準備

昨日から朗読会の準備に入った。

事前申し込みのまとめ作業、５０人を少しオーバーしている。

会場客席図面・舞台簡易図。

駐車場対策・照明プランなど・・・・・。

明日のリハーサルは会場作りを周到にすることになる。

機材や道具の運び込みのために今日は車に積み込み。

一通り朗読の練習はしているが、本格的に形を探る稽古はリハが終わった日からに。

年末には演劇大学のスッタッフ仕事が待っている。

この１２月は今までとは違った一月になる。

日々集中して事故と健康に気を付け、仕事も抜け落ちがないようにして、

良い新年を迎えよう。

今日１日

朝の配達を済ませて会場に急いだ。

お寺の本堂には既に多くの人でいっぱいだった。

御挨拶をして早速、小松左京「むかしばなし」の朗読。

今回初めてマイクを使ったのだがこれが良かった。

場面場面で距離を使い分けたのが効果を生んだ。

後半のクライマックスに繋げる前半部分の朗読に課題・工夫を感じたが、

全体としては気持ちよい朗読ができました。

終わって挨拶もそこそこに光に配達・・・。

午後３時に映画の撮影、田布施の発信です。

地元出身の若い映画監督と大阪の役者さん。

わたしは自前の照明でお手伝い。



夜の８時過ぎまで続いた。

明日は別の場所での撮影で、明後日その映像のアフレコの役があります。

片づけをして遅れて観光協会理事会に出席しました。

久しぶりのメニュー豊かな１日でした。

お寺の本堂で

田布施町社会福祉協議会から、１番良い音が出る機種を借りた（^^)；

明日１０時半から朗読、小松左京「むかしばなし」およそ２５分。

昨日・今日と通して朗読した・・・ある程度は形になったが。

まだ起伏が足りない・・・読み手として・・・

・・・あした１０時半から・・なにかが憑依してくれるのを待つしかなくなった。

小松左京作「むかしばなし」

巻末の解説対談で編者の宮部みゆきさんが言っている。

「ああこれは、『かちかち山』だと思い出したんだけれど、語りがなんとも可笑しい。これは、白石加代子さんに読んでもらったら楽しいでしょうね。」

ヒントになりますね。

しかし白石加代子さんは有名で存じていますが、

朗読も舞台も実際観ていません。

テレビで観た記憶があるくらいで、

百物語もネットには公開されていません。

ユーチューブで舞台映像を観たかな？・・・。

独特なイメージはしっかり残っていますが・・・。

明後日、高齢者の前で読みます。

宮部さんの発言を参考にして・・・。

夢十夜

夏目漱石の夢十夜。

その中から「第三夜」。

この作品も人殺しの話ですが、

小松左京の「むかしばなし」との違いを朗読しないと・・・。

人間の罪の意識・・・それも現世のもの・・・前世のもの・・・。

第三夜は前世の罪を今生で、夢の世界を通して自覚する。

そこでこの話は終わる。

罪滅ぼしの話は展開しない。

異質な精神世界を朗読で表現する。