田布施座

演劇でつながる、役者で伝える。

恍惚の人

2011-05-30 09:04:01 | ブログ

昨夜BSで観ました。

森繁久弥59歳の時の作品で84歳の老人を演じています。

今のわたしと年齢が同じです、

なんと表現していいかわかりません、

この人の演技には普通の役者さんには感じられないものを・・・、

観るたんびに思ってしまいます。

凄い集中力で演じていらっしゃると思うのですが、

同時に客観的な演技に見えてしまう・・・、

そして、それが結果として素晴らしい演技に、表現になっている。

言葉を変えると、

普通、役になりきるために、主観的にのめり込むような作業をしがちですが、

森繁さんの演技はどうもそれとは違うようなプロセスがあるように思えてなりません。

高峰秀子さんも、このシリーズで一番良かったと思いました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

趣味でもなければ仕事でもない

2011-05-27 08:57:58 | ブログ

現在、わたしのお芝居への自覚。

今、自分はどうしてお芝居をやっているんだろう、

単に好きだから、と言う理由だけでは不十分な気持ちです。

演技の魅力・虚構を借りてつくるお芝居の魅力、

借り物を通して出合う本物への誘惑・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

きのう

2011-05-26 08:22:16 | ブログ

結局、30分全部もらってやりました。

読み聞かせのメンバーがひとりを除いて全員参加されていたのですが、

心がけたことは、内容が伝わるように、話に集中してくれるように。

そのために、わたしが持ち合わせているものを精一杯出しながら表現しました。

次回もオファーを頂きました。

今度は6年生。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

読み聞かせ

2011-05-25 08:08:09 | ブログ

今日城南小学校に行ってきます。

3.4年生が聴いてくれます。

前回は6年生でした。

小学生の1~6年は成長が著しく、理解度も大きく違います。

読む内容もそのことを意識して題材を選びます。

わたし自身勉強になります。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無法松の一生

2011-05-16 08:21:57 | ブログ

1958年稲垣浩監督

松五郎・三船敏郎

わたしが5歳の時の作品です。

昨夜BSで観ました。

なんと言っても三船敏郎の松五郎が良かった。

三船38歳の時の演技です。

世界のミフネと言われた訳が納得できます。

映画俳優としての表現力の幅広さが目の当たりにできました。

人力車の車輪の象徴的映像も良かったですね、周りの取り巻き俳優もよかったです。

笠智衆の役どころもよかった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする