昨日、麻郷公民館まつりがあった。
長年携わってきました、これまでは土曜日・日曜日と二日間の開催でしたが、
今年は、日曜日のみの開催でした。
お天気に恵まれて無事終わりました。
外での出店など好評で売れ行きも良く、売り切れが続出、
わたしも今年はゆとりがでて室内の展示作品をゆっくり鑑賞できました。
押し花絵画と言うものだったと思います。
わたしは興味深く、出展者の説明に耳を傾けました。
花の色を強調するために茎から色を吸収させて押し花にすることもあるようです。
アートの世界の工夫に感心しました。
それでも長くは保てないようです。
まさに生きている芸術だなと甚く感銘しました。
今月もまだ関係している行事がいくつかありますが、
出演はほぼ終わりまして、少し気持ちもゆとりが出てきたと思いましたら、
古典落語の『浜野矩随』のことが気になりまして、
五代目円楽のこれを聴いて惚れ込んだ作品です、
CDを聴いて書き起こして真似をしながら練習したものです。
なぜか自分の味で出来そうな気が、今日ふと起こりましたので、
再度挑戦して完成して皆様の前に出せるものにします。
たぶせ山城の里物語、小学校公演5回目の田布施西小学校上演でした。
これまで同様な体育館上演でしたが、音の通りが1番良い会場でした。
客席も満員で、児童も全員参加だったと思います、
児童をコの字に囲んで親御さん・校長先生・関係者の方など多くの方に観て頂きました。
大方反応が良く、特に前列の何年生でしょうか、一人の男の子はわたしの演技に参加してくれました。
こちらの台詞をよく聞いていて、言葉で返してくれるのです、
芝居の流れを損なわないように、うまく表情でその子に台本どおりの台詞で切り抜けていましたが、
それでも突っ込んでくるので、一箇所だけ台本にはない言葉で返してあげました。
そのように大変楽しい舞台になりました。
終わって、昼食の時ものすごい脱力感に襲われました、
芝居をした後、希にあるのですが体力を消耗しているのですね、
その点でも今回全力を出せたのだろうと思います。
歳のことも、そろそろ考えて取組んでいます。
昨日、知り合いの告別式に参列しました。
亡くなったのは62歳の女性です。
とても明るくて綺麗な奥様でした。
13人の子どもさんがいらっしゃいます。
ご主人と8男のお二人が家族の代表で、告別の言葉を述べられました。
参列者は涙を流しながら聞きました。
哀しいと言うよりは、言葉の中に、
奥様への感謝、お母様への感謝、そして懺悔のひとつひとつが、
聞いてる者の魂に、お母様との最後の数ヶ月の家族の絆が、
数十年の奥様の御遺徳を偲ばせ、
家族の理想的な関係が、聞いてる者の魂に入り込み突き動かし、
自らの家庭を省み、変わらなければの決意を多くの参列者にもたらしました。
流した涙は自らの魂を洗い清めてくれたのです。