田布施座

演劇でつながる、役者で伝える。

憶えて忘れる

2011-01-20 17:39:08 | ブログ

台詞にしても歌詞にしても、

客席の前では見て演じることはできません。

朗読スタイルは読むということが前提になっていますけど、

ここ2年ばかりやってみて思いますことは、

歌にしろお芝居にしろ言葉がしっかり身についてないと、

良い演技はできないと思っています。

台本のないお芝居と言うものもあるにはありますが、

優れた脚本・歌詞の言葉の価値は忽せにできないので、

間違えてはいけません。

今そのようなことを思いながら取組んでいます。

何回も何回も繰り返して憶えるのです。

そして、からだに沁みこんだら、

それだけ自由度が増してきます。

集中と解放の作業がしやすくなります。

もう憶える作業はしなくてよいのですから、

演じていて台詞を思い出そうとすることに邪魔されることがないわけです。

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都はるみ

2011-01-20 09:20:35 | ブログ

何回聴いてもすばらしい。

王将一代小春しぐれ、

歌詞の部分は歌いやすいだけに難しい。

ややもすると単調になりやすいのです、

都はるみが歌うと高音の小節を使いながら、

メリハリを出し聴かせてくれます。

浪花節の部分は流石です、わたしは一生懸命真似をします。

台詞の部分は、劇でやりとりする話し方とは違います。

うまく言い表すことが難しいのですが、

ひとりで小春と三吉の台詞を言うので、

朗読・語りに似ているところがあります。

ですから、たぶせ山城里物語の語り部にも共通して、

わたしは両方を並行しながら練習しています。

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