虎っ娘ランナーのランニング日誌

マラニックバッグにタイガースメガホンをさして国道2号線を西へひた走るランナーを見かけたら・・・、それは私です。

大峯奥駈道

2013年08月12日 | ランニング

ずっと行きたかった大峯奥駈道。
待望のお誘いが掛かったので少々ビビりながら参加してきた。
なにせ古くから山岳信仰のメッカであり修行僧の道場であった地である。
しかも今回のコース、前鬼~釈迦が岳はかなりの難路であると聞いていたから・・・・。
さて当日。噂に違わぬ険しい道のりに登山開始早々から既に青色吐息。
山の猛者ばかり集まったメンバーたちの速度に付いていくのに必死だった。
ガレ場、鎖場、急な木段、倒木etc。
これでもかと攻撃してくる悪路に腹立ちながら、どこで離脱してやろうかとばかり考えていた。
往復ルートなのでどこかで待っていれば下山してくるメンバーと合流できるのだから。
しかし、その後。
二つ岩の圧巻に息をのみ、深仙小屋付近の素晴らしい眺望に嘆息を漏らし、山の心地よい微風に癒されなどしていたら。
あっという間に釈迦が岳の頂が見える所まで辿り着いていた。
ただ、そこからの20分が更に苦しく長く・・・。
もうこれ以上進んだら脚がおシャカになるっ!
と思った矢先に、頂上!
見事なお釈迦様がお出迎えくださった。
       
有難さに合掌。
標高1800m。
大峰奥駈道の山はさらに深く険しく続くというのに、たった一山でこのていたらく。
山修行はまだまだ一合目だ。