虎っ娘ランナーのランニング日誌

マラニックバッグにタイガースメガホンをさして国道2号線を西へひた走るランナーを見かけたら・・・、それは私です。

日本ハムファイターズ日本一物語り

2006年10月27日 | 観劇
日本ハムが日本一になった。

大仁田議員のプロレス場外乱闘訴訟での判決が出された昨日。
判決の背景にあった「プロレスにはシナリオがある」という事実が別な意味でクローズアップされていた。
スポーツが興行として成り立っていく為には、劇的な筋書きも必要だ。
日ハム優勝劇は、まさにその劇的な筋書き通りにドラマが展開していた。
しかも、内容は凡庸な脚本家でも簡単に描けそうな典型的スポ根ドラマだった。
「んなこと、現実には起こるはずないっしょ。所詮ドラマよね~。」
ところが!
「んなこと」を実際に起こしちゃったんだよね。
素晴らしいことに、この子達が!


【あらすじ】
「日本ハムファイターズ日本一物語り」
東京の弱小貧乏球団ファイターズが北海道へ移転してきた。
巨人ファンの砦と言われたこの地に、他球団が根付く訳がないとする冷ややかな世間の声を背に、懸命に地域密着に努力する球団関係者や選手達。
中でも卓越したアイデアでファンを魅了して行くのが、この物語の主人公SHINJOであった。
彼らの努力は徐々に実を結び、地域の人々の心を掴んでいく。
そして3年後、大入り満員の球場を見て満願成就と引退を決意するSHINJO。
皆に愛される彼を胴上げしたいと、今度は優勝に向け団結するチームメイト達。
プレーオフの大激戦を勝ち抜き、遂にファイターズはリーグ優勝をする。
さあ、次は念願の日本一だ。
しかし、そこに立ちはだかるのが、ヒール軍団、落合中日。(中日ファンの皆様今回だけはお許しを。)
得意の妖術を駆使され、初戦は惜敗。不敵にあざ笑う青の軍団。
落胆するファイターズを救うのは、なんとルーキー八木。
敵地での一勝を新人投手がもぎ取ったのだ。
歓喜の嵐で「おらが球団」を出迎える道産子達。
2勝目は地域の大声援を背に圧勝する。
王手の3勝目をもたらしたのは、なんと監督との確執で戦線離脱していたエース金村だった。
実はこの勝利には伏線となる秘話があった。
特別出演タイガース下さん、同じくタイガース片岡選手
(いずれも元ファイターズ)。
下柳・片岡 「おまえ、おれらがそんなこと教えたか。目を覚まさせてやるわ。
今から来い!」
金村(嫁に向かって)「今からしばかれに行ってくる。」
下柳・片岡 「こういう経験がないと大きくなれない。(ビシッ!)
      いい勉強と思って前向いてやれっ!(バシッ!)
      成長するステップと思って頑張れっ!(ボコッ!)」
そこへ、SHINJOからの電話、「おまえのために日本シリーズに行くから、
                 しっかり準備しとけよ。」
金村  (携帯を手に号泣) (参考文献SANSPO)
さあ、いよいよフィナーレ。
日本シリーズ第5戦。
苦節3年、極寒の大地に花開いたファイターズの悲願達成はなるのか・・・・。
筋書き通りのドラマに日本列島は泣き、酔い痴れたのだ。

こんな素晴らしい映画を一人で観るのはもったいないと、昨夜は
野球を愛する同志達と、超イケメンマスターの居る素敵なお店で観戦。
お店の宣伝です。
URATORA

だから、あれ、映画ちゃうって。

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
寒いオフ (ichiken)
2006-11-06 22:15:53
寒いオフの店決めましたー。
tacocoさん、もう参加にカウントしてありますんで、ヨロシクです~ ^^/
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日シリ終わりバーンナウト状態。 (tacoco)
2006-10-30 11:38:25
♪wanちゃん。

>絶対に行くリストに格上げしました

私もこのお店絶対にwanちゃんと一緒に行くお店に格上げっ!

25日、2次会であのメンバー引き連れていったら、さすがのマスターも引くやろな。



♪いわほーさん。

ほんとに、子供みたいに泣いたり笑ったりできる奴ですね。

私は、彼はムービースターのはなれないと思う。

だって、彼の生き方そのものが、映画なんだもん。



♪ボガンボスさん。

>実は1985年の優勝の瞬間を神宮球場で見届けた

何と言う幸せなお方!

マキノ栗マラソンも良いですが、来年は是非甲子園マラニックに

一緒に行きましょう!



♪gaviさん。

そうですね。ポスト「この3人」のことやら、我が家のI投手のことやら、何やら

今年のオフは話題が豊富そうで、春まで楽しめそう。



♪ogamanさん。

ogamanさんは、「日本ハム日本一物語り」での道産子役という重要な登場人物だったんですね。

羨ましい方です。

ogamannさんのブログの日シリ第4戦の札幌ドームの写真。

私には、宇宙人shinjoを連れてきたUFOに見えました。



♪ichikenさん。

物語の陰では、一流の男達のガチンコ勝負が、こんな風にグランド以外の所でも、

あちこちで展開されているんですね。素敵。

寒いオフ会、平均年齢を上げるという宿命の為、参加いたしますとも!







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どもです (ichiken)
2006-10-28 13:13:40
こんにちはー。ichikenですー。

金村の話。

「これからしばかれに行ってくるわ」

ってのが、良い感じやなぁと。

そういう先輩いいスねぇ。



さてさて、寒いオフのお知らせにまいりました。

11月25日に予定してます。

まだお店は未定なんですけども。

ご都合どうでしょうか?お待ちしております☆
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また思い出しちゃった (Ogaman)
2006-10-28 12:04:02
この記事を見て、また金村のインタビューを思い出しちゃった。

東京マラソンで運を使わなかったおかげか、日本シリーズ第4戦のチケットに当選して観戦してきました。

金村のインタビュー。泣きましたよ、ほんと。

アンチG歴が長かった私としては、ファイターズが来ても、しょせん道民はGファンばかりだよ、と冷めた目で見ていたのですが、まさかこんなに定着するとは・・・。

移転元年に新庄が入団してくれて、道民の心をしっかりとつかんでくれたのが大きかったです。



さて、戦力ダウンが必至の来シーズンは、パリーグ連覇も大変だと思います。

それどころか、今年のマリーンズ同様、プレーオフ進出も簡単ではないでしょう。

本当に北海道に根付くチームになるかどうかは、これからにかかっていると思います。



でも今年のこの熱狂を、死ぬまでの間にもう1度は味わいたいな(笑)
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新庄くん! (gavi)
2006-10-28 01:37:17
誰よりも記憶に残る選手です!

酔いしれましたわ。新庄劇場。



日ハムの日本一は「おめでとう」ですが、来年からはヒルマン監督、小笠原、新庄、この3人がいないんですね。

ちょっと心配です。



URATORA、また是非行きましょうね!

こんどはもっと大勢で(笑)

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新庄も虎っ子! (ボガンボス)
2006-10-27 22:59:59
tacocoさん、つたないブログにお越しいただき有り難うございました。



「マキノ栗マラソン」は天気が良ければ家族で参加して、ラン後に栗拾いやパットゴルフを楽しめますよ。楽ランの「やもりくん(滋賀在住)」も今年参加されたそうです。



琵琶湖近辺の大会はどれも距離的に遠いのですが、心が洗われるような気がします。



来年こそはタイガースですよね。

実は1985年の優勝の瞬間を神宮球場で見届けたボガンボスでした。
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あの時代を知る (いわほー)
2006-10-27 22:37:55
「おっさん世代」には、新庄選手って特別な存在やもんね。彼の邪気のない泣き顔を見ていると、それだけで胸がしめつけられました。そして、札幌のファンにジェラシーを感じました。
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ウキャ! (wan)
2006-10-27 21:57:53


ここって心斎橋のお店ですやんっ!

関西ウォーカーに載ってましてん。

私の行きたいとこリストに書いてますネン。



↓絶対に行くリストに格上げしました(ウホッ)

>超イケメンマスター



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マッチョ様。 (tacoco)
2006-10-27 15:35:08
本当に。

昨夜は観ていて、これは映画?という錯覚に捕らわれたくらいです。

でも、この成功もSHINJOという男がいなかったら成し得なかったと言っても過言ではないでしょう。

凄い男です。彼は。

楽しくやろうよ。という台詞の陰には、人には見せない努力があるはず。痛みに耐える忍耐があるはず。

それを隠して、ファンに夢を売る男。

正真正銘のエンターティナー。

恐らくこんな選手は二度と現れないでしょうね。



北海道のこの熱情。

一過性でないことを願います。プロ野球界全体のためにも。
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北の国から感動を有難うー! (マッチョ)
2006-10-27 15:02:05
姐さん、私は阪神タイガース以外、他球団の優勝~胴上げ…で初めて大粒の涙を流しましたよ!

本当に素晴らしかった道産子戦士達

元阪神の新庄、坪井…

元ヤクルトの稲葉…

元巨人の岡島…

彼等はもう立派な日本ハム戦士。

過去の栄光がなんだ…

積み重ねた記録、それがどうした…

新制日本ハムファイターズは全員野球で無欲の栄冠を遂に掴んだ!3年前にこの北の大地で初めてプロ野球が根付いた。年に数回巨人戦のみが開催されその熱気に湧いていた老若男女の野球ファン達は無名に近かった外人監督率いる日本ハムファイターズを心底から温かく出迎えた。 

道産子パワー、北海道の誇り

まさに北の大地を揺るがす熱き応援、声援は心からの叫びだったのだろう!  確実に進化する日本ハムファイターズに私は素晴らしい感動と夢を与えて貰った。

新庄よ、本当におめでとー! 北の国から感動を有難うー!
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