虎っ娘ランナーのランニング日誌

マラニックバッグにタイガースメガホンをさして国道2号線を西へひた走るランナーを見かけたら・・・、それは私です。

大阪市民ハーフ

2007年01月29日 | ランニング
1月28日(日)大阪国際女子マラソン当日。
その前座レース的位置づけの大阪市民ハーフにエントリーしていた。
左脛の炎症はまだ完治していない。
皆に「足はどう?」と聞かれるが、「金本組」に、「故障、痛い、休む」と
いう言葉はない。


とにかく、当日の素晴らしい天候に感謝しつつ、スタートラインに立てた喜
びに浸る。

スタートは長居陸上競技場。

8月には世界陸上のメイン会場となる立派なスタジアムだ。

スタートライン。

今回は文字通りそのラインに立ったと言える。
持ち前の「どどどどどx∞」厚かましい根性と陸連登録ゼッケンを武器に、
なんと最前列のスタートポジションをキープしてしまった。
右隣りには、ゲストランナーの双子の大南姉妹、その隣りには弘山晴美さん
が並ぶという超豪華さ。
スタート直前の数分のチャンスにすかさずお三方と握手。
「頑張りましょね。」と生意気にもエール交換などする。
(何と言う厚顔無恥!)

スターターは今年も関大阪市長。
鮮やかな真っ赤な背広で壇上に登場される。
おいおい、そりゃ、何?大阪財政とカラーコーディネートしてるわけ?
などといらぬ突っ込みをしている間に、

号砲!


せっかくのチャンス。
せめて100mmくらいは弘山さんと併走したいという思うが、@言う間。
まるで光の速度で駆け抜けて行かれた。

その後一般ランナーにも次々に追い越され、マイペースで陸上競技場を後に
する。
国際女子ランナー達がアップをする長居周回道路を1周半した後いよいよロ
ードへ。

普段の練習では歩道を不自由に走るその同じ道路を信号も無視して走れる心地よさ
を今年も実感。
しかし、心地よさとは裏腹に、高速のレースペースでの走りはきつい。
まだ先は長いのに、早くも疲れが・・。
左足の痛みは、全く感じない。これもひとえに専属トレーナー、O先生の懇切丁寧
なマッサージのお陰。
しかも、本日は絶好のマラソン日和なり。
こんな好条件で何を軟弱な事を!と、
自分を叱咤激励しつつ今里筋から玉造筋へ。

とっとと走り終わって、国際女子を応援して、早く打ち上げでビールが飲みたいなぁ。
などと不埒なことを考えつつ、玉造筋を北上する。

沿道はフジテレビマークの小旗を振る人々で溢れており、前座レースへの声援も熱い。

「tacocoさん頑張れ!」の声もそこかしこから聞こえる。
ランブログ仲間やランニングクラブ仲間からの声援だ。
また力が湧いてくる。

16キロ地点。森之宮を左折。難関の登りを、苦しみながら通過して、ここ
からは、いつもの練習場大坂城公園だ。

ラスト2キロ地点で、ラン仲間から大声援。
「そのまま行け~。自己ベストや!」

足がつりそうになりながらラストスパート。

自己記録を約3分更新してゴール!

ああ、苦しかった~。目標にまた一歩前進かな。
しかし、フルマラソンはこの倍。道は遥かに険しいなぁ。

待望の打ち上げは、何とこんな所が予約されていた。







すべての大阪人の脳に刷り込まれているというあの有名なキャッチメロディ
ーのまさにその場所。
生粋の大阪の子だというのに、足を踏み入れるのは今回が初めてだった。




一緒に走った仲間も皆、好タイムでゴール。
5回くらい乾杯し、おいしい麦酒をたっぷり給水し、

♪きょ~ばし~はぁ~、

               ええとこだっせ~♪



ほっんまに、ええ一日でおました。