虎っ娘ランナーのランニング日誌

マラニックバッグにタイガースメガホンをさして国道2号線を西へひた走るランナーを見かけたら・・・、それは私です。

ハーレム登山

2012年01月16日 | ランニング

我が師匠筋にあたる某A氏が「ハーレム練習会」を画策なさった。
目論んだ練習会とは・・・・・・・・。
ランニング初心者の美ジョガーたちにフルマラソン完走の術を諄々と説く。
そのための強化練習として格好のコースが妙見山往復だと、これまたまことしやかに力説する。
トドメは「ゆっくり行くから大丈夫。僕が最後まで面倒見てあげるからね。」
この惹句に、ころっと5名ものうら若き美ジョガーが騙された、らしい。
但し、何かあった時にひとりでは対処しきれないと、そこはさすが熟練のお師匠様。
妙齢の美ジョガー2名を「湯婆~バ」役として同行するようにご指名なさった。
その一人がtacocoさん。師匠の命には逆らえないと、当日箕面駅に馳せ参じた。
可哀想に、健気な美ジョガーたちが既に勢ぞろいしている。
中には20キロ以上の距離を走った事さえない女子もいるとか。
妙見の過酷さを知らぬとは言え、師匠も罪なことをなさる。
そう言えば、かつては私もその犠牲者だったのだ・・・・・・。

そんな波乱含みで、妙見山フルコースディナー、はスタートした。

まずは軽~く食前酒、滝道3キロの登り。
滝前で記念撮影。

         

前菜は、マリアの泉経由の高山までの上り7キロ。
以外に皆元気だ。続いてスープは高山の激下り2.2キロ。
妙齢も含めて美ジョガー7名の集団が山道をひた走る姿はかなり目立つ。
すれ違うランナーやバイク隊が皆、振り返ること振り返ること。
そんな中の黒一点の師匠には当然羨望のまなざしが注がれる。
これはいったい何の宗教やねんっ!みたいな~。

そして遂にメインディッシュ。妙見山頂への上り8キロのお出ましだ。
ここが一番の踏ん張り所。頑張れ~、女子達~!
エールが通じたのか皆、想像以上の粘りを見せてくれた。
待つこと数分で全員登頂。
せっかうだから霊場妙見山へお参りする。
縁結びの鈴の前では真剣にご祈祷する彼女達。
あらあら、揃って健康美な面々なのに彼氏保有率は意外に低いのね。
チャンスだぞ。メンズランナー!(但し希望者は事務所tacocoを通してね。)
      

何と頂上の気温は2度。
             
身体完全に冷え切って足早に下山。
昼休憩を挟んで、デザートは最後の難所、高山の激上り2.2キロ。
さっき下った峠を今度は上るのだ。
ここでも皆、ウーマンパワーを発揮してゆっくりだが歩かずに上りきった。
ここまで来ればあとは食後のコーヒー、下り道ばかり10キロだけだ。

9時45分にスタートして夕刻4時半過ぎ。
かなり時間が掛ったとはいえ、無事に全員完走!!お見事っ!
ほんまよ~やったわ。打ち上げは定番の王将にて。

さらにこの子らの合格なとこは・・・・・・・・・。
ウーロン茶注文が一人もいなかった事っ!!
皆、よく食べよく飲み。気持ちええったらないっ!
これだけ健啖なら走力が開花するのも時間の問題。
みんな~、師匠A氏を踏み台にして皆頑張ってね!
お陰で妙齢二名も存分に楽しませていただいたよ。