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NHKニュース03月21日04時18分
中国を訪れている浜田防衛大臣は、梁光烈国防相と会談し、北朝鮮が、人工衛星の打ち上げを名目に、事実上、長距離弾道ミサイルの発射に踏み切る構えをみせていることに自制を促すよう求めたのに対し、梁国防相は、「日本の懸念はわかるが、冷静に対処すべきだ」と述べました。
この中で、浜田防衛大臣は、「中国は、北朝鮮に大きな影響力を有しており、北朝鮮に自制を強く促してほしい。日本は、日本の領土、領空、領海に万が一、飛んでくるものがあれば対処すると、常日ごろから言っており、冷静に対処するつもりだ」と述べました。これに対し、梁光烈国防相は、「日本の懸念はわかるが、冷静に対処すべきだ。北朝鮮がミサイルを発射しないのがいちばんよいが、日本は淡々と受け止めたほうがいい」と述べました。(略)
◇
外交に限らず交渉事には相手があることなので、押してみたり引いてみたりで場合によっては譲歩もあれば妥協もありうる。
だが、こと自国の国民の安全に関わる国防に関してはいささかの妥協も許されない。
「相手の嫌がることは行わない」なんて脳天気なことをいっていたら、たちまち主権は侵害され他国への隷属を強いられることは今も昔も変わりはない。
浜田防衛大臣と梁光烈国防相との会談は各紙とも中国への遠慮なのか浜田防衛相の意見を曖昧にしか報じていないが、NHKは珍しく浜田発言をストレートに報じている。
>「・・・日本は、日本の領土、領空、領海に万が一、飛んでくるものがあれば対処すると、常日ごろから言っており、冷静に対処するつもりだ」
そう、良くぞはっきり発言してくれた。
日本の防衛大臣がこのように自国の防衛に関し「当たり前のこと」を発言したのは画期的なことではないか。
繰り返すが浜田大臣はごく当たり前のことを発言したのだ。
日本の領土、領空、領海を侵犯する不審物は粛々且冷静に迎撃し粉にして海に沈めるべきである。
これに対して梁光烈国防相は何と答えたか。
日本のストレートな発言に混乱したのか、とんでもないことを発言している。
>日本の懸念はわかるが、冷静に対処すべきだ。北朝鮮がミサイルを発射しないのがいちばんよいが、日本は淡々と受け止めたほうがいい
何と仰るウサギさん。
ミサイルが打ち込まれても冷静に淡々と受け止めろってか。
これは中国の本音を知る意味で誠に重大な発言である。
中国は、間接的ではあるが、日本の自衛権は認めないといっていることになる。
「ミサイル発射が好ましくない」という点で日中国防相の意見が一致したとTBSニュースあたりは報じているが、こんな意見の一致なんて北の暴走に対して屁のツッパリにもならない。
中国はあくまでも北朝鮮の「宗主国」であることを忘れてはならぬ。
中国が何といおうが、日本は粛々と且つ冷静に迎撃体勢を固めておくべきだろう。
同盟国のアメリカが何とかしてくれる?
とんでもない。
降りかかる火の粉を払うのは人間でも国家でも最低の本能であり権利でもあり尚且つ義務でもある。
その最低の防衛本能、防衛責務を果たさない平和ボケした国を、たとえ同盟国だからといって、アメリカが助けると思う方がおかしい。
『天は自ら助くる者を助く』
それは日本の諺でアメリカ人は知らないだろうって?
いや、いや彼らこそ自己責任の権化。
彼らはこういうらしい。
『Heaven helps those who help themselves.』
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【追記】
以前に北朝鮮がミサイルを乱射したとき、在沖縄米軍が沖縄に飛来したら迎撃すると発言したら、沖縄市の東門市長が米領事館に迎撃反対と、抗議に乗り込んだ。
そのとき米側から迎撃ミサイルはあくまで防御用で、攻撃兵器ではないとの説明を受け、
「迎撃でも北朝鮮のミサイルに命中したらその破片が落下して危険だから迎撃を止めよと言い張った話を思い出した。
革新市長の防衛意識なんてこの程度のもの世間の物笑いを買ったが、東門市長は今でもミサイルが沖縄を襲っても迎撃反対なのだろうか。
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