を示す。

一方の「赤いワンピース」とは、先の米公聴会で捏造ストーリーを語った李容洙(イ・ヨンス)のことである。
李容洙

李容洙は何と昭和22年まで日本軍管理下で働かされていたと訴えている老女だ。

そんな妄言老女と有本さんらを並べるとは言語道断である。即刻『朝日新聞』は謝罪せよ。

吉見義明や早野透は、朝鮮人の女衒と北朝鮮の特殊工作員だと宣言しているのだ。

金日成の認可を受けた「よど号」グループの綿密な犯行計画と、朝鮮人女衒の生業が同じだと本気で思っているのか?

それらを同列にして語るのが“慰安婦あった派”の現在までの研究成果であり、連中の知的レベルであるようだ。

そんな暴論を今時の読者が有り難く拝聴するとでも考えているのか…

妄説を垂れるのは、吉見義明だけではなかった。27日付『ニッポン人脈記』には、早くから従軍慰安婦捏造に取り組んでいた本岡昭次まで登場させている。

本岡昭次とは、日教組を支持母体とする兵庫選出の参院議員で、参院副議長にまで登り詰めた人物だ。『朝日新聞』は国会で従軍慰安婦物語を取り上げた議員と紹介している。

では、その時の本岡発言を確かめてみよう。舞台は参院予算委、日付けは90年6月6日。

「それから、強制連行の中に従軍慰安婦という形で連行されたという事実もあるんですが、そのとおりですか」

「それから強制連行が約151万、軍の傭人、軍属として約2、30万、軍隊が23万、それから日本軍への従軍慰安婦7、8万、合計680万から690万というようなことが韓国内では常識化されて、そういう資料が私たちにも入るわけで、こうした問題を我々日本人の手ではっきりさせるということを抜きにして本当の意味の日本と韓国あるいは朝鮮民主主義人民共和国との信頼関係は私は築けないと思うんです」

資料があるんだそうだ。今からでも遅くないので公開して頂きたい。ちなみに本岡とは、こんな男である。
江田五月HPより
誰だか判りにくい…中央にいるのだが、上にもいる。

では、アップで。

自分の偉そうな肖像を掛けてご満悦。

このメンタリティーは、金日成金正日親子に通じるものがある。独裁大好き日教組の出身者ならではの恥ずかしい行為だ。

国会質疑でも本岡はドサクサに北朝鮮との“信頼関係”などと喚いているが、莫大な工作機関を北から貰っていたのが当時の社会党である。

北朝鮮シンパの政治家は、独裁者を真似て肖像を掲げるのがお好きなようである。そういう輩に限って戦前の各家庭には御真影があったことを批判したりするものだ。

本岡昭次のような「ミニ・イルソン」が一時でも皇室会議に名を連ねていたかと思うとゾッとする。

さらば、本岡昭次…吉見義明と共に永遠にメディアに出てくるな

 

 

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●●● 沖縄県ことだま研究会定例会 ●●●

             記                 
演題: 「滲(にじみ)外交の功罪とことだま」

講師: 松本道弘・国際ディベート学会会長

   (プロフィール) 1940年大阪生まれ。関西学院大学卒業。日商岩井に勤務する間に、海外渡航の経験なしに独力で英語を磨く。その後、西山千氏(アポロ月面着陸時に、日本で初めて英日同時通訳)に師事し、その推挙でアメリカ大使館の同時通訳者となり、後にNHKテレビ上級英語講座の講師を勤める。日本にディベートを広めたことでも知られる。(ディベート教育暦 約40年)現在、紘道館館長、国際ディベート学会会長。インターネットテレビNONES CHANNELで有名英語雑誌「TIME」の解説番組「TIMEを読む」
に毎週出演。提唱する英語道に基づいたICEEコミュニケーション検定試験を年1回主催。日本文化に関して140冊を越える著作がある。

  期日: 平成25年6月9日(日) 午後1時半開場、2時開会

場所: 沖縄県護国神社・大会議室

会費: 1000円

主催: 沖縄県ことだま研究会

連絡先: (電)090-3797-1520 新崎まで

                  ★

 

チラシのダウンロードはこちらから http://goo.gl/53jtV

<普天間の固定化を許さない、一日も早い辺野古移設を進める宜野湾市民パレード>
◎開催日時:平成25年6月16日
◎集合場所:琉球学院前
◎集合時間:10:30
◎出発時間:11:00
◎コース:琉球学院>石平交差点>普天間交差点>宜野湾市役所

◎問合せ:普天間の固定を認めない宜野湾市民の会
     電話:070-5401-6751

<FaceBookイベントページ> ※参加表明はこちらからお願いします。
https://www.facebook.com/events/525506757486046

 

チーム沖縄のブログ

■■第三回「島守・防人に感謝する集い」■■

6月23日(日)の慰霊の日に、沖縄県護国神社にて、「殉国沖縄学徒慰霊祭」という慰霊祭を斎行いたします。

沖縄戦で亡くなられた学徒隊は郷土を守るため自らの意志で戦ったのであります。 しかし現在の平和教育ではこれら学徒隊の方々を犬死などと貶める教育がなされているの残念なことです。

来る6月23日、私たち沖縄の大学生が主催し、沖縄戦で郷土防衛のため散華された学徒隊の御霊に、「感謝する」お祭りを、私共沖縄の大学生の義務だと考えます。

当日はお誘い併せの上ご参加くださいますようご案内申しあげます・

以下、詳細でございます。



第三回「島守・防人に感謝する集い」

6月23日(日) 13:30開会 沖縄県護国神社・大ホール

「殉国沖縄学徒顕彰祭」
   同日    14:30開始 沖縄県護国神社・本殿

主催:サークル「 沖縄から日本を考える学生の会 」

代表: 琉球大学法文部 三年次 外間 完信
お問い合わせ:tj.from.okinawa@gmail.com

お気軽にメール下さい

 

『正論』7月号は、沖縄特集第2弾です

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沖縄での発売は6日頃とのことです。

月刊正論2013年7月号6月1日発売 定価740円

 

沖縄異常事態 第二弾

重大資料発掘!

地元メディア反日偏向報道の淵源

ジャーナリスト 井上和彦

緊急報告!

尖閣領海で中国公船に包囲された緊迫の6時間

八重山日報編集長 仲新城誠

【新連載】対中最前線 国境の島からの報告①

中国領海侵犯と教科書採択事件の深い関係

仲新城誠


ついに牙を剥き出した中国-沖縄併呑計画の先兵は誰だ

琉球独立論の空虚

ジャーナリスト 大高未貴

「天皇メッセージ」の悪用に反駁せよ

ライター・ブログ「狼魔人日記」管理人 江崎孝


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「かみつくⅡ」

目下全県の主要書店で好評発売中です。

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沖縄のの出版界に衝撃!
沖縄の出版界が出版拒否した問題の書!

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『沖縄に内なる民主主義はあるか』定価:1735円(税・送料込み)
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コメント (1)

「棚上げ論」に平伏す沖縄売国紙!

2013-06-07 10:03:51 | 県知事選

■那覇市立中央図書館の言論封殺に、断乎抗議する (抗議文例はこちらで)

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■「普天間基地フライトライン・フェスティバル」
の御知らせ

「普天間基地フライトライン・フェスティバル」は2013年6月8日(土)、6月9日(日)の2日間、アメリカ海兵隊の沖縄県の普天間基地で開催されます。基地の一般公開で、14時から22時まで。

 第36海兵航空群(MAG-36)の AH-1W/Z、UH-1N、CH-46E、CH-53D/E、KC- 130J、MV-22BのほかF/A-18C/D、AV-8B、UC- 12W、UC-36Dなどが見学できるイベントですが、航空機の展示の詳細は不明です。

 また、催しで花火が行われるようです。

 日米両国民でしたら誰でも入場可能ですが、身分証明書の確認があります。ただし、とくに警備が厳重で、過去には一眼レフカメラの持ち込みが拒否されたり、メディアの消去を求められる事例がありました。

 見学を予定される方はご注意ください。

■「棚上げ論」に平伏す沖縄の売国3紙! 

尖閣「棚上げが賢明、次世代に解決を」…中国

 

2日、シンガポールで、中国の戚建国副総参謀長(右)との会談に臨む米国のロックリア太平洋軍司令官(ロイター)

 

 【シンガポール=竹内誠一郎】中国人民解放軍の戚建国副総参謀長は2日、シンガポールで開かれたアジア安全保障会議(英国際戦略研究所主催)で、沖縄県・尖閣諸島問題について「我々より知恵のある次世代の人に解決してもらうべきだ」と述べ、中国側が1970年代に日中の合意があったと主張する「棚上げ」状態に戻るべきだとの見解を示した。

 

 過去の棚上げは「賢明な選択だった」とも指摘した。

 

 中国脅威論に配慮し、アジア・太平洋地域の安全保障問題を協議する同会議で、協調姿勢をアピールする狙いとみられる。一方で戚氏は「対話と平和維持を強調しているが、無条件の妥協を意味するものでない」と語り、領土問題で譲歩しない意思を改めて示した。

2013年6月3日07時55分 読売新聞)

            ★

尖閣「棚上げすべき問題存在しない」…官房長官

 菅官房長官は3日午前の記者会見で、中国人民解放軍の戚建国副総参謀長が沖縄県・尖閣諸島問題の「棚上げ」を主張したことについて、「中国側と棚上げや現状維持を合意した事実はないし、棚上げすべき問題も存在しない」と反論した。

 菅氏はまた、「尖閣諸島を巡り、解決すべき問題はそもそも存在しない。尖閣諸島に関する中国の主張は、いかなる発言でも受け入れることはできない」と強調した。

2013年6月3日13時40分 読売新聞)           

 

 

 

田中元首相から尖閣棚上げ合意聞いた 野中氏、中国側

 

朝日新聞デジタル 6月4日 (火)5時23分配信

 

 【北京=林望】野中広務元官房長官は3日、1972年9月の日中国交正常化直後に田中角栄首相 (当時)から、尖閣諸島の領有権について日中双方が棚上げを確認したと直接聞いたことを明らかにした。野中氏は同日、北京で中国共産党の序列5位の劉雲山・党政治局常務委員と会談した際にその内容を伝えた。

 

 野中氏が会談後の記者会見で明らかにした。野中氏によると、「(日中)双方が棚上げし、そのまま波静かにやっていこうという話だった」という。尖閣諸島の領有権問題について、中国は「棚上げ合意」があったとしているが、日本政府は認めていない。

 

 野中氏は「当時のことを知る生き証人として、明らかにしたいという思いがあった。私としてはなすべきことをしたという思いだ」と述べた。

 

 

          ★

野中広務元官房長官が、尖閣をめぐり売国発言で話題を呼んでいる。

尖閣諸島を侵略しているヤクザ国家にのこのこ出かけ、中国の利になる発言をするなどは、ルーピー鳩山元首相と同じである。

野中氏は「領有権問題棚上げの日中合意があった」と発言し、鳩山氏は「日中間の係争地」と発言している。

これは、日本政府の公式見解を真っ向から否定し、利敵行為をする売国奴の発言である。

■外交はメッセージの応酬である

沖縄在住の評論家・津嘉山武史氏は外交について、現在発売中の『うらそえ文藝』18号に掲載の「孫崎亨氏の『棚上論」を斬る!」の中で、次のように述べている。

<人類の歴史は戦争の歴史だとも言われる。 古今東西、領土紛争は戦争の主な要因であり続けた。 クラウゼヴィッツの『戦争論』によると「戦争は外交の延長」であるという。 外交といっても外交官がテーブルを挟んで行う外交交渉だけが外交ではない。 政府当局がいろんな機会をとらえ相手国に発するメッセージも外交の一手段であり、地域住民の発するメッセージも相手国にとっては外交の手段(口実)になり得る。現在尖閣近海でわが国の海保巡視船と中国公船の間で飛び交っているメッセージの応酬は外交の一種であり、その延長線上に戦争があるというなら日中戦争は既に始まっていると考えることも出来る。>

外交関係が中断している日中の間で、最近、尖閣の領有権に関するメッセージが飛び交い火花を散らしている。

人民日報による学者の論文では飽き足らず中国の李克強首相が、「尖閣は日本が盗んだ」と発言した。

これに対し菅官房長官がすばやく反論した。

【日本が盗んだ】中国首相の尖閣発言に「歴史を無視している」菅長官

さらに中国は外務大臣王毅外相が「もう一度、(歴史を)まじめに学んだらどうか」と領有権を主張した。

これに菅氏が29日の会見で応酬する格好となり、「(中国側の発言は)全く歴史を無視した発言だ。さかのぼると、(1895年の)日清講和条約締結以前から、尖閣はわが国固有の領土だった」と一蹴した。

【尖閣領有権】「ポツダム以前から日本領」菅氏、中国の主張に再反論

尖閣諸島に関して「領土問題は存在しない」というのがわが国の公式見解だ。 

だからと言って領有権を主張する相手に「(領土問題はないのだから)言わせて置けばよい」などと鷹揚な態度で看過してはきえない。

言い続けたものが正義となるからだ。 

結果的に沈黙した側が外交上の負けになる。

現在菅官房長官が中国側の理不尽な発言に逐一反論していることは、世界に向けて日本の正当性を示すうえで極めて有効な対応である。

両国が領有権を巡る応酬で火花を散らせば散らすほど、南シナ海での中国の狼藉を知る世界の世論は、中国の理不尽な発言に辟易してくるからだ。

日本側の的確なメッセージに業を煮やしたのか、中国側は伝家の宝刀「棚上げ論」を持ち出してきた。

これについては中国のパシリと噂の高い元外交官の孫崎享氏が以前から、「日本の主張は世界的には認められないから棚上げするほうが有利だ」などの妄言を吐いている。

中国の工作員としか思えない孫崎氏の「棚上げ論」は、前述の津嘉山氏が『うらそえ文藝』の論文で一刀両断しているので是非一読して欲しい。 なお『うらそえ文藝』18号は現在県内主要書店で発売中である。

今では沖縄では唯一自由な言論空間の場となった『うらそえ文藝』については櫻井よしこ氏が絶賛していたことが記憶に新しい。

櫻井よしこ氏が絶賛!「うらそえ文芸」の痛快な記事!

               ★

「棚上げ論」に従がうことは中国の仕掛けた罠に陥ることとなるが、これについては前述の『うらそえ文藝』の「孫崎享の『棚上げ論を斬る!』で津嘉山氏に譲りここでは深入りしないが、野中氏の発言については次のひと言で済むだろう。

既にこの世にいない田中元首相や毛元主席の交わした「伝聞」を、既に政治の表舞台から去った老人が、いくら「私が生き証人」などと大見得を切っても何の外交的根拠にはならない。

肝心の日中両国に証拠となる一枚のメモさえ残存しないのでは、「私が生き証人」と言いつつ敵前逃亡した「元戦地売春婦」となんら変わることはない。

常日頃沖縄の新聞のことを発狂だの売国だのと悪口を言い続けている当日記だが、今回中国が言い出した「棚上げ論」を足並みそろえて沖縄2紙が支持しているのを見れば、「売国新聞」の謗りがけっしてオーバーではないことがわかるだろう。

社説[野中氏尖閣発言]「棚上げ」を対話糸口に 沖縄タイムス社説2013年06月06日

尖閣棚上げ 対話のシグナル見逃すな琉球新報社説 2013年6月4日

 

 

いやいや売国新聞がもう一つあった。

八重山毎日新聞のことだ。

八重山教科書問題で、尖閣諸島は「日中の紛争地」という趣旨の記述をした教科書の採択を熱烈支援した八重山毎日新聞は、自衛隊の配備に反対し、やはり「棚上げ論」に従がえと主張しているようだ。

与那国島はやはり“国境の島”だとつくづく思う…2013年6月3日 八重山毎日


 与那国島はやはり“国境の島”だとつくづく思う。それは島のあちこちに自衛隊反対と賛成の横断幕があり、さらに空港待合室には、ウリミバエがお隣の台湾などから再び侵入の恐れがあって、警戒を呼びかけるパネルが掲示されているからだ▼かつて沖縄は、ウリミバエの汚染地域ということでゴーヤやスイカ、マンゴーなどほとんどの果菜類が長い間、本土移出を制限された▼それが不妊虫放飼という画期的な方法で93年に八重山を最後に同ミバエが根絶され、ほとんどの野菜や果物が本土でも自由に販売できるようになった。ところが台湾や東南アジアに近く、いつでも再侵入の恐れがあることから今なお県内全域で不妊虫放飼が続き、国境の与那国はその最前線だ▼沖縄農業に壊滅的な打撃を与えるウリミバエは、備えを怠ると再侵入の可能性は高い。しかし好戦的なタカ派が言うように中国の離島侵攻、日本への軍事侵略はあるだろうか▼ある識者らに言わせると、それは日本の挑発がない限り低いようだ。理由は世界第二の経済大国になった国が、たかが尖閣で世界を相手に国がつぶれるような経済崩壊を引き起こし、国の安定や発展のマイナスにしかならない戦争まで仕掛けるかというものだ▼となると与那国はじめ先島への自衛隊配備の論理も崩れる。(上地義男)

           ☆

そして沖縄では唯一「売国三紙」に真っ向から反対の意見を述べているのが、八重山日報である。

尖閣諸島の領有権を… 八重山日報

 尖閣諸島の領有権をめぐり、中国が「日中間で棚上げの合意があったことは歴史的事実」と主張している。日本側にも中国の主張に迎合する動きがあるが、尖閣の地元である八重山の住民としては「棚上げ」など断じて認められない◆たとえば、先祖代々住んできた家に、他人が押しかけ「この家はおれのものだ」と主張したとする◆こちらとしては当然「言いがかりだ」と反論する。すると相手は「この家が誰のものであるかは、棚上げしよう」と言い出す。常識的に考えてみよう。そんな話に乗れるだろうか◆それで争いが解決するならば…と「棚上げ」を認めると、悔いを千載に残すことになる。簡単に言うとその時点で、自分の所有権があいまいであると認めたことになるからだ。相手はそこにつけ込み、後日、自分に有利な時期を選んで、必ず争いを再燃させてくる。その時には、こちらの立場は非常に弱くなっている◆尖閣問題で、安易に「争いを棚上げしよう」という人が国内でも非常に多いことに、驚きを禁じ得ない。ことによると戦後68年の平和を満喫するうち、日本人は戦略的思考を失いつつあるのかもしれない。八重山ですら、一部でそう言う人がいる。もちろん主張は自由だ。活発に議論したいし、論破したい

                                        ★

沖縄タイムス、琉球新報、八重山毎日の「発狂3紙」は、

売国新聞である、

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●●● 沖縄県ことだま研究会定例会 ●●●

             記                 
演題: 「滲(にじみ)外交の功罪とことだま」

講師: 松本道弘・国際ディベート学会会長

   (プロフィール) 1940年大阪生まれ。関西学院大学卒業。日商岩井に勤務する間に、海外渡航の経験なしに独力で英語を磨く。その後、西山千氏(アポロ月面着陸時に、日本で初めて英日同時通訳)に師事し、その推挙でアメリカ大使館の同時通訳者となり、後にNHKテレビ上級英語講座の講師を勤める。日本にディベートを広めたことでも知られる。(ディベート教育暦 約40年)現在、紘道館館長、国際ディベート学会会長。インターネットテレビNONES CHANNELで有名英語雑誌「TIME」の解説番組「TIMEを読む」
に毎週出演。提唱する英語道に基づいたICEEコミュニケーション検定試験を年1回主催。日本文化に関して140冊を越える著作がある。

  期日: 平成25年6月9日(日) 午後1時半開場、2時開会

場所: 沖縄県護国神社・大会議室

会費: 1000円

主催: 沖縄県ことだま研究会

連絡先: (電)090-3797-1520 新崎まで

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◎コース:琉球学院>石平交差点>普天間交差点>宜野湾市役所

 

 

 

◎問合せ:普天間の固定を認めない宜野湾市民の会
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■■第三回「島守・防人に感謝する集い」■■

6月23日(日)の慰霊の日に、沖縄県護国神社にて、「殉国沖縄学徒慰霊祭」という慰霊祭を斎行いたします。

沖縄戦で亡くなられた学徒隊は郷土を守るため自らの意志で戦ったのであります。 しかし現在の平和教育ではこれら学徒隊の方々を犬死などと貶める教育がなされているの残念なことです。

来る6月23日、私たち沖縄の大学生が主催し、沖縄戦で郷土防衛のため散華された学徒隊の御霊に、「感謝する」お祭りを、私共沖縄の大学生の義務だと考えます。

当日はお誘い併せの上ご参加くださいますようご案内申しあげます・

以下、詳細でございます。



第三回「島守・防人に感謝する集い」

6月23日(日) 13:30開会 沖縄県護国神社・大ホール

「殉国沖縄学徒顕彰祭」
   同日    14:30開始 沖縄県護国神社・本殿

主催:サークル「 沖縄から日本を考える学生の会 」

代表: 琉球大学法文部 三年次 外間 完信
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「天皇メッセージ」の悪用に反駁せよ

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彷徨う自民県連!自民本部との溝深刻化!

2013-06-05 17:18:34 | 県知事選

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■彷徨う自民県連!自民本部との溝益々深刻化!

朝日新聞
自民、参院選公約に辺野古明記へ 沖縄県連と対立決定的
 自民党は参院選の公約に米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設を明記する方針を固めた。移設先を記さずに沖縄の反発を避けるという方針を転換。地域版公約に「県外移設」を明記する方針の沖縄県連との対立は決定的となった。

 高市早苗政調会長は5日、党本部で「具体的な地名を書かなければ分かりにくいという声があれば、明記するのはやぶさかではない」と記者団に語った。前日に石破茂幹事長や高村正彦副総裁と会談し、明記する方針を確認していた

              ☆

RBCテレビ 06月05日 18:54

名護漁協埋め立て同意書について協議

 辺野古移設容認の立場で埋め立ての同意書を提出している名護漁協は、自民党の公約を巡る同意書の取り扱いについて協議しました。

 辺野古移設を容認している名護漁協は自民党本部の参院選公約に「辺野古移設」が明記されない場合には、埋め立て同意書を撤回する方向で検討を進めてきました。
 5日午後開かれた理事会で名護漁協の幹部からは同意書撤回の議案が提案されましたが最終的には自民党本部の公約を見た段階で検討するとして同意書を撤回するかどうかの判断を保留しました。
 名護漁協は同意書の取扱いについて6月下旬に開かれる総会までには最終的に判断するとしています
ニュース映像

                                ☆

自民党本部は、参院選の公約に普天間基地の「辺野古」への移設を明記する。

このニュースは地元2紙を始め全国5大紙に報じられた。読者のべっちさんがご指摘のように、産経が報じる政策集(Jファイル)への記載は公約への記載とは別だという懸念もある。

安倍首相自ら公約とJファイルは別物と発言しているからだ。

だが、安倍首相にとっては天敵ともいえる朝日を始め全マスコミに「公約に辺野古明記」と報道されてしまった現在、この時点で「Jファイルと公約とは別物」などと弁解することは不可能に近い。 

さらに自民党の前に立ちはだかるのが、一番の当事者である名護漁協の不信感だ。

名護漁協は自民党本部の公約を見て、「辺野古明記」がなければ同意書は撤回するという。

退路を断たれた感の自民党は、もはや公約に辺野古を明記する以外に選択肢はない。 

たとえ頑なに「県外」を主張する自民党沖縄県連との溝が深まっても、である。

さもなくば、これまで散々批判してきた民主党の二の舞を演じることになるからだ。

昨日のエントリーで、安里候補のブログの8つの基本政策に「県外」が明記されていないのを確認のうえ、沖縄県連が「県外明記」を断念したと書いた。

あさと政晃の基本政策http://asatomasaaki.ti-da.net/

  ~県民とともに沖縄をつくる8つの基本政策~

1、アベノミクスによる経済の活性化と産業の振興を図ります

2、子育てセーフティーネットと保険医療の充実、健康福祉社会の実現を図ります

3、社会資本・産業基盤の整備を促進します

4、日米地位協定の見直し及び米軍基地の整理縮小に取り組みます

5、農林水産業の振興と「おきなわブランド」の確立に取り組みます

6、世界に飛躍する人材育成及び教育改革、文化、スポーツの振興に取り組みます

7、離島振興と過疎地域の活性化に取り組みます

8、行政改革と国会議員定数削減を実行します

だが、現在のところ不確定要素が入り乱れている。

安里候補の政策発表会見に立ち会った信頼できる筋によると、4番目の「日米地位協定の見直し及び米軍基地の整理縮小に取り組みます」の箇所では、地域公約として「県外」を明記すると頑なな態度は崩さなかったと言う。

これでは最悪のケースとして自民党県連は糸数慶子候補と「オール沖縄」体制で、自民党本部の掲げる「辺野古移設」に反旗を翻すことになる。

昨夜の「祝杯」の寝覚めが悪いのは、沖縄県連の悪足掻きのせいなのか。

政府自民党が政敵糸数慶子候補と結託し「オール沖縄」で「県外」を主張する安里候補を支援すると姿は、良識ある県民なら唾棄すべき醜怪な構図に映るだろう。

さらに醜怪なのは年明け早々の名護市長選挙での構図である。 

「辺野古」を主張する候補を政府自民党が支援し、「県外」を主張する稲嶺候補を自民党県連が支援するという構図だ。

悪夢である!

何度でも繰り返すが安全保障に関わる米軍基地の移設は国の専管事項である。 しかも沖縄の米軍基地は日本のためだけに存在しているのではない。 尖閣のある東シナ海は言うに及ばず、中国が狼藉行為を繰り返している南シナ海もカバーしている。沖縄の米軍基地は、東アジアの平和を守る役割を果たしているのだ。

このような国防に関わる案件を地域のエゴに振り回されるようでは自民党も尻尾に振り回されるバカ犬の謗りを受けることになる。

いや、それどころかこんな頼りない政権に国防は委ねられないという声さえ起こりかねない。

参院選で政府に反旗を翻す自民党沖縄県連を、政府自民党が支援するような大愚は将来に禍根を残すことになる。

 

【おまけ】

以下はブログ沖縄対策本部の引用です。

        ★

 

■6・16 辺野古移設推進宜野湾市民パレード「候補地を探さないのに、県外、県外言うな-!」

 

安倍政権に対して、反旗を翻した沖繩自民党県連に対して、憤りを感じる沖縄県民は多いと思います。

 

前回の衆議院選挙は沖繩でも自民党が圧勝したのは、多くの沖縄県民が憲法改正をし、沖繩を守る安倍自民党を支持しているからであり、普天間飛行場の県外移設を支持しているからではありません。自民党が県外移設を公約にして立候補したとしても、多くの沖縄県民は、安倍政権がきっと移設を断行してくれると考え投票したのです。消去法的に自民党のほうが良いと思い、各候補の県外移設の公約には目を閉じて投票したのであり、

 

しかし、沖繩自民党県連は、琉球新報、沖縄タイムスの論調を沖縄の世論だと勘違いし、

 

「沖縄の新聞の世論を本当の沖縄の世論と勘違いし、『県外移設』を沖縄県民と約束したから方針を変えられない。」

 

と、再び参議院選挙でも「県外移設」を公約にしました。

 

愚かなことです。

 

6月16日に宜野湾市で、1日も早い辺野古移設を進める宜野湾市民パレードがおこなれます。

 

誰でも参加できますので、沖縄自民党県連に憤りを感じる方は、ぜひご参加下さい。

 

(仲村覚)

 

 

 

 

チラシのダウンロードはこちらから http://goo.gl/53jtV

 

<普天間の固定化を許さない、一日も早い辺野古移設を進める宜野湾市民パレード>
◎開催日時:平成25年6月16日
◎集合場所:琉球学院前
◎集合時間:10:30
◎出発時間:11:00
◎コース:琉球学院>石平交差点>普天間交差点>宜野湾市役所

 

◎問合せ:普天間の固定を認めない宜野湾市民の会
     電話:070-5401-6751

 

<FaceBookイベントページ> ※参加表明はこちらからお願いします。
https://www.facebook.com/events/525506757486046

 

 

 

 

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速報!自民、「辺野古移設」を公約明記へ

2013-06-05 06:38:44 | 県知事選

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今朝の沖縄タイムス一面の大見出しを見て仰天した。

そして同時に心中快哉を叫んだ。

驚きと同時に快哉を叫んだのは、一面トップに躍る「日本、W杯決定」を見たからでもなければ、「県議会 橋下発言抗議決議へ」を見たせいでもない。

紙面の左トップを飾るこの見出しを見たからだ。

自民公約に辺野古移設

参院選 一転明記へ調整

沖縄タイムスも自民党の態度豹変に狼狽したのか、党県連の照屋幹事長のコメントとして一面の記事では「党本部が県内や辺野古を明記しても、県外を貫く」と強気の発言を紹介しているが、二面では次のような照屋幹事長の弱気の発言を掲載している。

「・・・照屋氏は、辺野古推進派から県外を求める県連や党公約に辺野古を明記しない党本部の姿勢に不満の声があることについて「県連がとやかく言える立場にない。 党本部がどう判断するかさ」と述べた。」

いずれにせよ「オール沖縄」による「県外」に大きな亀裂が入っているのだ。

沖縄タイムスの記事を見る限り県連の最終的立場が曖昧だが、先ほどのRBCテレビの報道によると、沖縄県連は「県外(県外明記?)を断念した」とのこと。

沖縄2紙が捏造した「県外は県民の総意」という「オール沖縄」のキャッチフレーズが、ネットによって大嘘であると暴露された瞬間である。

やれやれ、これで棄権しなくても済むし、晴れて自民党候補を応援できると言うもの。

自民、「辺野古移設」を公約明記へ

2013.6.5 00:45
 自民党の石破茂幹事長は4日夜、都内の中国料理店で党沖縄県連の照屋守之幹事長と会談し、参院選の政策集(Jファイル)に米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設を明記する考えを伝えた。党執行部は当初、「県外移設」を主張する県連に配慮し、公約や政策集に県内移設を盛り込まないことにしていたが、辺野古移設で作業を進めている安倍晋三首相の強い意向を受けて方針を転換した。

 関係者によると、会談で石破氏は「20日ごろに正式な公約を出したいが、政策集には『辺野古移設』が入るかもしれない。日米合意などの具体的な文言が入る」と述べた。照屋氏が沖縄県向けの地域版公約に「県外を求める」と明記することを重ねて示すと、石破氏は再考を促した。

 党執行部が先月まとめた公約原案では、県連に配慮し「在日米軍再編を進める中で、沖縄をはじめとする地元の負担軽減を実現する」にとどめていた。

 これに対し、首相ら官邸サイドは「国外・県外移設を掲げ失敗した民主党政権の轍(てつ)は踏みたくない」として、地域版公約も含めて、政権の方針に沿った内容にするよう求めた。

その後、石破氏が県連側と協議したが、沖縄選挙区から党公認で出馬する安里政晃氏は3日、「(自らの公約に)県外移設を掲げる」と表明した。

 石破氏は照屋氏との会談に先立ち、複数の党防衛関係議員と協議し、政策集に「辺野古」を明記する方針を確認した。党幹部は「沖縄県連が『県外』を求める気持ちは残しつつ、党本部としては、日米合意順守の姿勢を打ち出さなければならない」と打ち明ける。

 一方、政府高官は党執行部の方針転換を「書いてくれるに越したことはない。あいまいだったら困る」と歓迎の意向を示した。

                                 ☆

これを契機に糸数慶子陣営や沖縄2紙から「公約変更」について猛攻撃を受けること必定だが、少しも怯む必要はない。

こう切り返せば済むことだ。

「新聞に媚びてこれ以上嘘をつくことに耐えられなかった」と。

雨降って地固まる、という。

何事も多少の波乱があったほうが団結は強くなるもの。

昨夜のW杯サッカーにしても、同じ引き分けでも0対0のままの引き分けより、一点先取され試合終了間際のPK得点による引き分けの方がチームの団結としては盛り上がった。

「辺野古明記」もすんなり決まるよりむしろ波乱の後の「辺野古明記」の方が支援組織の団結も強くなるもの。

最終的勝利は厚化粧の糸数慶子候補を政界から放逐した時点だが、とりあえず今夜は前夜祭として祝杯を上げるつもりである。

読者の皆様のご支援・ご協力に感謝いたします。

祝杯代わりに、

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 【追記】 10:20

安里政晃候補の基本政策から「県外明記」が消えたようです。

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大阪知事オスプレイ受け入れ発言、地元市長「反対」

2013-06-04 07:06:50 | 県知事選

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今朝の沖縄タイムスの2面トップでこんな見出しが・・・。

安里氏「普天間は県外」

参院選政策 96条改定は慎重

事実上の一騎打ちが予想される糸数慶子候補と同じ「県外」に一本大きな釘を打ったつもりなのだろう。

この大見出しの下にはベタ記事で

安里氏の」公約

石破氏「重い」

辺野古推進は堅持

普通の人間を自認する筆者には、到底理解できない安里候補と石破氏のコメントである。

しつこいようだが、本日も自民党県連の四連投である。

慰安婦発言で話題の主の橋下大阪市長が、図らずも「(普天間)県外」が不可能に近いことを証明してくれた。

実際は松井知事(日本維新の会幹事長)の発言だが、橋下日本維新の会代表の意を汲んだ発言であることは明白である。

大阪知事オスプレイ発言、地元市長「反対」 
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備されている新型輸送機「MV22オスプレイ」の訓練の一部を、大阪府の松井一郎知事(日本維新の会幹事長)が府内で受け入れる意向を示したことに対し、同府八尾市の田中誠太市長は3日、「地元との調整や市民への事前説明がない中で、発言は誠に遺憾だ」とする見解を表明した。

 同市には、受け入れ先の候補地として想定される八尾空港がある。田中市長は「本市では、近年も小型機やヘリの事故が発生しており、市民の不安感はぬぐえない。市街地にある八尾空港が選択されることは反対であり、受け入れられない」と強調。そのうえで、「府には、地元自治体と十分協議するよう求めたい」とした。
 
(2013年6月3日13時23分  読売新聞)

             ☆

橋下氏は八尾空港がある八尾市の民意を得るどころか八尾市長の同意を得ることなく、安易にオスプレイの受け入れを発表した。

沖縄2紙があれほど「危険な欠陥機オスプレイ」と喧伝し「オール沖縄」で配備阻止運動を展開中のオスプレイを受け入れると言えば、田中誠太市長でなくても誰だって反対するだろう。

ましてや、その危険なオスプレイを配備した「世界一危険な米軍基地」と喧伝される「普天間基地」をおいそれと受け入れる所があるだろうか。

橋下氏(松井大阪知事)の発言にすばやく反応し「受け入れ反対」を表明した田中八尾市長のコメントは、市民の生命と安全を守る立場の市長としては当然の発言である。

繰り返すが橋下氏の受け入れ発言と、受け入れ予定の八尾空港のある八尾市長のやり取りが、「(普天間)県外」が現実的でないことの証明になってしまった。

オスプレイ配備の普天間基地の受け入れを容認する地域を、今から模索することは「針の穴にラクダを通すほど困難である」という西銘議員の発言が現実となって目の前で展開されたのだ。

全国で普天間基地の受け入れを容認しているのは一番の当事者である辺野古住民と辺野古漁港を含む名護漁港であることを自民党県連は思い起こしてみる必要があるのではないか。

本件に関しコメント欄が活発だが拙意見に賛同するメールも数多く頂いている。

中には政府自民党に意見書を送り、そのコピーを添付して下さった方もいた。

ご本人の了解を得て政府自民党宛意見書の部分を参考のため紹介したい。

          ☆

以下は意見書になります。
 
いきなりのメール申し訳ございません。
 
今回の沖縄県連の決定について一言申し上げたくメールさせていただきます。
 
今回、沖縄県連が普天間基地の県外移設を公約にする旨を見ました。
 
党本部の決定は県内移設のはずです。

これは明らかに本部に対する反抗であり許されない行為と考えます。
 
今回の県連の公約を認めると地方が本部の意向を無視しても良いという悪しき前例ができます。
 
それでは国として成り立たなくなります。
 
また、今後の選挙(地方選も含めて)でもそれぞれが勝手をしても良いということになります。
 
自民党としても外から意見が統一されないと見られ今後の政策にも支障がでることは間違いないです。
 
確かに色々と難しい問題ではありますが「泣いて馬駿を切る」ではないですが県連を切る覚悟が必要だと考えます。
 
また、これは県議全員の意思ではなく一部の意見であり、県民も含めて県外移設が妥当とは考えていないように感じます。
 
一例ではないですが辺野古漁協は移設に同意書を提出しています。
 
その辺野古漁協の中にもせっかくの同意書が無駄になるという意見もでています。
漁協も色々な嫌がらせにもめげず国に協力しようとしています。
 
これをけっして無駄にしてはいけません。
今後の事も含めましてご考察をお願いします。
 
 
自民党の石破幹事長は強面の風貌の割には、沖縄の事となると腰が引けた弱気の発言をする。
 
沖縄に関しては「(沖縄の政治家は)沖縄2紙に恫喝されている」などと歯に衣着せぬ大胆発言をした小池百合子氏を県連説得に立ち会わすべきではなかったのか。
 
当日記はどの政治団体にも属していない微力な一匹狼ではあるが、一県民として今回の自民党県連の暴挙には納得できない節が多々あるので、投票日まで自民党県連の批判を続ける所存である。

 

【追記】 08:53

ネットで拾った良識ある県民の自民党県連の批判記事です。

皮肉に満ちたシミュレーションは秀逸です。

         ☆

今朝の琉球新報より  2013/06/04

参院選沖縄選曲に出馬される安里さんの記事。
「普天間の危険性除去と早期返還、県外移設を求め、固定化阻止に取り組む」
とあり、「県外が県民の総意」と言い放ち、当選後辺野古容認に転換しないかとの質問には「ない」と明言。

つまり、私が昨日会った辺野古の漁師さんや、川沿いで集まっていた古老の方々は、「沖縄県民」ではないと宣言したに等しい。

国会議員とは、地方の代表ではなく国家の代表です。
戦略的ビジョンもなく、沖縄の地政学的価値、抑止力の意味すら認識できないまま、己の「当選」だけが目的化した基本政策だとしか思えません。

ここに集う方々の中にも、県内移設を推進している県民の方々がおられます。
今ではマスコミさえ使わなくなった「県民の総意」という言葉を用い、容認派全てを、「沖縄県民ではない」と公言したのです。
彼にとって、容認派は「沖縄県民ではない」のですから、投票する意味がありません。

私なりのシュミレーションです。
①自民党本部からの公認を得られない。
②自民党県連公認というスタイルで出馬
③県内保守陣営から総スカン
④棄権、無効票続出で選挙は大敗
⑤党本部より、大敗の責任を取る形で、W翁長の役職剥奪、除名を勧告
⑥従わない場合には、自民党沖縄県連自体の除名を通告
⑦しぶしぶ、W翁長は表舞台から去る

来年に迫る名護市長選挙に備えるためには、これくらいの荒療治は必要です。
もはや国益を損ねるまでに増長したW翁長を消し去るために、この安里さんはスケープゴートになってしまう可能性があります。
W翁長とマスメディアの顔色だけを伺い、マクロな視点から沖縄を見ることができなかった当然の結末。

沖縄にとって、来年に迫る名護市長選挙が真の天王山となります。
その前に保守を自称する政党から、国を貶め、ユスリ・タカリの恥ずべき姿を晒す現在の自民党県連執行部を一掃するためには、安里さんには苦い茶を飲んでもらうことになるでしょう

下記に選挙公約の決定に関係している窓口の電話、FAX番号を記載します。

首相官邸へ意見投稿
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html


自由民主党沖縄県連: 会長翁長 政俊(おなが まさとし)
TEL:098(868)0040 FAX:098(860)2310
メール:jimin-oki@nirai.ne.jp


安里政晃後援会事務所 TEL: 98-860-5666 FAX:098‐866‐7691


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再度、自民党県連批判する!

2013-06-03 06:59:27 | 県知事選

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自民党県連は、政府自民党に反旗を翻し、参院選の公約に「県外明記」を押し通すつもりらしい。

同じテーマが続くと読者のマンネリ感を誘い、当然ランキングも低減していく。

にもかかわらず、本日も立て続けに自民党沖縄県連の「わがまま」を批判する記事を書くのには訳がある。

筆者が自民党県連とは逆の「辺野古移設」がより現実的だと考えるから、批判するのではない。(当然それもあるが)

自民党県連の批判は、これを黙認する自民党本部への批判にもなるのだが、普天間移設は国の安全保障に関わる重要案件であり当然国の専管事項である。

国民の生命と安全に関わる最重要案件を自民党県連を腫れ物扱いし国の施策に反旗を翻す公約明記を是認するようなら安倍政権も信頼できないと言うのだ。

いずれ国民の厳しい批判の前に折角の高支持率も急落するだろう。

 

国防に関わる重大案件を「地域公約」などのバカげたごり押しで認めてはならない。

仮に「県外」で当選したとしても今後、国の安全保障に関しては県連の意見に従がわねばならぬ、つまり「地域公約」に従がわざるを得ないという奇妙な事態に陥る恐れがあるからだ。

国の安全保障は政府が責任を持って行うべきだ。

それに翁長氏の「オール沖縄」は既に破綻している。

翁長雄志那覇市長が目論む「オール沖縄」による沖縄支配の野望は、既に世論の総スカンを食らっていることに自民党本部は気がつくべきだ。

安倍政権は沖縄を腫れ物扱いすることにより、世論を敵に回すつもりなのか。

翁長市長が率いた「オスプレイ反対・東京行動」 は国民の罵声を浴び失敗に終わった。

さらに。2月10日の浦添市長選挙では、再度「オール沖縄」による浦添市の支配を狙い自民や社民など4党相乗り支援で「オール沖縄」の西原廣美氏の当選を目論んだが、新人の松本哲治氏に敗退している。

賢明な浦添市民は西原候補が翁長那覇市長の操り人形であることは見破っていたのだ。

翁長那覇市長の子分である佐喜真宜野湾市長も当初は、翁長氏とつるんで、オスプレイ反対のシュプレヒコール音頭をとっていたが、宜野湾市民の抗議を受け最近は「オスプレイ反対」から「(普天間基地)固定化反対」に路線変更をしている。

良識ある県民は安里政晃候補が実行不可能な「県外」を叫ぶのは、翁長氏の操り人形だからだ、と先刻見破っている。

翁長氏の操り人形を県民代表として国会に送るほど、県民はバカではないはずだ。

同じテーマを同じ人間が書くとマンネリ化するのでここでブログ「チーム沖縄」さんから引用させてもらう。

続・県外移設を掲げる自民沖縄県連の公約について

自民党沖縄県連は一部の良識ある県内所属議員を押さえ込んでの決定であるが、そもそも『県外移設』とは一体だれの意向に沿った形なのだろうか。

安倍総理(自民党総裁)の下、石破幹事長を始めとする党執行部は「党本部の方針は政府と一体のもの」として『県内移設』を進めるために県連の説得にあたっていた。

普天間基地の固定化だけは何としてでも防がなければならないからだ。

住宅地や商業地域に密接した危険な飛行場として誰もが認めているではないか。
それを、普天間基地の固定化に繋がるような『県外移設』という現実性のない公約を掲げて選挙に望む姿勢は、国民の安全や財産を守るという政治家としての理念に背く。

沖縄タイムスや琉球新報等の県内マスコミの意向に沿えば当選しやすいかもしれない。
そしてこれまでも最大の支持母体の一つである創価学会の影響で票を確保してきたことでも分かるように、公明党の意向も無視できなかったのだろう。

だからと言って、当の所属政党である自民党の執行部の意見を跳ね除けてでも「県外移設」を公約に上げることは自民党の支持者からしてみれば納得がいくはずもない。
「県外移設」を公約に上げることによって、物言わぬ支持者は"白票"を投じ静かに去るだろう。

県民の投票によって選出された方々は単に"議員"という就職先を確保したかっただけなのだろうか?そうではないはずだ。だからこそ、真稔を曲げず戦って欲しかったのだ。
目先の得票に拘って真稔を曲げるような政治家は今すぐ去るべきである。

自民党沖縄県連は、、、
前を見据えて進もうとする安倍総理の顔に泥を塗ったのだ。
正義を貫こうとする県内の議員を貶めたのだ。
県内の保守派を愚弄し馬鹿にしたのだ。

この代償は雷のごとく己の胸に突き刺さり、その信用は一生回復することはないだろう。

自民党県連は「県外移設」を公約に掲げるならば県外移設先の候補地として具体案を提示すべきである。

まさか「腹案がある」などと言わないだろうな!?

具体的に「○○県知事と○○市に移設先として協議中である。」
などの腹案が出てきたらある程度の県民は納得するだろう。


だが現実的に考えれば、それはないのである。
各都道府県の首長は「沖縄県の負担は同情に値する。出来るならば受け入れる方向で検討したいところであるが、国防の観点から我が県に軍事基地を置いたところで意味をなさない。」というのが実情だろう。

「いや、民意である」と言うならば、どうぞ議員バッジを外してください。
民意だけで政治の方向性が決まるならば全ての議案を住民投票で決めれば良いのである。
そうなれば議会議員は必要ないではないか。

民意が汚されて間違った方向に行こうとしている中で、正しい方向に導くための努力をするのが政治家の仕事であり。それが」、真の議会制民主主義の姿ではないだろうか。

散々に自民党沖縄県連に批判を述べたが我々一般県民も考えなければならない。
というのは、左翼側は県連の議員に対し県内移設を言えば抗議の電話をかけ、県外移設を言えば激励の電話をかけてきたのである。
我々は何をしていたかのか?と考えるとすると「あれは違う、これは違う」と陰口を叩いては誰にも聞こえない独り言を呟いていただけではないだろうか。
我々有権者も反省すべき点があるのは間違いないだろう。

            

ここでダメ押しに読者代表として安仁屋正昭さんと宜野湾よりさんのコメントも引用しておく。

 

■安仁屋正昭さんのコメント

県外を主張している除名すべき県議達

翁長 政俊 那覇市選出 県連会長
浦崎 唯昭 那覇市選出 副議長
照屋 守之 うるま市選出 県連幹事長
仲田 弘毅 うるま市選出
桑江 朝千夫 沖縄市選出
具志堅 透 国頭郡(本部町)選出
新垣 良俊 島尻郡(八重瀬町)選出
座喜味一幸 宮古市選出
砂川 利勝 石垣市選出

普天間基地の危険性に直接関係していない議員共が
何故、固定化になるような「県外」を主張するのか!
腹立たしい限りだ

              ☆

■宜野湾よりさんのコメント

待ってました。
最低でも2度は設けられたチャンスを沖縄自民党は掴みませんでした。
県外移設実現プランも言わなかったし腹案があるwとも言わなかったし、辞める気もないようです。
歩み寄りをされて拒否したのは沖縄側ですから、自民党本部はこれで歩み寄りの必要なし。県外公約派への離党勧告、候補者公認取り消し、辞めないなら除名で誰も文句言いません。
国の安全保障をローカル・イシューにしてしまうより、損して得取れの精神で臨まなければ何も先へ進みません。
全員成人でフェンスのすぐそばだけれど気に入ってここに住んでいる我が家は普天間固定でも別に構わないのですが、第2小が危険ならば近くの児童センターや保育園だって同じなわけで、小学校だけ移せばいいわけでもなく。
辺野古の皆さんのご厚意、直近ではとりわけキモチワルイ人たちからの嫌がらせに耐えておられる名護漁協の皆さんとご家族のご厚意に縋らせていただき、少しでも気持ちよく投票に行きたい。
なので自民党本部と沖縄自民党に残る皆さんで「辺野古移設」のもとに新たな候補を立てていただければ幸い。
というわけで、官邸から心当たり何名かの議員さんまで、意見を伝えさせていただいております。

下記に選挙公約の決定に関係している窓口の電話、FAX番号を記載します。

首相官邸へ意見投稿
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html


自由民主党沖縄県連: 会長翁長 政俊(おなが まさとし)
TEL:098(868)0040 FAX:098(860)2310
メール:jimin-oki@nirai.ne.jp


安里政晃後援会事務所 TEL: 98-860-5666 FAX:098‐866‐7691


安里政晃東方漫遊記ブログへ投稿  http://asatomasaaki.ti-da.net/

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自民“鳩山化”の悪夢! 党沖縄県連、選挙公約に普天間「県外移設」明記

2013-06-02 06:56:10 | 県知事選

 ■那覇市立中央図書館の言論封殺に、断乎抗議する (抗議文例はこちらで)

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自民党が「鳩山化」の悪夢に悩んでいる!

「鳩山化」とは「県外」を叫んで普天間移設を混迷の極地に陥れたルーピー鳩山の道筋を辿るということ。

参院選での圧勝を狙う安倍政権にとって沖縄は、支持率急落の種となりそうである。

橋下氏と同様、安倍政権にとっても沖縄は鬼門になりそうな雲行き。

自民“鳩山化”の悪夢! 党沖縄県連、選挙公約に普天間「県外移設」明記

2013.06.01
 


米軍普天間飛行場の移設で安倍自民党が迷走の懸念=沖縄県宜野湾市【拡大】

 安倍晋三首相率いる自民党が、鳩山由紀夫元首相が招いた“悪夢”を繰り返そうとしている。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先について、党沖縄県連が参院選の地域版公約で、党本部の意見に反して「県外」と明記する方針を固めたのだ。日米同盟を危ぶむ声も広がっている。

 この問題をめぐっては先月30日、石破茂幹事長と沖縄県連の翁長政俊会長が都内で激論を交わした。翁長氏の「県外」との主張に対し、石破氏は「日米合意通り、名護市辺野古への移設を推進する」という政府・与党の方針を説明し、「県外」の取り下げを求めた。

 議論は平行線だったが、NHKは「県連は『県外』を掲げて参院選を戦い、党本部は黙認する形になりそうだ」と報じた。

 もし、「黙認」が事実となれば、重大な禍根を残しかねない。

 普天間移設問題は、2009年衆院選で、民主党代表だった鳩山氏が「最低でも県外」と発言したため、沖縄県内で「県外」への期待感が高まった。辺野古案の実現は困難になり、日米同盟の根幹を揺るがせた。

 民主党政権下の外交・安全保障について、安倍首相は昨年末の衆院選後、夕刊フジのインタビューで、「民主党政権は『日米同盟の絆』を壊した。このため、中国や韓国、ロシアが日本の主権を侵害してきた」と断じている。

 ご都合主義で、県連と党本部のねじれを放置すれば、野党やマスコミの格好の攻撃材料となり、自民党の参院選優勢の情勢は変わりかねない。

 沖縄の政治団体「政党そうぞう」代表である下地幹郎前衆院議員は「県連と党本部でねじれるのは民主党と同じだ。党県連をまとめられずに、国をまとめられるのか。オバマ米政権は『安倍首相の指導力は民主党並み』と受け止めるだろう。                          

自民党県連は目先の当選者獲得のため、後先を考えていない。

仮に7月の参院選で勝利したとしても来年1月の名護市長選では、さらに極端なねじれ現象が起きることを予測しているのか。

現職の稲嶺進名護市長は、既に「県外」を掲げて立候補声明を出している。

前回僅差の敗北を喫した島袋吉和前名護市長を中心にした北部振興会や名護市議会の礎之会(長山隆会長)が「辺野古容認」を」掲げる統一候補を擁立したらどうなるか。

政府自民党は「辺野古容認」の候補者を支援するだろうが、自民党県連は「県外」を掲げる稲嶺候補を支援するのだろうか。

こんな「鳩山化」が沖縄中に蔓延したら、民主党が瓦解したように県民の自民党離れは必至である。

その結果沖縄はどうなるか。

漁夫の利を社民党ら反日サヨク複合体に奪われ、照屋寛徳氏の「沖縄独立」が現実味を帯びてくることになる。

自民党本部は、ここまできたら県連の「県外明記」を黙認するなど絶対避けるべきだ。

>民主党政権下の外交・安全保障について、安倍首相は昨年末の衆院選後、夕刊フジのインタビューで、「民主党政権は『日米同盟の絆』を壊した。このため、中国や韓国、ロシアが日本の主権を侵害してきた」と断じている。

国の専管事項である日米安保の合意事項を県連のわがままのためおろそかにしたら、国民に二枚舌謗りを受けることになる。

自民党本部に警告する。

上記記事が指摘するように、ご都合主義で、県連と党本部のねじれを放置すれば、野党やマスコミの格好の攻撃材料となり、自民党の参院選優勢の情勢は変わりかねない。

自民党本部よ、今からでも遅くないから、沖縄県連の8人の「県外派」を除名せよ。

さもなくば、下地幹郎氏の「鳩山民主党と同様、普天間問題が安倍自民党が崩壊するアリの一穴になる可能性もある」との談話が真実味を帯びてくる。

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