狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

何を目指すか、沖縄タイムス

2013-06-11 15:57:56 | 資料保管庫

  ■那覇市立中央図書館の言論封殺に、断乎抗議する (抗議文例はこちらで)

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沖縄に来て初めて地元紙を読んだ本土の人が、朝日新聞が中立に見えると驚いたほど、偏向が激しい沖縄2紙。

偏向なら可愛いもので、白を黒と書く大嘘つきの記事を見て「発狂新聞」と噂されるのも当然である。

少し古い記事だが内容は少しも色褪せていない。

現在でも充分通用するどころか、むしろ現在のほうが発狂指数は高まっている。

沖縄タイムスの性格を見事に炙り出した秀逸な記事なので、以下に紹介する。

        ★

 

■■ Japan On the Globe(537)■ 国際派日本人養成講座 ■■■■

         Media Watch: 何を目指すか、沖縄タイムス
   
                     反日意識を煽り、米軍の撤退を要求する、
                    その先にあるものは?
■転送歓迎■ H20.03.02 ■ 37,171 Copies ■ 2,782,801 Views■


■1.「アサヒる」■

    「アサヒる」という言葉が流行っている。「歴史事実やニュー
    スを捏(ねつ)造し、あとでそれが間違いであることが明らか
    になってもきちんと謝罪することなく、論点をすり替えたり、
    居直ったり、知らんふりをしたりする」ことを総称した言い回
    しである。[1,p86]

     弊紙でも、今まで歴史教科書検定[a]、従軍慰安婦[b]、百人
    斬り競争[c]、沖縄戦住民自決[d]などで、朝日新聞がいかに
    「アサヒった」かを紹介してきた。

     最近の好例は、沖縄戦での住民自決事件の記述に関する教科
    書検定に対して、昨年9月29日に沖縄県宣野湾市で開かれた
    抗議集会に「11万人」もの人が参加した、という報道だろう。
    翌30日の朝日朝刊では、トップニュースで「『集団自決強制』
    削除、沖縄11万人抗議」との大見出しを掲げた。「11万人」
    と言えば、沖縄の総人口137万人の約12分の1である。

     このニュースに、福田首相は「随分たくさん集まったね。沖
    縄県民の気持ちは私も分かりますよ」と発言。これを受けて、
    文科省も「(訂正申請が)出てきたら、真摯に対応したい」と
    教科書各社に訂正申請を促すような発言までした。

■2.「11万人」の実態は「2万人程度」■

     しかし、この記事では、朝日新聞は二つの点で「アサヒっ」
    ている。

     第一は「11万人」という参加者数である。沖縄県警は「4
    万人強」という推定数字を示している。地元紙に掲載された集
    会の航空写真を東京の警備会社テイケイ(株)が拡大して丹念
    に数えたところ、視認できたのは「1万8179人」だった。
    建物や木陰に隠れている人を加えても、せいぜい「2万人程度」
    という結果が出ている。

     この疑問に対して、朝日は例によって沈黙しているが、朝日
    新聞の子会社、テレビ朝日の報道ステーションで古舘伊知郎キャ
    スターは「仮に2万人だとしても何か問題があるのでしょうか」
    と居直った。「論点をすり替えたり、居直ったり、知らんふり
    をしたりする」のが「アサヒる」の定義だが、「居直り」は初
    心者のやることである。親会社のように「知らんふり」をする
    方が、より高度なテクニックだ。

     嘘でも「11万人」とセンセーショナルに煽っておけば、そ
    れで狙いは達成できるのであって、「本当は2万人じゃないか」
    などと批判されても、「地元紙がそう報道した」などと適当に
    受け流しておけば、そのうち世論は忘れてくれるからだ。

     第二のアサヒった点は、「『集団自決強制』削除」という見
    出しである。これでは読者はこの事件が教科書からまったく削
    除されたように思ってしまう。実際はどう変わったのか、『実
    教出版 日本史B』の例で見てみよう。

        【修正前】(日本軍は、県民を壕から追い出し、スパイ容
        疑で殺害し、日本軍のくばった手榴弾で集団自決と殺しあ
        いをさせ、八百人以上の犠牲者を出した。

        【修正後】(日本軍は、県民を壕から追い出したり、スパ
        イ容疑で殺害したりした。また日本軍のくばった手榴弾で
        集団自決と殺し合いがおこった。犠牲者はあわせて800
        人以上にのぼった。

     まるで間違い探しのようだが、違いは「集団自決と殺しあい
    をさせ」が「集団自決と殺し合いがおこった」に変わっただけ
    なのだ。これが「『集団自決強制』削除」の実態である。

■3.「無辜の民を次々と殺害」■
   
     地元の沖縄でこの運動を煽ってきたのが、沖縄タイムスであ
    る。同紙のホームページで「沖縄戦『集団自決』問題」という
    一覧[2]があり、昨年の関連記事のリストが掲載されている。
    平成19年の1年間だけでも、単発記事103本、連載記事
    16本というから、読者は「沖縄戦『集団自決』問題」だけで、
    毎日のように記事を読まされることになる。

     連載記事の一つ、『神軍の足跡』(5月20~24日)では、
    以下のような説明文がついている。集団自決を慰安婦、南京大
    虐殺、マレー虐殺などと関連して捉える同紙の史観が窺える。

        「集団自決」訴訟は、日本軍「慰安婦」問題や、南京大虐
        殺など、日本の加害責任を否定し、軍の名誉を回復しよう
        とする動きと連なる。アジア太平洋戦争下、華人虐殺が起
        きたマレー半島と「集団自決」の起きた慶良間諸島。二つ
        の地点を結び、「神軍」の姿を追った。

     個々の記事タイトルを見ても、いかにもおどろおどろしい。

        (1)マレーシアの地獄絵図/惨殺 命ごい無視
        (2)華人虐殺と「集団自決」/差別・不信感が根底に
        (3)マレー事件から「集団自決」へ/海外の虐殺 恐怖の連鎖
        (4)無辜の民を次々と殺害/軍の論理を住民に強制
        (5)問い掛ける虐殺の被害者ら/目立つ軍加害の矮小化

■4.「過激派、新左翼の機関誌まがい」■

     8月24日から9月29日まで連載された『教科書改ざん―
    ただす』には以下の説明文があり、「県民大会」に向けて、同
    紙が運動の盛り上げを図っていた様子が窺われる。

         九月二十九日の「教科書検定意見撤回を求める」県民大
        会を前に、沖縄戦の体験者や体験を伝える活動を続けてい
        る人、参加する団体の関係者に、大会への思いや教科書検
        定の問題について聞いた。

     ついに実現した県民大会では、号外速報まで出している。翌
    日の朝刊では、1面と最終面の見開き2ページぶち抜きという
    豪快なスタイルで「11万人結集抗議 島ぐるみ史実守る」と
    報じた。さらに識者のコメントなど関連記事が、総合2面、3
    面、特集12面、13面、写真特集14-15面、社会面、第
    2社会面と続く。まるで阪神大震災なみの扱いだ。

     こうした報道ぶりを見れば、沖縄タイムスは客観的に不偏不
    党の立場から、この抗議集会を報道しているのではない事は明
    らかである。赤旗が日本共産党の大会を盛り上げるのと同様に、
    この抗議集会に主体的な推進者として関与していたのである。
   
     同紙が「過激派、新左翼の機関誌まがい」[1,p200]と言われ
    るのも無理はない。というより、「過激派、新左翼の機関誌」
    が「一般紙まがい」の擬態をとっている、と言うべきだろう。
   
■5.反戦一坪地主の中に編集幹部たち■

     沖縄タイムスは米軍基地への反対活動にも執念を燃やしてい
    る。

     沖縄での米軍への基地提供を妨害するために、「反戦一坪地
    主」たちがおり、2千平米ほどの土地に2968人が登記して、
    抵抗運動を行った。一人あたりでは0.6平米、一坪どころか
    ちょうど座り込みをする程度のスペースである。

     この反戦地主一坪たちのなかに、革マルや中核に混じって、
    沖縄タイムス、琉球新報の編集幹部らの名前がぞろぞろ出てき
    たのは有名な話である。

     編集幹部が、過激派、新左翼に混じって反基地活動をしてい
    るのだから、その新聞はまさに「過激派、新左翼の機関誌」な
    のである。こうした新聞が、米軍基地に関して公正な報道がで
    きるはずもない。
   
■6.普天間飛行場の移設■

     たとえば平成18年4月、日米両政府が合意した在日米軍再
    編をめぐる報道が良い例だ。この合意には在沖縄米海兵隊の約
    8千人のグアム移転や、普天間飛行場の移設などが盛り込まれ
    ている。

     普天間飛行場は市街地の中心部を占めており、そこに軍用機
    が頻繁に離着陸するので、きわめて危険である。実際に平成
    16年8月には、同基地所属の大型輸送ヘリコプターが訓練中
    にコントロールを失い墜落、沖縄国際大学1号館に接触・炎上
    する、という事故が起きている。この飛行場の移設と8千人の
    グアム移転は、沖縄県民の負担と危険を軽減する上での重要な
    施策である。

     政府間の合意に先立って防衛庁の額田長官と名護市の島袋吉
    和市長は、普天間の移転先について名護市の米軍キャンプ・シュ
    ワブ沿岸部とすることで合意した。協議は難航したが、「(米
    軍機が)住民の上空を飛行しない」(島袋市長)ようにするた
    めに離陸専用、着陸専用と2本の滑走路を作ることでようやく
    決着にこぎつけたものだった。

     島袋市長はこの平成18年1月の市長選挙で当選したばかり
    だったが、立候補期間中から「地元の納得が得られる形であれ
    ば、政府との協議には応ずる」との姿勢を見せていた。そして
    移設反対を全面に掲げた基地反対派候補2人の合計票よりも多
    くの票を得ていた。だから、名護市民の多数は、基地受け入れ
    に賛成していたと言える。

     それを沖縄タイムスは、県民の7割は移転に反対として、徹
    底的に攻撃した。
   
■7.「中国は日米両国にとって脅威ではないはずだ」■

     沖縄タイムスは、4月9日付け社説で「まやかしの修正案だ
     基地機能強化の恐れも」と題して、1)滑走路を2本にした
    のはかえって基地の危険性を増大させた、2)米軍の基地機能
    強化につながる恐れがある、3)絶滅危惧種のジュゴンの藻場
    にも影響する、などとして「県民の願いを無視して『県内移設
    ありき』で強行する政府に島袋市長が屈したのは残念というし
    かない」と決めつけた。

    「ジュゴンの藻場」よりも、普天間飛行場周辺住民の安全確保
    の方が大事だろう。また「県民の願いを無視して」というが、
    島袋市長が市長選に当選した事自体が、市民多数派の支持を受
    けている点を無視している。

     そして次の一文が、沖縄タイムスの社説の核心部分である。

         辺野古周辺地域や県が求めているのは新たな基地を北部
        に造り、基地機能を強化することではなく、県外そして海
        外への移設である。

     沖縄に米軍基地がある限り、沖縄タイムスは決して、満足し
    ないのである。

     また同年2月に防衛庁が那覇基地所属のF4ファントム戦闘
    機を平成20年度中にF15イーグル戦闘機に更新する方針を
    明らかにした際にも、沖縄タイムスは2月18日付社説「アジ
    アへの逆脅威だ」と題して、次のように主張した。

         今のところ中国は日米両国にとって脅威ではないはずだ。
        中国脅威論を政治的プロパガンダに利用することで、米軍
        と自衛隊の軍事一体化を促進しようとする日米両政府の思
        惑が見え隠れする。・・・配備は紛れもなく中国を始め周
        辺諸国を刺激する。

     日本の各都市に核ミサイルの照準を合わせ、20年近くも軍
    事費2桁増を続ける中国が、日本にとって脅威でないはずがな
    い。その中国の軍拡を「脅威ではないはずだ」と強弁して、自
    衛隊の戦闘機更新に反対し、なおかつ米軍の「海外への移設」
    を沖縄タイムスは求めているのである。その狙いはどこにある
    のか。
   
■8.沖縄を「東シナ海の孤島」に■

     米軍が「県外そして海外」に移設すれば、沖縄に軍事的真空
    地帯が生まれる。中国は、1973年に米軍がベトナムを去った翌
    年にパラセル(西沙)諸島を軍事占領した。1992年に米軍がフィ
    リピンから撤退した翌年には、南シナ海の中ほどに浮かぶスプ
    ラトリー(南沙)諸島に軍事基地を建設した。ベトナムもフィ
    リピンもこれに抗議したが、米軍が去った後では負け犬の遠吠
    えに過ぎなかった。[e]

     同じ事が、かねてより中国が所有権を主張している尖閣列島
    で起こるであろう。そして台湾と沖縄の中間地点である尖閣列
    島を軍事要塞化すれば、そこから中国の原子力潜水艦は米軍不
    在の沖縄近海を通って、自由に西太平洋に出られるようになる。

     実際に2006年には中国の原潜が沖縄本島と宮古島の間の海域
    を通って太平洋に出た後、グアム近海を一周して戻る際に石垣
    島近辺の日本の領海を侵犯している[f]。 この原潜は米軍の
    対潜哨戒機が発見し、海上自衛隊が追尾したが、米軍がいなく
    なれば、こうした行動が自由にとれるようになるのである。

     その結果、中国の制海権は沖縄をすっぽりと覆って、太平洋
    の西側に広がる。そこはもはや西太平洋というより「東シナ海」
    と呼ぶべき海となり、沖縄はその中の孤島になる。
   
■9.中国の長期戦略の尖兵として■

     沖縄の近海に中国の原潜が自由に徘徊するような状況になっ
    たら、どうなるのか。中国側はいつでも食料や医薬品、石油な
    どを運ぶ沖縄のライフラインをストップできるわけで、その無
    言の圧力に、日本政府も沖縄県も従わざるをえなくなる。

     たとえば沖縄を経済特区にして、中国人がビザなしで入れる
    ようにしたり、あるいは中国企業が自由に進出できるようにす
    る。沖縄と中国との定期航空便を増やす。中国人滞在者と中国
    企業が増え、沖縄と中国との経済的一体化が急速に進む。

     その先に見えてくるのが沖縄独立論である。それが中国の属
    国への道であることは、言うまでもない。

     沖縄が中国の属国になれば、ライフラインを分断された日本
    も台湾も、熟した柿のように中国の勢力圏に落ちてしまう。日
    本と台湾の巨大な富と先進技術を手に入れれば、中国はアメリ
    カを凌ぐ超大国になりうるのである。

     中国がこうした遠大な国家戦略を数十年というスパンで実行
    する国であることは、30年以上にわたって核兵器を独自開発
    してきたことを見ても分かる。[g]

     日本軍の残虐ぶりを声高に罵って住民の反日意識を煽り、米
    軍の撤退を断固要求し、自衛隊の軍備増強にも反対する沖縄タ
    イムスは、中国の長期戦略の尖兵として、まことに得難い存在
    なのである。この事を沖縄タイムスがどのように自覚している
    のかは定かではないが。
                                         (文責:伊勢雅臣)

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コメント (2)

普天間フライトフェスタ、「沖縄の不都合な真実」

2013-06-11 06:41:22 | ★原稿

  ■那覇市立中央図書館の言論封殺に、断乎抗議する (抗議文例はこちらで)

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去る日曜日、沖縄二紙にこのような全紙面を使った広告が掲載された。

左翼陣営の活動資金の潤沢さにいまさらながら驚いた。

 
(琉球新報6/9、沖縄タイムス6/9)

 その同じ日曜日、普天間基地の中は、年中行事の普天間フライトフェスタを楽しむ多くの老若男女の県民で溢れていた。

本土の人々には決して知ることの出来ない光景である。

今年も土・日と二日にわたって自宅近くの普天間飛行場で行われた普天間フライトフェスタ。 

残念ながら筆者は今回は野暮用が重なって行くことができなったが、過去にかみさんと二人で参加し、楽しんだことをエントリーしたこともある。

それがこれ。

普天間飛行場でドライブ?普天間フェスタ

【追記】基地外と基地内、ホットドッグ早食い競争が人気-普天間基地フェア

 

先日チャンネル桜の水島社長が来県、懇談する機会に恵まれたが、その時普天間フライトフェスタの話しをしたら、沖縄事情には詳しいはず水島社長でさえ驚いておられた。

連日沖縄マスコミから垂れ流す報道は、「普天間基地」の入り口に座り込んで「米軍は出て行け!」などの暴言を吐く、反戦活動家の報道だけなので、まさか普天間基地の中のフェスタに大勢の県民が参加し、米兵らと親善交流のフェスタが毎年行われているとは、夢にも考えられなかったというのだ。

そりゃそうだろう。 

沖縄2紙が「不都合な真実」として徹底的に黙殺するからだ。

今回参加された方の報告を紹介する。

先ず読者の宜野湾よりさん。

        ★

普天間フライトライン・フェアにて

オスプレイはプロップローターを折り畳んだものと合わせて2機が展示されていました。
私の近くにおられたウチナーンチュ家族のお母さんが「思ったより大きくないね~」と。
オスプレイの中に乗ってシートに座ってみると軍仕様とはいえシーナイトよりも格段に座り心地が良いので、海兵隊のにぃにぃにそう話し掛けると、彼らも「新しいってやっぱりいいですよね」とニッコリ。
コックピットの携帯カメラ撮影もOKでした。

AH-1Wスーパーコブラのところにいたにぃにぃたちに「ヴァイパーは来ないの?」と聞いてみたら、「僕らは聞いていないのでわかりません。でもスーパーコブラだって今もすごく良いヘリなんですよ」。
ヴァイパーが来るのは来年らしいですが、ウェブで発表済みでも自分から簡単にいろいろ口にしない人でした。
オスプレイもスーパーコブラも、装備や性能の質問にはちゃんと答えてくれて満足満足。

私は昼間に行きましたが、今年は横断幕やポスターの告知がほぼなかった割には、けっこう沢山の日本人が楽しんでいました。
夜の花火の頃はもっと沢山の人手だったかも。

            ★

次は野嵩ゲートのフェンスクリーンプロジェクトにも参加された宜野湾市議の呉屋等議員のブログよりの引用。

ご家族で参加された様子。

2013年06月09日

普天間基地フライトライン・フェスティバル

ご訪問頂き、ありがとうございます。

晴れの日曜日でした、みなさんいかがお過ごしでしたか?

私は、甥っ子夫婦が子どもを連れて帰って来たので食事へ行きました。その後、両親を誘って「普天間基地フライトライン・フェスティバル」へ出かけました。

正直、議員になってからは普天間基地のフェスティバルには消極的で殆ど行っていませんでしたが、今年は久しぶりに出かけました。理由は、MV-22オスプレイを近くで見てみたい。乗ってみたい(飛行はしません)そして、飛行場返還後の跡地利用を考える時、普天間飛行場内に入ってみたいと思いました。

午後3時頃、大山のパイプラインはゲートへ向かう車で渋滞でしたが、ゲートに着くと運転免許書OK


基地内にはいると、日の丸、米国旗、そして国連旗が迎えてくれました。

滑走路から駐機場へ向かうように車で行きました。会場の入口も私の運転免許書のみで全員OK。かばんの中身のチェックはありました。その後、金属探知機で検査し会場内へ(正直簡単な検査だと思いました)

入口にはKC130大型輸送機や空軍の早期警戒管制機AWACS、KC135空中給油機の中やコクピットにも入ることが出来ました。

そして、MV-22オスプレイが2機ありました。最初見た印象はプロペラやローターは大きいが、全体的には想像したより大きくないと思いました。

機内にも入りましたが、やはり広くはありませんでした。両サイドにイス、そして担架。


また、後部ゲートのハッチは短く半分くらいは空いたままの状態かも。CH53-Eの方が全体的に大きかったです。

基地の中に久しぶりに入ると、やはり480ヘクタールは広いと思いました。そして、宜野湾市内が360度見渡せる。宜野湾市の真中に位置することを改めて実感します。また、跡地利用をイメージする時、どうしても基地内入ることは必要だと思います。できたら管制塔から見学できると更にいいと思いました。


フエすティバルには多くの県民が来ています。そして、出店も県民で参加されたみなさんは、飛行機やヘリの見学から機内に入ったり、思い思いに楽しんでいるようでした。


帰る時にある格納庫の横には、今月C5ギャラクシーによって輸送された、CH53E1機、AH1-J4機がありました。
滑走路を横切ると航空機のタイヤ跡がいくつもありました。何処までも延びるような滑走路その先は市街地になります。

子どもの写真も何枚か撮りました。20年後、普天間飛行場が返還され文化財調査も終わり跡地開発がなされ、同じ場所に来た時に昔はここに飛行場があり、写真を撮ったと思いだす時が来ると思います。 
 
                ★
 

次はブログぼくが見た「沖縄」よりの引用です。

2013年06月09日

米軍基地を見た!!in普天間飛行場


いつも御覧下さり有難うございます。
平和主義者の「もう琉大生」です。
先週はキャンプ・フォスターでのコンサートを見て参りましたが、今回は、普天間飛行場にて開催されている普天間フライトライン・フェスティバル2013に行って参りました。

昨年も来ましたが、あんまり気に入ったので、また来ようと思っておりました。
昨年と同じく大山ゲートより入場、そこはやっぱり非日常的な世界。
基地司令部には日章旗、星条旗、国連旗が揚がっています。
 それにしても広い、広い、広い!!!
軍事基地、それも飛行場なので当然かもしれませんが、気持ちも大きくなります。



滑走路を横切り、格納庫群横の「フライト・ライン」につきます。「フライト・ライン」…「滑走路」のことかなと思いますが、念の為に、辞書を引く…

flight line
【名詞】
1
飛行機を停めておく場所およびメンテナンス格納庫(しかし滑走路あるいは誘導路ではない)
Weblio英和和英より                                   

ということらしいです。滑走路ではないようです。その名の通り、格納庫近くのスペースで航空機を展示しておりました。

AH-1W/Z、UH-1N、CH-46E、CH-53D/E、KC- 130J、MV-22BのほかF/A-18C/D、AV-8B、UC- 12W、UC-36Dなどが見られます。









詳しい方はこれだけでわかるかと思いますが、スーパーハーキュリーズやスーパーホーネットなどの映画やマンガにも登場するような機体を見ることができます。そして、何と言っても主役は「オスプレイ」!!!



右からも左からもチヤホヤされて人気真っ盛りのオスプレイです。
核爆弾搭載可能な大型ボマー(爆撃機)ではありません。
ステルス戦闘機でもありません。
確かに画期的で島嶼防衛の切り札ですが、あくまで輸送機です。
考えてみると、ほんと不思議なくらい騒がれました。

そんなオスプレイです。二機展示されています。

生でオスプレイを見るのは初めてでしたが、初めて会った気がしませんでした。(何でだろう??)
新鋭の機種ですから、すぐ隣に展示されている他の輸送ヘリよりも新しいです。
以前、大学の反対派の人に、「オスプレイはプロペラが小さいから不安定だ」と言われましたが、全然そんなことはない!!!



かなり大きいですし、ペランと垂れ下がっていなくてゴツい感じです。
しかもツインドライブ!!左右で2個ついていると何となく頼もしいです。



しかし、左翼や反対派の目には、これも悪魔か鬼に見えるんでしょうな。


航空機を一通りは見て、ベタベタ触りまくりました。触れるのはこの普天間フライトライン・フェスタの特徴らしく、他のところではロープが張られて近づけても触れられはしないそうです。
確かに、横田基地での展示では触れない飛行機もありました。心ゆくまでベタベタ触りまくりました。センサーや燃料タンク、先っぽ、材質等々。

飛行機は花型ですが、海兵隊は飛行機だけではありません。重機もあります。陸軍のものかな??と思うようなカラーリングですが、USMC(United States Marine Corps)と書いてあります。
一台、一台見て、触って。
ちゃんと、操縦士も控えていて、人が見に来ると、「Hey!」と仲間同士呼びかけあったかと思うと、一斉に駆動して動きを披露してくれます。
味があります。
その海兵隊員たちなのですが、とても愛想が良く、白い歯を見せて笑ったり、頷いて挨拶してきたりします。
純朴な印象も受けました。



パトリオット・ミサイルや野外テントなども見たあとは、Foodです。
こういうところに来たら、アメリカアメリカしたものを頼むべし。
ハンバーガーやスペアリブです。
スペアリブ&チキン(2000円)を注文。



豪快に焼いてます。ソースにドバっと付け、さらに香辛料が振られて出てきます。



高いのか安いのかわからないのですが、3時、4時ごろに食べても夕飯が我慢できるくらいの量でした。
USA! USA! USA! 何とか完食。



大学生のエイサーやライブなんかもやってました。
参加者を何となく見たのですが、休日の米軍将兵やその家族らしき人、わざわざ本土から来たようなマニア風のグループと様々ですが、沖縄の人もかなりいました。
「ここも返還されて、新都心みたいになるのかねえ。」と会話してる友達連れもいました。
もしかしたら、「辺野古移設が一番確実である」ということを理解している方なのか???



「県民の総意」、「オール沖縄」という虚構は崩れつつあります。
否、崩さなければなりません。
僕も、海を埋め立てて巨大な基地を造るのは嫌だなぁと思っておりましたが、ヒジャイさんの本なんかを読んだら、納得できるようになります。

(以下は引用者;ネットから御注文を受け付けています。
ezaki0222@ybb.ne.jp
※↑↑こちらまで住所氏名と電話番号を御連絡いただければ、受注当日か翌日までに発送いたします
<送金方法等詳細はここ>



沖縄のマスメディアは、「米軍」、「米軍基地」をとてつもなく恐ろしい魔物の如く報じますが、これを鵜呑みにせず、フェスタ等の機会があれば、まず見聞するべきでしょう。

アフガンではテロとの戦いが行われているのですから、この基地を有するアメリカ合衆国は戦時下にあるということになるのでしょうか。

僕が政治や安全保障に関心を持つようになったのは、変かもしれませんが「アメリカ嫌い」からでした。

デカい基地を他所の国に置いている。誤爆、めちゃくちゃ強い、枯葉剤、原爆、人種差別、原住民の殲滅…

などの理由により、米軍やアメリカ合衆国が好きではありませんでした。

しかし、違う面にも気づきました。
(完全にアメリカ目線だけで見てみますと)多くの若者の命をかけてまで世界の秩序を作ろうとしているのです。
自国の国益にそぐうものであれば、民族紛争を止めに言ったり、被災地で大規模救援作戦を展開したり。
何十万人の規模で海外に軍隊を展開できるのはアメリカだけでしょう。
自分の国さえ守ることもできない我が国にはこんなことできるでしょうか?
嫌いだとしか考えていなかった頃は、このような視点は持てませんでした。
凝り固まることが一番いけないのだと思います。

しかし、勘違いしないでください。
僕はいつまでもアメリカの核の傘の下にいれば良いとは思っていません。
対等な関係を築くために核武装でさえもアリだと思っています。

日本が自主防衛を目指す時、一番嫌がるのはアメリカでしょう。
大東亜戦争であんなに苦戦をさせた日本を、ようやくアメリカの世界秩序の中に組み込んだと思ったら、また自力で立ち上がろうとしているわけですからね。



ぼくが尊敬するウチナーンチュの大先輩・大濱信泉先生の言葉を紹介したいと思います。
「祖国復帰運動は与えられた歴史に対する挑戦である。
沖縄の現状は自ら選んだ道ではなく押し付けられたものであり、この意味においては宿命とでも言うほかはない。
しかし、人間には自らの運命を開拓する英知と、どの道を選ぶべきか選択の自由がある。
また民族には民族としての自覚と魂があり、そして政治的な独立と自由への憧れは民族の本能的な欲求である。
このことを考えると異民族の支配には自ずから限界があり、いつまでも続けられるものでない。
そこに祖国復帰運動の必然性とそれを肯定する論理がある」




いつまでもアメリカに護られてばかりでは、日本人の心のなかにも矛盾が生じるはずです。
この沖縄戦で散った方々の思いを受け継ぎ、日本は強くならねばなりません。
それはお隣・中国の異常な独裁国家等の現実を無視して、アメリカをすぐに追い出すとは違うと思います。
三国干渉の時の「臥薪嘗胆」のように、悔しさを胸に秘めつつ、西洋文明を取り入れ、世界に確固たる国へと成長を遂げた先人のようにありたいと思います。
それには、まずアメリカの良いところを知らねばなりません。

ということで今回は、基地に普通に遊びに来る沖縄の人たちに、県民の感覚を見たのと、そして、兵士の姿や、装備に「世界の警察」というアメリカのあり方を見出しました。

文章中で、とんでもない暴論を言ってるかもしれませんが、あれこれ見て、読んで、「自分の考え」を造る途上にありますので、お許し下さい。

               ★

チラシのダウンロードはこちらから http://goo.gl/53jtV

<普天間の固定化を許さない、一日も早い辺野古移設を進める宜野湾市民パレード>
◎開催日時:平成25年6月16日
◎集合場所:琉球学院前
◎集合時間:10:30
◎出発時間:11:00
◎コース:琉球学院>石平交差点>普天間交差点>宜野湾市役所

◎問合せ:普天間の固定を認めない宜野湾市民の会
     電話:070-5401-6751

<FaceBookイベントページ> ※参加表明はこちらからお願いします。
https://www.facebook.com/events/525506757486046

 

チーム沖縄のブログ

■■第三回「島守・防人に感謝する集い」■■

6月23日(日)の慰霊の日に、沖縄県護国神社にて、「殉国沖縄学徒慰霊祭」という慰霊祭を斎行いたします。

沖縄戦で亡くなられた学徒隊は郷土を守るため自らの意志で戦ったのであります。 しかし現在の平和教育ではこれら学徒隊の方々を犬死などと貶める教育がなされているの残念なことです。

来る6月23日、私たち沖縄の大学生が主催し、沖縄戦で郷土防衛のため散華された学徒隊の御霊に、「感謝する」お祭りを、私共沖縄の大学生の義務だと考えます。

当日はお誘い併せの上ご参加くださいますようご案内申しあげます・

以下、詳細でございます。



第三回「島守・防人に感謝する集い」

6月23日(日) 13:30開会 沖縄県護国神社・大ホール

「殉国沖縄学徒顕彰祭」
   同日    14:30開始 沖縄県護国神社・本殿

主催:サークル「 沖縄から日本を考える学生の会 」

代表: 琉球大学法文部 三年次 外間 完信
お問い合わせ:tj.from.okinawa@gmail.com

お気軽にメール下さい

 

『正論』7月号は、沖縄特集第2弾です

筆者も寄稿しました。

沖縄での発売は6日頃とのことです。

月刊正論2013年7月号6月1日発売 定価740円

 

沖縄異常事態 第二弾

重大資料発掘!

地元メディア反日偏向報道の淵源

ジャーナリスト 井上和彦

緊急報告!

尖閣領海で中国公船に包囲された緊迫の6時間

八重山日報編集長 仲新城誠

【新連載】対中最前線 国境の島からの報告①

中国領海侵犯と教科書採択事件の深い関係

仲新城誠


ついに牙を剥き出した中国-沖縄併呑計画の先兵は誰だ

琉球独立論の空虚

ジャーナリスト 大高未貴

「天皇メッセージ」の悪用に反駁せよ

ライター・ブログ「狼魔人日記」管理人 江崎孝


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