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「集団自決訴訟の」原告側の上告が手続き終わって、愈々最高裁判事に対する「法廷外活動」が活発になり始めた。
沖縄タイムスは11月19日から「『集団自決訴訟』訴訟 控訴審判決を読む」というタイトルで三日連載の特集を掲載している。
この特集に関し、タイムスは二つの印象操作をしている。
先ず第一回目にこの特集の意味として次のように書いている。
<・・・沖縄戦の「集団自決」をいかに考えるか、あらためて識者に論じてもらった>
識者という曖昧な言葉で、いかにも学術的に中立的立場の人物の意見を聞くような体裁だが、
寄稿者の名前を見たら「識者」どころか、全てが「被告の応援団」ではないか。
「識者」という言葉を、新聞は自分の論調の代弁者としてよく利用するが、試しに辞書(大辞林 ー三省堂)で引いて見たら次のようであった。
【識者】⇒物事に対して正しい判断をくだす力のある人。学識・見識のある人。
なるほど、それで沖縄タイムスと反対意見の「識者」は紙上から抹殺されてしまうわけだ。 ブルブル。
「識者」については⇒学あるバカは恐ろしい!
三人の「識者」の背景を見るとこうなる。
第一回目(19日)の村上有慶氏は「沖縄平和ネットワーク」代表。
第二回(20日)の津多則光氏は沖縄国際大学非常勤講師(平和学)というが、やはり「沖縄平和ネットワーク」会員のプロ市民。
第三回(21日)の山口剛史氏は琉球大学准教授、県歴史教育者協議会事務局長となっているが、タイムスは重要な肩書きを隠している。
■重要肩書きを隠蔽■
山口氏は被告側支援団体「沖縄戦の歴史歪曲を許さず、沖縄から平和教育をすすめる会」の事務局長をしている。
更に山口氏は「大江健三郎・岩波書店沖縄戦裁判支援連絡会」の世話人もしている。
沖縄タイムスは、この連載特集に関する、山口氏の最も重要な肩書きを故意に隠蔽して読者を欺いている。
もう一つの印象操作は、連載企画のタイトルである。
これまでタイムスは「集団自決訴訟」のことを被告側の視点で「大江・岩波訴訟」という名前で統一してきた。
だが、「識者」の評論にこれではマズイとばかり、急遽タイトルを変えて印象操作をしているが、これは対読者というより対高裁判事向けか。
更に、時を同じくして「沖縄戦の歴史歪曲を許さず、沖縄から平和教育をすすめる会」の行動部隊は上京して文科省に強談判をしている。
撤回要請に回答せず 教科書検定問題/文科省 再訂正明言避ける【11月20日】
【東京】沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」の教科書記述をめぐり、先月大阪高裁で判決があった「集団自決」訴訟の被告側を支援する市民団体は二十日午前、文部科学省を訪ね、日本軍の強制を削除した検定意見の撤回を求めた。応対した〓久治彦審議官は、撤回要請には回答しなかったという。
市民団体によると、〓久審議官は「一般的には訂正申請を受け付ける立場にある」としたが、出版社から「集団自決」について再訂正申請が出された場合の対応は「仮定の話には答えられない」と明言を避けた。
教科書検定審議会の作業部会が審議している検定制度見直しについては「スケジュールの点でいつ結論を出すということは言えないが、次の検定に合わせるために速やかにやっている」と述べたという。
団体側の小牧薫事務局長は「(文科省の)基本的なとらえ方に私たちは不満がある。一律に軍の命令・強制が教科書に記述されないことは問題だ」と話した。
要請したのは「沖縄戦の歴史歪曲を許さず、沖縄から平和教育をすすめる会」、「大江健三郎・岩波書店沖縄戦裁判支援連絡会」、「大江・岩波沖縄戦裁判を支援し沖縄の真実を広める首都圏の会」の三団体。
※(注=〓は「徳」の旧字体)
◇
高裁判決では勝訴だったが、昨年の「11万人」集会のテーマである「歴史教科書検定撤回」は失敗に終わっているので、判決では勝訴でも勝負では負けたというのが彼等の認識。
「法廷外闘争」は大学の学園祭にも及んでいる。
創作劇通し 命問う/沖国大生140人 「集団自決」テーマ
22・23日 学園祭で上演
「集団自決(強制集団死)」をめぐる昨年の教科書検定意見撤回県民大会に参加した沖縄国際大学日本文化学科の学生らが渡嘉敷村の民話を題材に「集団自決」を通して「命」について考える創作劇「鬼慶良間(ウニギラマ)」の上演準備を進めている。同県民大会で高校生代表として登壇した津嘉山拡大さん(一年)が演出を担当、二十二、二十三両日の学園祭で上演される。(宮城貴奈)
「鬼慶良間」は故遠藤庄治沖縄国際大学名誉教授が脚本を手掛け、十年以上前から同大学園祭を中心に上演されている。今年は百四十人の学生が取り組む。
渡嘉敷島で飢饉に備えたソテツ栽培などで島の偉人としてあがめられていた主人公の鬼慶良間。演劇は、鬼慶良間の「命どぅ宝を忘れないで」という言葉をきっかけに、島の北山で起きた「集団自決」で、住民が死を思いとどまる内容。鬼慶良間の言葉を紹介する女性は、「集団自決」体験者、吉川嘉勝さんの母・ウシさんがモデル。
津嘉山さんによると、練習を重ねるうち、他の学生から「沖縄戦について勉強会を開きたい」と提案が出るなど沖縄戦への関心が高まっているという。平和学習に対する自身の興味、関心を「周りに押しつけたくない」という気持ちが強かっただけに、勉強会の提案は「本当にうれしかった」とほほえむ。
総合演出担当の平良一登さん(一年)は、「劇は十年以上前から続くが、演出は時代背景を調べながら進めている。命の尊さを伝えることで、自分も学んでいる」と語った。
同文化学科の講義を担当する沖国大非常勤講師の佐渡山美智子さん(フリーアナウンサー)は「(演劇を通して)沖縄であった事実を学生が自ら学び、どう受け止め、伝えていくか考えてほしい」と話した。
上演は午後二時から同大厚生会館で。入場無料。
◇
ウソでも言い続けると真実になる。
そのウソを演劇という手の込んだ手法で伝えればその「真実」はより伝わりやすい。
沖縄の学校では、小学校、中学校、高校に至るまで、まだ学術的に確定もしていない「軍命令による集団自決」を授業に取り入れていると書いた。⇒「集団自決」で創作劇/志真志小で来月上演
そしたら今度は大学生かよ。
>「集団自決」体験者、吉川嘉勝さんの
このお方は元教師で島の「平和学習の語り部」として子供たちに「平和教育」をしており、「軍命あり派」の急先鋒として有名な沖縄タイムス謝花直美記者の恩師でもある。
この方の実兄の吉川勇助氏は伝聞の又伝聞の「耳打ち」を、軍命令だと証言した人物である。
その「耳打ち」も爆音で聞こえなかったというが、それが「軍命だった」とは、細木和子センセもビックリの証言者である。
◆参考:小学校「創作劇」の内容
≪宜野湾市立志真志小学校(喜納裕子校長)で、慰霊の日(六月二十三日)に向けた特設授業で上演する創作劇「ヒルサキツキミソウ」の準備が進められている。沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」をテーマにした物語で、日本軍の命令で、家族に手をかけざるを得なかった史実を、児童や教諭らが演じる。上演は六月二十日午前十時から同校体育館で。(平良吉弥)≫
≪ 米軍の艦砲射撃が始まり、日本軍から手りゅう弾が渡され、軍命で家族が命を絶つ直前の場面などを子どもやその両親の霊を通し、現代の子どもたちが「集団自決」の実相に触れる。≫
≪六年生の平良佳大君(12)は「曾祖母が八歳の時に竹やりで訓練したり、一生懸命走って逃げた話を聞いた。命令さえなければたくさんの人が亡くならなかったと思う」と話した。≫「集団自決」で創作劇/志真志小で来月上演
◇
まだ判断力の無い12歳の子供たちに「集団自決」があったことを教えて戦争の悲惨さを教えることはよしとしよう。
だが、まだ確定もしていない「日本軍の命令」を強調して、
ことさら日本軍への憎悪を掻き立てる必要がどこにあるのだ。
これは中国が行っている反日教育と同じではないか。
少なくとも小学生にまでこのようなに自分のイデオロギーを押し付けることは止めて欲しいものだ。
◆
不良女子中学生と不良米兵のナンパトラブルには「拉致」だと大騒ぎし、
「県民大会」の決起まだ扇動する、沖縄紙も、北朝鮮の拉致には冷淡だと書いたが、
遂に沖縄県民にも拉致被害者が出た。
だが、やはり、北朝鮮の拉致には、沖縄紙には及び腰だ。
「富川さん加藤さん拉致濃厚」2人追加 特定失踪者問題調査会
北朝鮮による拉致被害者を調べている「特定失踪(しっそう)者問題調査会」(荒木和博代表)は19日、すでに公表していた失踪者のうち、平成6年に沖縄県石垣市で失跡した富川久子さん=失跡当時(35)=と、9年に神戸市で行方不明となった加藤小百合さん=同(33)=の2人について、「拉致濃厚」に加えたと発表した。「拉致濃厚」の失踪者は計70人になった。
調査会によると、富川さんは子供を友人に預けて車で買い物に行ったまま行方不明に。加藤さんは軽装で自宅を出たまま消息を絶った。
富川さんについては脱北者から「北朝鮮で目撃した女性に似ている」との情報が寄せられ、加藤さんも「北朝鮮にいる」との情報があり、「拉致濃厚」とした。
◆
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