狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

「セカンドレイプ大会」に反対する!

2008-03-22 08:41:53 | ★米兵事件

 

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明日(23日)の「セカンドレイプ県民大会」の降水確率は60%とのことだが雨天決行との事。

雨天中止の方が恥かかずに済むとは一分の声。

そんな矢先、すわ!又しても米兵の凶悪事件?!

 

タクシー運転手刺殺

<横須賀基地近く>車内に米兵カード

カード持ち主 脱走の20代兵士か

昨日の琉球新報夕刊の一面トップの4段抜き大見出し

タクシー車内に不明米兵のカード(2008.3.21)

「県民大会」を二日後に控えて又しても沖縄で米兵の凶悪事件か・・・と思ったら、別地域のしかも二日前の事件の続報。

殺人事件だし、犯人が米兵の可能性もあるので沖縄紙が扱うのは分かるが、一面トップを飾るネタなのか。

琉球新報も沖縄タイムスに負けずに「東スポ」を目指しているのか。

この事件は事件ネタとしては古く、神奈川新聞がローカルニュースとして19日に次のように報じたもの。

タクシー運転手、首を切られ死亡/横須賀

(神奈川新聞 2008/03/19 )

 十九日午後九時二十分ごろ、横須賀市汐入町二丁目のマンション前の路上に止めたタクシー内で、運転手とみられる男性が首から血を流してぐったりしていると、目撃者から一一〇番通報があった。

 横須賀署員などが駆け付けると、男性は死亡しており、首に刃物で切ったような傷があった。同署などは事件の可能性が高いとみて、緊急配備して調べている。


まだ米兵の犯行と確定したわけでもないのに、米兵の可能性が出るや、琉球新報の一面トップに躍り出る。

明日の「米兵糾弾兼セカンドレイプ大会」の前祝として、例え殺人事件でも米兵が絡めば沖縄マスコミは狂気乱舞する。

この様子では「チベット人虐殺」などどうでも良く、韓国で起きた米兵窃盗事件でも一面トップに載せかねない。

県民は怒っている/大会へ高まる意欲(沖縄タイムス 3月21日)
実行委員長に玉寄さん/幹事会、参加と寄付呼び掛け

 米兵によるあらゆる事件・事故に抗議する県民大会(23日、北谷公園野球場前広場)の実行委員会幹事会が20日、那覇市の教育会館で開かれた。大会実行委員長に県子ども会育成連絡協議会の玉寄哲永会長が就任し、大会プログラムなどについて話し合った。23日当日は宮古島市や石垣市でも抗議集会が予定されており、大会に向けて関係者の意気込みが高まっている。

 実行委幹事会で、幹事の小渡ハル子・県婦人連合会長は「米兵による事件続発に県民はみんな怒っている。これ以上、ばかにされて我慢できますか」と、大会への参加を呼び掛けた。

 幹事会では、大会を予定通り二十三日午後二時から開催することを最終確認した。雨天決行で、雷雨や豪雨の場合は同広場近くの北谷ドームに会場を移す。

 大会は、女性団体や老人団体、学校関係団体などの代表が米軍・米兵による事件・事故の続発に対する抗議や意見などを述べる。

                     ◇

結局自民党は参加しないし、県議会も組織としては参加しない。

となると仲里県議会議長の大会実行委員会長就任は拒否だし、そうなると元々参加したくない仲井真県知事の不参加は明白であった。

ところがマスコミは何とか知事を引きづり込もうと土壇場までまで未練がましくこんな記事。⇒知事、参加最終判断へ/県民大会(沖縄タイムス21日夕刊)

結局、昨夜遅く知事の不参加が決定 (03/21 21:33)した模様。

知事の不参加を新聞読者は今朝の朝刊を待たずに先刻承知していた。

だって、県議会で「セカンドレイプしている」と追及された知事がその「セカンドレイプ大会」に自ら参加する筈がないだろう。(笑)

「知事はセカンドレイプ」 県議会が空転

不参加の主な理由は、

「そっとしておくことが最も大切」「超党派ではない」。

その通りです。

県知事は「セカンドレイプ県民大会」に参加してはいけません。

知事、県民大会は「セカンドレイプ?」

 

ところで明日の大会だが肝心の「暴行事件」が消失してしまったので、どうも気の抜けたビールのような雰囲気。

それでは具合が悪いとでも思ったのか大会のスローガンに新たに、

「人権の保障と確立」を加えるという。

是非、「中国のチベット人への人権弾圧、そして大虐殺を即刻止めろ!」

「虐殺オリンピックを中止せよ!」

と声高に叫んで拳を天に突き上げて欲しい、玉寄大会委員長さん。

影の声:(そんなことするわけねぇだろ!)

 

【おまけ】

琉球新報朝刊 3月12日 オピニオン面 「声」欄

「基地撤去」は論理の飛躍

那覇市 宮平修 (地方公務員、42歳)

米兵による女子中学生暴行事件が波紋を広げているが、「この種の事件をなくすには基地撤去しかない」はあまりにも論理の飛躍で、凶悪事件は米国軍人の専売特許ではない。
沖縄県警によると、昨年一年間の凶悪犯認知件数は101件で、うち米軍関係者のそれは6件であった。 つまり、凶悪事件の大多数は、沖縄県民が引き起こしているのである。
とすると、基地の有無とは関係なく「この種の事件」は起こり続けるということになる。 事実、今回の事件とほぼ同時期に、県民による県民に対する少女わいせつ事件や未成年買春事件が頻発している。
このことからいっても、今回の事件による米軍批判はナンセンスであり、国防に直結する米軍再編問題に反対を叫ぶロジックなどすり替え論以外の何物でもない。
一般市民団体が県民大会の開催を決定したとの報道もあるが。「この種の報道」を見聞きするにつけ赤面してしまうのは筆者だけではあるまい。
今回の事件を政治利用するなど言語道断であり、県民大会の開催などもってのほかである。

 

その通り!

「県民大会」、・・・もとい、「セカンドレイプ大会」開催に反対!

 

なお、琉球新報はこの勇気ある「声」に二人の反論記事を掲載しているが・・・。

機会があればこの論戦をフォローしてエントリーしてみたいと思います。

勇気ある「声」の主は昨年の「11万人」集会の前にも琉球新報「論壇」で「県民大会開催に反対する」と意見を述べていた。

同調圧力に立ち向かう勇気ある「声」の主、宮平修さんのことを以下にも記してあります。↓

犬が咬んだらニュースになる!沖縄の侍、同調圧力との戦い

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