狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

田母神氏が沖縄反戦地主を批判

2008-11-29 08:56:26 | 未分類

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沖縄タイムス今日の朝刊の見出し。

◆一面トップ

薬物「誘われた」1800人 

大麻・覚せい剤 高校生調査

「使用をみた」700人

県教育長中学生も調査へ

 

◆社会面トップ

広がる薬物乱用 

県内高校生アンケート

進む低年齢化危惧

大人社会指摘する声も

社会面トップには、「学力全国最下位」に加えて新たな難問に苦慮する仲村教育長の写真も掲載されているが、

まさか上京して「何とかしてくれ。 予算をくれ」と文科省に泣きつくような恥さらしだけは勘弁して欲しい。

                   ◆

 

今朝の話題は「薬物乱用」ではなく、社会面左トップの次の見出し。

田母神前空幕長 一坪反戦地主を批判

現職時講話 「国邪魔している」

共産党が田母神氏の過去の発言を過去に遡って洗っているようだが、この発言も共産党が見つけ出した模様。

重箱の隅をつついているようだが、これも田母神氏のせいろんであり、突付けば突っつくほどブーメランになって知られたくない事実が明らかになってくるの皮肉だ。

田母神前空幕長、一坪反戦運動を批判/現職時講話「国邪魔している」【社会】

【東京】政府見解と異なる歴史認識の論文を発表し、更迭された田母神前空幕長(3日付定年退職)が今年1月、航空自衛隊熊谷基地(埼玉県)で行われた講話で、基地への土地提供を拒否する「一坪反戦地主」について、「これはただ、国がやることを邪魔しているだけ」と批判していたことが28日、分かった。共産党の井上哲士参院議員が入手した講話録で明らかになった。 
田母神氏は、空幕長在任中の今年1月31日、熊谷基地で「我が愛すべき日本」と題して講話。 南西航空混成団司令部幕僚長として航空自衛隊那覇基地に勤務していた1997年当時の反戦運動について言及していた。 当時「一坪反戦地主」が約く3000人いたが、半数は沖縄に住んだことのない人たちで、「いわゆる共産党員だ」と述べた。
土地を共有する一坪反戦地主一人当たりの平均面積は「テレホーンカード」と指摘。 その上で「これらの人たちの土地代は半年間で4円。4円を振り込むのに手数料が880円かかる。これはただ、国がやっていることを邪魔しているだけだ」と非難した。
同講話について帆船一坪地主会代表世話人の池宮城紀夫弁護士は「沖縄戦など過去の歴史を踏まえ、戦争に供する基地に土地を提供しないとの思いで土地提供を拒否し続けているが、こうした運動を侮辱する発言で許せない」と憤った
今月11日の参院外交外交防衛委員会に参考人として出席した田母神氏は、講話の内容を問われ、「しゃべっているのは多分(更迭の原因となった)論文と一緒だと思う」と述べていた。(沖縄タイムス2008年11月29日)

                   ◇

反戦一坪地主と称する「反日団体」が存在することは事実だが、その実態を地元紙が詳しく報じることはなかった。

報じられることはないが、沖縄県民なら公然のことである一坪反戦地主について、

田母神氏は事実をありのままにのべただけであり、それが何故「(一坪反戦)運動を侮辱する発言」になるのか。

「4円の土地代」の送金に「880円の送金手数料」を使わして反対運動することは妨害行為には当たらないのか。

沖縄では新聞が報じない「不都合な事実」を話すと、「侮辱発言」になり「許せない」のか。

「侮辱だ」と怒りをあらわにする弁護士や大学教授、それに地元新聞社の幹部まで「反戦一坪地主」に名を連ねているのだから、報じられたら困るのだろう。

やはり、沖縄は言論封殺の島なのか。

そういえば、沖縄紙には「言論封殺魔」が長期連載コラムを持っているし、

コメント欄の縁側さんも地元紙に「田母神論文」に関する投稿を行ったそうだが、

「掲載される可能性は限りなく0に近い」と「言論封殺新聞」に対して当初から諦め気味だ。

田母神氏が沖縄の「反戦一坪地主」について述べたことが、「侮辱」だというなら、

紙面を田母神氏に提供して堂々と地元紙お抱えの「識者」と論戦をしたらどうか。

ただ、その際小林よしのり氏を罠にかけた卑劣な「沖縄イニシアティブ方式」だけは勘弁して欲しい。

沖縄紙が反戦地主を報じるときは決まって「英雄物語」となる。

弾圧抵抗の半生 565ページ/反戦地主 知念さん【11月18日】

 

 関連リンク⇒沖縄・一坪反戦地主会 関東ブロック

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