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今年も残すところ僅か六日となった。
今年の後半は「八重山教科書問題」で明け暮れた当日記であったが、上原正稔さんの琉球新報を相手の「パンドラの箱掲載拒否訴訟」など書きたいテーマは数多くあったが、専ら教科書問題に掛かりっきりなったのは、県内2大紙の沖縄タイムス、琉球新報それに八重山地元の八重山毎日の有力3紙が足並みを揃えデタラメ情報を垂れ流して、玉津石垣市教育長が行った教科書採択を含む教育改革を妨害したからである。
連日、雨あられと撒き散らされる「発狂3紙」のデタラメ情報に地味な当日記が1人立ち向かうということは、蟷螂の斧の謗りはもとより覚悟の上での挑戦であった。
それにしても半年近くも長期にわたり同じテーマでよく書けるものだと、友人達のあきれた声も聞くが、その間正直のところネタに困ることはなかった。
それだけ「発狂3紙」の玉津氏へのバッシング報道が異常で執拗かつ常軌を逸していたからである。
当初こそ、南の島のさらに南に浮かぶ島から成る八重山地域で起きた教科書問題など全国的にはほとんど注目されず、アクセスも次第に減少しランキングも下降気味であった。
ところがしつこく同じテーマで書き続けるうちにアクセスも増え始め、左翼ブログの多い県内ブログの中にも当日記と同じ論調のブログも目に付き始めたことは心強いものがあった。
文科省の最後通牒とも言える採択教科書数の報告期限日を5日後に控えた状況では、さすがの沖縄タイムスも悪足掻きの仕様もないのか、本日(26日)の紙面には八重山教科書関連の記事は一行も見当たらない。
イってしまった記者さんは入院加療中なのだろうか。
☆
反玉津派が繰り返し大声を張り上げてきた「説明責任」「情報公開」は、充分果たされているにも関わらず自分らが合法だと主張する「9・8協議」については説明責任どころか、会議の詳細についてはスルーしている理由は何か。
情報公開されているにも関わらず反玉津派が「説明責任」を怠っているのは、「11・27 3教育長協議」も含まれる。
さらに言えば、玉津教育長が「議事録改ざん」を指示したとか、「教科書は見なくても見たと言えばいい」といったとか大嘘を報じられた「7.19連絡会」についても「発狂3紙」はその詳細を報じていない。
紙面で上記「三会議」の詳細を情報公開をしたのはのは八重山日報一紙だけである。
八重山日報の購読者には自明のことだが、「三会議」の詳細は報道することは、県民に知られたくない「不都合な真実」を読者に情報公開することになるからである。
つまり、「三会議」の詳細を報道してしまったら、彼らが合法だと主張する「9.8協議」の正当性が根底から覆ってしまうからである。
前にも述べたが、八重山教科書問題が年を越すのは必至だとしても決着は見えており時間の問題である。
結論は、県教委・竹富町教委の連合軍の完敗というより、いや、むしろ発狂3紙を含む「極悪複合体」の完敗である。
これを覆すには文科省相手の行政訴訟しか残されていないが、負けを承知で訴訟に打って出てさらに法廷で完敗したら恥の上塗り程度ではすまなくなり、それこそ「極悪複合体」の壊滅を意味することになる。
いくら大城県教育長や狩俣課長の脳ミソがイデオロギーで硬化しているとはいえ、訴訟に打って出る勇気はないだろう。
■一括交付金と竹富町の教科書予算
結局は「有償給付」で落ち着くだろうが、ここで気を付けねばならぬことは、竹富町では予算化されていないという有償の代金の出所である。
「沖縄のヒトラー」たる慶田盛教育長の面目を保つためには金額の多少に関わらず予算を計上するわけには行かないはずだ。 当然、県の指導に従った結果だということで県の援助を求めるだろう。
折りしも沖縄県は12年度の政府予算案で「予想以上」の概算要求と使途が自由な一括交付金を勝ち取った。
県には自由裁量の一括交付金がタップリ入る。
竹富町の僅かな教科書代金等は膨大な「一括交付金」の中から支出することは「雑費」などの名目で容易に支出できるはずである。
だが一括交付金は国民の血税である。
いくら使途は県の自由裁断に任せるとはいっても、イデオロギーのため国が決めた教科書を「戦争に導く教科書」だとか「戦争賛美」などと言い掛かりをつけ法令を踏みにじる自治体に交付することは国民への裏切り行為になる。
これは交付金額の多少の問題ではなく、国のコンプライアンスの問題である。
おそらくありえないとは思うが、仮に一括交付金の中から名目を変えて竹富町の教科書代金に充当されたとしたら、「泥棒に追い銭」を国家が自ら行うことになる。
これは血税を払った国民への大きな裏切りである。
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