田布施座

演劇でつながる、役者で伝える。

東田布施小学校公演

2011-01-31 09:25:38 | アート・文化

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昨日創立125周年行事で「たぶせ山城の里物語」を上演しました。

子どもたちの本番に強いのには改めて感心します。

15年活動している「たぶせ山城太鼓」の知名度は町内にとどまらず、

田布施を代表する活動団体だと思っています。

その団体と1年間共演してわたし自身多くのものを頂きました。

田布施座の座長の知名度も上がってきていることを感じます、

本当にありがたいことです。

さて、この1年間5回上演しましたが、

そのたびに新鮮な気持ちで役作りをやってきました。

同じ内容を語るわけですが、

まいたび反省がありますから、直そうと取り組み、

それを5回やってきました。

振り返ってみて十分な稽古ができたとは思っていませんが、

そこは、現実の生活の主体があり、

それぞれの制約のなかで創っていくと言う条件を考えれば、

当然のことですし、よくできていると思います。

そのように稽古を繰り返して本番に臨むのです、

お客さんを目の前にするのですね、

この瞬間から演技がお客さんに左右される領域に入っていきます。

ここが舞台・ライブの醍醐味であり、恐いところです、

昨日の座長の出来は?・・・80点かな?・・・。

お客さんの前で120点の遭遇を夢見ながらまた今日も生きています。

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昨夜の稽古

2011-01-27 09:00:21 | ブログ

子どもたちの演奏を聴いていて、

えっ!と思いました。

1週間前の演奏に比べて格段に良いのです。

自宅で練習した児童もいるとは思いますが、

先生にそのことを聞いてみましたら、

子どもの集中力だそうです。

やる気でやればこんなにも違いがでるのはと、

改めて「集中力」の重要性を思いました。

わたしも負けてはいられません。

なにしろ太鼓の音は強烈なのです。

わたしの台詞など吹き飛ばしてしまうほどです。

わたしの語りの部分に新たな演出が入りました、

B.G.M.ができていました。

1回目は戸惑いましたが、

その音をよく聴いてみて語りを変えていきました。

古代を連想するエキゾチックで原始的な音を感じ、

それまでの作って来た語り調では合わないのです。

役者は即応性も要求されます、

演出意図からはみ出してしまうと台無しになってしまいます。

今回の東田布施小学校の公演は、

今までの4回の上演とは違ってくると思っています。

伝える内容は変わらないのですが、

伝え方が違ってくるのです。

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小手先ではだめだ!

2011-01-26 16:49:09 | ブログ

いろいろと壁に突き当たり、

何度も何度もやってみる。

ある時!ふっとできていることに気がつく瞬間に出合うことがある、

部分的にのことですが、

そこを起点に役作りができるようになります。

その役の主体がからだで解かったときから、

その作品の登場人物に血が通って来始めるのです。

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憶えて忘れる

2011-01-20 17:39:08 | ブログ

台詞にしても歌詞にしても、

客席の前では見て演じることはできません。

朗読スタイルは読むということが前提になっていますけど、

ここ2年ばかりやってみて思いますことは、

歌にしろお芝居にしろ言葉がしっかり身についてないと、

良い演技はできないと思っています。

台本のないお芝居と言うものもあるにはありますが、

優れた脚本・歌詞の言葉の価値は忽せにできないので、

間違えてはいけません。

今そのようなことを思いながら取組んでいます。

何回も何回も繰り返して憶えるのです。

そして、からだに沁みこんだら、

それだけ自由度が増してきます。

集中と解放の作業がしやすくなります。

もう憶える作業はしなくてよいのですから、

演じていて台詞を思い出そうとすることに邪魔されることがないわけです。

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都はるみ

2011-01-20 09:20:35 | ブログ

何回聴いてもすばらしい。

王将一代小春しぐれ、

歌詞の部分は歌いやすいだけに難しい。

ややもすると単調になりやすいのです、

都はるみが歌うと高音の小節を使いながら、

メリハリを出し聴かせてくれます。

浪花節の部分は流石です、わたしは一生懸命真似をします。

台詞の部分は、劇でやりとりする話し方とは違います。

うまく言い表すことが難しいのですが、

ひとりで小春と三吉の台詞を言うので、

朗読・語りに似ているところがあります。

ですから、たぶせ山城里物語の語り部にも共通して、

わたしは両方を並行しながら練習しています。

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