虎っ娘ランナーのランニング日誌

マラニックバッグにタイガースメガホンをさして国道2号線を西へひた走るランナーを見かけたら・・・、それは私です。

犠牲者

2013年10月29日 | タイガース

和歌山にひとりの青年がいる。
お堅い職場に勤務するかたわら、実家の柿農家の手伝いもする純朴な青年で、
金剛山に登る事と近場をジョギングする事が趣味だった。
タイガースをこよなく愛す彼はある日何気なくパソコンに
     「タイガース ランニング」
と打ってしまう。
その後、彼の人生が大きく狂うなどとは夢にも思わず・・・。
エンターキーを押したその瞬間、検索で現れたのが
    「虎っ娘ランナー」だったからだ。
爾来5年余り。
甲子園マラニックに始まり、虎っ娘との変態ラン生活に関わり続けた彼はいつしか虎っ娘をもしのぐ超変態ウルトラランナーと化してしまった。
哀れな噺だ・・・・。
この夏、虎っ娘は彼の前でつぶやいた。
「長い付き合いになるというのに、柿の貢物は一度もないなっ!」と。
収穫の秋の或る日。
彼から届いた怯えたメール。
「今年こそお送りいたします・・・・。」
     
今年の秋は柿三昧♪